
2026年のA.ランゲ&ゾーネからは、新作としてブランドのフラッグシップモデル2コレクションから、それぞれグランドコンプリケーションがリリースされました。
近年、A.ランゲ&ゾーネがWatchs And Wondersで披露する新作は、グランドコンプリケーションモデルが目立ちます。
2026年もムーンフェイズを搭載し、それぞれアニュアルカレンダー、パーペチュアルカレンダーを搭載しています。
もちろん、小サイズ化や夜光の視認性など、実用の追及も忘れていません。超複雑機構を搭載しても、質実剛健なものづくりスタイルは貫かれています。
本記事では、ドイツの時計王国グラスヒュッテに君臨する名門A.ランゲ&ゾーネから、世界中が注目している最新ラインナップを余すことなくお届けします。
目次

2026年のA.ランゲ&ゾーネの新作は、メゾンのアイコンであるサクソニアとランゲ1からそれぞれリリースされました。
サクソニアからは、アニュアルカレンダーとムーンフェイズを搭載したグランドコンプリケーションが登場。18Kゴールドケースの格調高くラグジュアリーなモデルです。
ランゲ1からは、パーペチュアルカレンダーとトゥールビヨン、ムーンフェイズ、月名ディスク、曜日レトログラードと、挙げきれないほどの複雑機構を搭載したモデルが登場。
数年ごとにリリースして話題となっている、ダークカラーのサファイアクリスタルダイアルを持つ”ルーメン”モデルでもあります。
普段は堅牢なダイアルに隠されて見えないビッグデイトや複雑機構が透けて見えるデザインからは、A.ランゲ&ゾーネが誇る「二度組み」などの職人技まで伝わってくるようです。
それでは、2コレクションで世界を圧倒する、A.ランゲ&ゾーネの2026年新作の世界をお楽しみください!
| 2026年新作A.ランゲ&ゾーネ一覧表 | |
|---|---|
| サクソニア・アニュアルカレンダー | ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”Ref.720.035FE |

| サクソニア・アニュアルカレンダー ホワイトゴールド750|331.026 E / LSLS3313AAのスペック詳細 |
|---|
| 【外装】 ・ケースサイズ:直径36.0mm ・ケース素材:18Kホワイトゴールド ・ブレスレット:アリゲーターレザー ・文字盤:シルバー |
| 【ムーブメント】 ・駆動方式:自動巻き ・ムーブメント:Cal.L207.1 ・パワーリザーブ:約60時間 |
| 【機能】 ・防水:30m |
| 【価格・発売時期】 ・予定価格:要問合せ ・発売予定:2026年 |

| サクソニア・アニュアルカレンダー ピンクゴールド750| 331.033 E / LSLS3314AGのスペック詳細 |
|---|
| 【外装】 ・ケースサイズ:直径36.0mm ・ケース素材:18Kピンクゴールド ・ブレスレット:アリゲーターレザー ・文字盤:グレー |
| 【ムーブメント】 ・駆動方式:自動巻き ・ムーブメント:Cal.L207.1 ・パワーリザーブ:約60時間 |
| 【機能】 ・防水:30m |
| 【価格・発売時期】 ・予定価格:要問合せ ・発売予定:2026年 |

2026年のA.ランゲ&ゾーネの新作は、サクソニアのコンパクトなアニュアルカレンダー搭載モデルです。
サクソニアとは、ドイツ語で「ザクセン州の」という意味があります。ドイツのザクセン州グラスヒュッテで創業し、今も本拠地を置くA.ランゲ&ゾーネにとって、特別な土地です。
A.ランゲ&ゾーネは、ザクセン州こと「サクソニア」という言葉に「実直で潔いデザインと時計技法の粋を凝集した機構の融合」という意味を持たせました。
1990年にドイツ統一後の復興を宣言したA.ランゲ&ゾーネは、1994年に4本の新作腕時計を発表します。サクソニアは「始まりの4本」のひとつであり、ブランドにとって象徴的なモデルの1本です。
2026年、サクソニアは「アニュアルカレンダー搭載」と「コンパクト化」という大きな刷新を発表しました。
アニュアルカレンダーは年次カレンダーとも呼ばれる機構で、30日(4月・6月・9月・11月)と31日の月を自動で判別できます。

