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ロレックス派に捧げる!これは所有しておきたいモデル7選
時計初心者にも腕時計愛好家にも断然おすすめのロレックスウォッチ。
オメガやタグホイヤーと比較されることが多いですが、ステータス性・資産価値・かっこよさどれをとってもロレックスが一歩抜きんでているのは間違いありません。
でも、様々なシリーズやデザイン、旧型新型、材質、文字盤色、装飾とたくさんの違いがあり、結局どれを買ったら良いかわからない・・・
そんな方に向けて、今抜群に人気があるモデルを7つご紹介いたします!
どれも「買って失敗しない時計」として太鼓判を押せるものばかりです。ご予算や好みに合わせてお選びください!
ロレックス派に捧げる!所有しておきたいモデル
①コスモグラフ デイトナ 116500LN
ロレックスの最上級スポーツラインであり、スポーツウォッチの最高峰であるデイトナ。
超人気機種で常に品薄、正規店での購入は難しいと言われています。
当店でも、もちろん売れ筋ナンバーワン。
正式名称オイスターパーペチュアル コスモグラフ デイトナは、1963年にロレックスがモーターレースのために製造しました。
24時間耐久カーレースで有名なデイトナ・インターナショナル・スピードウェイの名にちなんで命名されています。
なぜデイトナはこんなにも人気があるのか?
それは「外観のかっこよさ」とその「資産価値」にあるといえるでしょう。
デイトナはロレックス唯一のクロノグラフモデル。
クロノグラフ(ストップウォッチ機能)はどのブランドでも人気がありますが、デイトナのかっこよさは随一です。
直接タキメーターが刻まれたベゼル。
横目やインデックスが均等とれたダイアル。
高いつくり込みによる高級感。
そして自動巻きながら薄型ですっきりとしたフォルム。
一切の武骨さのない、完成されたスポーツウォッチなのです。
出典:https://www.rolex.com/ja
加えて、ロレックスの高い技術力ゆえ、クロノグラフ機能や時計としての信頼性・品質も間違いありません。
116500LNは、2016年に誕生した現行モデルとなります。
従来ベゼルはケースやブレスレットと同素材が採用されてきましたが、セラクロムに変更。
これは、ロレックス独自開発素材で、ロレックスのフェイスに大きなアクセントを加えるだけでなく耐衝撃性や耐傷性に特化したものなのです。
こういった実用性の追求に余念がないことも、ロレックスの王者たる理由。
116500LNの人気は相当なもので、発売と同時にプレミア価格で取引されています。
定価1,274,000円に対し、現在は新品の並行相場が200~230万円程度。ホワイトダイアルのほうが若干人気が高いです。
国内在庫が安定したら価格が下がるだろうと予想されていましたが、発売から2年経った今も価格は全く落ちません。
旧型デイトナ16520が現在300万円程度で取引されているところを見ると、現行デイトナもさらに価格が上昇する可能性があります。
今買っておけば5年後には買値より高く売れるかもしれませんね。
価格はどうあれ、何十年も続いてきたデイトナ人気が急落するとは思えず、今後も安定した価値が続くでしょう。
初心者がぽんっと買うには勇気のいる価格ですが、そのかっこよさ、そして資産価値としてのポテンシャルは他のブランドとは一線を画します。
1世代前の116520もまた資産価値の非常に高いモデルです。5年前に購入された方は今売ると間違いなく買値より高く売れるはずです。
ロレックス派に捧げる!所有しておきたいモデル
②エクスプローラー 214270
シンプルでベーシック。それゆえ、「ロレックスの中で最も使いやすい」と評価されるエクスプローラー。
当店でもロレックスシリーズ、そして全体のメンズ腕時計の中で売上第3位の人気を誇り、スポーツシーンにもスーツスタイルにも着用できる汎用性の高いモデルとして不動に位置づけられます。
また、幅広い年代層から支持を得ていることは言うまでもありませんが、ロレックスの中では比較的リーズナブルで、20・30代の男性がエントリーモデルとして選択しやすい側面も注目すべきポイント。
エクスプローラーは「探検家」。
