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エントリーモデル特集, オメガ, 新美貴之, 時計の使い方, 時計の雑学

オメガはクォーツ時計もイイ!自動巻きモデルとは異なる魅力とは?

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出典:https://www.watchseller.com.au/

誰しもが憧れる時計ブランドの一つにオメガがあります。オメガと言えばNASAの公式装備品として月面着陸を果たしたスピードマスター プロフェッショナル「ムーンウォッチ」や高精度かつ高性能のダイバーズウォッチライン・シーマスター,そして高精度の象徴として君臨するコンステレーション等…名作の数々は枚挙にいとまがありません。

歴史が長いこともあり、その名作の豊富さは時計業界随一と言ってもいいほどです。

そんなオメガの中でも今回注目したいのが、クォーツモデルです!

「時計といえば機械式でしょ?」

そう考える方も多いかもしれません。しかしながら高度な時計製造技術を有するオメガが打ち出すクォーツ時計もまた機械式同様「一流」。さらには機械式時計よりも利便性が高かったりコストパフォーマンスに優れていたりと、初めて高級時計をご購入になる方にもお勧めできる逸品です。

この記事では、オメガのクォーツ時計の魅力やおすすめモデルをご紹介します。憧れのオメガの時計がほしいという方は、ぜひ参考にしてみてください。

 

高級時計ブランド「オメガ」のクォーツモデルの魅力とは

オメガのクォーツ時計は、1974年に登場しました。1969年にはセイコーが世界初のクォーツ時計を発表し、多くの時計ブランドがデジタルに移行をしていたことを考えると当然の流れと言えるでしょう。

もっとも現行のオメガメンズラインには、あまりクォーツモデルは多くありません。コンステレーションとデヴィルにラインナップされていますが、多くはレディースまたは男女兼用モデルです。

しかしながら歴史的にはシーマスターを中心に、多彩なクォーツモデルがラインナップされてきました。後述しますがオメガは中古市場が活発なこともあり、今なお根強い支持を集めているモデルが多数です。

機械式時計にこだわってきたブランドが作るクォーツ時計には、どのような魅力があるでしょうか。ここではオメガのクォーツモデルならではの魅力をご紹介します。

 

魅力①機械式時計と比べて利便性が高い

オメガ シーマスター アクアテラ クォーツ

これはオメガ製に限った話ではありませんが、クォーツ時計の魅力と言えば利便性が高いことが上げられるでしょう。

まず、クォーツ時計の利便性として挙げたいのが「精度の高さ」です。

一般的な機械式時計の日差(1日の進み・遅れの度合い)は、-10~+20秒くらいまでは許容範囲内とされています。

※あくまで「一般的」となり、精度追求が凄まじいブランド―そう、オメガでは平均日差をノンクロノメーターで±1~11秒、クロノメーター認定機で-4~+6秒(さらには-1~+6秒にまで調整!!)をメーカーテスト環境下では実現しています。もちろん着用度合いや使い方によって異なる場合はありますが、機械式時計として「凄まじい」と言って過言ではない優れた精度です。

 

一方のクォーツ時計は、月差で±20秒前後、さらにオメガ製品ともなると、月に数秒~10秒程度の誤差に留まります。

 

また、ゼンマイを駆動力とする機械式時計は、このゼンマイがほどけてしまうと時計は止まってしまい、また巻き上げてあげる必要があります。一方のクォーツ式は電池が駆動力。電池が切れるまでは時計はノンストップで、日付や時刻合わせの手間はいりません。

ちなみにこの電池駆動は機構のシンプルさにも繋がっており、衝撃や振動を受けても故障しづらいというのも嬉しいポイントですね。

出典:https://www.omegawatches.jp/ja/

さらに言うとクォーツ時計は維持費が安いことも魅力的。

時計を長く愛用しようと思った時、機械式であろうとクォーツ式であろうとオーバーホール(ムーブメントの分解・洗浄)は必要です。

このオーバーホール、機械式だと基本料金が数万円~、4~5年に一度程度のスパンで行わなくてはなりません。しかしながらクォーツ式であれば基本料金は5,000円~10,000円程度(もっとも、メーカー正規メンテナンスだと5万円~となりますが…)。スパンも7~8年に一度と、維持がきわめて容易なのです。

 

こういった利便性は、自動巻き・手巻き問わず機械式時計とは一風変わった高級時計の一つの魅力ではないでしょうか。

 

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魅力②コストパフォーマンスに優れる

前述の通りオメガのメンズ現行ラインナップにおけるクォーツモデルは、コンステレーションやデヴィルといったドレスウォッチのみです。そのため人気のスピードマスターやシーマスターのクォーツモデルを入手したい方は、ぜひ中古市場を覗いてみましょう!

