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2017年新作 IWC ポルトギーゼ クロノグラフ クラシック

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WATCHES AND WONDERS 2024

2017年はIWCにとってまさに変革の年。数々の新作モデルが世に発表され、時計界を大きく賑わせました。

その中でも特に注目されたのがポルトギーゼの人気ラインナップ「ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック」の新作です。

ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックはIWCが1930年代に制作したポルトギーゼRef.3904を現代に蘇らせたクラシカルな雰囲気をもつモデルです。2017年の新作は「18Kレッドゴールド」「ステンレススティール シルバー文字盤」「ステンレススティール ブルー文字盤」の3モデルが発表されました。

そのどれも他のポルトギーゼにはない魅力を秘めていますが、今回は定番ラインナップとしては初となる青文字盤に注目しながら”ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック”について解説していきます。

 

IWC ポルトギーゼ クラシック

出典:https://www.iwc.com/ja/collection/portugieser/IW3903/

 

IWC ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックについて

ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックはIWCが1930年代に制作したRef.3904をリメイクしたポルトギーゼの人気モデルです。このモデルの特徴はとにかくシンプルでモダンなデザインであること。定番ポルトギーゼにはない独特な存在感を秘めています。

IWC ポルトギーゼ クラシック

出典:https://www.iwc.com/ja/collection/portugieser/IW3903/#id-7337

ラインナップは左から「IW390301:18Kレッドゴールド」「IW390302:ステンレス シルバー文字盤」「IW390303:ステンレス ブルー文字盤」の3種類。ケース・文字盤以外の仕様はどのモデルも変わりません。

また、今回発売されたポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックは同モデルの2世代目にあたり、2013年に発売された「IW390402:18Kレッドゴールド」「IW390403:ステンレス シルバー文字盤」「IW390404:ステンレス ブラック文字盤」の後継機ということになります。

カラーバリエーションとしては、旧作のブラック文字盤が姿を消し、新たにブルー文字盤モデルが加わったことが特徴ですね。

まずは、ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックにはどのような魅力があるのかを知っていきましょう。

 

IWC ポルトギーゼ クラシックの魅力① シンプルで美しい文字盤

1つ目の魅力はその上品な文字盤。これはポルトギーゼシリーズすべてのモデルにいえることですが、過剰な装飾をせず、モダンに美しく仕上がった文字盤は最高級の上品さを纏います。

その中でもポルトギーゼ クラシックはポルトギーゼらしい縦に配置された積算計に、3時位置のデイト表示、9時位置のロゴ。全てが絶妙なバランスで配置されており、これまでのポルトギーゼよりもさらに上品な仕上がりとなっています。

特に今作から加わった青文字盤はポルトギーゼの新たなる価値観として注目の一本です。

IWC ポルトギーゼ クラシック

IWC ポルトギーゼ クロノグラフ クラシック IW390303

シックで落ち着きのあるブルーで統一され、シルバーのクロノグラフ針がアクセントとなった”IW390403″。ブルースティールが配されたIW390402とは一味違う魅力に溢れます。同じような配色はパイロットウォッチやインヂュニアでも展開されていますが、これほどまでに上品な仕上がりとなってはいません。

 

IWC ポルトギーゼ クラシックの魅力② 個性的なクロノグラフ積算計

ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックのクロノグラフは他のモデルとは一味違う秘密が隠されています。その秘密とは12時位置のインダイヤルに2つの積算計を組み込んでいることです。

IWC ポルトギーゼ クラシック

まるで時計の中に時計があるかのように見えるこの積算計は最長12時間までの計測に対応し、一目で時間の経過がわかるようになっています。

 

IWC ポルトギーゼ クラシックの魅力③ シースルーバックが採用されている

定番ポルトギーゼには堅牢なステンレス裏蓋が使われていますが、ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックにはシースルーバックが採用されています。機械式ムーブメントの美しさを堪能できるため、時計ファンにとっては非常にうれしいポイントです。

 

ポルトギーゼ クラシック 青文字盤

機械が美しく見えるように設計されたムーブメントに、その美しさを引き立たせる大きなサファイヤクリスタル窓枠。これはポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックでなければ味わえない贅沢な魅力です。

 

ムーブメント Cal.89361

 

ポルトギーゼ 89361

出典:https://www.iwc.com/ja/collection/portugieser/IW3903/#id-7335

新作、旧作ともにポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックにはフライバッククロノグラフを備えたIWC自社製キャリバー「Cal.89361」を搭載。12時位置のインダイヤルに2つの積算計針を組み込んだ設計を最大の特徴とし、ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックの中枢を担います。

パワーリザーブは68時間。デイト表示も備えているため、実用性は抜群です。

 

