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価格が高騰するロレックスはどれ?時計専門店のスタッフが予測してみました【2021】

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2020年の今年、ロレックス相場は何かと目が離せませんでした。

この背景には、世界を襲った未曾有の感染症「新型コロナウイルス」の影響が少なくありません。

新型コロナウイルスのきわめて強い感染力への対策として、各国で人・モノの交流制限が行われています。結果として先行き不透明感からの買い控え,あるいはインバウンドの減少,そして緊急事態宣言に伴う小売り各店の休業などから、一時期ロレックス需要は大きく落ち込みを見せました。

一方で各国で緊急事態宣言やロックダウンが採られたことでメーカーが減産せざるをえず、また前述の理由で海外仕入れが滞ったことから国内市場でのロレックス流通量は激減。需要の回復に供給が追い付かず、2020年末にはロレックス相場が過去類を見ないほど上昇することとなりました。

一部バイヤーの間では、2021年はさらなる上昇ラインを描くのでは、なんて声も聞こえます。

もちろん将来その時計の相場あるいは価値が上がるか下がるかは誰にもわかりません。しかしながら、過去の相場推移を見て、ある程度の予測を立てることはできます。

 

そこでこの記事では、当店GINZA RASINの時計バイヤーが、2020年の相場観や過去情勢から予測しうる、2021年に価格高騰しそうなロレックスをピックアップしてみました!

この定性的評価に加えて過去5年間のロレックス価格推移から予測しうる定量的評価も掲載いたしました。

まだまだ勢いの止まらないロレックス相場。2021年、注目すべき一本はこれだ!!

デイトナ 116500LN

※将来の価値を保証するものではありません。参考程度にご覧になってください。

※相場などの情報は全て2020年12月現在のものとなります。

 

時計バイヤーに聞く!2021年に価格が上がるロレックス

それでは当店の時計バイヤーに聞いた、2021年、まだ価格が上がるロレックスを順次ご紹介していきます。

 

ロレックスの現行モデルの中でまだ価格が上がるモデル

①デイトナ 116500N

デイトナ 116500LN

素材:ステンレススティール
サイズ:直径40mm
製造期間:2016年~
定価:1,387,100円(税込)
実勢相場:白文字盤330万円前後/黒文字盤290万円台後半~

ほとんどのバイヤーが挙げており、圧倒的票数を獲得していたモデルはやっぱりコレ!いわずもがなの人気ナンバーワンモデル・デイトナ 116500LNです。

ちなみに2019年にも同様の調査を行いましたが、やはりその際も圧倒的に声が多かったのがこちらでした。

 

現行デイトナは2016年が初出です。

発売当初、同シリーズ初となるセラクロムベゼルを身にまとったかっこよさから、「初値で180万円超えるのでは?」などと囁かれていました。
蓋を開けてみれば、ファーストデリバリーの相場は200万円超え。さらにその後も相場が衰える兆しを見せず、どんどんそ高騰記録を更新し続けることとなりました。

現在の実勢相場は白文字盤が330万円前後!とてもステンレススティール製モデルとは思えない価格ですよね。なお、以前は圧倒的に黒文字盤への人気が高かったものですが、116500LN以降、ロレックスの白文字盤人気に火が付く形となりました。

ロレックス デイトナ 116500LN

一方の黒文字盤の116500LN、白文字盤と比べると20万円~30万円程度お安い相場を形成してきましたが高騰ぶりの凄まじさは同じく。現在実勢相場は300万円近くとなり、未使用品などコンディションによっては320万円前後の値付けが行われることもままあります

「さすがにもう上がらないだろう」と言われ続けてはや二年。むしろ需要の勢いは増すばかりで、このまま冒頭で述べた「新型コロナウイルスの影響によるメーカーからのデリバリー減少」すなわち供給減少が続けば、2021年のデイトナはさらに実勢相場が上昇を見せるのでは、と、ほとんど全てのバイヤーが口をそろえました。

 

バイヤーからのコメント

「国内は購入制限がかかり、海外からの入荷もさらに少なくなって来ると思われる。デイトナは常に値上がり対象

※購入制限…2019年11月よりロレックスの国内正規店が独自に始めた転売規制施策の一環。人気モデル購入者を対象に5年または1年間の購入規制を設けるもの。詳細は下記関連記事をご覧ください。

 

「ここまで価格が上がってしまうと買い控えが起きそうなものだが、依然として116500LN人気は高く、衰えが見えない」

 

「ロレックス全般に言えることだが、『高く買っても売却時にやはり高く手放せる』といった安心感が高額なイニシャルコストを納得させやすいポイントになっているように思う」

 

「白文字盤に比べればお買い得感があった黒文字盤、最近ではその差はなくなりつつある。116500LNのリリース以降、白と黒の絶妙なコントラスト配色に話題が何かと集中していたものだが、やはり定番で底堅い黒文字盤は強いと最近実感させられる」

 

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②エクスプローラーII 216570

エクスプローラーII 216570

素材:ステンレススティール
サイズ:直径42mm
製造期間:2011年~
定価:875,600円(税込)
実勢相場:白文字盤120万円台~/黒文字盤120万円台前後~

「探検家」というシリーズ名を持つエクスプローラー。その進化系として、24時間針(現在はGMT針)を搭載したエクスプローラーIIが1971年にリリースされました。

ベゼルに直接インデックスが印字された武骨な印象は大変男らしいですが、デイトナやサブマリーナのような派手な価格高騰はしていませんでした。

しかしながらここ二年ほどでジワジワと上昇。今では立派な定価超えモデルです。後述する、過去5年間の価格推移から出した上昇率ランキングでも、上位ランクインという結果となりました。

ちなみに2019年の同様の調査では上昇率はそこまでではありませんでしたが、2019年~2020年の二年間で変貌を遂げることとなります。どれくらいの変貌かと言うと、二年前と比較した上昇率は127%!2018年には80万円前後で販売されていた個体が、2020年の一年間では平均でも100万円超えを果たした、ということを意味します。ちなみに12月に入り、現在価格は120万円を迎えつつあります。すなわち上昇率はさらに上がって150%ということとなりますね…凄まじいの一言です。

もっとも、2018年の「80万円前後」の時点で相当な高値と言っていいでしょう。なぜならエクスプローラーIIは、かつて「比較的安く買えるロレックス」の代表格であり、2017年頃までは60万円~70万円が相場感でした。

かつて「お値打ちで買える」といったイメージすらあったエクスプローラーIIが、なぜここまで価格高騰してしまったのでしょうか。

エクスプローラーII 216570

その理由の一つは、デイトナやGMTマスターIIといった人気スポーツモデルの相場高騰に引っ張られたこと。そしてもう一つは、まことしやかに流れる216570の生産終了の噂です。

 

2011年はエクスプローラーIIの誕生から50周年。また、216570のリリースが2011年だったことも相まって、モデルチェンジが行われるのではないか、と言われています。

