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人気機種別!ロレックス価格動向調査2020!
人気、ファッション性、ステータス、そして資産価値として、まぎれもないナンバーワンであるロレックス。
世界中で長らく愛され続けており、その需要は高まる一方です。
そこで気になってくるのが「ロレックスの実勢相場」。
ロレックスには当然メーカーが決めた定価がありますが、実際に並行輸入店で売買される実売価格・実勢相場はその定価に縛られるものではありません。現在ロレックス人の品薄が凄まじく、正規店で人気モデルを購入することはなかなか難しい現状にあり、多くのエンドユーザーにとって実勢相場は無視できないものとなっているでしょう。
そこで、デイトナやサブマリーナ、エクスプローラー等、人気モデル別の直近価格動向を総ざらいしてみました!近年の新作の価格動向も併せて調査しております。
ロレックス、どうせ買うなら賢く買いたい。
数年前に買ったけど、いつ頃売ったらお得なの?
そんな方々に向けて、リアルな相場をお届けします!

ロレックスの実勢相場を決定する要因
ロレックスの相場を決める要因は様々ですが、第一に為替相場があります。
高級腕時計の多くは海外ブランドであるため、為替レートが大きく関わってくるのです。
そのため、ここ数年続く円安傾向は、ロレックスだけでなく相対的に輸入品の国内価格を上げる大きな要因となりました(円安でインバウンドが急激に増加し、結果として国内経済が活発になった、という背景もあります)。
とは言え2020年、新型コロナウイルス等の社会的影響でリスクオフの時期に突入。一時円高傾向にありましたね。
米ドル/日本円チャート



出典:https://www.rakuten-sec.co.jp/web/market/data/usd.html
もっとも、ここ数か月円高傾向が続いた中で、ロレックス相場は上昇傾向であったことがれっきとした事実です。
なぜ他の輸入品と比べてロレックスは円高でも価格が上がっていたのか。その理由は、ロレックス特有とも言うべき現象となりますが、もともとの供給量よりもはるかに需要が上回ることも挙げられます。
とりわけデイトナやGMTマスターIIは正規店でほとんど手に入らず、並行輸入店が仕入れを競い合う状態に。
「どんなに値上がりしても、ロレックスのスポーツモデルだけは必ず売れる」とは某バイヤーの言葉。
さらに前述した新型コロナウイルスの影響によってスイス本国で緊急事態宣言が約3か月ほど続き、一時期ロレックス(だけではありませんが)の工場が閉鎖されることとなりました。昨今の貿易縮小と相まって、ますますロレックスの供給および流通量は下がる一方です。
このような状況下においてもロレックス自体の需要がなくなったという話は一向に聞かず、むしろ多くの時計店が価格競争を行うため、非常に回転よく売買がなされている製品でもあります。この傾向は、これから年末商戦を各社がスタートさせることで、ますます激化すると容易に想像できますね。
以上のことを鑑みるとまだまだロレックス人気は衰えず今後も価格は高騰し続けるでしょう。
一方で買取相場は上昇し、近年稀に見る売り手市場に。
購入を考えている方は、あるいは今が最も熱い買い時かもしれません。
それでは次項より、現在のロレックスの各モデルについて、価格動向をご紹介いたします。
ロレックス価格動向調査①デイトナ
新品・中古ともに実売価格が定価を大きく上回ることで知られるデイトナ。
リファレンスによって異なるもののどの年代のモデルもかなりの高値が続いており、中には破格のプレミアを持つものも。
デイトナ 116500LN 白文字盤