1953年英国ヒマラヤ遠征隊の世界初エベレスト登頂へのオマージュとして誕生しました。
過酷な試練や偉業に挑戦する冒険家が、どんな状況下であっても時刻を知ることのできる時計を目指して作られたと言います。
出典:https://www.rolex.com/ja
エクスプローラーの最大の特徴は、カレンダー表記すら持たない3針のみのもはや改良の余地のない洗練されたシンプルさ。
ダイアルカラーはブラック、ケースもステンレスのみと、視認性・汎用性を追求したシンプルウォッチの究極と言えます。
現行の214270は2010年に誕生。
他シリーズ同様オリジナルと大きくデザインは変わりませんが、ケース径を36mmから39mmにサイズアップ。
視認性の向上をはかるだけでなく、ボリューミーな腕時計がトレンドの昨今に上手に対応しました。
さらに2016年、214270にマイナーチェンジが施され、時分針が太く長くなり、インデックスの3・6・9にクロマライト夜光が塗布されます。
いかなる場所や状況にあってもオーナーに正確な時刻を告げる。
そんなエクスプローラーのコンセプトにより基づいた最新型となりました。
デイトナほどのプレミア価格とはいきませんが、エクスプローラーもまた安定した人気を有し、資産価値は低くありません。
市場での数も豊富に流通しているため、初心者の方でも手が出しやすいのではないでしょうか。
またスーツにとてもよく似合う時計ですので、ビジネスでのご使用をお考えの方には特におすすめです。
ロレックス派に捧げる!所有しておきたいモデル
③サブマリーナ デイト 116610LN
デカくて厚い、スーツスタイルや普段使いにはちょっと向かないかも・・・
そんな印象を持たれがちなダイバーズウォッチですが、サブマリーナはスーツ姿にもカジュアルな姿にも似合う万能ウォッチです。
ケース径40mm、厚さ13.2mmとメンズウォッチとしては標準的なサイズでスーツの袖口を邪魔しません。
にもかかわらず300mと高い防水性を誇る秘訣は、ロレックスが他社に先鞭をつけた技術のうち、とりわけ画期的で有名なオイスターケースにあります。
ロレックス史に防水性能の追求は欠かせない存在となっています。
世界が油田調査など海洋へとその技術を伸ばし始めた1953年。
ロレックスは史上初の水深100m防水と、潜水時間を管理する回転ベゼルを備えた世界初のダイバーズウォッチ・サブマリーナを発表したのです。
他メーカーと比較してもスポーツウォッチの中では抜群に高い人気を誇るサブマリーナ。
ロレックスファンでなくとも、一度は購入を検討されたことがあるのではないでしょうか。
大人気モデルゆえに、街でも着けている方をよく目にします。ダイバーズウォッチのまさに定番中の定番と言えるでしょう。
サブマリーナはロレックスには珍しく、早い時期から多くのバリエーションをラインナップしていることも魅力。
ケース・ブレスともに金無垢を使用したゴージャスなものやコーポレートカラーであるグリーンをベゼルとダイアルにまとった斬新な116610LVなど、デザイン面でも目が離せません。
しかし、年代を超えた普遍的なかっこよさ、ビジネスユースとしての役割を考えると、シックで精悍なブラック基調の116610LNが使いやすいのではないでしょうか。
デイトナ同様、ベゼルにはセラクロム素材が採用され、質感・実用性ともに最高級。
シンプルで比較的リーズナブルなノンデイトモデルRef.114060もクラシック感がより楽しめると定評があります。
ロレックス派に捧げる!所有しておきたいモデル
④GMTマスターII 116710BLNR
GMTマスターは航空機のパイロットやジェットセンター、そして世界中を旅する人々に向けて作られたパイロットウォッチです。
GMTとはそんなパイロットウォッチのために開発された機能のうちの一つで、24時間針(GMT針)と24時間目盛によって、世界標準時をはじめ、いくつかのエリアの時間帯を同時に表示できる機能を言います。
GMTマスターもバリエーションが多岐にわたりますが、断然の一番人気は現行モデルである116710BLNR。
もともとエクスプローラーやサブマリーナほどの人気は無かったシリーズですが、2007年に登場した116710LNにより人気が急上昇、さらに116710BLNRの発表によりその地位を確たるものとしました。