画像引用:A.ランゲ&ゾーネ公式サイト|サクソニア・アニュアルカレンダーホワイトゴールド750 Ref. 331.026 E
1年に1回、3月1日のみ手動で日付修正が必要ですが、年1回の操作で1年間は月・曜日・日付を正確に表示してくれます。
構造がシンプルなためパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)よりもコストパフォーマンスに優れ、実用的な機構です。
ムーブメントには、アニュアルカレンダーとムーンフェイズを搭載したCal.L207.1を実装。それぞれの機構は各プッシュボタンで個別に操作できるほか、ケースの10時位置に備えたプッシュボタンで一括操作できます。
また、サイズは直径36mm、厚さ9.8mmと非常にコンパクトになりました。36mmは手首の骨が細めな日本人の腕にしっくり収まり、1cmを切る薄さはシャツの袖にすっと隠れます。
ダイアルには12時位置のビッグデイトのほか、9時位置に曜日、3時位置に月、6時位置にムーンフェイズと3眼のインダイアルを備えています。
インダイアルには同心円状のアジュラージュ(スネイル)装飾が施されています。法面と表面で同心円の細かさを変え、奥行きを感じられるデザインになっています。
ムーンフェイズはスモールセコンドと一体になっています。ケースと同じ素材のゴールドプレートを紺青にコーティングし、なんと428個もの星を描きました。
腕時計という小さな宇宙の中の、指先サイズの小さな銀河。このロマンティックな複雑機構は、122.6年後に1日分の修正という、驚異の精度を誇ります。
ちなみに、公式サイトの専用ページでは、アニュアルカレンダーとムーンフェイズのために時刻と日付、うるう年、直近の満月と新月を表示しているので、参考にしてくださいね。
メインダイアルには正統派のバトン型アプライドインデックスを配していますが、先端にのみ、ファセット加工でピラミッド型が形成されています。
光の加減でダイヤモンドがはめこまれているのかと錯覚するほどの煌めきと、穏やかな静けさを見せる、調和のとれた品格あるデザイン性は、A.ランゲ&ゾーネならではのものです。
デザイン性が楽しめるのは、ケースやダイアル部分だけではありません。A.ランゲ&ゾーネを代表するドイツ・グラスヒュッテの腕時計は、伝統的な「グラスヒュッテスタイル」のムーブメント装飾を貫いています。
新作サクソニアも、シースルーバックから美しいグラスヒュッテスタイルのムーブメントを観察できます。
新作サクソニアのラインナップは、ホワイトゴールド&ホワイトダイアルモデルと、ピンクゴールド&グレーダイアルモデルの2種類です。
凛とした印象の18Kホワイトゴールドケースに、シルバー925製シルバーカラーダイヤルを合わせたRef.331.026Eと、温もりある18KピンクゴールドケースとグレーカラーダイアルのRef.331.033Eです。
それぞれ、時分針やアプライドインデックス、インダイアルの針、ムーンフェイズプレートと星、お月様までケース素材と同じ素材・カラーで揃えられています。

| ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”|Ref.720.035FEのスペック詳細 |
|---|
| 【外装】 ・ケースサイズ:直径41.9mm ・ケース素材:プラチナ950 ・ブレスレット:アリゲーターレザー ・文字盤:サファイアクリスタル |
| 【ムーブメント】 ・駆動方式:自動巻き ・ムーブメント:Cal.L207.1 ・パワーリザーブ:約50時間 |
| 【機能】 ・防水:30m |
| 【価格・発売時期】 ・予定価格:要問合せ ・発売予定:2026年 |

