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エンジニア・クリエーター必見！IT系職業にお勧めの時計10選
時計は身に着ける方の職業によって最適なモデルが異なります。
水仕事が多い方でしたら防水性の高いモデルが最適ですし、社交場に赴くことが多い方は2針のドレスウォッチがお勧めです。
では、エンジニアやクリエーターといったIT系職業に就いている方はどんな時計を身に着ければ良いのでしょうか？
今回は銀座の高級時計店GINZA RASINがIT系職業の方にピッタリの時計をセレクトしてみました。
高級時計に興味のある方は是非ご一読くださいませ。
出典：https://www.facebook.com/pg/TAGHeuer/
目次
IT系職業に就いている方が選ぶべき時計とは？
銀行員や公務員といった堅いイメージのある業界であれば、伝統と歴史を誇るブランドの時計を身に着けていることが一種のステータスとして評価されるかもしれませんが、IT業界であれば「革新的」な技術を用いられた時計を身に着けた方が一目置かれるはず。
そこで注目したいのが「スマートウォッチ」です。
出典:https://www.tagheuer.com/ja-jp
スマートウォッチはその殆どがBluetoothを内蔵し、スマートフォンとの連携が可能となった腕時計型端末です。
電話やメールができたり、スマートフォンの通知やバッテリー管理を行うことができるので、スマートフォンをいちいち鞄から出す必要性がありません。
また、スマートウォッチの機能性は常に進化しており、最近は単体でも通信することが可能であったり、機種によっては万歩計や走行距離を試算し健康管理をしてくれるモノも存在します。
電子マネー決済を可能とした時計も多く、日々の生活がその名の通り「スマート」となることは間違いありません。
常日頃から様々なデバイスを駆使して仕事するIT系の仕事に就いている方にとっては、これ以上ない選択肢となるでしょう。
機械式時計も捨てがたい
IT業界で仕事をしている人には「スマートウォッチ」がお勧めですが、100年以上にも渡って歴史を紡ぎあげてきた機械式時計もやはり捨てがたいです。
非常に細かい歯車が繊細に絡み合って動く精巧なギミックは機械式時計でしか味わうことのできない魅力であり、スマートウォッチとはまた違う良さがあります。
磁力を発する機械が身近に溢れているITの職場においては、耐磁性能の高いモデルを選んだ方がよいでしょう。加えて、大型の時計は仕事の邪魔となってしまうので、ある程度厚みを押さえたモデルにしておく方が無難です。
IT系職業にお勧めの時計① タグホイヤー「コネクテッド」
出典:https://www.tagheuer.com/ja-jp
タグホイヤーがブランド初となるスマートウォッチ「コネクテッド」を発表したのは2015年。
同社のフラグシップである「カレラ」のデザインを踏襲したことで話題となった人気モデルです。
タッチ対応液晶、Android Wear(現在のWear OS)を搭載、スペックはIntel1.6GHzデュアルコアCPU搭載、ベース目盛り1GB／ストレージ4GBというハイスペック設計となっています。
ただ、コネクテッドには他のスマートウォッチとは一味違うポイントがあります。
それは文字盤が交換可能なことです。
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コネクテッドはタグホイヤーならではのスタイリッシュな文字盤をスマートウォッチでも味わうことができます。
また、仕様が合えば他社文字盤も交換可能であり、汎用性がすこぶる高いです。
本体やバックルにチタニウムを採用しているため、安定性や耐久性が考慮されていることも他のスマートウォッチとの差別化が図られています。
IT業界で仕事をしている方ならば、一見普通の高級時計に見えながらも実は最先端のスマートウォッチであるコネクテッドに魅力を感じるのではないでしょうか？
スマートウォッチとしては高額な16万5000円(税抜)という価格ではありますが、性能を考えると非常にリーズナブルな価格設定だと思います。
新作：コネクテッド モジュラー45
出典:https://www.tagheuer.com/ja-jp
2017年には新作「コネクテッド モジュラー45」が発売され、こちらも大きな注目を浴びています。
コネクテッド モジュラー45では文字盤のみならず、ラグやストラップ、バックルなどのパーツまでもをユーザー自身で選べるようになっており、「自分だけのスマートウォッチ」を作成することができるようになりました。
