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WEBマガジン, ゼニス, ミドルクラスのモデル特集, 腕時計選びのためのお勧め記事

至高のゼニス15傑。できるビジネスマンにお勧めしたい腕時計~エルプリメロ,デファイなど~

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「正確な時間管理をしたい」「スーツでも自分らしさを出したい」「ステータスも強調したい」
こんなビジネスマンの欲張りな希望を叶えてくれるのがゼニスです。

ゼニスと聞くと、ムーブメント・エルプリメロをご想像する方もいらっしゃるでしょう。「クロノグラフのお手本」と称され、ロレックスのデイトナを始め、タグホイヤーやパネライ,ウブロなどの人気モデルにも搭載された永遠の名機です。
ゼニスはこのエルプリメロを始め、高い精度と信頼性を誇るムーブメント製造技術を強みに高い人気を博してきました。

しかしながら、ただのムーブメント屋ではありません。技術力を上手に見せつけてくれるデザイン力をも持ち合わせており、ムーブメントではなく見た目から入った、というファンもいるほど。

この記事では、そんなゼニスの中でも、できるビジネスマンがスーツにビシっと決めてほしいモデルを15選ピックアップしました!
当店での2019年~2020年での売れ筋と、ビジネスマン向けという観点から厳選しております。どのゼニスにしようかお考え中の方は、ぜひご一読ください。

ゼニス エルプリメロ クロノマスター

 

できるビジネスマンがゼニスを選ぶべき二つの理由

ロレックスやオメガなど、数々の有名で王道なブランドをあえて外して、ゼニスをお勧めするのは理由があります!
実際、腕時計ファンのみならず、タイトなスケジュール管理が必須のビジネスマンからの支持も厚いブランドです。

お勧めモデルをご紹介する前に、ゼニスがビジネスマン向けな理由を解説いたします。

 

 

スケジュール管理に欠かせない時間精度の高さ

ゼニスをお勧めするうえで、やはりムーブメントのトピックは外せません。

ゼニス デファイ

ムーブメントの役割は「時を刻む」こととなりますが、ブランドによって正確性(精度)はまちまち。
そこをゼニスは、「正確に時を刻む」という時計本来の価値において、他社と比べ頭一つ抜きんでています。それはゼニスが、ムーブメント製造技術を長年切磋琢磨し続けてきた歴史を持つためでしょう。

 

ゼニスは1865年に創業しています。当初から自社の巨大時計製造施設を建設し、時計界初のマニュファクチュールとして名を馳せました。
今でこそマニュファクチュールは珍しくありませんが、もともとヨーロッパの産業は分業制が主流です。そのため、時計のパーツやムーブメントは外注して、改良や組み立てを自社で行う、というブランドも珍しくありません。
しかしながらゼニスは創業の動機に「これまでにない精度をもつ最高級の時計を製作する」というものがありました。
そのため、時計製造に関わる全ての工程を自社内で行うマニュファクチュールという道をとったのです。

この誕生エピソードからして、ムーブメントへの並々ならぬ情熱を感じられますね。

 

ゼニス エルプリメロ

出典:https://www.zenith-watches.com/jp_jp/movements

 

冒頭でもご紹介したように、ゼニスのムーブメントと言えば「エルプリメロ」が有名です。
エスペラント語(人工的に作られた国際共通語のこと)El Primeroから名をちなみ、意味は「第一の」となります。
ちなみにゼニスは英語zenithで「天頂」の意味。
天頂にあるブランドが作る第一級品のムーブメント、という壮大な命名ですが、名前負けしていません。エルプリメロは1969年に誕生しましたが、半世紀が経つ今なおNo.1クロノグラフとして君臨しています。

エルプリメロの最もすごいところは、36,000振動というハイビートで、かつ0.1秒までクロノグラフ計測が可能という高性能ぶりにあります。

この「振動」というのはテンプという部分の振動数を指しますが、高ければ高いほど時計の精度も高くなります。

しかしながらパーツ摩耗やオイル切れが早くなってしまう、という副作用があることから、現在の自動巻き機構のスタンダードは28,800振動。そこをゼニスでは特殊な潤滑油を採用することによって耐久性の問題をクリアし、実現しているのです。