型番:116500LN
定価:1,387,100円
製造期間:2016年~現在
文字盤:黒または白
ケースサイズ:40mm
■白文字盤価格推移



出典:http://kakaku.com/item/K0000866568/pricehistory/
■黒文字盤価格推移



出典:http://kakaku.com/item/K0000866569/pricehistory/
現行モデルとなる2016年新型デイトナ116500LNは発売と同時に「爆上げ」になったのち、徐々に落ち着きを見せましたが、2017年後半から再び爆上げの兆しを見せ、今やロレックスきってのプレミアモデルの立ち位置を確立しました。
定価は1,387,100円(2020/1/1~)ですが、新品並行相場価格は常時250万円超え(今や280万円超えと言っても過言ではありませんね)。
黒文字盤も高値ですが、さらにそれを上回って高騰が顕著なのは白文字盤です。
2017年下半期より上昇ラインを描き、現在は320万円超を記録!ちなみに相場が下がったと言われた時期ですら260~270万円台を記録していたことも特筆すべき点です。
なんと、定価より160万円以上の値上がり・・・!
ちなみに現在、116500LNは黒・白文字盤ともに過去類を見ない最高値を記録しております。「さすがにもう相場が落ち着くだろう」と言われ続けてはや二年。その上昇ぶりは、天井知らずと言っていいでしょう。
さらに、現行モデルを凌ぐ勢いで高騰を見せているのが116500LNの発売と同時に生産終了となった前モデルの116520です。



116500LNが初めてリリースされた3年ほど前から急騰が続いており、平均相場は定価+30万円ほどとなっていました。先代の16520はエルプリメロベースのムーブメントを搭載していた今はない仕様ということもありプレミアム価格を記録していましたが、116520は「高値だけど、まだそこまでではない」とも言われていました。
しかし今や現行モデルをしのぐほどの勢いに…!
中古相場となるためコンディションや付属品の有無によって価格は異なります。しかしながら、中古の平均的な個体であっても、116520であれば200万円超えは当たり前。
最終品番(ランダムシリアルで、新仕様のギャラ×クラスプ×クロマライト夜光という三種の神器がそろった個体)ともなれば、中古が250万円~270万円台で販売されており、かつその稀少性は年々高まり続けています(生産終了から日が経つにつれ、コンディションの良い個体が少なくなるから)。
※なお、116520 白文字盤の中でも、経年によってアイボリーカラーに変色した「アイボリーダイアル(またはクリームダイアル)」はレアロレックスとして従来からきわめて高値が付けられており、その相場は青天井です。
このように、Ref.116520の全体的な相場急騰傾向は否めません(最終品番個体が相場を押し上げている、という要因もありますが)。
ちなみに当店の買取サロンでは2020年12月現在、116520を黒・白文字盤ともに買取額~210万円(キャンペーン期間中/条件あり)でご案内しております。
つまり、もし数年前に116520を新品で130万円前後で買っていたとしたら、コンディションや付属品の有無にもよりますが、80万円近くプラスで買い取るケースが出現してきているのです。
1ドルが80円だった2012年頃に購入された方は、恐らく100万円前後で購入されているのではないでしょうか。今売却すれば、かなりの利益を手にすることができます。
以上のことからデイトナ 116520は、今最も売り手市場を謳歌しているモデルと言って良いでしょう。生産終了していることからどんどん状態の良い個体が少なくなっていることもあり、さらに相場高騰に拍車がかかりそうな予感・・・
実際、新旧問わずこれだけの高値にもかかわらず、デイトナは当店でも飛ぶように売れています。
多くの時計専門店で在庫確保に躍起になっているため、売るもよし、青天井の高騰に期待して買うもよし、ナンバーワンのロレックスウォッチと言えます。
ロレックス価格動向調査②エクスプローラーI
エクスプローラーI 214270