また、文字盤デザインもラインナップが増えており、クラシカルな三針やクロノグラフは勿論のこと、オリジナルアプリを用いてカスタマイズすることも可能です。
更には専用の機械式モジュールが用意されたことにより、機械式時計としても使用することも出来ます。
価格はモデルにもよりますが、概ね20万円前後。通常のコネクテッドよりやや高めの金額設定ですが、その分カスタマイズ性は向上しています。
IT系職業にお勧めの時計② ブライトリング エキゾスペースB55
出典:https://www.breitling.co.jp/products/pickup/backnumber/16_jan/
クロノグラフの雄として高級時計界で高い評価を獲得してきたブライトリング。
2016年にEXOSPACE B55(エクゾスペース)を発表し、機械式時計のみならずスマートウォッチの分野においても目覚ましい進化を遂げています。
出典:https://www.breitling.co.jp/products/pickup/backnumber/16_jan/
エクゾスペースは46mmという大型仕様のチタンケースモデルであり、ブライトリングらしいタフさと高級感を併せ持ちます。
ブライトリングのスマートウォッチは一風変わっています。
多くのスマートウォッチがスマートフォンと連携することが主目的となりつつある中で、ブライトリングは時計そのものの操作性や可能性を広げるためにスマートフォンを「補助的に」使用していることが特徴です。
具体的には、以下のようなことがエクゾスペースではできるようになっています。
■時刻合わせやクロノグラフでの時間計測をスマートフォンと連動
■フライトコンピューターなどをスマートフォンで操作可能
■計測結果をスマートフォンに転送し、別のアプリケーションで使用
■電話やメッセージ等の通知
GPSや歩行距離計算・文字盤デザインの変更などはできませんが、スマートウォッチならではの多機能を楽しむことができます。
また、エクゾスペースは自社製スーパークォーツムーブメントB55を搭載しており、バッテリーは通常使用で1カ月程度持続します。加えて長寿命であることから、10年以上の使用にも耐えることが可能です。
しかし、OSが切れても「ブライトリングのクォーツウォッチ」として使えることから価格は120万円(税抜)とかなり高額です。
IT系職業にお勧めの時計③ ルイヴィトン タンブール ホライゾン
出典:https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/homepage
ルイヴィトンといえばバッグや財布といったモノグラム柄の革製品のイメージが強いと思います。
しかし、実は高級時計の開発にも意欲的に取り組んでおり、2017年には同ブランド初のスマートウォッチ「タンブール ホライゾン」を発表し、大きな話題を生みました。
タンブール ホライゾンはルイヴィトンのブランドコンセプト「旅」にフォーカスしたスマートウォッチで、「My Flight」というフライト管理システム、また「City guide」というパリ、ロンドン、ニューヨークなど29都市の観光名所を案内してくれる機能が搭載されています。
出典：https://jp.louisvuitton.com/jpn-jp/stories/tambour-horizon
タンブール ホライゾンの文字盤には豊富なラインナップが用意されており、好みにあったデザインもモデルを選ぶ楽しさがあります。
価格は30万円前後。
スマートウォッチとしては高価な時計となりますが、ハイブランドならではの高級感と高いデザイン性が楽しめるはずです。
IT系職業にお勧めの時計④ モンブラン サミット
出典:http://www.montblanc.com/ja-jp/home.html
筆記具で有名なドイツブランド「モンブラン」も近年時計作りに力を入れています。
もともとリシュモングループに属していたモンブランは、同グループから時計製造のノウハウを吸収し「モンブラン モントレS.A」という別会社をスイスのル・ロックルに設立。1997年から本格的に高級時計ブランドとして始動しています。
そんなモンブランですが、2017年に「モンブラン サミット」というスマートウォッチを発表。
機械式時計に通ずる品格ある高いレベルの外装仕上げや美しい曲線、スマートウォッチ初となるサファイアガラス製ドーム型風防が話題となりました。
出典：https://www.montblanc.com/ja-jp/collection/watches/montblanc-summit-collection.html
「モンブラン サミット」はこれまでのスマートウォッチでありがちだったゴテゴテしたデザインとは一味も二味も違うお洒落な時計です。