よく機械式時計はクォーツ式に比べて精度が悪いと言いますが、この振動数に限界があるためで、なかなかハイビートを打ち出せるブランドは多くはありません。
そういった製造技術の難易度の高さから、かつてあのロレックスまでもがエルプリメロをデイトナに搭載させていました。

また、タグホイヤーのモンツァやパネライのルミノール、ウブロのスピリットオブビッグバンなど人気モデルにも搭載された経緯を持ちます。

 

ゼニス エルプリメロ

 

さらに言うと、ゼニスはこのエルプリメロだけの一発屋でもありません。
旗艦ムーブメントをもう一つ有しており、1994年に上品な薄型自動巻きとして誕生したエリートがこれに当たります。

また、何百年と変わりのなかった機械式時計の機構そのものにメスを入れ、これまでにない全く新しい「ゼニス オシレーター」を発表。これは、調速脱進機を構成するパーツを一体成型したもので、従来のスイスレバー式で長年の課題であった姿勢差誤差や脱進機誤差、温度係数(温度変化に伴う感度への影響)を克服しました。

このように、長い歴史の中で培われたムーブメント製造技術への実力の高さというのが折り紙つきです。

ビジネスマンたるもの、精度や信頼性の高い腕時計を身に着けることが求められます。
なぜなら、スケジュール管理は必須ノウハウですよね。
日々、分刻みで行動している方もいらっしゃるでしょう。

また、ゼニスは時計ファンにとってはおなじみのブランドで、ゼニス=上質なムーブメントという図式が成り立っています。

 

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スーツに映えるかっこよさと人とかぶらないデザイン

ゼニスの腕時計を一目見ると、鮮烈に印象が残ります。
例えば、こちらの最も有名なベースデザインをご覧ください。

 

ゼニス クロノマスター

 

左側がエルプリメロを文字盤側から覗かせるような仕様にした「オープン」。
そして3つのインダイアルをそれぞれ異なるカラーや濃淡で彩った「1969」(1969年に誕生したエルプリメロを搭載したファーストモデルの文字盤デザインであったことにちなんだ通称)ですが、どちらもどのブランドとも違った個性を感じ取れますね。

どちらも、上手にクロノグラフを「魅せ」ているな、と思います。
クロノグラフだからこそ生まれたデザインとも言えます。

クロノグラフを選択する男性は、その文字盤デザインに惹かれるところも大きいでしょう。そのため、実はゼニスを好きになったきっかけは、ムーブメント云々よりデザインだった、という方が結構多いのです。

ゼニスがラインナップするシリーズは「クロノマスター」「エリート」「デファイ」「パイロット」の四つに分類されます。
全てがクロノグラフというわけではなく、エリートやデファイにはシンプルな3針モデルも存在します。パイロットは1960年代にイタリア空軍に納入していたモデルの復刻で、現行ゼニスに目立つ斬新さというよりは、古き良きシンプルな名作といった面持ちです。

 

ゼニス

左:エリート クラシック / 右:パイロット

 

そんなシンプルデザインにも個性やかっこよさが感じられます。
ケースフォルムや色使いにも、ブランドのこだわりがあるためでしょう。

さらに、ゼニスのデザインのもう一つの魅力として、「人とかぶらない」というものがあります。

職業柄、よく他人の腕時計に目がいきますが、ゼニス愛用者は結構いらっしゃいます。
しかしながら、全く同じデザインのゼニスを着けている方は見たことがないし、実際少ないのでしょう。

先ほどご紹介したように、「個性」が強いこと。
そして、バリエーションを豊富にして、多彩なモデル展開をしていることが大きな理由でしょう。

腕時計は、時間管理のみならず個性の演出にも繋がります。
特に男性の場合、仕事中はアクセサリーなどはできませんし、スーツや靴で冒険しすぎるのは周りの目が気になるところ。