IWC ポルトギーゼ クラシックの魅力④ 最高級の革ベルト

ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックは全モデルにアリゲーター・ストラップが付きます。

IWC サントーニ 革ベルト

IWCのアリゲーターストラップは大きく分けて2種類。通常のアリゲーターストラップと裏面がオレンジ色になっているサントーニ社製ストラップが存在します。

日本ではあまりサントーニ社の名前を知る人は少ないのですが、同社はイタリアの高級靴メーカーとして世界的に知られるブランドです。IWCとは2011年からパートナーシップを結んでいます。

どちらにしても最高品質のストラップであることには変わりありません。ちなみに2017年新作ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックには裏表共にブラックカラーで作られた通常のアリゲーターストラップが使用されています。

 

IWC ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックの新旧比較

2017に発売された新作モデルは2013年に発売された旧クラシックコレクションの後続機になりますが、気になるのは新クラシックは旧クラシックからどこが変わったのかということ。

そこで、今回は旧作と新作の違いを一番分かりやすいシルバー文字盤(旧作:IW390403 新作:IW390302)にて紹介していきます。

 

新作と旧作の違い① 針とインデックスの色が違う

ポルトギーゼ クラシック

左:旧作IW390403 右:新作IW390302

旧作と新作のシルバー文字盤モデルを比較すると雰囲気が大分異なることが分かりますが、特に目が行くのは針の違いでしょう。

新作の針はインダイヤルを含む全ての針が青く焼かれており、美しい存在感を放ちます。加えてインデックス及び文字盤外周のレイルウェイも5分刻みで青く焼かれているのが魅力です。

このデザインはIWCの一番人気のモデルとして君臨している「IW371446」に近く、IW390302は旧作ポルトギーゼ・クラシックと現代ポルトギーゼの良いところを足して割ったような雰囲気になっています。

IWC ポルトギーゼ

左:定番IW371446 右:クラシックIW390302

 

新作と旧作の違い② 文字盤外周のレイルウェイがシンプルに

ポルトギーゼ クラシック

左:旧作IW390403 右:新作IW390302

旧モデルのレイルウェイには「細かな分目盛り」が加えられたデザインでしたが、新作ではそれが取り除かれ、非常にシンプルなデザインとなりました。

また、5分刻みで目盛にインデックスと同色の装飾が加えられるようになり、目盛の存在感が増しています。

ケース径はどちらも42mmなのですが、レイルウェイの違いによって新作の方が大きく感じるのではないでしょうか?

 

新作と旧作の違い③ 新作の方が若干厚さが薄い

文字盤以外は殆ど同じように見える”ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック”ですが、実は新作は旧作の厚み14.5mmから0.5mm薄くなった14mmに変更されています。

その分重さにも違いがあり、旧作は重量:114gでしたが、新作は重量:111gと僅かに軽くなりました。

厚さも軽さも極僅かな差ですが、長時間装着する腕時計では意外とこの差は大きいかもしれません。

 

新作と旧作の違い④ アリゲーターストラップが違う

ポルトギーゼ クラシック

左:旧作IW390403 右:新作IW390302

新作モデルには表裏共にブラックカラーで作られたアリゲーターストラップが採用されていますが、旧作にはサントーニ社製のアリゲーター・ストラップが着けられています。

サントーニ社製のアリゲーター・ストラップは伝統の職人技により、深い味わいと光沢ある風合いを醸しだします。18にも及ぶ工程を経て作られる最高級のアリゲーター・ストラップは、若干パープル色が混じったブラックカラーで仕上がり。使い込めば使い込むほどにヴィンテージの風合いを楽しめます。

ネームバリューはサントーニ社製のアリゲーター・ストラップに軍配があがりますが、今作の雰囲気には裏面もブラックの通常アリゲーターストラップの方が向いていると判断され、コチラが採用されたのだと思います。

ただ、別売りでサントーニ社製ベルトを購入することもできるので、新作モデルを購入してもサントーニ社製のベルトに付け替えることも可能です。

 

新作ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックを装着してみました。

最後に新作ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシックを実際に装着してみます。今回はブルー文字盤(IW390302)とスーツの組み合わせを試してみましたので、是非ご参考ください。

手元で爽やかに煌くサンレイ仕上げブルー文字盤は清涼感抜群!どんな相手にも好印象を与えることでしょう。サントーニ社製のアリゲーター・ストラップもビジネススタイルにピッタリ合います。

袖口から覗く、その美しい佇まいはずっと見ていても飽きません。一生のパートナーとしても申し分ない時計だと思います。

 

まとめ

新作ポルトギーゼ・クロノグラフ・クラシック。その風格のある佇まいは非常に美しく、誰が着けても手元を上品に彩ります。

特にブルースティール針を配したIW390302と爽やかなブルー文字盤のIW390303は今後ポルトギーゼの新たなる定番モデルとして定着していく予感がしてなりません。

ポルトギーゼの購入をお考えの方は、是非一度コチラのモデルも検討されてはいかがでしょうか?

 

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