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左利き用の時計(レフトハンドモデル)をまとめてみました

世の中に溢れる商品は大半が右利き用に作られています。

駅の改札、はさみ、ノート、楽器。

どれも右利きを前提として作られているため、左利きの方にとっては不都合が多いです。時計も例外ではなく、基本的には右利き用の設計となっています。

ただモデルによってはリューズが3時位置ではなく、反対側の9時位置に備えられている”レフトハンドモデル”が存在します。

そこで今回は機械式時計のレフトハンドモデルをまとめてご紹介致します。

タグホイヤー モナコ 左利き

 

1.レフトハンドモデルとは?

左利き用のモデルは右手に装着することを想定して作られており、左利きの人がリューズを回しやすいように作られています。

一般的な腕時計は右利きの人が使いやすいように3時側にリューズが配置されていますが、左利き用モデルは3時側とは逆側の9時側にリューズが配置された設計です。

この設計を時計ファンの間ではレフトハンドモデルと呼びます。

そして流通量こそ少ないですが、ある一定数供給され続けているのです。

 

2.レフトハンドモデルを左腕にはめてもOK

リューズが手の甲に当たって邪魔だと感じたことはありませんか?

右利きの人にとって3時位置にリューズがあることはメリットですが、リューズが大きいモデルであればあるほどリューズが邪魔に感じます。

右利き用時計 リューズ

 

対して左利き用モデルは9時側にリューズが付いているため、手の甲に当たらず想像以上に快適です。

左利き用モデル

例えば、この「モナコ クロノグラフ キャリバー11 スティーブ・マックイーン CAW211P.FC6356」。もともとF1レーサーのために作られたCAW211P.FC6356は、リューズが9時側につけられた斬新な設計です。

レフトハンドモデルとして作られてはいますが、左手に着けても全く問題なく使用することが可能です。リューズも手の甲に当たらないので装着感に優れます。

 

 

3.有名なレフトハンドモデル

製造数が少ない機械式時計のレフトハンドモデルは現在数えるほどしか存在していません。

その中で特に有名なのはパネライのレフトハンドシリーズ、ジンの603.EZM3、先ほど紹介したスティーブ・マックイーンです。また、2016年にはロレックスの姉妹ブランドチュードルからもレフトハンドモデルが発売し、大きな話題を呼びました。

 

レフトハンドシリーズ

機械式時計のレフトハンドモデルで有名なモデルといえば、このパネライのレフトハンドシリーズが真っ先に挙げられます。

ルミノール ベース

パネライ ルミノールベース レフトハンド PAM00219

パネライのレフトハンドは、元来左腕にコンパスを着用するイタリア海軍特殊部隊の為に開発されましたモデルです。現在では今まで不便を感じていた左利きの方や、右腕に時計をつけたい方に打ってつけの時計として人気を博しています。

パネライが一般顧客への販売を始めた当初から存在するモデルであるため、レフトハンドモデルとして屈指の歴史をもつモデルです。

余談ですが、関ジャニ∞の錦戸亮さんもこのPAM00219を愛用しています。ジャニーズのように激しい動きをしても手の甲に当たらないレフトハンドモデルは芸能人にも人気です。

 

ルミノール レフトハンド

ルミノール 1950 PAM00557 / ルミノール サブマーシブル1950 PAM00569

近年では72時間のロングパワーリザーブをもつ自社開発ムーブメント”Cal.P3000″を搭載したルミノール レフトハンドや、高い防水性能をもつサブマーシブルのレフトハンドモデルといったバリエーションも発売され、選べる時計の幅が広がりました。

 

パネライは他のブランドの時計よりも大型な設計となっています。もちろんケースが大きいということは、パネライ ルミノールの特徴であるリューズガードも結構な大きさがあります。

パネライ ルミノール リューズガード

ご覧の通り手の甲にリューズガードが当たることも多く、気になる方はすごく気になるようです。また、リューズガードが擦れて傷つきやすいことも注意点とされてきました。

パネライ ルミノール リューズガード

しかし、レフトハンドモデルならばリューズガードが手の甲ではなく腕側に配置されるため、日常生活の邪魔になりません。特に自転車で通勤される方やマニュアルカーに乗られる方には重宝されることでしょう。

ただ、パネライのレフトハンドモデルは大半が手巻き式となっていますので、リューズを巻く機会は多いです。その点は注意が必要です。

 

ジン 603.EZM3 Sinn

―使うためだけの時計―

ジンの腕時計は必要な機能のみを追求した、まさに実質剛健な時計です。「生涯愛用でき、どのような過酷な状況下でも決して信頼を裏切らない」というコンセプトに基づいて作られおり、抜群の実用性を誇ります。