ゼニスであれば決してスーツから浮きすぎることもなく、かつ存在感や個性を強調することができるでしょう。

 

 

ゼニスの腕時計15選。できるビジネスマンにお勧めしたいモデル

それでは本項で、できるビジネスマンにお勧めしたいモデルを15本ご紹介いたします!
お気に入りの一本を選んでくださいね。

 

デファイ エルプリメロ21 95.9000.9004/78.R582

ゼニス デファイ エルプリメロ9004

素材:チタン
ケースサイズ:直径44mm×厚さ14.5mm×重量112g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ9004
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

「機械式クロノグラフはここまで進化するのか」
そんな感嘆を多くの時計ファンに抱かせたのが、2017年にデファイとともに発表されたムーブメント・エルプリメロ9004です。

スケルトン文字盤から圧巻のムーブメントが見てとれますが、これは、100分の1秒までの計測を可能にした新世代クロノグラフなのです。

一般的なクロノグラフは60秒で針が一回転します。つまり、秒計測ということになります。
スタンダードなエルプリメロはこれを上回る0.1秒計測が可能ということでも従来のクロノグラフから一本進んでいる感がありますが、さらにこちらは、0.01秒計測という細かなな算出が可能に。発売当初は、凄まじいまでの話題性がありました。

デジタルならまだしも、アナログ針、しかも機械式時計でこれをやってのけるには、通常よりさらに緻密な歯車で成形しなくてはなりません。

実際にクロノグラフ針を動かしてみると、勢いよくグルグルと外周をまわって計測を始めます。

※デファイ21の全体像とクロノグラフの動き

 

さらに精度も両立しなくてはゼニスと言えません。
時刻用とクロノグラフで調速脱進機を分けて搭載させることで(さらにゼンマイも二つ備わっている!)、それぞれに適した振動を与えることとしました。つまり、きわめて高精度を維持しつつ、クロノグラフと時刻がお互いに干渉しない仕様となっているのです。
ちなみに文字盤側がクロノグラフの脱進機で、360,000振動。裏蓋側が時刻用で36,000振動となっております。

 

なお、ゼニスの新品並行品における価格帯は50万円台後半が平均的ですが、こちらは100万円近くします。でも、飛ぶように売れており、2019年はゼニス全体を通してナンバーツーの売上でした。

ゼニスのブランド魂を感じられる逸品として、時計好きから選ばれ続けている事実がそこにはあります。

インパクトのある外装デザインと併せて、このモデルを着けていれば職場でも一目置かれること間違いなし!
特に時計好きの上司なんかからは、「こいつ、タダモノではない・・・」と思われるでしょう。

 

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デファイ エルプリメロ21 95.9002.9004/78.R590

エルプリメロ 21 95.9002.9004/78.R590

素材:チタン
ケースサイズ:直径44mm×厚さ14.5mm×重量114g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ9004
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

先ほどご紹介したエルプリメロ9004を搭載したデファイに、2018年追加されたブルーコレクションです。

スケルトナイズされた文字盤から、ムーブメントのブリッジが青く彩られているのが映えていますね。

ちなみにシースルーバックからは、ゼニスのロゴをかたどったローターもまたブルーカラーに彩られていることが見て取れます。

エルプリメロ 21 95.9002.9004/78.R590

最初にご紹介したモデルではエルプリメロ9004の話題に終始してしまいましたが、デファイのダイナミックなデザインもまた人気の秘訣です。

「エルプリメロ21―21世紀のエルプリメロ―」のモデル名を冠するように、非常にメカニカルで近未来的な顔立ちは、見た人に鮮烈なインパクトを与えますね。

デファイ自体がもともとはゼニスの定番外しだったのですが、2017年に刷新されたことで、「洗練された奇抜さ」をまとうこととなりました。

 

