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WEBマガジン, ブランパン

世界最古の時計ブランド ブランパンの魅力を徹底解説!

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あなたはブランパンという時計ブランドをご存じでしょうか?

パテックフィリップヴァシュロンコンスタンタンブレゲ・ランゲ&ゾーネなど歴史あるブランドは沢山ありますが、現存する時計メーカーで最古なのはブランパンです。そのため、時計の歴史上語らずには通れないブランドだと思います。

今回はそんなブランパンの歴史と魅力についてご説明いたします。

ブランパン

出典:https://www.blancpain.com/ja/2358-3631-55b

①ブランパンの誕生

ブランパンは1735年にジャン=ジャック・ブランパンによって創業された時計ブランドです。1735年という事は、パテックフィリップ(1839年創業)やブレゲ(1775年)やヴァシュロンコンスタンタン(1755年創業)よりも前に創業されており、世界最古の時計ブランドとなります。

時計ブランド ブランパン

当時の時計産業は、スイス・ジュウ渓谷の農家が副業として手工業で時計作りを行っていた時期でした。そして、そのキッカケを作ったのがプランパンです。

ブランパンは時計製造業の有望性を強く感じ、ジュラ地方 ヴィルレ村の家屋の2階に最初の工房を構えます。創業当初は時計部品の製造を主に行っていましたが、すぐにブランパンは手工業での懐中時計製作を開始しました。

当時はまだ時計産業は盛んではありませんでしたが、ブランパンが製造した時計はすぐに売れるようになり、人気を博すようになります。

こうして、世界最古の時計ブランド ブランパンは誕生しました。

 

②ブランパンの進化

手工業時計ブランドとして長らく懐中時計製作を行っていたブランパンですが、1815年にはジャン・ジャックの曾孫である「フレデリック・ルイ・ブランパン」により、近代化が図られ、量産可能な工業へと進化します。

また、それまで主流だったシリンダー脱進機をアンクル脱進機に切り替えるなど、時計製造業界に大きな変革をもたらしたのもこの時期です。

さらにその50年後の1865年には、スーズ川のほとりに2階建ての工場を建設。製造方法を最適化し、高級モデルの製作にも取り組むようになります。

ブランパン 歴史

出典:https://www.blancpain.com/ja/histoire-ja

1926年には時計職人ジョン・ハーウッドと共同で世界初の自動巻腕時計を商品化。世界最古の時計ブランドとしての技術力を世界に見せつけます。

その4年後には、世界初の女性用自動巻腕時計「ロールス」を発表。名門機械式時計ブランドとして、揺るがない地位を確立するのでした。

 

③変革の波に飲まれたブランパン

2世紀以上もの間、家族経営を貫いてきたブランパンですが、1932年に当時の社長であったフレデリック・エミル・ブランパンが死去したことをキッカケに、ついにこの系譜が途切れることになります。

そうなった理由は後継ぎが一人娘のベルト・ネリしかいなかったこと。そしてベルト・ネリには時計製造業を引き継ぐ気持ちがなかったからです。

結果的にフレデリック・エミル・ブランパンのアシスタントであった”ベティ・フィスター”と”アンドレ・レアル”がブランパンを買収し、「レイヴィル-ブランパン」として経営を引き継ぎます。

 

戦争が終焉を迎えた1950年代に入ると機械式時計の需要は拡大。その流れに乗ってレイヴィル‐ブランパンは年間100,000本以上の腕時計を生産し、時計ブランドとして栄光の時代を迎えます。

伸び続ける時計需要に応えるべく50年代末にはスイス時計産業組合(SSIH)の傘下入り、さらに販売台数を伸ばすことにも成功。1970年代を迎えるまで、その勢いは衰えをしりません。

ブランパン 歴史

出典:https://www.blancpain.com/ja/m-tier-dart-ja

 

しかし、1970年代に入ると状況は一変しブランパンは窮地に陥ることになります。その原因となったのはクォーツ時計の開発が進み「クォーツショック」が起こったことです。

