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ロレックス相場研究所より。ついに一部モデルで価格下落?今買うべき一本を考察

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ここ数年ほどで、大きく相場を上げてきたロレックス。多少のアップダウンはあるものの、過去類を見ないような右肩上がりを記録しており、スポーツモデルに至ってはほとんど全てのモデルで定価を超えるプレミア価格をたたき出しました。
しかしながら2019年6月~7月にかけて、様子が変わってきています。と言うのも、ロレックスの一部モデルでの相場下落が確認されているのです。
これは、長年世間―時計愛好家、ロレックスファン、投資家など―を騒がせてきた、空前絶後のロレックス価格高騰が終焉を迎えた、ということなのでしょうか。今、ロレックスを投資目的で購入することは危険なのでしょうか。これからロレックスを買う方は、どのモデルを買うのが正解なのでしょうか。
この記事では、ロレックス相場の現状や今後の動向、そこから読み解く今買うべき一本を、ロレックス相場に精通したスタッフの監修のもと、考察してみました!

ロレックス 相場研究 価格下落

※ロレックス定価・相場は2019年7月現在のものとなります。
※今後のロレックス相場をお約束するものではございません。参考程度にお読みください。

 

ロレックス相場の現状

実際のロレックス相場の現状を見ていきましょう。

 

①相場を下げているモデルがある

最初は、「相場を下げているモデル」を確認します。
冒頭でも述べたように、ロレックスの一部モデルで相場が下がり傾向にあります。
特に下がっているのが、ここ一年ほどで価格急騰したモデルです。

 

例えばGMTマスターII 116710LN。

GMTマスターII 116710LN

定価:864,000円

116710LN 価格推移

出典:https://kakaku.com/item/51609015718/pricehistory/

 

バーゼルワールド2019で、完全に126710系リファレンスに移行され、116710系は現行ラインから姿を消すこととなったGMTマスターII。
ロレックスの価格高騰の図式に「生産終了すると需要が集中し、価格が上がる」というものがありますね。それに則り、バーゼルワールド2019を契機に廃盤となった116710LNと116710BLNRは一気に価格急騰するのですが、116710LNの方は最近下がり始め、バーゼルワールド前の相場に揺り戻ろうとしています。

 

また、同じく黒ベゼル×黒文字盤のサブマリーナ116610LNもその傾向にあります。

サブマリーナ 116610LN

定価:874,800円

サブマリーナ 116610LN

出典:https://kakaku.com/item/K0000098531/pricehistory/

 

サブマリーナは生産終了品というわけではありませんが、もともと定番の人気機種。とは言え定番のシンプルさゆえかそこまでプレミアモデルと言うわけではなく、ここ一年でデイトナ相場などにつられる形で急騰を続けていました。しかしながら最近落ち着いて、やはり一年前の相場に戻ろうとしています。

 

これは同じサブマリーナの、ノンデイト 114060でなお顕著です。

サブマリーナ ノンデイト 114060

定価:766,800円

サブマリーナ ノンデイト 114060

出典:https://kakaku.com/item/K0000402659/pricehistory/

 

ノンデイトはデイトサブマリーナの廉価版といった立ち位置で、安く買えるロレックスの代表格でしたが、同じくデイトナなど超人気機種につられて高騰していました。これが、戻りつつあります。

同様の傾向はエクスプローラーI 214270、エクスプローラーII 216570、シードゥエラー 126600(通称赤シード)などでも見られています。

 

ただし、気をつけてほしいのが、大幅に相場が下落している、ということではありません。今の段階では下落傾向にある、といった程度です。
一方で以上でご紹介したモデルについて、時計買取店での査定相場が下がっている、という報告もあるため、気に留めるべき事象ではあります。

 

②相場が上がっているモデルもある

一方で、相場が上がっている・あるいは変わらず堅調なモデルも存在します。
その代表格は、現行デイトナ 116500LNを差し置いて他にありませんね。

デイトナ 116500LN

定価:1,274,400円

デイトナ 116500LN

出典:https://kakaku.com/item/K0000866568/pricehistory/

 

もちろん多少の上下はありますが、高値キープ。これだけ高くなったにもかかわらず、まだ上がるとも言われています。
ちなみに黒・白文字盤ともに需要が高いですが、白文字盤の方が人気です。

 