この周年に加えて、エクスプローラーIIに搭載されているCal.3187は旧型GMTマスターIIで採用されてきたCal.3186と同系統。つまり、2018年・次いで2019年、GMTマスターIIに新ムーブメントCal.3285が搭載された今、エクスプローラーIIもまたムーブメント変更に伴うモデルチェンジが敢行される、というわけです。

実際には2021年4月のロレックス新作発表を待つしかありませんが、216570に以前よりも買いが集中し、実勢相場を上げていることは事実です。2021年4月まではこの勢いが続き、かつモデルチェンジが確実となれば、さらに実勢相場が上がると予測することは難しくありません。

 

バイヤーからのコメント

「びっくりするほど高くなった。エクスプローラーIIが100万円を超える日がくるとは・・・でも、スポーツロレックスの中ではまだ安い方と言うことを考えると、まだ値上がりそう」

 

まだメタルベゼルを搭載している、古き良きスポーツロレックス。今後、セラクロムベゼルに順次搭載されるなら(わからないが)、稀少価値は必至。今買っておくべきモデルと言える」

 

「216570とともにリリースされたCal.3187は、同モデルの専用機(前世代のRef.16570では旧GMTマスターIIのCal.3186と同一ムーブだった)。つまり、次世代ムーブメント搭載の新作がリリースされれば、Cal.3187搭載エクスプローラーIIは216570だけということになる。今後希少価値が上がると個人的に期待!」

※Cal.3187はCal.3186の後継機種だが、GMTマスターIIでは引き続き後者が採用されることとなったため。

 

「生産終了の可能性や他の人気スポーツモデルに引っ張られる形で相場上昇した、ということもあるが、私はそれに加えて『エクスプローラーIIのデザイン性の再評価』を相場高騰の理由として挙げたい。他のスポーツモデルにはない精悍なケースやヴィヴィッドなオレンジの24時間針,そして数字が直接印字されたメタルベゼルは唯一無二のかっこよさを有している」

 

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③デイトナ アイスブルー 116506

デイトナ 116506

素材:プラチナ
サイズ:直径40mm
製造期間:2013年~
定価:8,013,500円(税込)
実勢相場:970万円前後~(当店中古販売価格を参考とする)

前項でエクスプローラーIIが2021年に50周年を迎えることに言及しました。

実は、ロレックスは50年という節目をとても大切にしており、過去、いくつかのアニバーサリーモデルをリリースしてきました。その一つが、こちらのデイトナ アイスブルー 116506です。

ケース・ブレスレットはプラチナ製という、なんとも豪奢な当モデル。2013年に「デイトナ50周年」を記念してロレックスが堂々リリースすることとなりました。

「クロノグラフの王」「クロノグラフの最高傑作」と呼ばれてきたデイトナの50周年を飾るにふさわしいその風格はプラチナ製であるのみならず。チェスナットブラウン(栗色)のセラクロムベゼルやプラチナモデルにのみ採用される(とは言え他のメンズプラチナモデルとなるとデイデイトになりますが)美しきアイスブルー文字盤といった一つひとつのコンポーネント全てが最上級であり、ロレックスにとっても、我々時計愛好家にとっても、特別な存在であると言えるでしょう。

ちなみにタレントの木村拓哉さんや人気You Tuberヒカキンさんといった、時計愛好家として知られる有名人の所有機であることからも知られています。

ロレックス デイトナ アイスブルー 116506

そんなプラチナ製デイトナ 116506は定価が高いこともあり、SS製スポーツモデルのように「一年で●%上昇した!」といった類のものではありません。高額商品は購入者が限られるため、SSモデルと比べると相場のアップダウンが緩やかなのです。

しかしながら、それでもなお本項で「2021年、これからも価格高騰するロレックス」として取り上げる理由は二つあります。

一つ目は、前述の通りもともと高額であるにもかかわらず、なお近年の実勢相場が確実に上昇している、ということ(定量的な評価と被りますが)。

当店での中古販売価格をもとに、2018年を基準として四年間の価格上昇率を調べてみました。

ご覧の通り、142%もの上昇率を見せていることがおわかり頂けるでしょう。

これがSSモデルであれば最近ではよくある現象なのですが(もちろんロレックス固有の、ということは付け加えさせて頂きます)、もともと中古すら700万円近い高値で販売されていた個体にさらに価格上昇するポテンシャルがあったことに、驚きを隠せません。

これに加えてさらに驚かされるのが、あるバイヤーが言及していた「商品回転率」です。こちらが、116506が「2021年も価格高騰」とする理由のもう一つとなります。

どういうことかと言うと、116506、実は仕入れから販売に至るまでの日数が、圧倒的に短い、と言うのです。

そこで2019年・2020年の116506の平均滞留日数(仕入から販売までの日数)を調べたところ、116506はわずか24日であることが判明しました。この滞留日数は、オメガやタグホイヤーの人気モデルと同程度のものとなります。

単価600万円を超えるような個体でこれだけ短い滞留日数は異常です。さらに中古であるため、この滞留日数には機械点検やメンテナンス、WEB出品のための商品撮影の時間が含まれています。たとえ状態が良く、オーバーホールの必要などがなくとも、仕入れから出品までは最低1週間はかかります。もしオーバーホールともなれば、最低1か月は出品までの時間を取らなくてはなりません。つまり、実際の販売日数はさらに短いということになります。店頭に並べてからだいたい数日で売れている、と…!

ちなみにパテックフィリップの中で非常に人気が高いノーチラス 5711/1Aですら、平均滞留期間は72日程度。いかにデイトナ 116506の回転率が高い、ひいては「高くても買いたい」というユーザーが多いということをお伝えできているのではないでしょうか。

複数のバイヤーが、「2021年も価格高騰する可能性が高い」と予想しており、さらに流通量は枯渇していくことが予想されます。

 

バイヤーからのコメント

「いっこうに流通量が増えたという話は聞かないのに、人気がどんどん上昇している。今後、業者間・顧客間では流通個体の取り合いがいっそう熾烈になっていき、結果として仕入れ価格や個人買取り価格が上昇。相場高騰の後押しをすることとなるだろう」

 

「周年記念モデルにつき、生産終了の噂あり!?迷っている方は、出会った時に買った方が良いかと思います」

 

「いかんせん、ものがなさすぎる。しかしながら探されている方・お問合せされる方が非常に多く、今ロレックスの中で最も勢いのあるモデルと言ってもいいのでは」

 

なお、インデックスにダイヤモンドがセッティングされた116506Aは、さらに稀少個体となります。

ロレックス コスモグラフ デイトナ 116506A アイスブルー

 

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④デイトナ 116519LN スチール

ロレックス 116519ln 定価

素材:ホワイトゴールド
サイズ:直径40mm
製造期間:2017年~
定価:3,140,500円(税込)
実勢相場:450万円前後~(当店中古販売価格を参考とする)

近年のロレックス相場の高騰は、ステンレススティール製モデルがけん引してきました。しかしながら2020年、その様相に変化が起きつつあります。

と言うのも、金無垢やコンビモデルの相場高騰が顕著となってきたのです。

前項のプラチナ製デイトナでご紹介したように、もともとの定価が高い金無垢やコンビは目に見えて急騰する、といったことはあまりありませんでした。しかしながらSSモデルが高騰しすぎたことに釣られて、まずコンビモデルが相場高騰を果たします。

この背景には、オールステンレスよりも金が用いられた個体の方が割安感が強いという、貴金属市場の逆転現象が起きたことが挙げられます。「どうせ価格がそんなに変わらないのなら、コンビの方を買おう」あるいは「コンビの方が安い」といったロレックスならではの現象が見られた、ということです。

そうしてコンビモデルもまた相場高騰した結果、今度は金無垢モデルの相場がジワジワ上昇していくこととなりました。

 

そんな中で特に相場高騰が著しいのは、ホワイトゴールド製のこちら、116519LNです!