2026年の新作として、A.ランゲ&ゾーネはランゲ1から従来のシリーズのデザイン構文を踏襲しながら、圧倒的にコンテンポラリーな雰囲気を放つ、プラチナ製ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”をリリースしました。
ルーメン(Lumen)は光の単位ですが、元々はラテン語で「光」という意味があります。新作の最大の特徴は、ブラックスケルトンのプレートで覆われた、半透明のダイアルです。
現地のブースには、巨大な「動く」ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”が登場し、ファンを驚かせました。
A.ランゲ&ゾーネは、2009年のツァイトヴェルク “ルミナス”以来、ブラックスケルトンダイアルと蓄光塗料で暗闇で光る“ルーメン”モデルをいくつかリリースしています。
2026年の新作は、同ブランドのアイコンであるランゲ1、そして人気のリミテッドエディションである“ルーメン”の新作です。
ランゲ1は、ドイツの時計都市グラスヒュッテに根付く「グラスヒュッテスタイル」のひとつ、視認性の高さを求めたオフセンターダイアルが特徴です。
A.ランゲ&ゾーネが1990年に復活し、1994年に新作4本を発表したとき、時計業界を驚嘆させたフラッグシップモデルで、現在も世界的な人気を博しています。
搭載されたCal.L207.1はトゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー・ムーンフェイズ・曜日表示レトログラードを備えたグランドコンプリケーションです。

画像引用:A.ランゲ&ゾーネ公式サイト|ランゲ1・トゥールビヨン・パーペチュアルカレンダー “ルーメン”プラチナ950 Ref. 720.035FE
ダイアルには、最外周に月名が刻まれたディスクがセッティングされています。「EWIGER KALENDER」という文字は、ドイツ語でパーペチュアルカレンダー(永久カレンダー)を意味します。
うるう年サイクルや、レトログラード式の曜日表示、ビッグデイトなどが黄金比で配置されており、今回時分計は3時位置に置かれています。
部分的に透けているダークなカラーのサファイアクリスタルダイアルからは、ビッグデイトなどの機構がところどころ透けて見え、メカニカルを愛するファン心をくすぐる仕様です。
また、ダイアルに強い紫外線を当てると日付表示ディスク、針、文字や数字などが光を帯びて浮かび上がります。
特に注目したいのは、ムーンフェイズ表示です。月が浮かぶ空のディスクはデイ&ナイト仕様で、ナイト側には星があしらわれ、星月夜が楽しめます。
シースルーバックからはグラスヒュッテスタイルのムーブメントが見えます。ケースと同じプラチナ製のローターやテンプ受けには、繊細な彫刻が施されています。
世界50本限定のリミテッドエディションで、超人気コレクション、ランゲ1の超人気モデル“ルーメン”ということで、大きな注目を集めています。







2026年のA.ランゲ&ゾーネは、サクソニアとランゲ1という、ブランドのアイコンにして超人気モデルからため息が出るようなグランドコンプリケーションをリリースしました。
歴史と伝統の全てを注ぎ込み、余計な装飾をせず彫刻で奥行きや輝きを表現したサクソニアは、A.ランゲ&ゾーネが大切にしている質実剛健な機能美の粋を見せてくれました。
一方で、近年時計業界に広がっている小サイズ化にも敏感に反応し、卓越した技術力で36mm径で10mm以下の薄さという小型化も実現しています。
ランゲ1は、完璧な黄金比がもたらす通常モデルとは打って変わって、配置は同じでも半透明ダイアルと夜光がもたらす視覚効果でコンテンポラリーな雰囲気に仕上がっています。
これでもかというほど複雑機構を盛り込みながら、ぎゅっと凝縮されたムーブメントがところどころ透けて見えるデザインからは、未来を見据えるブランドの信念まで感じられます。
複雑機構の搭載や数年ごとに登場させているルーメンシリーズを、たっぷりと堪能させてくれるラインナップとなりました。