出典:https://www.rolex.com/ja
ロレックスのツートンカラーベゼルはおしゃれでかっこいいですが、このシックな組み合わせはスーツスタイルにもカジュアルファッションにも映えてくれますね。
スポーティーな中にも気品を感じさせ、フォーマル・カジュアルなどのシーンを問わず使用できることもおすすめの理由です。
ロレックス派に捧げる!所有しておきたいモデル
⑤ディープシー D-BLUEダイアル 116660
サブマリーナの上級モデルとして1971年に誕生した、シードゥエラー。
海洋調査会社コメックスとの共同開発により610m防水に成功、1980年代~90年代のダイビング熱真っ盛りの時代に、16600では1220m防水を実現しました。
そのシードゥエラーにさらに改良を加え、2008年に生み出したモデルがディープシーです。
ロレックス独自の革新的なケース構造のリングロックシステム。そして窒素合金製ステンレススティールのヘリウム排出バルブが組み込まれており、驚くべき防水性と防圧性を確保。
その数値、なんと3900m防水。まさにディープシーの名にふさわしい機能を備えました。
これだけの防水性があるため、やはり同じダイバーズモデルのサブマリーナと比べるとかなりのボリューム。
44mm径に17mm厚ケースと、普段使いにはあまり向かないのでは?と思っていましたが、例年とてもよく売れています。
このサイズ感が好き!という方が多いのはもちろん、デカ厚ながら高級時計として美しさへの妥協がないことも人気の理由でしょうか。
特筆すべきはダイアルカラー。
ブラックダイアルもありますが、人気の高いものはD-BLUEダイアル。
出典:https://www.rolex.com/ja
D-BLUEダイアルと呼ばれる、12時側がブルー・6時側がブラックのグラデーションになっており、浅瀬からやがて太陽の届かぬ深海の神秘を表したかのような色使いです。
大きさなどの面で賛美両論ありますが、揺るぎないロレックスの人気機種であり、かつロレックスの防水技術の集大成モデルと言えます。
ロレックス派に捧げる!所有しておきたいモデル
エアキング 116900
ロレックスに詳しくない方だとあまり聞きなれないエアキング。
実際、売上ランキングで堂々1位!といった話題性のあるシリーズではありません。
しかし実はロレックスを語るうえで外せない存在・エアキング。
2014年に一度生産終了するも、2016年にリニューアルのうえで再登場、高い注目を集めるモデルなのです。
エアキングは1946年に誕生し、ロレックスの中で最も古いペットネーム(商品の愛称のこと。ダイアルに表記され正式なモデル名となったのはエアキングのみ)を持ちます。
1930年代、ロレックスと航空業界とは密接な関係を持ち、パイロットウォッチとして誕生したのがエアキング。
デイトジャストなどを凌駕する超ロングセラーなのです。
防水性同様、高度などにも耐えるオイスターケース。
シンプルで視認性高く、また飛行時間の計測が可能なミニッツスケール。
1950年代当時のままのエアキングの印字。
オリジナルのデザインを誠実に守り、デイト表示すら持たない一切の無駄を削ぎ落としたシンプルさ、視認性に特化した実用性はどの年代・シーンにも対応してくれます。
2007年のリニューアルで一度ダイアルデザインにラインナップが増えましたが、「視認性の高さ」は変わりません。
2007年にリニューアルされたエアキング 114200
また、ロレックスのラインナップの中では比較的リーズナブルであり、高級腕時計入門としておすすめのモデル。
エクスプローラーと通ずるものがありますが、エアキングの持つ歴史ゆえ、時計愛好家はエクスプローラーではなくエアキングを選ぶ、という方も少なくありません。
エアキングとは、言わば不朽の名作なのです。
廉価でありながらもロレックスが誇る技術の数々は健在。
ムーブメントにCal.3131を搭載していますが、これは、パイロットウォッチが避けて通れない帯磁の影響を抑える工夫が成されているのです。
ロレックス史の象徴とも言うべきエアキング。
まさに「ロレックス派」なら所有しておいてほしい一本です。
ロレックス派に捧げる!所有しておきたいモデル