ブラックセラクロムベゼルにオイスターフレックスと言う、116500LNのかっこよさにさらにスポーティー&エレガントを加味したようなこちらのモデルは、2017年に登場しました。

もちろん発売当時から話題性が高く、定価を上回る実勢相場を記録してきました。SSモデルに近い扱いやすさも人気の高さに無関係ではないでしょう。

ロレックス デイトナ 116519LN

そんな116519LNの実勢相場、長らく定価超えの300万円台後半~400万円前後を推移してきましたが、2020年に入ってから450万円前後~というさらなる高騰を遂げることとなりました。中古であってもこの価格に追随しており、現在の市場で116519LNが400万円をきることは、あまり見受けられません。

この、ともすれば高すぎる価格の一方で、デイトナ 116519LNもまた驚くべきような商品回転率を誇っているのです。

アイスブルーのプラチナデイトナ 116506の項でもご説明している通り、400万円を超えるような高額商品は、そうそうすぐに売れるわけではありません。中には出品してから数か月以上も滞留する個体も少なくありません。

しかしながら116519LNの、2020年の平均滞留日数はなんと34日程度

116506よりも数多くの個体が入荷しましたが、そのいずれもが出品から1~2週間程度ではけていることがわかりました。

この回転率は、ステンレススティールの116500LNとほぼ同じくらいです。「高くても買いたい」というニーズがこれほどまでに垣間見える商材を、私はデイトナ以外に知りません。

こういった背景から高止まりはせず、むしろ今後も価格高騰するのでは、という声が非常に多く挙がった一本です。

 

バイヤーからのコメント

「アイスブルーの116506同様、デイトナの中で今一番注目したい一本。SSデイトナに比べると少し目立たないが、異様に早く売れるため、2021年はさらなる価格高騰&人気ぶりを予測する」

 

「116500LNを彷彿とさせるスポーティー&エレガンスな装いは魅力的。イエローゴールドやピンクゴールドも悪くないが、ビジネスシーンで着けやすいという面では116519LNに軍配が上がるだろう。今後、さらにSSデイトナの価格が上がったことで116519LNへの買いが集中するというシナリオは想像に難くない」

 

「SSデイトナの価格が今以上に高騰した場合、一般ユーザーはついてこないのではないか、と思う。であれば別の素材のデイトナ価格が上がると考えるのが定石だが、ホワイトゴールド製の116519LNはSSのような使いやすさから、有力候補だと思う」

 

「金相場が上がっているため、メーカーが値上げしやすい個体の一つ。定価がまた上がれば、実勢相場も追随するだろう

 

「116500LNに比べると流通量が非常に少ないので、2021年も市場での品薄が続き、価格高騰をし続けると考えられる」

 

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スカイドゥエラー 326934 ブルー文字盤

スカイドゥエラー 326934 ブルー

素材:SS×ホワイトゴールド
サイズ:直径42mm
製造期間:2017年~
定価:1,520,200円(税込)
実勢相場:270万円前後~

スカイドゥエラーは、GMTとアニュアルカレンダーを搭載するロレックス屈指のコンプリケーションモデルです。

定番のGMTマスターIIとは異なり、文字盤中央の回転ディスクで第二時間帯を、インデックス外周の小窓で月表示をするという、きわめてユニークな機構を持つことで話題になりました。

ただ、定番ではないことから、2012年のローンチ以来そこまで人気モデルにはなりませんでした。当初は金無垢モデルのみのラインナップで、ハイエンドの位置づけであったことも大きいでしょう。

しかしながら2017年、ベゼルのみホワイトゴールドのステンレススティール製の当モデルRef.326934が登場したことで、通好みや「ちょっと変わったロレックスが欲しい」といった層を虜にしていくようになりました。

ロレックス スカイドゥエラー 326934

もっとも、通好みだからと言って、近年のスポーツロレックスの相場高騰の煽りを受けていない、というわけではありません。

繰り返しになりますが、ロレックスの価格高騰はデイトナやGMTマスターIIと言った、スポーツロレックスの中でも定番上位モデルから人気に火が付く形となりました。しかしながらこの波はじょじょに全体に波及していき、定番を外したコンプリケーションにあたるスカイドゥエラーも大きく影響を受け、相場を上げているのが現状です。

その中でも顕著なのが、青文字盤の326934なのです。

 

以下は、直近一年間のスカイドゥエラー 326934 青文字盤の価格推移グラフです。

ロレックス スカイドゥエラー 326934

出典:https://kakaku.com/item/K0001001266/pricehistory/

現在は若干落ち着きを取り戻しつつありますが、それでも270万円前後と定価よりも大幅に高いプレミアム価格を築いています。

この背景には、パテックフィリップのノーチラスやオーデマピゲのロイヤルオークにも見られる、「ラグジュアリー・スポーツウォッチの青文字盤人気」も存在しているのでしょう。

現在、ロレックスのみならずこういった雲上ブランドのスポーツウォッチもまた高すぎる需要に供給が追い付かず、プレミアム化が進行しているのですが、その中心にはいつも青文字盤がいました。

スカイドゥエラーもまた、こういった雲上ブランドのエレガンスなスポーツウォッチとそん色ないラグジュアリー感を有していること。加えてスカイドゥエラーそのものの魅力(ロレックスにはないコンプリケーションという出自,リングコマンドベゼルを採用した先進的な機構等も含め)によって、他のスポーツロレックスに劣らぬ価格高騰を築いていくこととなりました。

 

バイヤーからのコメント

「326934青はとにかく希少性が高いの一点です。デイトナやGMTよりも正規店で入りにくいという話ですし、メーカーでの青文字盤の交換もできなくなった。今後も青文字盤の希少性は高まる一方だと思います。反面、白・黒は落ち着きそうと見ます」

※ロレックスは同一リファレンス内であれば、文字盤交換が可能です。しかしながら青文字盤の稀少性から、転売防止を目的に交換不可の対応が採られました。

 

