GMTマスターIIはパイロットウォッチの歴史にリンクしており、1955年にアメリカのパンナム航空の依頼を受け世界初のセカンドウォッチを持つ時計として誕生しました。
24時間針と回転ベゼルにより、 時差のある2箇所の時間を表すことができるモデルです。
GMTとは「グリニッジ・ミーン・タイム(世界標準時間)」の略でイギリスのグリニッジ天文台の世界標準時間を意味しています。
ムーブメントには毎時2万8800振動数を誇るC.O.S.C認定クロノメーター"自動巻きCal.3185"を搭載。
アメリカの航空会社パンナムの依頼で1957年にRef.6542が誕生。
次ににRef.1675が登場、リュウズガードが新しく付いて耐久性がアップ。
その後Ref.16750にて100m防水となりムーブメントはCal.3075に。
1985年に進化モデルとしてGMTマスターIIが登場。外見はほとんど変わらないが、12時間表示の時針と24時間針を単独で操作できるように進化しました。2005年にGMTマスター2生誕50周年を記念してグリーン文字盤にイエローゴールドのGMTマスター2が誕生、自社製造のパラクロム・ヘアスプリングを搭載。
また、2006年にゴールドとステンレスのコンビモデルが登場し、2007年に現行のモデGMTマスター2 116710LNに大幅リニューアル。