また、先ほどGMTマスターIIの生産終了した黒ベゼルモデルが相場が下落ぎみ、とお話しましたが、同じく従来の現行モデルであったRef.116710BLNRは高値キープ。

GMTマスターII 116710BLNR

定価:918,000円

GMTマスターII 116710BLNR

出典:https://kakaku.com/item/K0000514480/pricehistory/

 

116710系に変わって2018年に現行GMTマスターIIとして登場した126710BLROは、ここ一年ずっと定価の二倍を超える価格帯を続けています。

GMTマスターII 126710BLRO

定価:950,400円

GMTマスターII 126710BLRO 価格推移

出典:https://kakaku.com/item/K0001060167/pricehistory/

ちなみに同じく現行GMTマスターIIの126710BLNRは2019年新作として登場したばかりのため高くて当然です。新作は発表後、入荷してすぐは需要が集中するため、相場がぐんと上がるのです。これは、ロレックスのような超絶人気ブランドはもとより、オメガやタグホイヤー、ウブロなど多くの有名ブランドに当てはまる図式です。
しかしながらこのご祝儀的な価格相場は、だいたい入荷から半年ほどすると落ち着いてきます(5月頃国内入荷が始まったとしたら、年末には下がって本来の需要に適した相場になる、ということ)。

そこを、126710BLROは、ずっと定価の倍でキープしているというのだから、なかなかない事象です。本当にこの時計が欲しい。そんな需要が明確に存在することを意味します。
このGMTマスターIIは、まだ製造期間一年ほどと流通量の圧倒的少なさも重なり、デイトナを超えるレアロレックスとしても名高いです。

 

さらに、これまで「ロレックスの価格高騰」で取沙汰されてきたモデルはほとんどがステンレススティール製のスポーツモデルでしたが、ゴールドとのコンビモデル、あるいはオール金無垢モデルの需要が高まり、相場がぐんと上がっている、という現象も確認できます。

最も顕著なものはやはりデイトナ。SSであろうとコンビであろうとオール金無垢であろうとデイトナは王者の貫禄を相場状況でも見せています。

■116519N スティール

デイトナ 116519LN

定価:2,959,200円

デイトナ 116519LN

出典:https://kakaku.com/item/K0000975459/pricehistory/

 

■116509 ブルー

デイトナ 116509 ブルー

定価:3,855,600円

デイトナ 116509 価格推移

出典:https://kakaku.com/item/K0000893907/pricehistory/

 

また、これまでロレックス屈指のコンプリケーションとして、スポーツモデルでありながら「知る人ぞ知る」のイメージであったスカイドゥエラーも、文字盤や素材にもよりますが高値傾向です。

■326934 ブルー

スカイドゥエラー 326934 ブルー

定価:1,479,600円

スカイドゥエラー 326934 価格推移

出典:https://kakaku.com/item/K0001001266/pricehistory/

 

この他にはコンビのサブマリーナ 116613LB、ヨットマスターのエバーローズゴールドモデル 116655などが挙げられます。

なお、アンティークを中心とした生産終了モデルもにわかに高騰。これまではプレミアがついていなかったものの価格が釣り上げられている状態です。

このように、相場が変わらず高値、あるいはまだ上がり続けているモデルも存在するのがロレックスの現在の相場状況となります。

とは言え、繰り返しになりますが、ここ一年ほどはほとんど全てのモデルで相場が上がっていたことを考えると、トータルで見た場合「ロレックスの相場は下がっている」「ロレックスの価格高騰が落ち着きつつある」と言えるでしょう。

 

③時計・宝飾品市場は活発

ロレックス デイトナとデイトジャスト

これまで相場を上げ続けてきたモデルが下がる。この理由として、まず考えられるのが社会的要因です。例えば、スイス時計産業にとって大きな市場であった中国経済が鈍化し、世界的な時計・宝飾品需要が減退している、ということをまず考えます。

しかしながら、現状はむしろ逆。時計・宝飾品市場は相変わらず活発で、成長すらしているのです。

事実、ウブロやタグホイヤー、ゼニス、ブルガリを抱えるLVMH(ルイヴィトン・モエヘネシー)グループ。オメガ、ブレゲ、ハリーウィンストンを抱えるスウォッチグループ。あるいはカルティエやIWC、ジャガールクルトを率いるリシュモングループといった、時計・宝飾産業大手コングロマリットは2018年度に軒並み増収増益。LVMHに至っては過去最高の売上高だったと言います。つまり、時計・宝飾品を含むファッション産業の市場は堅調と言うことを意味します。

