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外装仕上げ(外装研磨)

外装仕上げ(外装研磨)とは

金属素材が基調となる高級腕時計は、日常で使っていく中でどうしても小傷が付いてしまうものです。
でも、安心してください。深い傷や打痕でなければ、ある程度の小傷・軽いサビは「外装研磨」で目立たなくすることが可能なのです。
とは言えこの研磨とはまさに磨いて仕上げること。一歩間違えれば、もともとの美しい仕上げや装飾を損ねてしまうことに繋がります。そのため外装研磨は一流の修理技師が、細心の注意を払って手掛けます。

修理工程の流れ

  • 1 オーバーホール

    1.分解

    まずは外装パーツを一つひとつ分解していきます。
    分解しないまま行うと、細かな部分まで研磨が行き届かなかったり、研磨の際にぶつけて傷つけてしまったりするリスクがあるためです。
    分解後はパーツそれぞれの傷の状態やもともとの仕上げ・装飾を見つつ、今後の行程をプランニングします。

  • 2 オーバーホール

    2.マスキング

    研磨する箇所以外は、専用テープでマスキングを行います。研磨予定ではない箇所まで磨いてしまう,あるいは汚れやホコリが入り込むことを防ぐ。こういった目的で、マスキングは丁寧に入念に行う必要があります

  • 3 オーバーホール

    3.ケースのバフ研磨

    いよいよ外装研磨です!研磨にはバフ(羽布)と呼ばれる、専用機器を用います。柔らかいホイール状のバフが高速回転する仕様となっており、研磨箇所に研磨剤を塗布した後、磨き上げていきます。微妙な角度や強弱の付け方で出来栄えは大きく異なります。また、もともとの仕上げを損ねないよう細心の注意を払います。こういったテクニックが求められる外装研磨は、修理技師の腕が如実に表れてくるところです。なお、こちらはリューターにバフを取り付け、細かな部分を磨いております。

  • 4 オーバーホール

    4.バフモーターでの研磨

    大きい部分の研磨は、バフモーターを用います。
    もっとも時計の外装はただ平面が並んでいるわけではありません。腕に副うように湾曲していたり、立体感を出すためにエッジが立っていたりするものです。こういった細かな仕様の研磨も、慎重かつ巧みな手つきで磨き上げていきます。

  • 5 オーバーホール

    5.ケース表面の筋目付け

    高級時計の仕上げには、大まかに分けて「ポリッシュ(鏡面)」と「ヘアライン(筋目)」が存在します。前者は鏡のようにピカピカした光沢を出します。後者は細く長い、まさに髪の毛のような筋目を付けることであえてツヤを出さず、落ち着いた風格を醸し出します。
    どちらも美しい仕上げには高度な技術力を要しますが、とりわけ筋目付けの方はブランド独自のラインがあります。ブランドが大切にしている「美」を絶対に損ねないよう、専用工具を使って手作業で丁寧な筋目付けを行います。

  • 6 オーバーホール

    6.フラップホイールによる筋目付け

    細かな部分の筋目付けは手作業で行いますが、大きいパーツはフラップホイールで筋目付けを行います。
    フラップホイールはバフモーターのように高速回転する機器ですが、多数の研磨布を放射状に巻き付けていることが特徴です。様々なプロダクトの筋目付けで使用される機器となり、高速回転によって均一な筋目付けに非常に適しています。
    大きいパーツとは言え、もともとの仕上げを損ねないよう慎重な作業が求められるのは変わりません。狂いのない手元でしっかりと作業を行います。

  • 7 オーバーホール

    7.ブレスレットのバフ研磨

    ケース部分の研磨が完了したら、ブレスレットやバックルも磨き上げていきます。作業行程はケースと変わりません。ポリッシュ・ヘアラインともに仕上げを損なわないよう、熟練の手腕で傷を目立たなくしてきます。
    ちなみにバックル部分にはブランドロゴやブランド名がプリントされていることもしばしばです。この箇所にバフを当ててしまっては大変。ギリギリのラインまでを研磨する。そんなテクニックとセンスが修理技師には求められます。

  • 8 オーバーホール

    8.裏蓋の研磨・筋目付け(サークル状)

    腕時計を置く際、ブレスレットに当たってしまったり保管時にぶつけてしまったりと、何かと小傷がつきやすい裏側。とは言えロゴや文字がエングレービングされていることも多く、研磨は絶対に修理技師にお任せしたい箇所です。
    こちらも研磨行程は他のパーツと変わりませんが、実は裏蓋側もケースの仕上げは様々です。高級時計であればあるほど、裏側にもこだわり抜かれているのです。
    まずは手作業やフラップホイールによって、サークル状(同心円状)の筋目を付けていきます。この時、仕上げのできない箇所やロゴには絶対に磨きをかけないよう細心の注意を払います。

  • 9 オーバーホール

    9.裏蓋の筋目付け(縦ライン)

    サークル状の筋目を付け終えたら、同様に縦ラインの筋目も付けていきます。縦ラインはラグ裏等の細かな部分にかけられていることが多いので、その分高度なテクニックが求められます。

  • 10 オーバーホール

    10.研磨終了

    このように、一つひとつのパーツを丁寧にしかし確実に研磨・仕上げを行ったら、完了です!分解したパーツは、また元のように元通りに組み立てを行います。繊細な仕上げは少しの摩擦で傷がついてしまうこともありますので、組み立てにも当然ながら細心の注意を払っております。
    ご覧下さい、小傷や変色の目立った箇所も、プロの外装研磨によって再び輝きを取り戻しました!当店の外装研磨は、お客様から「新品のよう」とおっしゃって頂けることもしばしばです。熟練の修理技師が美しい外装を取り戻しますので、ご安心してお任せ下さい!

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