loading
Now Loading...
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram
  • weibo
  • WeChat

WEBマガジン, サブマリーナ, その他, ロレックス, 時計の雑学

ロレックス サブマリーナ 116610LN(LV) マーク1.2.3文字盤について

  • にほんブログ村

サブマリーナ デイト

ロレックスファンならディープシー116660の個体差を指す「マークダイヤル」という言葉を知らない人はいないでしょう。

「ファット4」「ワイドスイス」「センタースプリット」といったレアロレックスには及びませんが、製造年数によって異な表情を見せるマークダイヤルはロレックスファンの心を射止めてきました。

そんなマークダイヤルですが、実はディープシー116660以外にもマークダイヤルが見受けられるモデルがあります。

それはロレックスが誇る人気ダイバーズウォッチ サブマリーナ116610LN(LV)です。

今回はこの116610LN(LV)に隠されたマークダイヤルについて解説していきます。

 

サブマリーナ116610LN(LV)にもマークダイヤルが存在

マークダイヤルといえばディープシー116660の事を指していると思われがちですが、実はサブマリーナの現行モデル”116610LN(LV)”にもマークダイヤルが存在します。

サブマリーナ116610LN(LV)のマークダイヤルはディープシー116660と同じく1~3の3種類。ディープシーは黒文字盤のみマークダイヤルが見受けられましたが、サブマリーナ116610は黒/緑共にマーク1~3が存在します。

116610LV マークダイヤル

サブマリーナ 116610LN(LV)のマークダイヤルはクラウンマークに殆ど変化がないため、主な違いは「防水性能」の文字となっています。そのため、ディープシー 116660と比較すると変化が少なめです。

 

116610LN マーク1 ダイヤル

サブマリーナ 116610LN マーク1 サブマリーナ 116610LV マーク2
116610LN マーク1 / 116610LV マーク1

マーク1の特徴は「ft=」のfとtの隙間が少なく、fのフォントが長いことです。文字全体の雰囲気はディープシー 116660のマーク1に近いデザインとなっています。

 

①クラウンマーク

■王冠のマークが現行調(真ん中を頂点としてなだらかに短くなっている。)

■王冠のマークの黒抜き部分が丸みを帯びた長方形の様になっている。

 

②SUBMARINER ロゴ

■全体的に丸みがあり、太目のフォントとなっている。

 

③防水表記

■1000ftと表記されたいるFが隣のTに比べて長い。

■「=」の表記が斜めになっている。

■細かい文字のフォントがセリフ付き。

 

116610LN マーク2 ダイヤル

サブマリーナ 116610LN マーク2 サブマリーナ 116610LV マーク2

116610LN マーク2 / 116610LV マーク2

マーク1と比較すると「f」が小文字になりました。全体的にフォントも細くなり、シャープなイメージに変更されています。

 

①クラウンマーク

■王冠のマークが現行調(真ん中を頂点としてなだらかに短くなっている。)

■王冠のマークの黒抜き部分の両翼部分が急に狭まっている。(通称レモン型)

 

②SUBMARINER ロゴ

■マーク1よりもシャープで細いフォントとなっている。

■Eの真ん中の横棒が短い。

 

③防水表記

■1000ftと表記されたいるFがマーク1に比べて短くなり、大きさも隣のTと同程度に。

■文字のフォントがマーク1と比べるとかなり細めのフォントになった。

■「=」の表記が並行になり、短くなっている。

■「ft = 300mm」の「=」は前後の文字と同程度の間隔。

 

116610LN マーク3 ダイヤル

サブマリーナ 116610LN マーク3 サブマリーナ 116610LV マーク3

116610LN マーク3 / 116610LV マーク3

マーク3の特徴は「ft = 300m」の「=」が左に寄っていることです。また、文字がマーク2よりも微妙に太く、マーク1より細い絶妙な太さに変わっていることもポイントとなっています。

 

①クラウンマーク

■王冠のマークが現行調(真ん中を頂点としてなだらかに短くなっている。)

■王冠のマークの黒抜き部分の両翼部分が急に狭まっている。(通称レモン型)

 

②SUBMARINERロゴ

■Eの真ん中の横棒が短い。

■文字のフォントがセリフ付きに。

 

③防水表記

■1000ftと表記されたいるFは隣のTと同程度の大きさ。

■細かい文字のフォントはセリフ付きになり、マーク2よりも少し太目のフォントに。

■「=」の表記が並行になり、短くなっている。

■「ft = 300mm」の「=」がft表記側に近くなっている。

 

現行モデルのマークダイヤルについて

116610LN(LV)には3つのダイヤルパターンが存在し、少しづつ変化を遂げてきました。

しかし、理由は定かではありませんが、現行モデル(ランダム品番)は初期のマーク1ダイヤルに戻っています。

今後マーク1ダイヤルが続いていくのか、それともマーク2,3ダイヤルが再び現れるのかは予測できません。

ただ、文字盤の細かな変化が頻繁に行われているため、いずれのダイヤルもレアロレックスになる可能性を秘めています。

 

最後に

ディープシー 116660やサブマリーナ 116610LNに見受けられるマークダイヤルは王冠や文字といった細かな個体差を指します。メーカーではこのような文字盤の違いはマイナーチェンジの範疇とされているため、知る人ぞ知る特徴といったところでしょうか。

製造年によって完全に分類されているディープシー 116660と比べ、サブマリーナ 116610LNはマーク1~3が現在も混在しています。そのため、どの個体を手に入れようか考えながら116610LNを選ぶのも楽しいのではないでしょうか?

 

関連記事

ロレックス ディープシー116660のマーク1.2.3文字盤について

コレクター必見!レアロレックスをまとめてみました。

 

  • にほんブログ村

WEBマガジンのブログ一覧


WATCHES AND WONDERS2024

買取専門WEBマガジン
販売サイトへ
買取サイトへ

中央通り店
メンテナンスガイド
腕時計入門ガイド

 

人気記事ランキング

ページトップへ