型番:116500LN
定価:687,500円
製造期間:2010年~現在(2016年にマイナーチェンジ)
文字盤:黒
ケースサイズ:39mm



出典:http://kakaku.com/item/K0000866584/pricehistory/
ロレックスのスポーツウォッチの中で唯一安定した流通量と価格を有していたエクスプローラーIですが、円安のあおりを受け、近年じわじわと高騰を続けてきました。
決定的な急騰を見せたのは2016年末。
トランプアメリカ大統領就任の影響でしょうか、3カ月の間で15万円も相場が上昇し、さらに2018年後半に入ってからはずっと80万円超えと、もはやエクスプローラーIにかつてのエントリーモデル的立ち位置はありません。
ちなみに前述の通りロレックス相場は一時期下落傾向にありましたが、そんな中でも高止まりしていたのが214270です。さらに、2020年5月末から一転相場は急騰。今ではついに100万円の大台目前となりました。なお、これは新品並行相場ですが、中古であっても80万円~90万円の値付けが当たり前の世界となってきました。
そんなエクスプローラーI 214270の人気の高さは、デイトナと並んでピカイチ。
それは、エクスプローラーIが持つシンプルな使い勝手の良さなど、実用時計そのものの価値が非常に高いためです。2016年のマイナーチェンジも功を奏しているのでしょう(しかし最近は、旧文字盤も値上がり傾向)。
「イニシャルコストを抑えられる資産価値」としてのうまみが少なくなったかと思いきや高騰は続きそうで、まだまだ目が離せないモデルと言えるでしょう。
ちなみに噂の段階ですが、そろそろ生産終了するのでは、なんて声がちらほら聞こえます。と言うのも、2020年9月、後述するサブマリーナ ノンデイトがモデルチェンジしたため。まだメスが入っていなかった3針ノンデイトにもついに新世代ムーブメントCal.323がローンチされました。つまり、次に新ムーブメントが搭載されるのは、エクスプローラーIなのではないか、という憶測が飛び交っているわけです。
そうなってくると価格高騰は必至・・・2020年に最も手にしておくべき一本ではないでしょうか。
ロレックス価格動向調査③エクスプローラーII
エクスプローラーII 216570



型番:216570
定価:875,600円
製造期間:2011年~現在
文字盤:黒または白
ケースサイズ:42mm
ケースサイズ:40mm
■黒文字盤価格推移



出典:http://kakaku.com/item/K0000237647/pricehistory/
■白文字盤価格推移



出典:https://kakaku.com/item/K0000237646/pricehistory/
デイトナやエクスプローラーIほどのメインストリームではないものの、ファッショナブルなデザインから根強い人気を誇るエクスプローラーII。もともと流通量自体が多くはなかったのですが、かつては50万円台で買えるおしゃれなロレックスといったイメージがありました。
しかしエクスプローラーIIもご多分に漏れず実売価格が値上がり。
定価も2013年、次いで今年2019年-2020年にかけて上がって現在は875,600円ですが、新品並行相場ではその定価を上回っています。
ちなみに白文字盤と黒文字盤の人気に大差はありませんでしたが、近年では前者が若干ながら価格高騰。白文字盤の方が数万円程、価格が高いケースが見受けられます。とは言え、デイトナなどに比べればその差は少ない、珍しいモデルとなります。



なお、エクスプローラーIIもそろそろ生産終了が叫ばれているロレックスでもあります。ちなみに2021年はエクスプローラーIIの生誕50周年記念ということもあり、いよいよその筋が濃厚だとか…!?
そんな背景も手伝って、数年前にエクスプローラーIIを買った方はまさに今が売り時!
通常買取だと「買いたたかれるんではないか!?」といった憶測が生まれがちですが、今は近年類を見ない売り手市場。
きちんとした買取店を選べば、損のない適正価格で買い取ってくれるでしょう。
ロレックス価格動向調査④GMTマスターII
GMTマスターII 126710BLRO



型番:126710BLRO
定価:1,020,800円
製造期間:2018年~
文字盤:黒
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/K0001060167/pricehistory/
ついに来たかと話題となった2018年新作GMTマスターII。
赤青の配色から通称ペプシと称されるベゼルの、ステンレススティールモデルです。しかも、ジュビリーブレスレットを携えて。
国内入荷当初の2018年6月に付いた初値は260万円弱。なんと、定価の2.7倍。超プレミア価格と言えます。
初値ほどではありませんが、この勢いが衰えないのがさすが赤青ベゼルと言うべきか。相場は落ち着きつつあるとは言えど220万円前後をキープと、デイトナに次ぐ高騰っぷりを発揮しています。
さらに、翌2019年に発表された青黒ベゼルの新作の動向も要チェック!
GMTマスターII 126710BLNR