 

また、近年金価格が上昇し続けていることはご存知かもしれませんが、金はリサイクル可能な資源です。そのため金の精製業者やリサイクル市場(ユーズドなどの二次流通市場)がにわかに活気づいており、高価格帯の時計・宝飾製品が広く流通するようになりました。

金価格 上昇

日本だけに目を向けても、高級時計への需要はかつてないほど盛り上がりを見せており、大手ネットショッピングの楽天やヤフーショッピングのブランド時計ジャンルは、前年比120%以上と大きな伸び率を記録しています。
バッグやジュエリーは伸び悩んでいるところもあるようですが、時計だけが高い成長率を保ち続けているのです。

これは、ロレックスの現在の相場下落が、業界全体の問題に起因するものではない、ということです。

 

また、ロレックスへの需要が大きく後退したかと言うと、そうでもないと思えるのです。
と言うのも、ロレックスは上場企業ではないためその売上高と言うのは正確にはわかりませんが、前述したスウォッチグループなどのコングロマリットを超えて、時計専業メーカーの中ではぶっちぎりのナンバーワンです。当店でも、一番人気と言えばロレックスが挙げられます。

相場は市場の需要によって大きく影響を受けますが、少なくとも現状ではロレックスの需要が減退したような形跡は見られません。

 

ロレックス相場下落の考察

ロレックスの一部モデルで相場が下落している一方で時計市場はますます拡大している。
この二つが両立する理由はいったいどこにあるのでしょうか。三つの要因から考察してみました。

 

①消費者の購買スタイルの変遷

デイトナ 116500LN

ロレックスは資産価値の高さがしばしば取沙汰されます。これが、現在の相場下落の一因になっていると考えます。そのからくりは以下の通りです。

 

先ほど二次流通市場の活性化のところで、金はリサイクル可能、というお話をしました。溶かせばまた別のものに生まれ変わる、ということです。機械式時計もリサイクルとまでは言わなくても、メンテナンスさえ行えば次にほしい人に受け継いでいける資産の役割を持ちます。

そんな機械式時計の中で、ロレックスは特に資産価値が高いと言われています。品質が良いこと。長年不動の人気があること。その理由は様々ですが、近年では「儲けられること」が資産価値の高さを後押しすることとなりました。と言うのも、相場がどんどん上がるため、今買っておけば将来的に買値より高い金額で売却できる、投機的な側面がフォーカスされるようになったのです。

そうして、消費者のロレックス購買スタイルは、「かっこいいから」「ロレックスが好きだから」に加えて、「資産価値があるから」というものに変遷していくこととなりました。

事実、「使わなくなったらいくらで売れるか?」そんなリセールバリューを考慮してご購入されるお客様が増えてきたように思います。
「このモデル、何年後かには(相場が)上がってるかな?」「来年このモデルが生産終了するって聞いたけど本当?」そんなお問合せをいただくことが、昔に比べて増えてまいりました。

この「ロレックスのリセールバリューを気にする」現象は、時計の売買に慣れた愛好家や転売屋と呼ばれる方々に留まりません。初めてロレックスをご購入されるような、一般消費者の中でも「売った時」を考慮するという購買スタイルが当たり前になってきているのです。

GMTマスターII 16570

メルカリやヤフオクなどと言った、フリーマーケットアプリが発展したこと。前述のように二次流通市場が活性化していることも、この購買スタイルを後押しする要因です。街中の時計専門買取店も、昔に比べて格段に増えましたね。

こういった消費者の新たな購買スタイルが、ロレックスの相場高騰に拍車をかけたことは言うまでもありません。値段が上がれば上がるほど転売の動きが活発となり、巷ではロレックスマラソン(定価超えモデルを定価で買うことを目的に、街中のロレックス正規店を何軒も周ること)なる言葉まで出始めました。
正規店でなくとも、ある並行輸入店で買ったロレックスが、翌日には●万円もアップして買値よりさらに上の売値で売却できた、なんて場合も存在します。

 