そして、その実用性へのこだわりによって作られたのが”603.EZM3 Sinn”。機械式時計としては非常に珍しいレフトハンドモデルとして誕生しました。

 

ジン 603.EZM3 Sinn

ジン 603.EZM3 Sinn

603.EZM3 Sinnは左利き用に開発されたわけではありません。機能性を重視した結果、9時位置にリューズを配置することになりました。

何故9時位置にリューズがあるのかというと、この時計はドイツ警察特殊部隊(EZM3)のために開発され、任務実行中にリューズ等の突起物がひかっからないように作られたからです。

シンプルに徹したデザインと機能性、過酷な状況にも耐えうる品質。まさに実用性だけを追求した「使うためだけの時計」です。

500m防水も備えているため、アウトドアにも最適な一本だと思います。

 

ジン 157.EZM4

ジン 157.EZM4

尚、ジンのレフトハンドモデルには火災現場で使用する為に設計されたドイツ消防レスキュー部隊制式クロノグラフ”157.EZM4″も存在します。

30分ボンベ用にイエローとレッドで色分けされたカラフルなインデックスが特徴的で、イエロー部分が救助地点までの15分、レッド部分がそこから脱出までの15分という規定に基づいてマーキングされています。

こちらのモデルも誤動作防止の為、リューズやボタンを9時側に配置した設計です。

専門的な時計過ぎて日常使いには合わせにくいモデルですが、マニアの方は大好きなのではないでしょうか。

 

タグホイヤー モナコ スティーブ・マックイーン CAW211P.FC6356

冒頭でも紹介したモナコ スティーブ・マックイーン CAW211P.FC6356はカースポーツが好きな人に非常に人気のあるモデルです。

タグホイヤー モナコ キャリバー11

モナコ キャリバー11 CAW211S.FC6375 / モナコ キャリバー11 CAW211P.FC6356

モナコは世界初の”自動巻ムーブメントを搭載したスクエア型防水時計“として誕生した歴史のあるモデルです。

1970年代に上映されたカーレース映画「栄光のル・マン」にて、当時の映画界において圧倒的な人気を誇っていたスティーブ・マックイーンが右手にモナコを着用したことで、モナコ=レフトハンドモデルというイメージが有名となりました。

ただ、モナコは厳密にはレフトハンドモデルではなく、スティーブ・マックイーンが右利き用の時計を右手にはめただけ。オリジナルモナコは右利き用モデルです。

 

タグホイヤー モナコ

オリジナルモナコの誕生から月日は流れ、現代に蘇ったモナコはレフトハンドのイメージの強さから「9時位置リューズのレフトハンドモデル」として復刻されました。その代表モデルこそが”CAW211P.FC6356″というわけです。

現在のモナコには様々なバリエーションの時計が存在しますが、ムーブメントにキャリバー11を搭載したモデルはレフトハンド設計となっています。

尚、レフトハンドモナコの相場は平行新品で40~50万円台。機械式時計最初の一本としてもオススメです。

 

ペラゴス 25610TNL

ペラゴス レフトハンドモデル

チュードル ペラゴス 25610TNL

チュードル ペラゴスはロレックスと同じオイスターケースが使われたシードゥエラーに近いコレクションです。

2012年に発売されてから数々のモデルを輩出してきた同コレクションですが、2016年の新作発表ではとても珍しいレフトハンドモデル”25610TNL”を打ち出しました。

近年のチュードルはロレックスとの差別化を強めていますが、このレフトハンドモデルもチュードルならではの個性的な一本です。もちろん「イカサブ」と呼ばれるチュードル独自の針はこのモデルにも採用されています。

 

ペラゴス レフトハンドモデル

デザインは1970年代にフランス海軍の依頼によってチュードルが作り上げた94010がベース。クラシカルな雰囲気を基調としつつも現代テイストを上手に取り入れ、チタニウムケースにはヘリウムガスエスケープバルブを搭載、500mもの防水性を誇ります。

また、ムーブメントには自社製ムーブMT5612が搭載されており、パワーリザーブが70時間に大幅アップ。実用性も抜群です。

これだけのスペックを備えているのに、並行新品価格は50万を切ります。(2018年2月現在)

ただ、チュードル自体の人気上昇に伴い、各モデルの相場も上がっているため、買うなら早めの方が良いかもしれません。

 

まとめ

機械式時計という括りでレフトハンドモデルを探すと、選択肢は非常に少ないのが現実です。

デザイン的に使いやすいのはパネライのレフトハンドモデル。ジンは好みが分かれそうですね。

チュードル ペラゴス・ モナコはどなたでも使いやすいかと思いますが、どれを選ぶかはあなた次第。

どのモデルも右利きの方にも左利きの方にもメリットがありますで、機会があれば一度試着してみてはいかがでしょうか?

 

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