型番:126710BLNR
定価:1,020,800円
製造期間:2019年新作
文字盤:黒
ケースサイズ:40mm



出典:https://kakaku.com/item/K0001144053/pricehistory/
Ref.116710BLNRの後継機であり、この青黒ベゼルの126710BLNRを以て、GMTマスターIIは新型へと完全移行を果たしました。
外装面ではジュビリーブレスレット以外はそこまで変わっていないことが影響してか、赤青ベゼルほど高騰はしていません。それでも新品並行相場は180万円前後と、なかなかのものであることは言わずもがなですね。
GMTマスターII自体の人気と相まって、手に入れやすくなるのは先の話になりそうです。
GMTマスターII 126711CHNR



型番:126710CHNR
定価:1,565,300円
製造期間:2018年~
文字盤:黒
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/K0001056233/pricehistory/
126710BLROとともにもう一つ、2018年の目玉として発表されたGMTマスターIIがこちらの126711CHNR。当シリーズ初となる、人気のエバーローズロレゾールです。
発表当初は126710BLROの反響が大きかったせいか、オールステンレスのスポーツロレックスほど値上がりはしない、と言われていました。しかしながら上品な美しさゆえ、相場が落ち着いたと言われる今なお210万円台のプレミア化を見せています。「落ち着いてきた」とは言われるものの依然として市場での流通量は少なく、業者間で争奪戦が起きている現状です。
もっともロレゾール(コンビ)はSSに比べると、これまで相場高騰はそう派手ではありませんでした。確かに同時ローンチであった126710BLROが同程度の実勢相場であることを鑑みれば、コンビのお得感は強いですよね。
そうは言っても126711CHNR、定価1,565,300円であることを考えれば相当プレミア感は強く、今時計バイヤーも在庫確保に目が離せない一本とよく語っています。
GMTマスターII 116710LN



型番:116710LN
定価:864,000円
製造期間:2007年~2019年
文字盤:黒
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/51609015718/pricehistory/
2007年にセラクロムベゼルを搭載した116710LNが登場したことから人気に火が付き、歴代モデルで相場高騰しているGMTマスターII。2019年に従来の定番モデルが生産終了となり、こちらの高騰もまた目が離せなくなりました。
定価864,000円であった黒ベゼルの116710LN。
もともとここ数年で実売価格は定価と肩を並べるようになり、2017年にはついに定価超え。
一時期落ち着いてきて、「買うなら今だ!」と言われていましたが、126710BLROの登場・そして2019年の生産終了決定でまた高騰。今では高年式や状態の良いもので160万円台、平均相場は130万円前後~150万円台が当たり前という高値安定です。
GMTマスターII 116710BLNR



型番:116710BLNR
定価:918,000円
製造期間:2013年~2019年
文字盤:黒
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/K0000514480/pricehistory/
もう一つ、これまで定番GMTマスターIIのメインを張ってきた116710BLNR。
通称バッドマンと呼ばれる黒青ベゼルが絶大な人気を博し、まだ今ほどロレックス相場が高騰していなかった時代ですら、定価918,000円のところ新品並行相場は100万円超えが当然といわれてきました。
さらに、2019年にムーブメント&ブレスレットを一新させた126710BLNRへ移行したとあって、廃盤となった当モデルは最近に至っては190万円に手が届きそうな勢いを記録。現在新型コロナウイルスによる減産の影響もあって流通量がさらに低減・品薄に。そのため中古であっても180万円台~という相場を記録しており、やはりこちらもまだ天井が見えていません。
なお、116710系のモデルは、今後新しい個体の流通量が減るにつれ、さらに相場高騰となる可能性が高いです。
また、スペック面では新型126710系の方が旧型を凌駕しますが、スポーツロレックスならではの3列オイスターブレスレットがイイ!といった層からも支持を得ており、なかなか相場が落ち着かないロレックスのうちの一つです。
ロレックス価格動向調査⑤サブマリーナ デイト
サブマリーナ 116610LN