デファイ エルプリメロ21 95.9002.9004/78.M9000

なお、ラバーベルトモデルの方が人気が高いですが、ビジネススーツに合わせる、と言う方にはメタルブレスレットタイプもお勧めです。

チタン製のため重量は140gほどですので、ダイナミックな見た目と反して軽やかな着け心地をお楽しみ頂けるでしょう。

 

デファイ エルプリメロ21 95.9005.9004/01.R582

デファイ エルプリメロ21 95.9005.9004/01.R582

素材:チタン×セラミック
ケースサイズ:直径44mm×厚さ15mm×重量113g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ9004
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

2018年にコレクションに追加された、オープンタイプではないデファイ エルプリメロ21です。

発売当初はオープンタイプの方が人気が高かったのですが、今流行りのパンダダイアル(クロノグラフのインダイアルが黒、ベースダイアルがシルバーまたはホワイトとなったデザインのこと)であること。また、サテン仕上げが施されたベース文字盤やシンプルなバーインデックス・針が精悍で男らしいことから、今ではゼニスの人気売れ筋の常連に。

デファイ エルプリメロ21 95.9005.9004/01.R582

確かにこのイケメン顔は、ビジネススーツにもちょっと崩したカジュアルスタイルにも合わせやすいですね。12時位置のパワーリザーブインジケーターが赤く彩られているのも、デザインアクセントとして効いていますね。

 

なお、搭載されるムーブメントはエルプリメロ9004となりますので、オープンタイプのデファイとスペック面での違いはありません。好みでお選び頂ければと思います。

 

クロノマスター エルプリメロ フルオープン 03.2153.400/78.C813

ゼニス エルプリメロ クロノマスター

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径38mm×厚さ12.45mm×重量84g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ400
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

「ゼニスと言ったら、やっぱりクロノマスターでしょう!」そんなゼニスファンは少なくありません。

実際、デファイ人気が顕著とは言え、2019年~2020年四半期にかけての売上トップは、こちらのクロノマスター 03.2153.400/78.C813でした。ゼニスの魅力を存分に楽しめるモデルのうちの一つとなります。

とは言えこちらも2017年発表と、比較的新しい製品です。でも、古くからのゼニスファンからの評価も高い逸品なのです。

クロノマスター エルプリメロ フルオープン 03.2153.400/78.C813

搭載するムーブメントはゼニスの代名詞でもあるエルプリメロ400。1969年初代から数々のブラッシュアップが加えられており、より現代的な性能と鑑賞して楽しい美しさを備えました。

エルプリメロ特有の横目のインダイアルがそれぞれ異なるカラーリングに彩られており、ゼニスのデザインアイデンティティを感じますね。
このモデルだけではなく、統一デザインとなりますが、裏蓋もシースルー使用となっており、ゼニス―天頂―の星を象ったローターがまた抜群のかっこよさ!

ゼニス クロノマスター エルプリメロ

近年文字盤自体をスケルトンにしたデザインは多くのブランドで採用されていますが、視認性が悪くなってしまうのでは、という懸念もあるでしょう。
しかしながらゼニスは時分針がガッシリしていること。そして外周にカレンダーが搭載されていますが、当日分のデイトのみ赤くなることから、スケルトン文字盤にありがちな「見づらさ」が一掃されました。

こういった「時計として使いやすいか」というところに重点を置いてくれるのが、ゼニスがビジネスマンに選ばれ続ける大きな理由でしょう。

ケースサイズ38mmと大きすぎないため、スーツの袖口にもきちんと収まり、ビジネスマナーを破りません。
それでいて鮮烈な個性を発揮するという、死角の全くない一本となります。

 

クロノマスター エルプリメロ フルオープン 03.2081.400/78.C813

ゼニス クロノマスター エルプリメロ

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径42mm×厚さ12.45mm×重量84g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ400B
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