新品で手に入らないことをデメリットと感じる方もいるかもしれません。しかしながら中古市場での購入は、オメガのクォーツ時計をコストを抑えて入手できるという側面があります。これは中古市場ならではの大きな魅力と言えるでしょう。

オメガ スピードマスター クォーツ

出典:https://www.facebook.com/omega

特にオメガの中で人気のシーマスターはねらい目。クォーツモデルが中古市場で比較的よく出回っており、相場も平均で10~20万円、モデルによっては10万円以下で購入できるものも存在します。シーマスターはもともとの設計が堅牢であるため、経年劣化の影響が少ない個体も探しやすいという嬉しいポイントもありますね。

さらに前述の通りランニングコストも抑えることができるため、初めての高級時計として挑戦するもよし。二本目、三本目のサブ機として購入するもよし。気軽に始められるオメガウォッチではないでしょうか。

 

魅力③機械式モデルと遜色のない高級感・ステータス

クォーツ式時計というと、チープなイメージを持つ方もいるでしょう。しかしながらオメガのクォーツ時計は、機械式時計に劣らないレベルの作りになっています。

なぜならクォーツモデルであろうとも、高度な時計製造技術を駆使してきたことに変わりはないためです。

カジュアル時計とオメガのような高級時計の大きな違いの一つとして、「外装の仕上げ技術」が挙げられます。サテン仕上げ(つや消し)やポリッシュ仕上げを外装に施すことで、時計そのものに高級感や落ち着いた雰囲気を添えることができますが、これは一定の技術力を要します。

出典:https://www.facebook.com/omega

しかしながらそこはオメガ。クォーツモデルに丁寧な仕上げを施しており、見る人が見ると「高級機を身に着けている」ことをおわかり頂けるでしょう。

また、ブレスレット設計もしっかりしており、優れた装着感を有することも高級機ならではですね。

 

ちなみにシーマスターやコンステレーションは機械式時計のモデルと同様のデザインコードが用いられています。そのため一目でオメガを着けていることが認識され、ステータスシンボルとしてもうってつけです。

 

なお、下記にシーマスター アクアテラのクォーツ・自動巻きモデルを二つ並べてみました。こちらをご覧頂くと、それぞれで高級感や見た目に遜色がないことが伝わるのではないでしょうか。

左:アクアテラ クォーツ / 右:アクアテラ 自動巻き

インデックスがクォーツモデルは平面的プリントとはなりますが、アクアテラならではのチークコンセプトや力強い針は自動巻きモデルと同様ですね。ちなみにクォーツモデルは電池を駆動力とするためトルク(回転力)が機械式時計に比べると弱いとされており、安価な個体は針が貧弱になりがち。しかしながらそこはオメガ。太く長い時分針を実現しました。

 

このようにオメガレベルであれば、クォーツ時計にありがちな「カジュアル感」は薄く、便利で低コストにハイクォリティな一本をお楽しみ頂けるでしょう。

 

オメガの人気クォーツモデルお勧め5選~シーマスター,コンステレーション等~

オメガのなかでも特に人気のあるクォーツモデルを厳選して5つご紹介します。

 

①シーマスター アクアテラ 231.10.39.60.06.001

シーマスター アクアテラ 231.10.39.60.06.001

ケースサイズ:直径38.5mm
素材:ステンレススティール
文字盤:ブラック
駆動方式:クォーツ
防水性:150m
定価:297,000円(当時)

シーマスターのクラシックライン・アクアテラ。ブラックダイアルには、ヨットのウッドデッキがモチーフとなったチークコンセプトが施されており、洗練された印象を有しますね。

前述の通り、現行では自動巻きモデルがメインラインナップです。しかしながらこちらはクォーツゆえに薄く、アクアテラの上品なイメージをより強調しています。ちなみにブレスレットの仕上げが自動巻きだとポリッシュ仕上げが用いられていますが、クォーツは全面つや消し。これによって派手にギラギラとせず、落ち着いた印象になっていることも特筆すべき点です。

 

中古相場は20万円前後~。現行シーマスター アクアテラの中古相場が30万円台後半~であることを鑑みればきわめてリーズナブルとなりますが、生産終了からはや4年。年々グッドコンディションの個体が市場から減ってきていますので、お探しの方は見つけた時が買い時です!