この流れの中で、逆に今度は時計店にロレックス在庫が増えるようになった。つまり供給量が需要に迫るという現象が起こり始めています(追いついたわけではありません)。

どういうことかと言うと、多数のロレックスが買取店に持ち込まれるようになり、結果として在庫・流通量が増えて価格が下落する、ということです。

これが、今現在相場が下落しつつある大きな要因の一つでしょう。

昨年出たばかりのGMTマスターII 126710BLROや2016年に発売されたデイトナ 116500LNはまだ製造期間は短いため在庫の確保が難しいですが、現在相場が下がり傾向にあるGMTマスターII 116710LNやサブマリーナ116610LNは、比較的息の長いモデルで、流通量は少ないわけではありません。

一時期のロレックスバブルの中で、本来はそこまでプレミア化していなかったモデルにも需要が集まり、結果として相場がグングン上がりました。
しかしながらそれを転売する人が増えたことで時計店の在庫が増え、真っ先にこういったモデルの流通量が安定し、相場下落の一因となっているようです。

 

②時期的要因

エクスプローラーII 216570

夏は高級時計業界にとっては大きな繁忙期の一つとなります。世間のボーナス時期、ということもあります。加えて、5月頃から、その年の新作の国内入荷が徐々に始まるようになることも理由です。
時計業界にはいくつかの大きな新作見本市―SIHHやバーゼルワールド―がありますが、そこで発表されたブランド渾身の新作が手に入るとあって、時計店も時計ファンも大いに盛り上がる時期です。
こういった中で、新作やその同シリーズに注目や需要が集中します。例えば先ほどから何度か言及しているGMTマスターIIですが、2018年に続いて2019年でも新型モデルが投入されたため、今なおロレックスの話題はGMTマスターに集中します。

一方でイマイチ目立ったところのない他シリーズは、本当に欲しい人には既に行き渡っていることもあり(前述の通り流通量が少なくないため)、この時期には話題性高いモデルに人気を持っていかれて、相場を下落していると考えられます。

 

③ロレックスの価格競争が起こりつつある?

ロレックス ヨットマスターII

10年ほど前だったでしょうか。牛丼大手チェーンがいっせいに値段を下げ、価格破壊が起きたことがありました。当時は、コーヒーチェーンの一杯のコーヒーより牛丼が安い、なんてことが起こったものです。
こういった、価格競争にさらされる製品―食料品や日用品に多い―をコモディティと呼んだりしますが、高級時計はそういったコモディティと一緒でいいはずがありません。「高級ブランドは価格競争に巻き込まれるな」というのが通説です。

しかしながら、時計製造のオートメーション化などにより、かつてより安価で高性能な時計は広く普及しています。
そのため、高級時計は「コモディティ化」すると言われてもおり、スイスの伝統的な時計メーカーの大きな課題の一つです。

このコモディティ化というのは大げさかもしれませんが、ロレックスを「いかに安く売るか」というところで、価格競争が起こっていることは事実です。

ロレックス自体は値下げは絶対に行いません。セレクトショップで商品を陳列させたり、アウトレットに出店したりすることはありません。
こういった努力によってブランド価値を守っているのですが、一方で並行輸入の勢いはなかなか止められませんね。

ロレックス バーゼルワールド ブース

並行輸入はメーカーや正規代理店を通さず、バイヤーや会社が、直営店や量販店などで既に流通している商品を買い付けて販売する手法のことです。海外で買い付けをし、為替相場における価格差などを利用することによって、定価よりも安い価格帯で商品を提供できることが何よりの強みです。まったく同じものを安く手に入れられるのです。

しかしながらご存知の通り、ロレックス相場は既に定価超え。人気のスポーツモデルを正規店で定価で購入できることは、現状ではほとんどありません(ロレックスマラソンで手に入れている方もいるようですが・・・)。
そのため、本当にロレックスが欲しい方は、並行輸入店で目当てのモデルをご購入いただくこととなります。
そんな時、どうせだったら少しでも安く買いたいですよね。通信販売が主流の現代であれば、各社の価格差を比べることは容易です。

そこで、並行輸入店間で、価格競争が起きているのではないか、と考えられます。
もちろんそれは微々たるものです。ロレックスを仕入れる時、多くの時計店で利益はほとんどギリギリです。仕入れ値も高いことが多く、買取を併設しているところでも、他社に負けないよう精いっぱい買取額を釣り上げているためです。