先ほどフルオープンの38mmタイプのクロノマスターをご紹介しましたが、こちらは一緒に発売された42mmタイプです。
さらに、デイト窓は6時位置となり、カレンダー自体はスケルトンになっていないため、すっきりとした印象が強くなりました。

ところで先ほどから「エルプリメロは改良が加えられてきた」とお話していますが、これは何も精度・信頼性・耐久性やメンテナンス性といった性能面だけに留まりません。

多くの雲上ブランドの腕時計に共通しているのは、「ムーブメントの美しさ」にあります。ただ動けばいい、というわけではなく、丁寧な仕上げや装飾が施されており、眺めて楽しい、うっとりするような逸品に仕上がっています。

ゼニスは中価格帯のブランドであるにもかかわらず、ムーブメントの美しさに定評があります。
この眺めて楽しい、といった面でもアップデートを続けてきているためです。

ゼニス エルプリメロ クロノマスター

こういったムーブメントの美しさにもこだわりがあるからこそ、ゼニスのシースルーモデルは非常に高い人気を誇ります。
雲上ブランドの半分以下の値段で、雲上ブランドとそん色ないメカニカルの世界を楽しめるってすごいですよね。

もちろん裏蓋からもエルプリメロ特有のローターとともに、クロノグラフの複雑な機構をご鑑賞いただけます。

 

ゼニス クロノマスター エルプリメロ
クロノマスター 03.2081.400/78.M2040

ちなみにクロノマスターは、メタルブレスレットタイプも人気が高いです。

革ベルトに比べてスポーティーな印象が強くなりますが、存在感は抜群。

また、革ベルトは汗や蒸れが気になる、といった方にもお勧めできます。

 

クロノマスター エルプリメロ オープン1969 03.2040.4061/69.C496

ゼニス エルプリメロ クロノマスター

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径42mm×厚さ14.05mm×重量89g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ4061
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

エルプリメロが誕生した1969年のファーストモデルの意匠と、人気のオープンスタイルを組み合わせた一本です。
横目のインダイアルはそのまま、9時位置のスモールセコンド部分のみがオープンスタイルになっており、ゼニスらしい独創性は抜群ですね。

文字盤全体がスケルトンになったモデルも魅力的ですが、どうしてもメカニックな印象が強くなってしまうため、定番のクラシックスタイルも味わいたい方にはこちらの方がうってつけでしょう。

エルプリメロ クロノマスターオープン 1969 03.2040.4061/69.C496

ちなみに10時位置でより効果的にムーブメントの動きを見せるために、キャリバーの構造を一新し、36,000振動する調速機構を10時位置にあえて移動させています。
この見せ方はバーゼルワールド2012で発表され、以来ゼニスのベースデザインの一つになっていますが、デザインのためにムーブメント機構そのものから変えてしまうところに驚きを禁じえません。

42mmサイズとやや大きくなりますが、革ベルトと合わせるとかなりクラシカルな印象が強くなります。
文字盤もサンレイ・ギョーシェげが施されたシルバーがベースカラーで、非常に上品に仕上がっています。

 

クロノマスター 1969 51.2080.4061/69.C494

ゼニス クロノマスター エルプリメロ

素材:ステンレススティール×ピンクゴールド
ケースサイズ:直径42mm×厚さ14.05mm×重量101g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ4061
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

こちらは2017年にラインナップに追加された、クロノマスター1969。ローズゴールドを随所に使用した、華やかな一本です。

ベゼル,インデックスや針などがローズゴールドで形成されており、クロノマスターにラグジュアリー・スポーツテイストが加わりました。

ゴールドは重厚感が増すため、貫禄も十二分。ある程度の年齢を迎えたビジネスマンに、ずっしりと着けこなしていただきたいです。

クロノマスター 1969 51.2080.4061/69.C494

ゴールドを使用している分お値段は若干高くなります。

SSモデルの新品並行相場が60万円前後であることに対し、RGが入ったモデルは80万円台半ば~。

しかしながら、ある程度の年齢や地位に就くビジネスマンにとっては、「高級時計を買う」となったらこの価格帯は現実的でしょう。

むしろ、ゴールドが使われた高品質クロノグラフということを考えれば、コストパフォーマンスは高いと言えます。

 