型番:116610LN
定価:943,800円
製造期間:2010年~2020年
文字盤:黒
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/K0000098531/pricehistory/
ダイバーズウォッチといえばこれ!との声も聞こえるほど、大人気のサブマリーナ。
街中で身に着けている方を見かけることもあるかもしれませんね。
デイトナ同様どの年代のモデルも絶えず実売価格が上がってきたシリーズで、とりわけ近年の急騰は目を見張るもの。
おしゃれさなど実用時計としての人気はもちろん、タフな作りのため中古であっても適正価格が付きやすいことが、資産価値としての注目度の高さでしょう。
そんなサブマリーナの中でも注目を浴びるのが、こちらの116610LN。2010年にセラクロムベゼルを携えて登場しました。しかしながら2020年9月に新作サブマリーナ 126610がリリースしたことで、116610は生産終了へ。これを受けて買いが集中しており、サブマリーナ116610LN史上最高値となる160万円台という新品並行相場を記録することとなりました。中古であっても、140万円台~150万円台が相場というプレミアぶりです。
さすがに上がりすぎたか今ではじょじょに落ち着きを取り戻しつつあります。しかしながら新作サブマリーナ 126610系はケースが1mmアップサイジングされていることから、外装面で大幅なモデルチェンジを果たしていると言え、そうなってくると旧型需要は今後さらに高まっていくと考えられます。
なお、さらに価格急騰が顕著なのが、通称「グリーンサブ」です。
サブマリーナ 116610LV



型番:116610LV
定価:987,800円
製造期間:2010年~2020年
文字盤:グリーン
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/K0000098532/pricehistory/
116610LNと同時期に発売された116610LV通称グリーンサブもまた価格高騰しているのですが、116610LNよりも顕著。と言うより、最近最も価格高騰がアツいロレックスと言っていいかもしれません。
定価987,800円のところ、2020年9月の新作発表以降、なんとついに260万円台にまで上ったのです。ほんの一年前も高騰ぶりが凄まじかったですが、その頃と比べても100万円近くの値上がり・・・116610LN同様に、さすがに最近では下落傾向にありますが、それでも200万円は今後もなかなか切らないでしょう。
こうした急騰にもかかわらず、サブマリーナデイト―とりわけグリーンベゼルの116610LVはデイトナ、エクスプローラーに次ぐ人気商品。需要が供給を大きく上回っている状況です。
新作が流通してくればまた違った値動きを見せるかもしれません。
なお、2020年12月時点での新型サブマリーナ126610LNの実勢相場は約160万円台~。



文字盤がブラックに変わった「グリーンサブ」こと126610LVの方は、210万円台~。



2020年は新作発表とほぼ同時期に販売スタートしたとは言え、正規店ではまだまだ幻の存在と言います。新旧問わず、需要は今後も高いままと思って良いでしょう。
ロレックス価格動向調査⑥サブマリーナ ノンデイト
サブマリーナ ノンデイト 114060



型番:114060
定価:832,700円
製造期間:2012年~2020年
文字盤:黒
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/K0000402659/pricehistory/
ノンデイトサブは安い。
その常識は、今や覆されました。
現行の114060、定価の832,700円はゆうに超えています。なぜなら、やはり2020年新作にて、新型124060が登場。114060はカタログから姿を消したためです。
加えてノンデイトの方がデイトに比べれば安いため、購入者がこちらに流れてきてもいます。
とは言えまだデイト付き116610よりかは手に入れやすいモデル。そのうちお得感が薄れてしまう可能性もあるため、もし迷われている方は今が買い時かもしれません。
なお、新型サブマリーナ ノンデイト 124060の現在の実勢相場は、150万円前後~となっております。
ロレックス価格動向調査⑦シードゥエラー ディープシー
ディープシー 126660 黒文字盤