⑦シードゥエラー 126600
2017年バーゼルワールドにて、屈指の話題性と人気を誇った新型シードゥエラー 126600。
ディープシーの誕生とともに惜しまれつつもいったん生産終了しましたが2014年に復活。さらに誕生50周年を機に、さらなる進化を遂げてきたモデルです。
シードゥエラーの魅力は、なんといっても機能美。
ディープシー同様3900m防水を誇り、さらにムーブメントにはロレックスが「新世代」と自負するCal.3235を搭載します。
これは、時計製造技術を牽引する最先端のもので、約70時間にも及ぶパワーリザーブ、高いエネルギー効率と信頼性、耐磁性、そしてカレンダーをどの時間帯でも日付変更可能にしたことなど、今までの腕時計業界の常識を覆すかのようなムーブメントです。
出典:https://www.rolex.com/ja
そんな高機能ウォッチですが、ケース径43mmと大型化されたものの、ゴツゴツした感じはありません。
防水性確保のため裏蓋にボリュームはあるものの、腕にフィットする仕様のケースはスタイリッシュで防水性を鑑みればスリムと言えます。
一方でケースサイズの大型化は、非常にスポーティーなルックスであるこのモデルを大き目のサイズで着けたい方にとっては嬉しい変更点ですね。
さらに、初代モデルを受け継ぎ、ダイアル6時位置の「SEA-DWELLER」の文字が赤色で表記され、ロレックスファンにとっては溜まらない意匠となったことも必見。
今後ますます注目度が上がる新作のうちの一つですね。
126600の登場により、2014年に復活した116600はわずか3年の製造期間となりました。
あまり話題性はありませんでしたが、「製造期間が短かった」モデルのレアリティは上昇する傾向が強く、今後はかなり価値が上がるのではないかと予想される一本としてこちらも必見です。
Column
初心者必見!なぜロレックスがおすすめなの?
機械式時計のご購入を最近考え始めた方にとって、ロレックスは知名度やステータス性以外に何がすごいのかいまいちわかりづらいかと思います。
どうせ高いお金を出すなら、一本目からロレックスをおすすめしたい。
もちろん時計愛好家にとっても、今後の時計ライフに満足いくブランドと言えます。
その理由は、以下の三つ。
・高い品質
・普遍的なかっこよさ、高級感
・ステータス性や知名度、それゆえの高い資産価値
ロレックスのスポーツモデルのかっこよさはもちろんのこと、あまりゴテゴテしてないのでビジネススーツにも合う汎用性があります。
また、ステータス性が前面に出がちですが、高い品質、時計そのものとしての信頼性がロレックスを王者たらしめる所以。
実はロレックスは、「実用時計」の王者なのです。
時計本来の機能性が十分であることが、初心者にとっては大切なファクターではないでしょうか。
加えて高い作り込みによる高級感、ロレックスの知名度ゆえ一目でそれとわかるステータス性も、高級時計の購入には必要なポイントですね。
さらに、ロレックスの高い技術力ゆえ時間が経っても時計としての良いコンディションを維持できること。
ロレックス特有の、中古であっても資産価値が落ちづらいこと。
今後別の時計が欲しくなった時にお持ちの時計を売って別のものを購入する方も多いですが、ロレックスの価値は年々上がっているため、イニシャルコストを大幅に下回ることなく、あるいはそれ以上の価格で売ることができるのです。
これは、ロレックスの他はパテックフィリップやオーデマピゲなど超高級に位置する一部のブランドのみに起きる現象。
こういった理由から、高級時計を買うなら、断然ロレックスがおすすめなのです。
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まとめ
世界中のメンズを魅了し続けるロレックス。
所有しておくなら断然おすすめの7選をご紹介しました。
しかしこの他にも、デイトジャストやヨットマスターなど、まだまだ魅力的なロングセラーを展開し続けており、どれがいいのかまた迷ってしまうかもしれません。
知れば知るほど欲しくなるのが、ロレックスウォッチなのですから。
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