「326934自体の持つポテンシャルが非常に高い。時計好きからの支持が根強いモデルなので、商品回転率も上々。市場に出回る割合はデイトナやGMTマスターIIと比べて少ないので、2021年は需要のいかんによってはデイトナ並みの価格高騰もありうるのでは」

 

「スカイドゥエラーだけに言えることではないのですが、人気スポーツロレックスの値段が上がりすぎて、これまで相場が落ち着いていたモデルに顧客が流れています。ただ、デイトジャストやデイデイトより、スポーツ要素の大きいスカイドゥエラーに流れた、というのは当然の結果かも。実際、スカイドゥエラーはバイヤーから見てとても魅力的なモデルなので、まだ上がるポテンシャルを秘めている」

 

「2020年新作発表はサブマリーナが何かと取り沙汰されていたが、個人的にはスカイドゥエラーのオイスターフレックスモデルにとても注目していた。オイスターフレックスは基本的には金無垢モデルにしか採用されていないが、万が一326934で搭載されたら…?夢が広がりますね!」

 

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その他、バイヤーから挙がったモデル

上記のTOP5以外で挙がった、2021年も価格高騰しそうなモデルとしては、実はスカイドゥエラー 326934と一票差だったのが現行エクスプローラーI 214270です。

エクスプローラーI 214270

エクスプローラーII 216570同様に生産終了の噂がまことしやかに囁かれているためか、実勢価格は2020年、確かに上昇しておりました。

 

バイヤーからのコメント

まもなく214270も100万円の大台目前…ロレックス人気が高まるにつれ低価格帯モデルの人気も向上するものだが、ミルガウスやエアキングと比べてエクスプローラーIがより顕著なのは、底堅い人気ゆえだろう」

 

「万が一2021年に生産終了になったら…外観が大きく変わらなければ、新作の方に需要が集中するだろう。ただし、214270は2016年にマイナーチェンジしていることがミソ。つまり最新版は4年の製造期間ということになり、廃盤後に即『2021年に必ず上がる!」とは断言できないが、経年でいずれ価値が上昇することは必定」

 

「旧型214270の方が個人的にはねらい目。希少価値,生産期間の短さが今後再評価されるのでは」

※214270は、2016年に文字盤マイナーチェンジが行われ、最新型は3・6・9のインデックスに夜光が塗布。また時分針が太く長くなり、視認性が向上しました。

 

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ロレックスの生産終了モデルでまだ価格が上がるモデル

現在既に高騰していながらも、まだ上がると予想される生産終了したロレックスのモデルを聞いてみました!

 

①状態の良い個体

ロレックス 中古

前述の通り、本稿における調査は2019年にも行っております。その頃も既に多く見かけましたが、2020年に入ってさらに大きくなったのがこちらの声!そう、「状態の良い個体」です。

中古・アンティーク品に特に造詣が深いバイヤーからよくよくアドバイスされるのが、中古は、兎にも角にもコンディションが大事、ということ。

もちろん、コンディションが悪くても値段がつくロレックスはあります。中にはビックリするようなプレミア価格を記録しているものも・・・例えばサブマリーナ デイトの初代Ref.1680 赤サブや手巻き時代のアンティークデイトナ、状態も無関係ではないものの、その稀少価値から数百万円の値付けが当たり前。

しかしながら、比較的まだ新しい5桁品番のロレックスや、最近生産終了した6桁品番(GMTマスターII 116710系やデイトナ 116520、シードゥエラー 116600など)であれば、流通量はまだ豊富。でも、「状態の良い個体」は、年数を経れば経るほど減っていきます

これから中古品をご購入される方にとっては、「状態が良いこと」「キレイであること」が新しい価値になっていくのでしょう。

もっとも「大昔に買ってもう全然動かないけど、ちょっとお小遣い程度で売れないかな?」といったレベルでのご売却をお考えであればあまり状態について神経質になる必要はないでしょう。現在ロレックスの価値が上がっているので、顔だけの個体でも時計買取店に持ち込めば、飲み代くらいにはなる可能性があります。

 

なお、バイヤーに聞いた、ロレックスを市場で買ったり、お客様からお買取りさせていただいたりする際にチェックしているコンディションのポイントを聞いてみました!

 

メンテナンスされているか※ただし高額買取を狙ってわざわざオーバーホールに出すのはお勧めできません。メンテナンス費用がかかって、足が出てしまう可能性があります

ベゼルの状態は良好か(特にデイトジャストやスカイドゥエラーなどに使われているフルーテッドベゼルは傷が目立つ)

付属品はそろっているか、特に保証書

・その他ブレスレットのヨレや傷、変色の度合いなど

ロレックス デイトジャスト

これらが優れていればいるほど、今後の資産価値が上がるポテンシャルを持ちます。それがデイトナやGMTマスターII、サブマリーナなどの人気モデルであればあるほど、価値が上がっていくでしょう。

とは言え、「じゃあ使わないでずっと取っておくのがいいのか」と言われるとそういうわけではありません。ロレックスでなくとも時計は使ってなんぼですし、保管状態が悪いと湿気で劣化したり、内部の油が固着したりしてコンディションに悪影響を与える可能性があります。

また、傷や変色などといったヴィンテージ感のある風合いが好き、という方もいらっしゃいます。むしろアンティーク好事家なんかは、そういった方が多いです。

そのため一概に「コンディションの良い個体=ベストな一本」とは言えませんが、やはり今後価値を上げやすくするためにも、正しい使い方を心がけていきたいですね。

 

②デイトナ 116520

デイトナ 116520

素材:ステンレススティール
サイズ:直径40mm
製造期間:2000年~2016年
定価:1,242,000円(当時)
実勢相場:200万円台~280万円程度(高年式ほど高値)

「生産終了していて、これから価格高騰するロレックス」でも、デイトナの存在は欠かせません!こちらは、現行デイトナの一つ前の世代にあたるRef.116520です。

デイトナは約60年の歴史の中で幾度ものマイナーチェンジが繰り広げられてきましたが、その歴代モデルのいずれもが高い人気・相場を記録しています。とりわけ116520はロレックス初の完全自社製クロノグラフCal.4130を搭載したデイトナ、ということもあり、16年間のロングセラーで不動の人気を誇りました。

ただ、製造期間が長いせいか、全ての個体で価格上昇しているわけではありません。後述しますが高年式の最終品番(ランダムシリアル)やクラスプなどの新仕様が主にプレミア相場を記録しています。

しかしながら今回の調査では、「今後―特に2021年―の価格高騰」にフォーカスした場合、現行116500LNを超える可能性を秘めている、と考えるバイヤーの多かったこと!