クォーツショックとは日本の時計メーカー「セイコー」が世界初のクォーツ腕時計を発表したことにより、時計の常識が大きく覆ってしまったこと。低コストで大量生産が可能、加えて精度もバツグンというクォーツ時計の発表は機械式時計の存続を揺るがす事態をつくり、多くのスイス時計ブランドがこの時期に姿を消すことになりました。

この流れにブランパンも逆らうことはできず、ブランパンは10年余りの休眠を余儀なくされます。

 

④ブランパンの復活

クォーツショックにより一時休眠に追い込まれたブランパンですが、1983年にジャン・クロード・ビバー氏とジャック・ピゲ氏が「レイヴィル-ブランパン」を買収することで復活を果たします。そして、この買収はブランパンのみならず、スイス時計界の命運を左右することになるのです。この時点でブランドネームは”レイヴィルーブランパン”から”ブランパン”へと変更されました。

ブランパン 工房

出典:https://www.blancpain.com/ja/sites-de-fabrication-ja

ブランパン復活のキーマンはジャン・クロード・ビバー氏で間違いありません。

ブランパンを買収したジャン・クロード・ビバー氏はのちにオメガ・ウブロ・タグホイヤーの経営に関わり、時計界のスティーブジョブズと呼ばれるようになる人物ですが、そのビバー氏が最初に時計界に携わったのがブランパンの再建です。

この当時はクォーツ時計が世界を席巻している最中で、機械式時計が再び日の目を浴びることは無いといわれていた時期でした。客観的に見れば、この状況下でブランパンを買収するのは無謀とも思える選択です。しかし、ビバー氏は機械式時計の復活を信じていました。

ジャン・クロード・ビバー

出典:https://www.tagheuer.com/ja

ビバー氏はブランパン復活にあたって、機械式時計にしかない魅力を全面的に打ち出す戦略をとります。

その内容とは「6種類の傑作機構」を作り出し、機械式時計の美しさを世界に再び放つことです。

 

⑤ブランパン再建の切り札 シックスマスターピース

ビバー氏が打ち出した6種類の傑作機構は「シックスマスターピース」と呼ばれ、クォーツ全盛の時計界で強い輝きを放つことになります。

シックスマスターピースの内容は「ウルトラスリム」「ムーンフェイズ」「パーペチュアルカレンダー」「スプリットセコンドクロノグラフ」「トゥールビヨン」「ミニッツリピーター」の6機構。この機構の内、”1つ”を搭載したモデルを1年ごとに世界に発表することで、機械式時計の魅力を伝える役割をもたせました。

複雑機構の再現を目的としたシックスマスターピースにはクォーツ時計では到底実現できない美しさがあり、その魅力は機械式時計の存在を忘れかけていた世界中の人々の心に突き刺さります。

こうしてブランパンは「時計といえばクォーツ」という流れに一石を投じることに成功し、機械式時計の復活に大きく貢献しました。

ブランパン トゥールビヨン

出典:https://www.blancpain.com/ja/node/8523

また、この時期のブランパンはシックスマスターピースの集大成として秘密兵器と呼べるモデルを開発しています。その名は「1735」。このモデルはブランパン及びスイス時計界の復活への切り札となったのです。

 

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世界三大複雑機構 トゥールビヨン、ミニッツリピーター、パーペチュアルカレンダー

 

究極の機械式時計 1735

「1735」はブランパンの創業年。伝統を重んじるノウハウを象徴し、当時の時計界で最も複雑な機械式時計として1735は生み出されました。

ブランパン 1735

出典:https://www.blancpain.com/ja/histoire-ja

時計界の命運を担ったこのタイムピースは、「ミニッツリピーター・トゥールビヨン・パーぺチュアルカレンダー・ムーンフェイズカレンダー・スプリットセコンドクロノグラフ」を一つに収めたという究極の機械式時計。その類を見ない美しさは、クォーツに押され世界から見放されようとしていた機械式時計を再び日の目が当たる場所へと引き戻しました。

この生ける伝説とも呼べる1735は現在のブランパンにおいても強くリスペクトされており、最高級コクレクション「ル・ブラッシュ」においてインスピレーションの源とされています。