ラインナップも豊富に用意されているため、自分好みの一本を選ぶことができます。
気になる価格は新品で約12万～15万円程度。
優れた美しいデザイン性に加え、スマートウォッチならではの機能を兼ね備えていながらも非常にリーズナブルな価格となっています。
IT系職業にお勧めの時計⑤ ウブロ ビッグ・バン レフェリー 2018 FIFA
出典:https://www.instagram.com/hublot/
多くのアスリートや著名人に愛されるウブロ。時計ブランドの中でも高価格帯に位置し、フラグシップのビッグバンは100万円を超えることも珍しくありません。
また、ウブロは新技術の採用には非常に意欲的であり、2018年にはブランド初となるスマートウォッチを発表し、大きな話題を生んでいます。
出典:https://www.hublot.com/ja/
発表されたモデルは「ビッグバン レフェリー FIFAワールドカップロシア」。
ウブロはワールドカップのオフィシャルタイムキーパ―を務めますが、ロシア大会開催を記念しFIFAとタイアップしたスマートウォッチです。
49mmという大ぶりのチタンケース、サテン仕上げのベゼルやラグ、舷窓を思わせるビスなどビッグバンの外装をそのまま用いていることが特徴。
また、FIFAの「審判の為の時計がほしい」という要望に応え製作された経緯があるため、イエローまたはレッドカード判定・選手交代を通知したり、得点が入ると「GOAL」と表示されるユニークな機能性が有しています。
まさにこのモデルはサッカーファンのための時計です。
仕事終わりに仲間同士でフットサルを楽しむときに重宝するのではないでしょうか？
出典:https://www.hublot.com/ja/
一方でWear OSが搭載されており、スマートウォッチとしてのスペックも十分です。
ストラップが付け替え可能で、ワールドカップロシアのエンブレムとウブロのロゴが入ったストラップとブラックラバーストラップが付属します。
ただ、ハイスペックであることに加え、2018本限定発売されたことから価格は60万円台と高価です。
IT系職業にお勧めの時計⑥ ブルガリ ディアゴノ・マグネシウム・スマートウォッチ
出典：https://www.youtube.com/watch?v=76q2cNRt03o
ブルガリが生み出したお洒落でハイセンスなスマートウォッチ。それがディアゴノ・マグネシウム・スマートウォッチです。
このモデルはケースに軽さと強さを兼備する先進的素材の「マグネシウム」が使われており、これまでにないタフな設計となっています。
出典：https://www.youtube.com/watch?v=76q2cNRt03o
機能面ではMaster Cardと、デジタル分野のセキュリティーにおけるエキスパートであるWISeKey社とパートナーシップを結び、「ペイメント（決済）」と「スマートロック」機能を搭載しています。
特にスマートロックは優れモノで、自宅や車のロックすらも腕時計を近づけるだけで開錠することが可能です。
セキュリティーが心配になる方もいるかとは思いますが、独自の電子チップが時計に内蔵されているため、軍事レベルのセキュリティーを有しています。
ただ、この2つの機能に特化したモデルであるため、タグホイヤー「コネクテッド」やブライトリング「B55」のようにメールやLINEの着信を知らせるといった機能はありません。
あくまでも「ペイメント（決済）」と「スマートロック」に用途が限定されています。
2016年に発売されたモデルですが、残念ながら日本では未発売です。
海外では約4800ドル(約58万円)で購入できますので、国際的に活躍されているエンジニアの方であれば一度検討されてみてはいかがでしょうか？
IT系職業にお勧めの時計⑦ ロレックス ミルガウス
スマートウォッチも魅力的だけど、やはり機械式時計にもロマンを感じる。意外にもIT業界に身を置く方はこのように考える方が多いです。
そんな方には圧倒的なステータス性を誇るロレックスの対磁モデル「ミルガウス」をお勧め致します。
ミルガウスは1000ガウス(80,000A/m、フランス語でミルガウス)の磁気に耐えうることを可能とした強力な対磁性能をもつモデルであり、エンジニア向けに開発されたモデルです。
1970年代に一度生産終了していますが、携帯電話やパソコンが一般的となった現代にその有用性へ再び注目が集り、復活に至りました。
ミルガウスの対帯磁技術の秘訣は、ケースとムーブメントにあります。
ケースにおいてはロレックスが厳選した強磁性合金を採用することにより、高性能磁気遮断システムを構築。ムーブメントには非帯磁素材をガンギ車・アンクルに採用し、耐磁に特化したCal.3131を搭載。
