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WEBマガジン, エクスプローラー, ロレックス

2021年 ロレックスの中で一番人気があるモデルは?

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デイトナ 116500LN

世界一の知名度を誇る腕時計ブランド「ロレックス」。オメガやタグホイヤーを凌いで、常に欲しい腕時計不動の1位に君臨しています。

多くのお客様からお問い合わせでいただくのが、「ロレックスの中で一番人気があるモデルってどれ?」というもの!

そこでこの記事では、当店の2020年売上データを集計し、ロレックスの中で最も売上高/売上本数が高かったモデルをご紹介いたします。

 

デイトナ、サブマリーナ、エクスプローラー、GMTマスター・・・たくさんの人気シリーズを抱えるロレックスの中で。1位に輝いたモデルとは?

 

ロレックスの中で一番人気が高いモデル  コスモグラフ デイトナ 116500LN

ロレックス デイトナ 人気

2020年の一年間にかけて、売上高&売上本数第1位、それは、2016年3月のバーゼルワールドにて発表されたデイトナの最新モデル116500LNです!

2020年と言わず、誕生以来不動の人気ナンバーワン。2017年・2018年・2019年。そして2020年と当店ロレックス人気で4年連続一位に輝いており、そのぶっちぎり具合はロレックス内のみならず、他ブランドの追随も許しません。

 

デイトナ自体は1963年登場(プレ機は1959年)と、非常に歴史の長いモデルです。ロレックス唯一のクロノグラフで、歴代リファレンスで大変高い需要を誇ってきました。

しかしながら最新の116500LNは、その中でも異彩。と言うのも、スペック自体は旧作116520とほぼ同等の性能ですが、デザインが大きく異なるのです。

116500LNではベゼルがステンレスからデイトナ初となる傷つきづらいセラクロムに変更され、高級感がさらに増しました。加えてホワイトダイアルはインダイアルの縁取りがシルバーからブラックに変更にされ、コントラストが明確になっています。

デイトナ ロレックス 人気

旧作までは黒文字盤モデルの方に人気が集まっていましたが、116500LNの誕生でスタイリッシュさが増した白文字盤モデルが一躍大人気となりました。ちなみにスポーツロレックスは黒文字盤に人気が集まる傾向にありましたが、116500LNが出て以降、白文字盤の評価が格段に上昇し、デイトナ以外の他機種でも白文字盤需要が高まるという、エポックメイキング的な存在でもあります。

なお、新作型番116500LNの「LN」はLunette Noirの頭文字をとった言葉であり、フランス語で黒いベゼルという意味を持ちます。

116500LNの登場によってデイトナ人気は大きく押し上げられ、ロレックス市場を牽引していく存在となりました。

デイトナ ムーブメント

搭載ムーブメントは先代と同じく自動巻きクロノグラフCal.4130。9時位置に12時間積算計、3時位置に30分積算計、6時位置にスモールセコンドというデイトナらしい横目配置の設計となっています。ちなみにパワーリザーブ約72時間・耐磁および耐久性の高いパラクロムヒゲゼンマイを使用した、屈指の実用性をも誇ります。

 

ロレックス デイトナ 116500LN

デイトナ 116500LN

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm×厚さ12.5mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.4130
パワーリザーブ:約72時間
防水性:100m
定価:1,387,100円

前述の通り、例年高い人気を誇るデイトナ 116500LNは、常に品薄!正規店での購入が非常に難しいという現状です。

さらに2020年は新型コロナウイルスの影響でメーカー供給や海外仕入れが減少しており、品薄は加速するばかり。にもかかわらず圧倒的な需要は健在であるというロレックス特有の現象によって、相場のプレミア化がもはや青天井と言っていいでしょう。

具体的な2020年末の116500LN相場としては、定価1,387,100円のところ、並行価格が白文字盤320万円台~、黒文字盤でも300万円超…!

 

なお、特筆すべき点は、これだけプレミア化が進行しているにもかかわらず「売上本数ナンバーワン」ということ!

2018年度の売上本数はエクスプローラーI 214270が一番でしたが、2019年および2020年は売上高・売上本数ともにデイトナ 116500LNがナンバーワンでした。普通、「売上本数」で計上すると安価なモデルが上位にくるもの。しかも116500LNと言えば屈指の価格高騰モデルです。

これほどまでに高額になってしまうと、普通は「買い控え」が起きるもの。しかしながら116500LNへの需要は一向に止まず…むしろ入荷から販売までの回転数の高さから、いかに多くの方々から愛されてきたかが垣間見えますね。

「プレミア価格でいいから欲しい!」という方が後を絶たず、2021年もナンバーワンをひた走るのでしょう。

 

 

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ロレックスの中で二番目に人気があるモデル  エクスプローラー 214270

エクスプローラー 214270 最新型

次に2020年の、売上本数第2位をご紹介いたします!