ブランパン ル・ヴラッシュ

出典:https://www.blancpain.com/ja/category/collections-5

 

⑥現在のブランパン

機械式時計の復権に成功したブランパンは1992年にスウォッチグループに加わり経営基盤を固めます。また、ビバー氏の退任を機に2002年以降はマーク・アレクサンドル・ハイエックが経営者に就任。今までと変わらず、世界最古の時計ブランドとしての伝統を誇りを守った時計作りを行っています。

ブランパン CEO

出典:https://www.blancpain.com/ja/histoire-ja

新生ブランパンは複雑機構の開発・新分野への進出を促進しており、プランパンがこれまでに作り上げたモデルの再解釈や新コレクションの展開にも積極的です。

2010年にはフレデリック・ピゲ社と統合し、ル・ブラッシュのマニュファクチュールは生産を垂直統合させることに成功これにより、生産体制がさらに強固となったブランパンは、現在も更なる飛躍を目指し日々時計製造に励んでいます。

 

⑦ブランパンの時計を紹介

現在のブランパンは、最上級コレクション「ル・ブラッシュ」、クラシカルな魅力タップリの「ヴィルレ」、ダイバーズウォッチである「フィフティ ファゾムス」といった人気モデルが存在し、多くの時計ファンを魅了し続けています。

そこで、一部にはなりますがこのモデルたちを紹介します。

 

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム 4053-0015-040A

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム 4053-0015-040A

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム 4053-0015-040A

ブランパンの生誕地を名にもつ「ヴィルレコレクション」。 創業当時のベーシックなデザインを象徴しており、無駄の無い輪郭、そして端正な表情、滑らかな素材感などシンプルな洗練さを追求したこだわりが表現されいてる超薄型ウォッチです。こちらのモデルはブルーダイアルにシルバーのローマンインデックスというシンプルで飽きの来ないデザインとなっております。

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム 4053-0015-040A

ケースサイドから時計を覗いてみると、機械式時計でありながらも如何に薄い仕上がりになっているか分かります。

また、ケース素材に美しいホワイトゴールドが採用されているため、非常に上品な印象を与えます。

中古相場が安めに設定されているため、このクオリティーでありながらも50万円台で購入可能です。

 

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム レトログラード 6653Q-1529-55B

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム レトログラードセコンド ポインターデイト

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム レトログラードセコンド ポインターデイト 6653Q-1529-55B

独特な針のデザインが魅力的なウルトラスリムレトログラード。デイトをポインターデイトにて表示し、6時位置の秒針をレトログラード表示しています。

独創性とエレガントが両立されたデザイン性は30代・40代の男性から支持を集めています。

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム レトログラードセコンド ポインターデイト

ブルーダイヤルは美しく繊細。誰が見ても最高級の時計であることが分かります。また、複雑機構搭載モデルとして最薄クラスの厚みであることも魅力です。

ブランパン ヴィルレ ウルトラスリム レトログラードセコンド ポインターデイト

ケースバックからはブランパンが誇る自社製自動巻きムーブ7663Qを覗くことが可能です。ホワイトゴールドケースの美しさも相まって、雲上時計と同等クラスの高級感を感じることができます。

 

ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフ  5200-1110-70B

ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフ

ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフ フライバック クロノグラフ 5200-1110-70B

フィフティファゾムスは1953年にフランス海軍の依頼により製作された潜水時計です。“バチスカーフ”は「潜水艇」を指す言葉で、モデル名に恥じない防水性(300m)が保証されています。ちなみにロレックス サブマリーナとほぼ同時期に発売され、世界中で注目されたダイバーズウォッチとしても有名です。

現在のフィフティファゾムスは当時の面影を残しつつも現代的にアレンジされたハイクオリティーダイバーズモデルとして、ブランパンの主力モデルとなっています。

ブランパン フィフティファゾムス バチスカーフ フライバック クロノグラフ 5200-1110-70B

人気モデル5200-1110-70Bに使用されているムーブメントはフライバック機能を搭載のCal.F385。り鮮明に機械式時計の魅力が楽しめる歯車の並び方が美しく、半透明のローターがそれをさらに引き立てます。