いかなる磁力にも屈することのない耐磁性能を備えています。
また、個性のあるイナズマ針・シンプルで美しい文字盤・グリーンサファイアガラスなど、他のモデルにはないユニークなデザイン性となっていることも特徴であり、定番どころの時計ではつまらないと感じている人にもお勧めです。
IT系職業にお勧めの時計⑧ グランドセイコー 強化耐磁モデル
時計の”精度”に拘り続け、スプリングドライブをはじめとする数多くの画期的な開発を続けてきたセイコーですが、耐磁を意識し作られた「強化耐磁モデル」が存在します。
グランドセイコー メカニカル SBGR079 / グランドセイコー メカニカル SBGR077
グランドセイコーの強化耐磁モデルと呼ばれる時計は2012年に発売された4種類の時計が主なラインナップです。
機械式モデルとして製造されたSBGR079・SBGR077は、ムーブメント全体を純鉄で包みこむことで80,000A/mの耐磁性能を獲得しています。
加えてデザイン性と機能性にも力をいれていることも特徴で、大きくなりやすいケースサイズを抑えつつ耐磁モデルとしては軽く・薄い仕上がりとなっています。
IT業界人が身に着ける時計としは、最適なスペックをもつ時計といっても過言ではありません。
グランドセイコー クォーツ SBGX089 / グランドセイコー クォーツ SBGX091
耐磁モデルにはクオーツモデルSBGX089・SBGX091もラインナップ。こちらもエンジニアを中心とする多くの人に支持されました。
また、機械式・クォーツ共に公益財団法人日本デザイン振興会より「2013年度グッドデザイン賞」を受賞しており、文字板のGSロゴと「MAGNETIC RESISTANT」の表示を赤色に統一していることが特徴的です。
IT系職業にお勧めの時計⑨ IWC インジュニア
出典:https://www.iwc.com/ja/collection/ingenieur/IW3809/
スタイリッシュなデザインで30代・40代の男性を魅了し続けるIWC。ファッションに敏感なIT業界の方にも多くの愛用者がいます。
ポルトギーゼ・ポートフィノ・アクアタイマーなど、IWCには魅力的なモデルが多く展開されていますが、歴史ある耐磁時計として名高いインヂュニアも有力な選択肢の一つです。
インヂュニアとは英語でエンジニアのことを指します。
このモデルは著しい経済成長や技術発展に伴い電化製品が増え、高い磁力にさらされた仕事をする人が増えたことにより開発されました。
初代モデルから80,000A/mもの耐磁性能を有し、1990年頃には500,000A/mの超耐磁時計を開発。
まさに耐磁時計に先鞭をつけたモデルといっても過言ではありません。
また、インジュニアは様々なデザインが用意されており、自分のファッションや体形に合うモデルを選ぶことが可能です。
シンプルなモデルもあれば、スポーティーなモデルもあり、さらには近未来的なユニークなモデルも存在します。
価格も40万円～と機械式時計としては買いやすい価格帯となっています。
IT系職業にお勧めの時計⑩ オメガ シーマスター マスターコーアクシャル搭載モデル
現在も製造されている対磁時計はどれも12,000A/m～80,000A/m程度のスペックです。
しかし、オメガは2014年に1,200,000A/m(15,000ガウス)という従来の耐磁性能を大きく上回るムーブメントを開発し、時計界に大きな衝撃を与えました。
そのムーブメントの名は「マスターコーアクシャル」。
マスターコーアクシャルは2014年以降のシーマスターに主に搭載され、軟鉄製ケースではなく、ムーブメントのパーツ自体を非磁性体部品で構成する高度な設計によって作られました。
シーマスターはオメガの中でもナンバーワン人気のダイバーズウォッチですが、マスターコーアクシャルを搭載することにより、持ち味であるエレガンスと防水性をそのままに、1,200,000A/m(15,000ガウス)の耐磁性能を備えました。
この対磁性能は医療機器の強力な磁力にも耐えうるほどのオーバースペックであり、オメガ自身も「世界初の完全耐磁性能」と自負しています。
また、これほどのスペックを誇っているにも関わらず、価格は並行新品価格で30万円代から購入可能です。
性能良し。デザインよし。コストパフォーマンス良し。
マスターコーアクシャル搭載モデルはまさにIT業界の為の時計といっても過言ではありません。
最後に
最先端の技術によって作られるスマートウォッチ。磁力が飛び交うIT業界での仕事にも耐えうる耐磁機械式時計。
どちらもIT業界人が身に着ける時計としては申し分ない実用性とデザイン性を誇ります。
是非一度ご検討くださいませ。