それは、デイトナと並んでロレックスの定番を誇るエクスプローラーIの、現行モデルRef.214270です!

人類未踏の地へチャレンジする探検家(エクスプローラー)のために開発されたこちらは、武骨なまでのシンプルさが何よりの特徴です。カレンダー窓すら持たず、かつ直径39mmという大きすぎないサイズ感。TPOを選ばず幅広いシーンで着用できるとあって、年齢問わず多くのファンから高い支持を得てきました。

なお、2020年上半期までは売上本数では116500LNを上回っていましたが、後塵を拝してしまいました。そうは言ってもエクスプローラーIもまた例年トップ1・2を争う人気モデルであり、2021年のロレックス市場を牽引するであろうことは間違いありません。

エクスプローラーI 214270

エクスプローラーI 214270は2010年にリリースされたロングセラーですが、2016年のランニングチェンジで文字盤仕様に変更がいくつか加えられています。変更点は「インデックスの3・6・9に夜光を塗布」したこと。および「針が長く太く」なったことにより、さらに探検家がどのようなシーンでも高い視認性を享受できるようになりました。

カジュアルにもフォーマルにも合い、どんなファッションでもなじむようなシンプルさ。それでいて頑丈な造り。高級腕時計の代表格でありながら、タフな実用時計でもあり、人気が高いのも当然かもしれません。

※もっとも、針に関してはケースサイズ36mmであった先代14270から変更が加えられていなかったため、「デザインバランス」について賛否両論がありました。その声を受けて、完璧なデザインを目指した結果だったのでは、といった捉え方もあります。

 

エクスプローラーI 214270

ムーブメントはCal.3132を搭載。これは、2000年頃~ロレックスのノンデイトの基幹ムーブメントCal.3130を、エクスプローラーI 214270のためにリファインした名機となります(その後、オイスターパーペチュアル39にも搭載されることとなりました)。

ロレックスが独自開発したブルーパラクロム・ヒゲゼンマイ、パラフレックス・ショックアブソーバーが採用されており、きわめてすぐれた耐磁性・耐衝撃性を獲得することとなりました。

 

ちなみに、現在ロレックスのムーブメントはCal.3200へと移行されており、エクスプローラーIもCal.3235(2020年新作ノンデイトサブマリーナに搭載)あたりが載せられてリファレンスチェンジを果たすのでは…といった声がほうぼうで囁かれています。そのXデーは、2021年4月のロレックス新作発表のタイミングなのでは、とも…!

理由としては、前述の通りロレックスは新世代ムーブメント「3200番台」への移行を順次進めており、2020年の今年にノンデイトCal.3230が新型サブマリーナとともにローンチしたこと。加えて一度ランニングチェンジしているとは言え、214270の誕生から10年以上が経過し、そろそろモデルチェンジの頃合いなのではないか、と言うことです。

 

真実はロレックスのみぞ知る、ですが、生産終了したロレックスの価格は跳ね上がると言われています。

そのため「安く買える」価格帯であったエクスプローラーI 21470の価格高騰が顕著となっており、今では実勢相場が100万円目前となりました。

もっとも、エクスプローラーIはもともと人気が高く価値が安定しているため、手放すときは入手価格の80%程度(状態、相場による)でお買い取りが可能なモデル。そのためイニシャルコストは高くなっても売却時に損をしづらいと言ったマインドから、あまり買い控えが見られない商材です。

 

ロレックス エクスプローラー 214270

ロレックス エクスプローラー 214270 画像1

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径39mm×厚さ11.3mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.3132
パワーリザーブ:約48時間
防水性:100m
定価:687,500円

「実勢相場が100万円目前」と前述しましたが、中古であればコンディションの良い状態であっても、80万円台で購入できる個体は少なくありません。

とりわけねらい目は旧型文字盤!

2016年より前に製造されていた個体で、文字盤仕様は異なるものの、ムーブメントは同一。そのため経年があるとは言え大きくスペックは変わりません。

こういった背景からか、2020年は前年までと比べて、214270の中でも旧型文字盤の売上本数が伸びた一年でした。

エクスプローラー 214270

とは言え廃盤となった個体は年数を経るに従って状態の良い個体が少なくなり、その稀少性は増すもの。

もしご購入を迷われている方がいらっしゃいましたら、お早めのご決断をおすすめいたします!