 

■現在既に高値で取引されている個体についてのコメント

ランダムシリアルおよびルミノバ塗料モデルの相場動向に要注目。

Ref.116520は16年間の製造の中で細かなマイナーチェンジはしているが、やはり最終モデル(ランダムシリアル。2010年頃~)はかなりのプレミアがついている。これは結構長いこと続いてきた相場感なのだが、現行116500LNに引っ張られる形でまだまだ相場を上げており、先が見えない

次に上がりそうな年代は、やはりトータル的に生産量が少ないモデルになると思われる。ランダムが2010年~、クロマライトが2013年~といわれているので、ランダム×ルミノバは3年間のみ製造(2010~2013)となることを考えると、かなり稀少なように思う。インダイヤルの控えめさも好印象なので、いずれ値上がりするかも。大穴狙いの方は買ってみては?」

※デイトナ 116520は2000年~2013年までは夜光塗料にルミノバが採用されていました。しかしながら2013年以降はロレックスが独自に開発した青く光る「クロマライト」に夜光塗料が仕様変更されています。

 

Ref.116520の最終型は価格高騰の鉄板新しいギャランティ、新しいクラスプ、そしてクロマライト夜光の116520は数が少ないので、今後も値段は下がることは無いと思われる。また、ロレックスのプレミア仕様の中でも、年代がわりかし限られているため『価格高騰』に照準を当てる時、非常に分かりやすい選択だと思う」

※上のコメントと同様、116520は2015年から新しいクラスプ(それ以前のクラスプ中板は梨地(艶消し)仕様でしたが、最新版では鏡面仕上げに変更)が使用されており、その著しく少ない製造数から非常に高い相場を記録しています。

※また、ロレックス全体で2014年頃から現行保証書にシフトしています。

 

■まだ相場を上げ切っていないRef.116520へのコメント

Ref.116520は発表から生産終了以降まで価格が高騰し続けた。円安などの外的要因もあったと思うが、SSデイトナの価値が落ちないのは通例。前々作16520の価値も高騰し続けた背景をみると、現行も踏襲する可能性が高い。相変わらず入荷が少なく稀少性が高い」

 

「新クラスプやアイボリーダイアルなどはもとより高かったですが、別に特徴の無い個体(D番など)も200万円超え・・・116500LNや116520の最終品番の相場高騰に釣られたこともあるが、状態の良い個体が減ってきていることも背景として大きいでしょう。今後ますます稀少価値が上がり、値上がりが予想されます」

 

「手巻きデイトナやRef.16520のプレミアが上がり続けており、その需要に引っ張られる形でどんどん上がっている。製造期間が長いため随所でマイナーチェンジが行われてきたモデルでもあるが、今後その仕様の違いなどがますます細かく分析されれば、そこでさらに値段を上げてくるモデルもあると思う」

 

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③エクスプローラーII 16570

エクスプローラーII 216570

素材:ステンレススティール
サイズ:直径40mm
製造期間:1991年~2011年
定価:567,000円(当時)
実勢相場:80万円台後半~90万円台前半

「ロレックスの現行モデルの中でまだ価格が上がるモデル」の項で、エクスプローラーII 216570について取り上げました。

この現行216570の先代にあたるのが、16570です。1991年~2011年の20年間製造された、エクスプローラーIIの中では最も息の長いモデルです。なお、エクスプローラーIIとしては三代目にあたり、当リファレンスより黒・白文字盤の2サイズ展開が正式に始まりました。

前述の通り、エクスプローラーIIはまだ今ほどロレックス相場が高騰していなかった頃でも、比較的安く買えるスポーツロレックスのうちの一つでした。

エクスプローラーIの上位モデルという出自から約束された堅牢性。そして単独稼働することで第二時間帯表示が可能となった24時間針の搭載など、機能面はまぎれもない最高峰のプロフェッショナルウォッチでしたが、デザイン面で個性が強いことから定番ではなかった、という背景はあるでしょう(もっとも、この独創的なデザインこそがエクスプローラーIIの魅力ですが)。

 

ロレックス相場は、現行モデルが上昇すれば、釣られて過去の生産終了モデルも高騰する傾向にあります。しかしながら16570はそんな中にあっても落ち着いていました

ロレックス相場の高騰が顕著になりだした2016年時点で40万円台後半程度。2018年は50万円台半ば程度がだいたいの相場感だったものです。

ロレックス エクスプローラーII 16570

とはいえジワジワと、確実に相場上昇してきたことは事実

現行人気に煽られた,あるいは他のスポーツロレックスが価格高騰しすぎてユーザーが流れてきた、ということも考えられますが、一番はエクスプローラーII 16570の再評価が進んだことが大きいでしょう。

と言うのも、16570には、当リファレンスならではの特別な仕様が散見されるためです。

その特別仕様とは、まず「エクスプローラーII最後の40mmケースサイズ」ということ。デカ厚時計もかっこいいのですが、実は一世代前の今よりボリュームを抑えたケースサイズは昨今、非常に高い人気を集めています。

また、ムーブメントも16570の魅力を語るうえで特筆すべき点でしょう。

16570は、GMTマスターの116710LNや116710BLNRなどと同じくCal.3186を搭載していたことは有名です。

そしてエクスプローラーIIにおけるCal.3186は、Ref.16570の2006年以降の個体だけに見られる搭載機となります。「2006年以降の個体」というのは、16570自体もリリースからしばらくは前世代より引き続きCal.3185が搭載されていた、ということです。

そして現行216570は、Cal.3186に耐衝撃性を付加したCal.3187が搭載されることとなりました。

つまり、もちろんベースは3186も3187も一緒なのですが、「3186」はエクスプローラーIIの中でもRef.16570の一部だけのものであり、もしエクスプローラーIIにも3200番台ムーブメントが搭載されることとなれば、市場で希少価値が再評価される可能性があることを示唆しているのです。

なお、稀少性は置いておいてもCal.3186は長らくロレックスの基幹モデルとして活躍した3100系で、優れた信頼性,そしてメンテナンス性を有します。すなわちこれは、「古い個体でも、比較的メンテナンスしやすい」「長持ちしやすい」ことを意味しており、こういった側面も今後の価格高騰のポテンシャルとして十二分と言えるでしょう(これは16570に限った話ではありませんが)。

※実際、GMTマスターIIの16710はCal.3185搭載モデルがほとんどですが、Z番、M番にCal.3186を搭載した個体があり、プレミアム化してきました(16710のCal.3186は製造期間の短さから希少性を獲得したという背景も関係しておりますが・・・)。

 

そんな16570、2019年に相場は70万円台を突破しました。そして2020年末、今や状態の良い個体であれば、100万円の大台が間近に…

しかしながら多くの当店バイヤーが語っていたのが、「まだ上がり切っていない」「伸びしろがある」というもの。
そのため、2021年に価格高騰する生産終了ロレックスとして、3番目にご紹介させて頂きました。

 

バイヤーからのコメント

5桁ロレックスの中で最も売れている時計。2011年に生産終了したが、その後も売れ続け、現在も高い価値を保っている。依然として人気が高く今後も価値が落ちるとは考えづらい。さらに高騰する可能性も十分考えられる」

 