クロノマスター エルプリメロ グランドデイト 03.2530.4047/78.C813

ゼニス クロノマスター エルプリメロ

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径45mm×厚さ15.6mm×重量136g
ムーブメント:自動巻きクロノグラフエルプリメロ4047B
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

ただでさえ精密・精緻なクロノグラフに、ビッグデイト,ムーン&サンフェイズを備えた逸品です。
フルオープンタイプで上手にその複雑な機械を見せており、メカ好きにはたまりません。
ムーブメントのパーツを固定するネジにブルーが使用されたことによって、近未来的な意匠となりました。

6時位置のディスクでは、天空の動きを再現。
59日で1回転するムーンディスクと、24時間で1回転するデイ/ナイトディスクを二つ重ねており、ただのムーンフェイズに留まりません。

ゼニス クロノマスター エル・プリメロ グランドデイト フルオープン 03.2530.4047/78.C813

こちらに搭載されたエルプリメロ4047は、近年急速に増えつつあるエルプリメロのバリエーションのうちの一つです。
既に完成しきっていると言われていたエルプリメロに、まだ進化の余地があったのか」と驚かされたものです。

実はゼニスは何度か買収されており、社名が変更された歴史もあります。
1983年にアメリカ系資本に吸収されたことで再び「ゼニス」として市場に返り咲き、以降エルプリメロの改良やバリエーションの増加に力が入れられてきました。
そのため戦略の一環としてCal.4047のような新機種が輩出された、といった面もありますが、これだけの進化をさせられる同社の実力は、やはり感嘆させられますね。

できるビジネスマンや高級時計を購入する必要性に駆られている方はもちろん、全ての時計愛好家を満足させる名作と言えるでしょう。

 

デファイ クラシック 95.9000.670/78.M9000

ゼニス デファイ クラシック

素材:チタン
ケースサイズ:直径41mm×厚さ10.75mm×重量105g
ムーブメント:自動巻きエリート670SK
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

どうしてもエルプリメロの影に隠れがちですが、エリートもまたゼニスを代表する旗艦ムーブメントとなります。

自動巻きであるにもかかわらず超薄型が何よりの特徴。エルプリメロも自動巻きクロノグラフにしては非常に薄型設計が魅力ですが、そのエルプリメロからクロノグラフ機構を分離させ、再設計した結果がエリートだと言います。
そのため超薄型なのにエルプリメロ同様にパワーリザーブ約50時間以上を実現していることも大きなポイントですね。

ただ、エリートと言うと、「クラシック」というシンプルな3針モデルをご想像する方もいらっしゃるかもしれません。

しかしながら2018年、ゼニスが新開発に技術力を注いでいる「デファイ」に搭載させて新作として発表しました。
しかも、これまでのエリートの真面目な印象を覆すようなデザインに変貌を遂げています。

デファイ クラシック 95.9000.670/78

 

先ほどエルプリメロ9004を搭載したデファイをご紹介しましたが、こちらもフルオープンデザインが採用されました。
ただスケルトンなだけでなく、フォーク型のブリッジでエルプリメロのフォルムを継承したりテンプのハイビートを見せたりと、そこかしこに工夫が凝らされております。

新型で、しかもここまでハイクォリティな造りのムーブメントだと高額になりがちですが、こちらの新品並行相場は60万円台後半~。

高価格帯が多いデファイの中では非常にリーズナブルで、エントリーモデルとしてもお勧めです。

 

デファイ クラシック 95.9000.670/78.R584

デファイ クラシック 95.9000.670/78.R584

なお、こちらもベルトタイプもまた高い人気を誇ります。

こちらはさらにお値打ちで、新品並行相場が50万円前後~。デファイのとにかくカッコイイ外観を、お手頃価格で楽しめるのは嬉しいですね。

 