型番:126660
定価:1,330,100 円
製造期間:2018年~
文字盤:黒
ケースサイズ:44mm



出典:http://kakaku.com/item/K0001053902/pricehistory/
とにかくダイナミックなハイスペックダイバーズウォッチ・シードゥエラー ディープシー。
着ける人を選ぶと言われているものの、かっこよさや2014年から登場したD-BLUE文字盤の影響からか絶大な人気を誇り、当店でも例年ロレックス売れ筋の上位です。
2018年には、新型ディープシーが登場。ムーブメントを一新して、パワーリザーブを70時間に延長したCal.3235を搭載したことで話題となりました。
マイナーチェンジに留まったためか、初値は思ったよりかは上がらなかった・・・そんな声が業界では上がったのですが、実はかなりの人気モデルとして落ち着きました。
現在は150万円台半ば~160万円ほどとなっていますが、実はここ二年で10万円以上も相場をあげているって知ってましたか?
ロレックス相場はなかなか読めないので、本当に欲しい方は今が買い時かもしれません。
ディープシー 126660 D-BLUE文字盤



型番:126660
定価:1,365,100円
製造期間:2018年~
文字盤:ブルー
ケースサイズ:44mm



出典:http://kakaku.com/item/K0001054569/pricehistory/
同じく新型として登場したD-BLUE文字盤のディープシー。
ディープシー人気の火付け役である文字盤色だからか、黒文字盤を超える高騰を見せました。
そうは言っても旧型から+2万円ほどと意外と定価は上がらず、新キャリバーを搭載したのに良心的な価格設定。実売価格は初値で200万円以上を記録しましたが、旧型D-BLUEの高騰を考えれば思ったほど上がらなかった印象でした。やはり見た目がほとんど変わらなかったことが要因でしょう。
しかしながら、今なお定価を大きく上回るプレミア価格であることに間違いありません。また、D-BLUE文字盤のもともとの人気も相まって、相場は170万円~180万円台となっております。
供給が安定してきた、といった声もまだ聞こえないので、今後、大幅に相場が下がる可能性は低そうです。
なお、さらに確実に実売価格を上げているのが旧型ディープシーにあたる116660です。
ディープシー 116660



型番:116660
定価:1,274,400円
製造期間:2008年~2017年
文字盤:黒またはD-BLUE
ケースサイズ:44mm
2018年に登場した新型ディープシーが出たことにより廃盤に。その影響もあってか中古相場が120万円、状態のよい中古または未使用品などは140万円を超えており、相場急騰・・・といったほどではないものの、高値安定にあります。
見た目が126660で大幅に変わっていないため、今後も黒文字盤の旧作が急騰する可能性は低いですが急落は考えられないため、スポーツロレックスの中では手堅い印象があります。



ロレックス ディープシー D-BLUEダイアル 116660
一方のディープシー 116660 D-BLUEは「落ち着いている」とも言えません。
もともと黒文字盤よりも人気があり、品薄傾向にあったD-BLUE文字盤。生産終了ともなれば、その品薄に拍車がかかります。と言うのも、D-BLUE文字盤は2014年新作とわずか4年のみの製造期間。稀少性を考えると超プレミア化は十二分に考えられます。
現在既に中古であって160万円台が当たり前、そして長い目で見れば今後ますます価値が上がることが予想されます。買い時は「今」と言えるでしょう。
シードゥエラー 126600



型番:126600
定価:1,230,900円
製造期間:2017年~現在
文字盤:黒
ケースサイズ:43mm



出典:http://kakaku.com/item/K0000955763/pricehistory/
もう一つ、バーゼルワールド2017で発表された新作シードゥエラー126600。
発表直後は「赤シードの復活」ということで200万円近くまで爆上げされましたが、ご祝儀的なものだったのかやや落ち着いてきました。そうは言っても定価超えのプレミア価格ですが・・・
それに合わせて廃盤となったシードゥエラー4000の名前で知られる116600が爆上げ。廃盤直後、値上がりを期待して買い注文が殺到。時計店からあっという間に在庫がなくなりました。