しかしながらある程度在庫に余裕が出てきた現在、それをさばこうと値段を下げる時計店が出てくる。するとそこに追随お店が、また価格を下げる・・・こんな価格競争が起きていると考えられます。
こういった動向が、ロレックス相場を全体的に下落傾向にさせている、と仮定することができるのではないでしょうか。

 

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結論~今ロレックスは買いか待ちか?買うならどれ?~

ロレックス デイトナ

ここまでお話したことを簡単にまとめます。

 

ロレックス相場の現状

・一部モデルで相場下落。ただし大幅に下がっているわけではない

・時計産業はかつてないほど活発

 

ロレックス相場下落の考えうる要因

・リセール目的での購入が増え、売買が活性化し、結果として時計店に在庫が増えることとなった

・新作の国内入荷などで話題となるモデルがシフトし、結果として従来のモデルの需要が下がった

・並行輸入店間の価格競争

こういったことが起きていると考えられます。

 

 

では、以上を踏まえたうえで、今後のロレックス相場はどのようになっていくのでしょうか。

あくまで考察の域は出ませんが、これまでのような上昇率はないにせよ、今下がっているモデルでも今後高値をキープしていくのではないかな、と思います。
なぜかと言うと、まず売値が大幅下落しているわけではないこと。例年国内入荷が始まると、需要が微減することは珍しいことではないため、一時的な作用と言えるのではないでしょうか。

また、既に大きく相場を描いているデイトナやGMTマスターIIは、今後まだまだ相場を上げていく、ということも考えられます。
この理由は、在庫があるある言われていますが、市場ではとんと見かけないレアモデルであるためです。

そして近年上がり調子となっている生産終了ロレックスに至っては、まだ上がりそうな勢いです。
時計産業のかつてないほどの成長、および二次流通市場の活性化していること。そして時代が「クラシカル回帰」にあり、往年の過去モデルが注目度を浴びているため、ヴィンテージロレックスの相場のポテンシャルは今なお計り知れないところがあるためです。
ちなみにもともと「レア仕様」と呼ばれる個体(GMTマスターのスティックダイアル、デイトナ16520の逆6、ブラウンアイなど)は超絶プレミア価格でしたが、現在同リファレンスの、なんでもない個体ですら相場をジワジワ上げている現状です。

このように、現行品のみならず生産終了品にまで目を向けると、どんどんロレックス市場が成長していってることがおわかりいただけるでしょう。

※ヴィンテージの個体の見分けは難しいため、具体的なレア仕様についてはこちらをご覧ください。

 

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つまり、ロレックス相場の下落は一時的なものであり、今後まだ相場を上げるモデルはある。また、従来はプレミア価格ではなかったものも、脚光を浴びつつある、ということが言えます。

サブマリーナ ターノグラフ

では今「買い」のロレックスはどれなのでしょうか。

若干とは言え相場が下がっている今に狙いを定めてモデルを購入するのもいいでしょう。いつまた価格高騰となるかわかりません。サブマリーナ ノンデイトやGMTマスターIIの黒ベゼル116710LNなどは、かつてよりはお買い求めやすくなっています。
一方でデイトナの今後の成長率に期待して、投機的な意味で買う、というのもアリと言えます。

しかしながら、本来ロレックスは投資対象品ではありません。
オリジナルからほとんど変わらない、長年親しまれてきたデザインアイコンを持ち、かつ完成された機能・性能を持つ、まごうことなき実用時計です。

そのため、本当に欲しい方は相場にかかわらず出会った時に出会った一本を買っておくべきですし、「今これを買うべき」「今は止めるべき」といった答えはないと言えますね。

 

まとめ

ロレックスの最近の価格動向と、今買うべき一本について考察いたしました。
文中では「投機目的のものではない」と述べましたが、そうは言ってもやっぱり自分の時計の相場が上がったら嬉しいものですよね。

相場は長期的に見る必要があります。
そのため、2019年下半期の今後も、ロレックス相場を追いかけていきたいと思います!

文:鶴岡

ロレックスのご購入はこちら

 

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この記事を監修してくれた時計博士

池田 裕之(いけだ ひろゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 銀座ナイン店(ロレックス専門館) 店長

昭和57年生まれ 37歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。
同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴15年

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