現行の注目度が上がると旧型も値段が上がるのは、もはやロレックスの定石。16570のラインナップからだと相場は上がり切っていないと見受けられるが、現行216570はかなり良いところまできた」

 

「最近注目すべきロレックス。特に白文字盤。GMTマスターの16710と同じムーブメントを搭載しているところもねらい目。他モデルが上がりすぎているので、普通に手軽にロレックスが欲しい、という方にもお勧め

 

「現行の216570と言い、値上がりが顕著。次のプレミアロレックスはエクスプローラーIIか?」

 

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④シードゥエラー4000 116600

シードゥエラー4000 116600

素材:ステンレススティール
サイズ:直径40mm
製造期間:2014年~2017年
定価:1,069,200円(当時)
実勢相場:160万円台~

2017年、シードゥエラー50周年として伝説の「赤シード」の意匠を復刻させた126600がロレックスよりリリースされたことは、まだ記憶に新しい方も多いでしょう。しかしながらその先代16600、現行126600の誕生とともに、わずか3年で廃盤となりました。

近年のロレックスでは珍しいあまりにも短い製造期間から、稀少性が年々上がり続けています。タマ数も少ないため、ロレックス需要が高まり続ける昨今では、当然の結果と言えるかもしれませんね。

 

シードゥエラー 116600について簡単に解説すると、こちらは同シリーズの第四世代に当たります。

ロレックス ディープシー 116660

シードゥエラーは2008年にディープシーが誕生したことで一時カタログから姿を消していましたが、2014年に116600として再誕するに至りました。先代16600の廃盤から7年目の出来事でした。

1220m防水が4000フィートとロレックスの母国イギリスでは表記されることから、シードゥエラー4000の愛称を持つことでも知られています。

さらに先代のRef.16600からセラクロムベゼルへと変更され、針・インデックスもサイズアップした実用性の高い一本に仕上がっています。

 

なぜ廃盤7年目からの復活、そして赤シード復刻の流れを取ったのかはロレックスのみぞ知る、です。

ディープシーは3900m防水というオーバースペックを堅持するため、直径44mm×厚さ18mmというロレックスには珍しいデカ厚ケースであったため、もう少し使いやすいハイスペック機器のニーズを感じ取ったのかもしれませんし、シードゥエラー50周年への布石だったのかもしれません。

いずれにせよシードゥエラー 116600は堅調な人気を誇っていくこととなりました。ハイスペックゆえ、定価が高かったというのも相場に反映されたのでしょう。

そして今ではそのもともとの人気に加えて、稀少価値が付随し、確実な相場高騰を遂げていっています。

 

バイヤーからのコメント

「製造期間が短く、希少性が高いモデルは、今ではほぼ確実に(相場が)上がると言っても過言ではない。ただし、個人的にはクセのないデザインがエクスプローラーIに通じる汎用性の高さとして魅力を感じており、人気が根強いことも今後の価格高騰要因として挙げたい」

 

「短命製造期間モデルで、市場にもそこまで出回っていないモデル。価格は2020年時点で上がりすぎたとは言えず、伸びしろはまだあると思います」

 

「まだ比較的新しい個体であるにもかかわらず、市場から消える勢いが早い。やはり製造期間の短さゆえ、これからの価格高騰に期待して「青田買い」しているユーザーもいるのではないか」

 

 

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⑤サブマリーナ 16610LV

ロレックス グリーンサブ 16610LV

素材:ステンレススティール
サイズ:直径40mm
製造期間:2003年~2010年
定価:648,000円(当時)
実勢相場:180万円前後~(レア仕様除く)

2020年9月、新型コロナウイルスの影響で4月から大幅に延期され、かつデジタル上で公開されたロレックスの新作モデル発表ステージは、大成功で幕を閉じました。

1週間ほど前からティザームービーで匂わせていたように、新作はサブマリーナの三本仕立て。さらに直径が41mmにアップサイジングされるなど、大きな話題を呼んだものです。

そんな中、グリーンサブの愛称で知られる116610LVが126610LVで以て、黒文字盤にデザインチェンジを果たしました。

文字盤とベゼルがグリーンで統一されていることから「ハルク」と呼ばれてきた同モデルが、16610LV時代の「カーミット」に戻った、ということとなります。

※カーミットとはセサミストリートのキャラクター。外装デザインが似ていることから、海外ではこの愛称が用いられる。ちなみに116610LVはアメコミのヒーロー・ハルク

 

ロレックス サブマリーナ 16610LV

こういった時勢が手伝ってかサブマリーナ全体の相場が上昇しています。中でも特に2020年の相場上昇が顕著なのが、こちらの16610LVなのです。

新型サブマリーナの126610LVと異なり、16610LVは古き良きアルミベゼルであること。また、ポストヴィンテージらしい旧型バックルを備えていることなどから、唯一無二の存在感を得ており、他のサブマリーナよりも特別視するバイヤーは少なくありませんでした。

なお、16610LVには「ファット4」「ビッグスイス」「ライムベゼル」といったレアモデルがあります。

これはベゼルの40の4が幅広なファット4、SWISS MADE表記が大きいビッグスイス、ベゼルのグリーンがもう少し淡いライムベゼルを意味します。

ロレックス サブマリーナ 16610LV

※ファット4×ビッグスイス個体

こういったレア仕様は既に260万円台~とプレミア化が凄まじいですが、好きな方にはたまらない仕様です。

 

バイヤーからのコメント

「生産終了してもずっと人気が高かった一本。ワイドスイス、ファット4といったレア仕様もあり、値段の評価額も変わってくる。評価次第でさらなる大きな価格高騰もあるのでは?」

 

「もともとデザイン性が高くまた希少性は今後も高まる一方なので、もう既に高いのですが今後も価格は向上するのではと予想しています。現状は並行店各社が値段設定に迷っている印象があるが、仕入れ値の上昇は避けられず、今後価格を上げざるをえない状況は想像に難くない」

 

「サブマリーナの生産終了にかかわらず、常時お問合せを頂いていたモデル。この人気の勢いが2021年に衰えるとは考えづらい」

 

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過去5年間に価格高騰したロレックスTOP20 ~1位から10位~

次に、過去5年間の中で、価格高騰したロレックスのモデルTOP20をご紹介いたします。

2015年を100として(以降発表モデルは初出年を起点とする)、その後の各年の販売価格を比率にしてみました。価格上昇率が高いほど、今後もまだ価格を上げてくる可能性があるということです。

 

※価格は当店での中古販売価格を参考にしております。

※入荷数が少ないモデルは十分なデータが取れていないため、ランキング外としています。

 

①デイトナ 16520

デイトナ 16520

過去5年間の価格上昇率:218.2%

 

②サブマリーナ デイト 16610LV

サブマリーナ 16610LV

過去5年間の価格上昇率:201.3%

※ファット4,ビッグスイス等のレア個体含む

 

③GMTマスター 16750

GMTマスター 16750

過去5年間の価格上昇率:191.2%

※フチなしとフチありが存在し、前者が大きく高騰を遂げている

 