 

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ロレックスの中で他に人気が高いモデル

ちなみに、デイトナ116500LNとエクスプローラー214270を除くと、以下のモデルが人気です。

1.サブマリーナ デイト 116610LN

2.サブマリーナ ノンデイト 114060

3.エクスプローラーII 16570

4.エクスプローラーII 216570

5.デイトナ 116520

 

2020年の特筆すべきロレックスと言えば、サブマリーナは外せません。

何度かお伝えしてきたように、2020年は新型コロナウイルスが現在進行形で私たちの生活に大きな影響を与えることとなりました。これは時計業界も決して例外ではなく、その影響が如実だったものの一つが新作発表のステージでしょう。

バーゼルワールドやSIHH(2020年よりWatches and Wonders Geneve,ジュネーブサロン)といった伝統的な巨大新作見本市が相次いで中止を余儀なくされ、また欧州を中心としたロックダウンや緊急事態宣言下において、一時休業を余儀なくされたブランドはロレックスを筆頭に多数に及びました。

ロレックスもまた、例年3月(そして2020年からは4月)に予定していた新作発表の無期限延期を決定し、「2021年にずれ込むのでは」など言った声もありました。

しかしながら同年9月、デジタルリリースとはなりましたが、変わらずに見事な新作をローンチします!それが、新型サブマリーナでした。

ロレックス サブマリーナ 126610LN

※2020年発表のサブマリーナ 126610LN

新世代ムーブメントCal.3235(ノンデイトはCal.3230)が搭載されたことは言わずもがな。ケース直径が伝統的な40mmから41mmへとアップサイジングされたことで、非常に大きな話題となりましたね。

この新作サブマリーナ熱によって、先代116610系及び114060は従来を超える注目度を集めることとなりました。

 

生産終了したロレックス相場は上がる

このセオリーがあったため、噂の段階であった2020年上半期から買いが集中。それに釣られて大きく相場が上昇し、グリーンサブやハルクといった愛称で知られるサブマリーナ 116610LVなどは、定価987,800円のところ、一時期260万円台まで急騰します。

116610LVはさすがに買い控えが起きたか売上ランキングではロレックス内で8位に留まったものの、落ち着きが早かった116610LNやノンデイト 114060の売上が伸びたことが非常に目立ちました。

 

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また、エクスプローラーIIもまた生産終了の噂があることからか、あるいはまだ価格を上げ切っていないことからか、先代16570が5位、現行216570が6位につけます。

エクスプローラーII

エクスプローラーIIはここ二年ほどで急速に売り上げを伸ばしてきている注目機。「急速に」とは言え、ロングセラーであることに変わりはありません。また、もともと売れるモデルではありました。

ただ、デイトナやGMTマスターのような「プレミア相場」ではなく、かつ精悍なメタルベゼルやオレンジのGMT針が「やや定番外し」な印象があったことは事実です。

こちらもエクスプローラーI同様に生産終了の噂があること。加えて他のロレックスが相場を上げすぎてしまって、まだ比較的安いエクスプローラーIIに需要が流れてきていることなどが、人気急上昇の要因として考えられます。つまり、今後相場を上げてしまう可能性があるので、狙っている方はお早目の決断をお勧めいたします。

 

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ロレックス デイトナ

最後に、デイトナの旧型モデル116520あるいは16520の衰えない人気についても言及しなくてはなりません。

デイトナは歴代モデルのいずれも人気があるのですが、この二モデルは別格。とりわけ16520は状態の良い個体が年々減少していくことから、昔はそこまで価格を上げていなかったモデルも300万円超えが当たり前になってきました。

今後はますますこの傾向が顕著になっていくと考えられます。

 

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本稿では掲載しきれなかったヨットマスターやエクスプローラーIの前世代Ref.114270も根強い人気を誇ります。

また、2020年はスカイドゥエラーやデイトジャストといった、従来は定番外しであったモデルへの注目度も高まりました。

2020年、ロレックスの相場・人気・新作動向などはどのようになっていくのでしょうか。

2021年も追っていきたいと思います!

文:鶴岡

 

ロレックスのご購入はこちら

 

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この記事を監修してくれた時計博士

池田 裕之(いけだ ひろゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 銀座ナイン店(ロレックス専門館) 店長

昭和57年生まれ 37歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴16年

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