2018年3月22日からバーゼルワールドが開催されています!弊社スタッフが現地に赴きオメガの新作をいち早くお届けいたします!
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光の当たらない月の裏側をイメージした、スピードマスター ムーンウォッチの中でもとりわけストーリー性があるシリーズ、ダークサイドオブザムーン。
バーゼルワールド2018で発表された新作は、アポロ8号50周年を記念した限定モデルです。
ミソは表裏ともにスケルトン仕様なこと。
かつてムーンウォッチに搭載されていたキャリバー1861に特別な装飾を施したキャリバー1869が搭載されており、それはさながら月をそのままインジェクトしたかのよう。
文字盤側は明るい色合いで地球に見せる風景を演出し、一方シースルーバックではダークサイドを表現しています。
裏蓋外周にはアポロ8号の司令船操縦士ジム・ラヴェルの「裏側で会おう」のセリフが印字。
まさにアポロ8号の旅立ちへのオマージュにふさわしい新作となりました。
25周年を迎えたシーマスターに、ファン待望の波状模様のダイアルが帰ってきました!
シンプルなマットダイアルが主流となりつつあったオメガですが、ダイビング中の波を思わせるウェーブ模様は根強い人気がありました。
初代シーマスター300の評価の高さは、このデザイン性が担うところも大きかったです。
ベゼル同様、ダイアルもセラミック製となり、さらに42mmサイズへとボリュームアップ。
ちなみにベゼルは電鋳処理によって18kゴールド装飾―セラゴールド技術―、またはホワイトエナメルがダイビングスケールに採用され、耐久性と高級感が増しています。
どのモデルでもメタルブレスもしくは人気のラバーストラップが付け替え可能で、シーンに合わせて使い分けできるのもうれしいところ。
細かい箇所にはなりますが、ヘリウムエスケープバルブも一新されています。
特許を取得した円錐フォルムとなり、優れた操作性だけでなく唯一無二の独創性も兼ね備えます。
ムーブメントはオメガ渾身の名機・コーアクシャル搭載マスタークロノメーターキャリバー8800。
この自動巻きムーブメントは、高い精度に信頼性、そして15,000ガウス以上の耐磁に抵抗する性能を有する傑作機。
シースルーバックから鑑賞することができます。
2018年8月発売予定。
同じくシーマスター300の2018年新作モデル。
黒文字盤は非常に人気が高いカラーで、ダイバーズウォッチが持つ男らしさが前面に押し出されています。
セラミックのため、光の加減で視認性が邪魔されないのも良いですね。
さらにシーマスターらしい力強いケースや5列ブレスはそのままとなっており、かっこよさに磨きがかかります。
よくダイバーズウォッチはロレックスのサブマリーナが取りざたされますが、遜色ないかっこよさではないでしょうか。
ムーブメントは同じくキャリバー8800。
文字盤と同色のラバーストラップとの付け替えが可能です。
シックなグレーダイアル新作。ブルー基調の外装とよく合います。
2018年新作シーマスター300の世界限定2500本モデル。
シーマスター300が誕生した1993年当時のデザインを誠実に守りつつ、最先端技術が駆使されています。
特筆すべきはベゼルとブレスレットに採用されたタンタリウム素材。
過去パネライ ルミノールやオーデマピゲ ロイヤルオークにも使われた新素材で、チタンよりさらに強靭でずっしりとした威厳のあるレアメタルです。
チタン製のブルーグレーとゴールドの淡い色合いが絶妙にマッチします。
発売予定は2018年10月。
シーマスター300からはこの他、イエローゴールド×ステンモデル、セドナゴールド×ステンモデルなどが登場しています。
セドナゴールド×チタン タンタリウムモデル以外は2018年8月販売予定となっております。
当記事の監修者
南 幸太朗(みなみ こうたろう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ
学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴14年。