 

ブランパン レマン2100シリーズ 2763-3618A-53B

ブランパン レマン2100シリーズ トリプルカレンダー ムーンフェイズ

ブランパン レマン2100シリーズ トリプルカレンダー ムーンフェイズ 2763-3618A-53B

1994年に21世紀のスポーツモデルの新機軸として発表した「2100シリーズ」。

その中でもトリプルカレンダーとムーンフェイズを搭載したこのコンプリケーションモデルは非常に人気が高い逸品です。ホワイトダイアルとローズゴールドの組み合わせが優美で、フォーマル/カジュアルを問わず身に着ける人のファッションを1ランクアップさせてくれます。

ブランパン レマン2100シリーズ トリプルカレンダー ムーンフェイズ 2763-3618A-53B

ケースはウルトラスリムと同じくかなりの薄型。ビジネスにもカジュアルにも馴染む直径 38.0mmサイズであることも魅力です。

ブランパン レマン2100シリーズ トリプルカレンダー ムーンフェイズ 2763-3618A-53B

ケースバックはベゼルが付いているかのように見える独創的なデザイン。コートドジュネーブ装飾が施された美しいローターがさらこのモデルの品格を底上げします。

今現在このモデルを定価で手に入れることは難しいですが、中古でも十分コンディションのよい個体を手に入れることは可能です。

しかも60万~80万円という比較的リーズナブルな価格で購入することができます。かなりオトクです。

 

ブランパン ヴィルレ ワンプッシュクロノ コンプリートカレンダー 6685-3642-55B

ブランパン ヴィルレ ワンプッシュクロノ コンプリートカレンダー

ブランパン ヴィルレ ワンプッシュクロノ コンプリートカレンダー ムーンフェイズ 6685-3642-55B

ブランパンの生誕地を名にもつ「ヴィルレコレクション」。 こちらは月・日・曜日・月齢を配したコンプリケーションモデルです。ワンプッシュクロノグラフを搭載しており、プッシュボタンと一体化されたリューズで、クロノグラフの「スタート」「ストップ」「リセット」を行います。クラシカルなフォルムでありながら、細部に至るまでプランパン独特の雰囲気を醸し出す個性的な一本です。

ブランパン レマン2100シリーズ トリプルカレンダー ムーンフェイズ 2763-3618A-53B

搭載されているムーブメントはブランパンの技術を集結させた傑作キャリバー66CM8。コンプリートカレンダー機能とムーンフェイズ機能を兼ね備えた極上の自動巻きムーブです。

 

ブランパン ル・ブラッシュ コンプリケーション 2358-3631-55B

ブランパン ル・ブラッシュ コンプリケーション 2358-3631-55Bブランパン ル・ブラッシュ コンプリケーション 2358-3631-55B
出典:https://www.blancpain.com/ja/2358-3631-55b

ブランパンが誇る最上級コレクション「ル・ブラッシュ」。その中でも一際存在感を放つのがミニッツリピーターとクロノグラフを搭載した”2358-3631-55B”です。スケルトンタイプの文字盤からは超複雑機構ならではの美し過ぎるムーブメントを堪能することができます。

知名度ではパテックフィリップやオーデマピゲといった雲上ブランドに劣りますが、機械式時計の製造技術はブランパンだって負けていません。

ブランパン ムーブメント

時計をひっくり返してみると、職人の手作業によって施された華やかな装飾の数々をご覧いただくことができます。

世界で最も歴史ある時計ブランドの実力はやはり伊達ではありません。

 

まとめ

ブランパンは時計業界の歴史を創り、そして機械式時計を復活させた歴史を持つ時計ブランドです。同ブランドは時計界にとって欠かせない存在であり、時計ファンならば知っておかなければいけない時計ブランドといえるでしょう。

この記事の締めとして、最後にビバー氏がブランパンの再建時に建てた有名なスローガンを送ります。

「ブランパンはクォーツ時計を作った事がなく、これからも作りません」

 

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