④GMTマスター 16700

GMTマスター 16700

過去5年間の価格上昇率:179.4%

 

⑤サブマリーナ デイト 168000(トリプルゼロ)

ロレックス サブマリーナ 168000 トリプルゼロ

過去5年間の価格上昇率:174.4%

 

⑥デイトナ 116509

ロレックス 116509 定価

過去5年間の価格上昇率:172.4%

※ソーダライト,シェル文字盤含まず

 

⑦デイトナ 116520

デイトナ 116520

過去5年間の価格上昇率:170.0%

 

⑧サブマリーナ デイト 116610LV

サブマリーナ 116610LV

過去5年間の価格上昇率:169.8%

 

⑨エクスプローラーII 16570

エクスプローラーII 16570

エクスプローラーII 16570

過去5年間の価格上昇率:166.0%

 

⑩サブマリーナ ノンデイト 14060M

サブマリーナ ノンデイト 14060M

過去5年間の価格上昇率:163.5%

 

過去5年間で、価格価格上昇率が最も高かったTOP10をご紹介いたしました。

ナンバーワンは、みんな大好きデイトナ!バイヤーからの「価格高騰するロレックス」でも、非常に意見の多かった個体ですね。

ただ、上昇率ランキングで一位となったRef.16520は、まだロレックスが自社製クロノグラフを開発する前、ゼニスのエルプリメロを搭載していた当時のモデルです。1988年~2000年という、長きにわたってデイトナ人気をけん引してきました。

デイトナ 16520

ちなみに16520、2020年の平均価格がグラフ上ではやや下がってはいるものの、これは価格高騰が顕著な「A番またはP番」、あるいは「パトリッツィ(ブラウアイ)」や「逆6文字盤」などといったレア個体が2019年と比べて入荷しづらかったことが背景としてあります。一方で通常個体でも販売価格はおおむね300万円を超えており、きわめたて高水準で推移したと言うことができます。

 

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なお、ランキングを見てお気づきいただけるのが、ほとんどが生産終了モデルということでしょう。これは2019年時の調査でも同様でした。ロレックスファンが増えるにつれ、中古市場も大きく盛り上がりを見せ、結果としてかつてより流通量が低減していることを示唆しています。

 

サブマリーナのランクインも目立ちました。これは2020年9月に新型サブマリーナが登場したことで注目度が上がった、というのが上昇率の要因でしょう。もっとも、いずれも「2020年だけ上昇した」というわけではなく、2019年から高騰の片鱗を見せていました。今後、先代にあたる116610系はもちろん、過去のモデルも流通量は減っていくことでしょう。

もっとも、サブマリーナは屈指のロングセラー。特に仕様のこだわりがなければRef.14060や16800などまだスポーツロレックスの中では価格を上げ切っていない個体もあるので、急騰してしまう前にご決断されるのも一つの手でしょう!

サブマリーナ 16800

ちなみに個人的に驚きを感じたのは、サブマリーナ168000が「上昇率」で5位につけた、という事実です。

この通称トリプルゼロとも呼ばれる個体は、1986年~1989年頃に見られるサブマリーナです。

1980年代のロレックスのリファレンスはだいたいが4桁か5桁。にもかかわらず、なぜ唐突に6桁にあたるRef.168000が出たのか。また、先代と思しきRef.16800(1980年~1986年頃の製造)と外観もムーブメントも全く同一で、どこが違うのか様々な議論が交わされている。
こういった出自を持つ、大変ミステリアスな存在です。

この謎めいた雰囲気を持つため、ロレックスファンの中には「今後価格上昇する」と囁く声もあったのですが、2017年頃までは相場は特に上がっておらず、むしろ「安く買えるロレックス」のうちの一つでした。なんなら先代の16800の方が相場高騰が顕著であったものです。

しかしながら2018年も半ばを過ぎたあたりから、ジワジワと相場を上げ始め、2019年に入ると多くのバイヤーが「市場でなかなか姿を見かけなくなった」と騒ぎ始めます。
そして2020年、ついに相場は100万円台の大台となり、過去5年間で174%もの上昇率を誇るに至りました。
もし168000の相場高騰に期待して購入した方がいらっしゃったら、売却時に思わぬ利益を手にできるかもしれませんね!

 

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また、126710BLRO及び126710BLNRの登場からしばらくを経て、現行熱はやや落ち着いたと思われるGMTマスターにも言及しなくてはなりません。

と言うのも、GMTマスターはもともとは「定番外し」の時計でした。どちらかと言うとオーソドックスなステンレスモデルや、金無垢のデイトジャストなどが主流であり、GMTマスターのカラフルなベゼルは万人受けしなかったのです。価格帯も比較的安価で、エントリーモデル的立ち位置でした。

GMTマスター 1675

しかしながら新型GMTマスターIIの登場で、シリーズ全体が大きく盛り上がりを見せているのはご存知の通り。もともとGMTマスターが有していた「ロレックス唯一のパイロットウォッチ」というアイデンティティも、好きな方にはたまりません。

そのため、ヴィンテージGMTマスターを中心に、2021年も相場を上げてくるのでは、と語るバイヤーは少なくありませんでした。

 

このように、「過去5年間で価格高騰したロレックスTOP10」にランクインしたモデルは、今後も価格高騰が続く、と予測します。と言うのも、ヴィンテージロレックスへの注目度は年々高まるばかりで、ほんの数週間・あるいは数日前にはまだ安かったモデルが、今は全然市場で見かけない、ということがザラにあるためです。

ちなみに今回TOP10でご紹介した5桁品番(168000はなぜか唐突に1980年代に登場した6桁という謎の存在)は、当店のバイヤー曰く、本当に市場で見つけることが難しいモデルとなります。もっとも市場での流通量が減っている関係で、業者間の入荷争いが苛烈をきわめるばかりで、それがまた価格高騰を加速させます。

5桁ロレックスで状態の良い個体を見つけたら「買い」を真剣に検討した方がいいでしょう。

 

ただし、このヴィンテージロレックスを投資目的で購入する際に注意したいことがあります。それは、個体の仕様によってプレミア度(価格)にバラつきがある、ということ!