デファイ クラシック 95.9000.670/51.R584

ゼニス デファイ クラシック

素材:チタン
ケースサイズ:直径41mm×厚さ10.75mm×重量73g
ムーブメント:自動巻きエリート670SK
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

2018年、先ほどご紹介したデファイ クラシックでは、スタンダードな青文字盤タイプも同時に発売されました。
スケルトンタイプはどうしてもスポーティーになってしまうのが気になる。ビジネスシーンでは普通の3針がしたい、といったビジネスマンはこちらがお勧めです。

デファイ クラシック 95.9000.670/51.R584

もちろん機能自体は変わりません。
エリートはエルプリメロよりも厚みが少ない分、実は振動数が抑えられており28,800振動ですが、その信頼性には定評があります。

それは、緻密な設計によってズレを最小限に抑えるという、希代のマニュファクチュール・ゼニスならではの工夫が存在するためでしょう。

エリートは薄型ですので、上品な腕時計が欲しい、という方にもお勧めできます。

スーツにマッチする最適な一本と言えるでしょう。

 

デファイ クラシック49.9000.670/77.R782

デファイ クラシック 49.9000.670/77.R782

素材:セラミック
ケースサイズ:直径41mm×厚さ11mm×重量77g
ムーブメント:自動巻きエリート670SK
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

 

エレガンスなデファイ エリート搭載モデルですが、ブラックセラミックを使用して精悍なオールブラックに仕上がたモデルが、2019年新作として発表されました!ちなみに文字盤は前述したスケルトンタイプが踏襲されていますが、ムーブメント内のパーツをも黒く仕上げることによって、オールブラックに徹しているところが見事と言う他ありません。

オールブラックは近年の流行りです。ウブロやタグホイヤー、ブライトリングといった有名ブランドも続々採用しているデザインコンセプトですが、ゼニスの近代的なオープンワークとマッチすると、唯一無二のデザイン性に昇華されますね。

なお、41mmサイズと決して小さくはないのに、セラミック素材を使っていることによってわずか77gの重量に抑えているところも必見です。

デファイ クラシック セラミック

なお、カラーバリエーションがいくつか出ておりますので、併せてご紹介いたします。

スペックは変わりませんので、「これだ!」と思うものをお選びください!

 

エリート クラシック 03.2290.679/51.C700

ゼニス エリート

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径39mm×厚さ9.45mm×重量53g
ムーブメント:自動巻きエリート679
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:5気圧

こちらは、クロノマスターやデファイとは一変。ドレッシーなエリート クラシックです。

エルプリメロとは正反対に、シンプルで一切の無駄が廃された、上品なスタイルが魅力的。
サンレイ仕上げのブルー文字盤が特徴的で、ただ上品なだけに留まらない、洗練された美しさをも持ち合わせます。

ビジネスシーンはもちろん、少しフォーマルな場所にも身に着けていけるでしょう。
できるビジネスマンたるもの、ドレスウォッチの一本は必携。それがゼニスの高品質なものであれば、どれだけ堅い雰囲気のフォーマルシーンであっても気おくれもしないというものです。

ゼニス エリート クラシック

なお、正面からはあまりゼニスらしくない表情を見せますが、シースルーの裏蓋からはおなじみのローターを鑑賞することができます。

 

エリート クロノグラフ クラシック 03.2270.4069/01.C493

エリート 03.2270.4069/01.C493

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径42mm×厚さ11.8mm×重量80g
ムーブメント:自動巻きエルプリメロ4069
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:5気圧

2015年に発表されたエリートシリーズのうちの一つですが、実は機械はエルプリメロ!表面上はシンプルでドレッシーなのに、裏蓋側から見るとエルプリメロのスピリッツが活きていることがわかります。

エリート 03.2270.4069/01.C493 シースルーバック

上品な外観はそのままに、エルプリメロらしい高精度(ハイビート)を誇っていることも見もの。エルプリメロが毎時36000振動を誇る超ハイスピームーブメントであるのに対し、エリートは現代の主流である28800振動であるためです。

今では生産終了していますが、中古市場では根強い人気を誇る一本。とは言えなかなか流通しないモデルでもあるので、見つけた時が買い時です!