昨年から値を上げ、今や現行の126600を抜く価格と言え、中古であっても150万円台~160万円台。状態によっては190万円の根付けがなされるものも…!
シードゥエラーはディープシー人気に押されている面があり、売り出されていた当時はあまり話題になりませんでしたが、その頃買われていた方は先見の明あり、です。
今最も熱い売り時と言えるでしょう。
ロレックス価格動向調査⑧ヨットマスター
ヨットマスター 116622



型番:116622
定価:1,188,000円
製造期間:2012年~2019年
文字盤:ダークロジウム/ブルー/シルバー
ケースサイズ:40mm
■116622 ダークロジウム 価格推移グラフ



出典:http://kakaku.com/item/K0000891019/pricehistory/
スポーツウォッチであるにもかかわらず、ゴールドやプラチナを採用したラグジュアリーさがウリのヨットマスター。
その名の通り、クルージングやヨッティングを楽しむセレブ層をターゲットに誕生しました。
立体的にエンボス加工された独特のベゼルが本当におしゃれ。
プラチナが採用されたロレジウムヨットマスター116622は、流通量も人気も安定しています。
とは言え2017年から値上がりし、実売価格は定価超え。さらにバーゼルワールド2019で新型ムーブメントへと移行してしまったことも併せて、現在目が離せない相場を築いています。
一番人気はダークロジウム文字盤。140万円台~となっております。ただしシルバー,ブルー文字盤もまた高値傾向で、130万円台~140万円台がだいたいの相場感です。
まだ手に入りやすいとは言え、ジワジワと人気を上げていってもいますので、購入をご検討中の方は今が良い買い時と言えるでしょう。
なお、新型ヨットマスター126622 ダークロジウム文字盤の実勢相場はこちらです。



出典:https://kakaku.com/item/K0001204585/pricehistory/
前述の通り、新旧で見た目にほとんど違いはありません。



左:旧型116622 / 右:新型126622
見た目に違いがないため相場が大きく乖離はしていませんが、今後116622の流通個体が減っていけば、あるいは相場動向が変わってくるかもしれません。
■126655 黒文字盤 価格推移グラフ






出典:http://kakaku.com/item/K0000758230/pricehistory/
同じく2019年を以て完全に新型ムーブメントに移行した大人気黒文字盤の126655も、堅調な実勢相場を紡いでいます。
定番カラーでないためかフォーマルで使いづらいためか、スポーツロレックスの中で珍しく定価2,886,400円を下回った時期もありましたが、ロレックス市場の拡大とともに御多分に漏れず、プレミア化が進行しています。オイスターフレックス(ロレックス独自の堅牢性に優れたラバーベルトのこと)人気の高まりも影響しているでしょう。
ちなみに生産終了した116655も相場をジワジワ上げており、中古相場は稀少性の高まりもあってか300万円前後が珍しくないという状況です。
業界筋からは「最近126655も116655も、市場でなかなか見かけづらくなった」という声を聞きます。
もしかしたら、今後さらなる高騰のシナリオを描くかもしれません。気になる方は、要注意ですよ!
■126621 チョコレートダイアル 価格推移グラフ






出典:http://kakaku.com/item/K0000866582/pricehistory/
同様に定番ではないものの、シックなチョコレートカラーが根強い人気を誇る126621も2020年8月以降、急騰しました。GMTマスターII 126711CHNRでもご紹介したように、もともとエバーローズゴールドを素材として使ったモデルは大変人気。特にヨットマスターのラグジュアリーな雰囲気との最高のマッチングは定評があり、定価1,531,200円を大きく超えるプレミア相場に至っているのでしょう。
なお、こちらも旧型116621もまた、高相場を築きます。
たった数日で価格が何万と変わってしまうこともあるロレックスの相場。
もっともヨットマスターに限って言えば今はまだ落ち着いている方ですので、「買い」の時期と言って良いでしょう。
ロレックス価格動向調査⑨ミルガウス
ミルガウス 116400GV