例えば1位に輝いたRef.16520ですが、前述の通り特に価格を高騰させているのは「A番」と「P番」など、一部年代のものとなります。ちなみにA番は1999年頃、P番は2000年頃の製造モデルです。

さらに言うと、バイヤーからの見解でもご紹介したように、個体のコンディションも重要視されるようになってきます。投資目的で購入される際は、「オーバーホールはされているのか?」「どんな傷や変色があるのか?」「コマは揃っているか?」等をご確認ください。

もっとも、年式の古いモデルにありがちな傷などは、その個体の持ち味にもなるのですが・・・

ロレックス 16520 デイトナ

その他のヴィンテージにも、インデックスのフチなし・フチありがあったり(フチなしの方が高い。数十万円の差をつけることも)、文字盤のロゴの仕様に違いがあったり(GMTマスターだとスティックダイアルが有名)、何かとレア個体が多く、当然ながらこういったモデルの方が高騰はしやすいでしょう。

とは言え、このレア個体の高騰に引っ張られる形で、もともとそんなに値段がついていなかった同リファレンスの通常モデルがジワジワ相場を上げて行っているのも事実。コスパを重視するけど、でも値上がりも期待したい!そんな方は、まだ相場を上げ切っていない、通常個体を狙うというのもアリかもしれません。

 

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過去5年間に価格高騰したロレックスTOP20 ~11位から20位~

最後に、過去5年間の中で、価格高騰したロレックスのモデル11位~20位までをご紹介いたします。

 

⑪GMTマスターII 116710BLNR

ロレックス GMTマスターII 116710BLNR

ロレックス GMTマスターII 116710BLNR

過去5年間の価格上昇率:162.3%

 

⑫シードゥエラー4000 116600

シードゥエラー4000 116600

過去5年間の価格上昇率:162.2%

 

⑬GMTマスターII 116710LN

GMTマスターII 116710LN

過去5年間の価格上昇率:162.0%

 

⑭サブマリーナ ノンデイト 114060

サブマリーナ ノンデイト 114060

過去5年間の価格上昇率:154.6%

 

⑮デイトナ 116515LN

ロレックス 116515LN 定価

過去5年間の価格上昇率:154.0%

 

⑯サブマリーナ 116610LN

ロレックス サブマリーナ 116610LN

過去5年間の価格上昇率:152.2%

 

⑰エクスプローラーII 216570

ロレックス 216570 定価

過去5年間の価格上昇率:149.7%

 

⑱デイトナ 116500LN

デイトナ 116500LN

過去5年間の価格上昇率:147.1%

 

⑲デイトナ 116528

デイトナ 116528

過去5年間の価格上昇率:146.4%

※シェル文字盤,ダイヤモンドインデックスの個体は除く

 

⑳ミルガウス 116400

ミルガウス 116400

過去5年間の価格上昇率:143.4%

 

価格上昇率11位~20位になると、近年のモデルが目立ってきました。もっとも、初出から高値を記録していたため、「価格上昇率」とするとランクインしなかったり、上位に食い込まなかったりしたモデルというのはたくさんあります。

例えば最も顕著なのは現行デイトナRef.116500LNでしょう。今回のランキングでは18位でしたが、116500LNと言えば文句なしのナンバーワン人気高騰モデル。むしろ、現在のロレックス相場は、この現行デイトナがけん引していると言っていいでしょう。

デイトナ 116500LN

2016年が初出ですが、1990年代後半~2000年前半には既にデイトナ人気自体に火がついていました。116500LNが発表された頃、Ref.116520の新品並行相場は約130万円ほど。定価は1,242,000円。今でこそ定価超えロレックスは珍しくもありませんが、2016年には非常に稀有な存在でした。いかにデイトナ人気が凄まじかったかおわかりいただけるでしょう。

そんな折にデビューを果たした116500LNですから、人気が出ないわけがありません。初年度から200万円近い販売価格で取引されていました。しかも、116500Nは初年度よりもその翌年、また翌年とどんどん価格を上げています。2018年に250万円を超えた時、「さすがにそろそろ価格が落ちるだろう」と言われてきましたが、実際には2020年12月現在、黒文字盤は290万円前後、白文字盤に至ってはなんと330万円を超えてしまいました。

ここまで上がりすぎてしまうと、今後を予測するのが大変難しくなります。ある程度の高値になると、買い控えが増えてくるためです。でも、そう言われてはや1年が過ぎました。今なお勢いが衰えないことだけはお伝えしておきます

 

ロレックス デイトナ 116528

その他のモデルを見てみると、金無垢デイトナの存在が目立ちます。

実は今回、バイヤーからの定性的評価でも、金無垢デイトナは「今後上がる」と言った声が少なくありませんでした。

なぜなら「SSモデルに比べてお得感が強い」という、貴金属市場の逆転現象が起きているためです。

とりわけ生産終了のゴールドはお得。現行だと「割安」とは言え定価自体が高いので、結構頑張らなくては買えないレベル。そこへきて生産終了モデルであれば、まだ高騰しきっていないこともあり、200万円を大きく下回る価格で手に入れられるものも少なくありません。現行のSSデイトナが300万円近く、前世代も200万円前後~、といった相場観を考えると、かなりお得ですよね。

 

ちなみに生産終了した金無垢モデルの購入で気を付けてほしいこととして何人かのバイヤーから挙がった声があります。

曰く、「金無垢モデルはステンレススティール製よりも最繁時、さらにコンディションが重要になってくるので、注意されたし。特にメタルベゼルはタキメーターが印字してある関係で、傷が磨きでとれない。

普通に使用する分には神経質になる必要はないが、金無垢またはコンビデイトナを着けた手を自販機の取り出し口に突っ込んだり、ガンガンぶつけたりするのは絶対におすすめしない」と。

 

なお、前項でも述べたように、生産終了モデル―特に5桁品番以前―の中には、特定の個体が価格上昇したことで結果的に上昇率がぐんと上がった、というものもあります。11位にランクインしたRef.116520も、もともと高価格とは言え、特に顕著に上昇しているのがアイボリー文字盤(経年で色をクリーム色に変えたホワイトダイアルのこと)や鏡面バックル仕様(116520生産終了前夜の2015年後半頃から、仕様変更によって切り替わったバックルのこと。従来の116520ほとんどは梨地バックルだった)といったレア個体。

デイトナ 116520

※左がアイボリー(クリームダイアル)で、右が通常の116520の白文字盤

もちろん通常モデルも高値であることに変わりませんが、投機的な意味ではレア個体の方が強い印象はあります。

 

このように、過去の販売価格から割り出した上昇率をもとに、これからまだまだ高値になるロレックスのモデルを予測することはできます。とは言え、どこで価格高騰に火がつくのかわからないのがロレックス。事実、エクスプローラーIIなどが、ここまでの上昇率を誇るとは、5年前には思いもよりませんでした。

2021年はどのようなロレックス相場を観測できるのでしょうか。4月の新作も気になるところです。

2021年も、ロレックス相場を追っていきたいと思います!

 

まとめ

過去5年間の価格上昇率、および当店の時計バイヤーから聞いた、まだまだ価格を上げると予測できるロレックスモデルをご紹介いたしました!

ロレックス相場の予想はなかなか難しいものがあります。何が起こるかわからないためです。でも、今は空前の高級時計ブーム!この機会に、今後の値上げに期待しつつ、お気に入りの一本を手に入れてみてもいいかもしれません。

 

文:鶴岡

 

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この記事を監修してくれた時計博士

池田 裕之(いけだ ひろゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 銀座ナイン店(ロレックス専門館) 店長

昭和57年生まれ 37歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年

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