 

②シーマスター アクアテラ 231.10.39.61.02.001

オメガ シーマスター アクアテラ クォーツ 231.10.39.61.02.001

ケースサイズ:直径38.5mm
素材:ステンレススティール
文字盤:シルバー
駆動方式:クォーツ
防水性:150m
定価:262,000円(当時)

シーマスターアクアテラのシルバーダイアルとインデックス、針が特徴的なモデルです。スタイリッシュで日常使いしやすいシンプルなデザインですね。前項でご紹介した231.10.39.60.06.001よりもドッレシーな雰囲気があります。

ケースサイズ38.5mmと日本人に使いやすい大きさなのも嬉しいポイントです。

中古相場は25万円前後~。しかしながらブラック文字盤よりも流通量が少なく、年々稀少性が高まっている一本でもあります。

 

③コンステレーション 123.10.35.60.01.001

オメガ コンステレーション クォーツ 123.10.35.60.01.001

ケースサイズ:直径35.0mm
素材:ステンレススティール
文字盤:ブラック
駆動方式:クォーツ
防水性:100m
定価:308,000円(当時)

コンステレーションコレクションの35mmケースのモデルです。

ブラックダイアルには、立体のシルバーインデックスが映えるデザインになっています。シンプルなデザインでありながら、インデックスの多面的なカッティング技術が施されており、細かいところまで洗練されているところはさすがオメガ。前述した、「機械式時計と遜色のない高級感・ステータス」を如実に体現しているのではないでしょうか。

3時位置には日付表示があり、針とインデックス外側には、蛍光塗料が塗布されているため、暗所でも時刻確認ができます。

バックルはプッシュ式の両開きとなっており、実用性を備えたオンオフ問わず使える便利な時計です。

 

④コンステレーション 123.20.35.60.02.001

オメガ コンステレーション 123.20.35.60.02.001

ケースサイズ:直径35.0mm
素材:ステンレススティール×18Kレッドゴールド
文字盤:シルバー
駆動方式:クォーツ
防水性:100m
定価:605,000円(当時)

コンステレーションコレクションのステンレスとレッドゴールドのコンビモデルです。

コンステレーションは、3時と9時位置にあしらわれた爪が印象的なモデルです。

ステンレスのケース素材にレッドゴールドのベゼル、リューズが組み合わさっています。シルバーのダイアルには、ベゼルと同じレッドゴールドのインデックスと針があしらわれ、バランスの良いデザインとなっています。

ケースサイズは35mmのため、ペアウォッチとしても最適です。

 

⑤シーマスター ポラリス 396.1022(250)

オメガ シーマスター ポラリス 396.1022

ケースサイズ:直径31.5mm
素材:チタン×イエローゴールド
文字盤:ブラック
駆動方式:クォーツ
防水性:30m
定価:-

1980年代の苦境に陥ったオメガを救ったモデルと言われている、シーマスターポラリスです。

一風変わった形状のケースデザインは、有名時計デザイナージェラルド・ジェンタ氏によるもので、「亀」という相性で親しまれています。

登場するや、人気モデルとなり様々なバリエーションがあります。市場に出回っている個体数が多いため、ヴィンテージモデルでありながら、中古市場では10万円以下で買えるとてもお得な時計と言えるでしょう。

ケース素材もステンレススティールやチタンなど豊富なため、自分好みの一本を探してみるのもいいですね。

 

まとめ

オメガのクォーツモデルについてご紹介致しました!

クォーツ時計は機械式時計よりも精度が高く、維持に手がかからない、コストパフォーマンスが良いというメリットがあります。

一般的に電池式の時計と聞くと、チープなイメージを抱く方もいるかもしれませんが、時計ブランドとして長年その地位と技術力を築いていてきたオメガのクォーツ時計は、高品質。高級機として恥ずかしくない出来栄えであることはお伝えしなくてはなりません。

オメガの時計に興味のある方は、ぜひクォーツも視野に入れてみて下さいね。

 

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この記事を監修してくれた時計博士

新美貴之(にいみ たかゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長

1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年

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