 

パイロット タイプ20 エクストラスペシャル 03.2430.3000/21.C738

パイロット タイプ20 エクストラスペシャル 03.2430.3000/21.C738

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径45mm×厚さ14.3mm×重量126g
ムーブメント:自動巻きCal.3000
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

ゼニスを語るうえで、パイロットウォッチの存在も欠かせません。

英仏海峡横断飛行を成し遂げたルイ・ブリレオ氏や、世界初の時速100km飛行に成功したレオン・モラール氏などなど・・・偉大なパイロット達の腕元で飛行のサポートをしたのが、ゼニスでした。

ちなみに、文字盤にPILOTと表記できるのはゼニスだけだとか!

パイロット タイプ20 エクストラスペシャル 03.2430.3000/21.C738

そんなゼニスのパイロットウォッチは、非常にヴィンテージ感に溢れることが特徴です。どちらかと言えばアヴァンギャルドなデファイやクロノマスターとは一線を画していますね。

ゼニスのパイロットウォッチにはいくつかの系譜がありますが、代表的なコレクションはタイプ20です。

 

大ぶりなリューズに視認性を最優先したシンプルで見やすい文字盤デザインが特徴で、さらにこちらはシックなブラック基調のモデルとなります。

さらに直径45mmと比較的大きいケースサイズであるにもかかわらず、厚みはわずか14mmほど。
そのためスーツの袖口からも目立ちすぎず引っ込みすぎず、できるビジネスマンらしい存在感を示してくれることでしょう。

 

パイロットクロノメトロ TIPO-CP2 フライバック 11.2240.405/21.C773

パイロットクロノメトロ TIPO-CP2 フライバック 11.2240.405/21.C773

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径43mm×厚さ13mm×重量88g
ムーブメント:自動巻きエルプリメロ405B
パワーリザーブ:約50時間以上
防水性:10気圧

1960年代、実際にイタリア空軍に供給されていたゼニスのパイロットウォッチ「TIPO-CP2 カイレリ」をリバイバルしたモデルです。ちなみにCPとはイタリア語cronometro de polsoで、腕時計を意味します。

過去、TIPO-CP2は何度かリバイバルされているのですが、2018年に発売されたスレートグレー文字盤を有する当モデルは、魅力もひとしお。ヴィンテージテイストを出すためあえてツヤ消しされたケースや文字盤、そしてツーカウンターデザインが、男心をくすぐる逸品に仕上がりました。

パイロットクロノメトロ TIPO-CP2 フライバック 11.2240.405/21.C773

搭載するムーブメントは「伝説」の呼び声高い、エルプリメロ405B。
フライバック・クロノグラフを搭載させた当機械は、「ストラトス」や「レインボー」などにも使用されてきた歴史ある名機です。

現在こちらのパイロットウォッチは生産終了していますが、中古市場で熱狂的な支持を誇るモデルとなっております。

 

まとめ

ゼニスをビジネスマンにお勧めしたい理由と、至高の厳選モデル15本をご紹介いたしました。

ゼニスは「正確に時間を刻む」「スーツにマッチする」「ステータスシンボル」といった、ビジネスマンが高級腕時計に求める価値全てを内包している、ビジネスマンのためのブランドと言っていいでしょう。

文中でもご紹介しましたが、近年のゼニスはバリエーションが豊富で、年々斬新なデザインや機構を備えた新作モデルを発表しております。

きっと自分の好みにマッチした、自分だけのビジネスのパートナーが見つかるでしょう。

文:鶴岡

 

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この記事を監修してくれた時計博士

新美 貴之(にいみ たかゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN リテール(本店、ナイン店)商品管理、メンテナンス マネージャー

1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴23年

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