型番:116400GV
定価:876,700円
製造期間:2007年~現在
文字盤:黒またはブルー
ケースサイズ:40mm



出典:http://kakaku.com/item/51609016637/pricehistory/
派手さはないものの、確実な人気を博してきたミルガウス。エクスプローラーIに通ずるシンプルな文字盤デザインにミルガウス自体が持つ歴史、そしてスタイリッシュな外装にもかかわらずハイレベルな耐磁性能は魅力たっぷりですね。
もっとも、これまでスポーツロレックスの中では珍しく、ミルガウスはプレミア価格ではありませんでした。
しかしながら現在、ついに実勢相場は100万円前後を記録することに・・・!
しかも、これまた最近とみに「生産終了するのでは?」と噂の対象になったこともあってか、本当にお問合せが多くなったモデルでもあります。
2021年の新作動向によっては、あるいはエクスプローラーを超える値上がりを果たす可能性も・・・
なお、Zブルーダイアルの方がやや人気があり、相場も黒と比べて若干ながら高くなります。






出典:https://kakaku.com/item/K0000640685/pricehistory/
生産終了がなかったとしても、シンプルな使い勝手の良さ、そして他の人気モデルから流れてくる購入層がいることを考えると、今後もじわじわと価格を上げてくることは必至。
サブマリーナと同じく、タフな作りのため中古でも適正価格で買い取ってくれる、お得なモデルです。
ロレックス価格動向調査⑩デイトジャスト36
デイトジャスト36



型番:126231,126234など
定価:876,700円~(モデルにより)製造期間:2018年~
文字盤:黒、白、シャンパンなどモデルにより
ケースサイズ:36mm
■126234 黒文字盤 価格推移グラフ



出典:http://kakaku.com/item/51609014069/pricehistory/
ドレスウォッチの代名詞的存在を担うデイトジャスト。
モデルにもよりますが独特のベゼルやブレスレットは、一目でロレックスとわかるアイデンティティを感じさせますね。
デイトジャストはステンレスだけでなく、ゴールドやダイヤモンドが使用されたモデルもあるため定価自体の幅が広いので一概には言えませんが、ロレックスウォッチの中で非常に穏やかな推移を見せていると言えます。急激なアップダウンはなく、経済状況の影響で上がりつつあるものの他モデルのように10万、20万といった高騰を見せるものではありません。
デザインが豊富で、個体数が安定していることも大きな理由でしょう。
しかしながら最近では、ロレックス市場拡大のあおりを受け、中には定価超えのプレミア価格を築くものも少なくありません。
とは言え、中古市場などに目を向けてみれば、まだ手に入れやすいロレックス。スポーツモデルと異なり新品と中古の価格差が大きいので、こだわりがなければ中古で買ってしまうのがおすすめです。
ロレックス価格動向調査⑪デイトジャスト41
デイトジャスト41



■126334 ブルー文字盤 価格推移グラフ



出典:http://kakaku.com/item/K0000979765/?lid=pc_ksearch_kakakuitem
かつては36mmサイズの方に人気の軍配が上がったデイトジャスト。
大きめサイズがトレンドなためか、最近では41mmサイズの方が、実売価格を上げています。
デイトジャスト36と同様、高値とは言え大きな高騰は見られません。
こちらも中古の方がかなりお買い得となりますので、こだわりがなければ中古で購入する判断も良いかもしれません。
まとめ
どのモデルも確実な値上がりを続けるロレックスウォッチ。ほとんどが定価を超えてきています。
不安な社会的情勢はありますが、2020年~2021年にかけてもまだこの実売価格高騰の波は続きそうなため、店側も在庫の確保に躍起になっているのが現状。
さらに、中古を購入される方も同じように増えていて、新品中古問わずどこも品薄。近年稀にみる売り手市場になっているのはこのためです。
ロレックスの購入を考えている方。
数年前に買ったモデルを売ろうと思っている方。
「今」がその時かもしれません!
文:鶴岡
※定価・相場などの情報は全て2020年12月現在のものとなります。
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この記事を監修してくれた時計博士



池田 裕之(いけだ ひろゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 銀座ナイン店(ロレックス専門館) 店長
昭和57年生まれ 37歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴16年












































































