
昇進や転職などの経験を経て、社会人としての視野が広がってきている30代。
プライベートでも、結婚やお子様の誕生という人生における大きな転機を迎えた方も多いのではありませんか?また、マイホームやマイカーを購入する方も多い世代です。
そんな節目とも言える時に購入する腕時計は、どのような一本を選ぶべきなのでしょうか。
人間は円熟するにつれて、付き合う人間の層が変わってきます。これまで愛用してきたポールスミスやハミルトンなども悪くはありませんが、きっと周囲にはロレックスやウブロなどといった、一流時計を身に着ける方々が増えてきます。
これまでのカジュアルウォッチはプライベート用にして、ぜひここぞと言うシーンに効果を発揮する高級時計を買いましょう。
この記事では、東京・銀座にある高級腕時計専門店GINZA RASINのスタッフが、30代のエリートビジネスマンにお勧めの高級時計10本をご紹介いたします。
目次

新社会人として、約10年が経過して社会人としての信頼感が増してくるのが、30代です。また、個人のアイデンティティも出して自分らしさを出すことも求められます。30代に必要な腕時計選びは、信頼感と自分らしさのバランスが大切です。
信頼感と自分らしさを演出できる腕時計を見つけるのは、何気なく腕時計を選ぶだけでは、見つけることができません。しかし、要領さえ掴めば意外に簡単に探し出すことができます。

30代になると、仕事で出会う相手も変わってきます。
先輩や上司、取引先の担当だけでなく、自社のエグゼクティブや取引先の部長クラスとお会いする機会も増えるでしょう。
こうした場面では「TPOをわきまえた装いのできる人だ」と相手に感じてもらえることが大切です。
素材やサイズは、その第一印象を左右する大きな要素です。
毎日のビジネスシーンでの素材は、過度に目立たず清潔感のあるステンレスやチタンモデルがちょうど良いでしょう。
素材には貴金属(金やプラチナなど)もありますが、ステンレスやチタンは傷つきにくい特性があるため、比較的綺麗な状態が保ちやすいからです。
それが結果として「仕事もきっちりしていそう」という印象につながります。
なお、貴金属の時計は華やかなぶん、業界や職場によってはTPOをわきまえていないと受け取られることがあるので注意が必要です。
サイズは、スーツスタイルが前提の場合には袖口にすっきりと収まるサイズ感が重要です。
ケースが大きすぎるとカフが浮き上がり、カジュアルな印象になる懸念やワイシャツの袖口を痛めてしまうことがあるからです。
袖口に収まる控えめなサイズの方が過度に目立ちにくく、TPOとしても万能な印象です。
ここからは、こうした条件を満たすモデルを揃えているブランドから一つずつご紹介します。
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オメガ シーマスター アクアテラシェード コーアクシャル マスター クロノメーター38MM 220.10.38.20.09.001
モデル情報
オメガと海の豊かな歴史にオマージュを捧げる「シーマスター アクアテラ」は、シンメトリックな38
mmケースはステンレススティール製で、ケースバックにはウェーブ模様で縁取られたデザインが施されています。6時位置に日付窓、ホワイトのスーパールミノヴァが塗布されたロジウム仕上げの針とインデックスが備わっています。ムーブメントにはオメガが誇るMETAS認定のコーアクシャルムーブメント、マスタークロノメーターCal.8800を搭載。150m防水。
アクアテラは「海でも街でも使える」ことをテーマにした、オメガの汎用性が高いウォッチです。
サンドストーンカラーのダイヤルは一見上品で落ち着いて見えるでしょう。
しかし、よく見ると放射状のサンブラッシュ仕上げが表情をみせてくれるため「こだわって選んだ感」を演出してくれます。
38mm径の薄めのケースでシャツの袖にすっと収まります。
一方で、機能は本格的で150m防水と耐磁性能を備え、PC作業や出張にも安心です。
裏蓋のシースルーバックからは精緻なムーブメントが覗いています。
ビジネスの合間に眺めるたびに、気分を上げてくれる1本です。
グランドセイコー ヘリテージコレクション クォーツ 雪白 SBGX355

参考価格¥508,000(税込)
モデル情報
セイコーが世界に誇る、現代の最高峰クォーツムーブメントとして名高い9F系キャリバーを搭載したグランドセイコー。ツインパルス制御モーター・バックラッシュオートアジャスト機構・スーパーシールドキャビン構造など、多くの機構を搭載したクォーツの常識を超えたクォーツと呼ばれています。雪と風が織りなす紋様をイメージしたダイアルです。
「雪白」の愛称で知られるこのSBGX355は、雪の上を風が走ったようなテクスチャーがダイアルに広がっています。
派手さはないのに、目の肥えた上司や取引先からは「お!いいね!」と言われるタイプの時計です。
37mmのブライトチタンケースはステンレスよりも軽く、長時間のデスクワークや移動でもストレスがない点が30代ビジネスマンには嬉しいところです。
ムーブメントは高精度で知られる9Fクォーツを搭載。
特別なモーターや温度補正機能など、見えない部分の技術が時間のずれやメンテナンスの手間を最小限にしてくれます。
静かな佇まいで、信頼感のある日本製ビジネスウォッチを探す人にピッタリです。
タグホイヤー カレラ キャリバー5 デイト WBN2110.BA0639 新品 メンズ

参考価格要問合せ
モデル情報
自動巻きキャリバー5搭載カレラ
デイトです。こちらは、デイトの位置が3時から6時にリニューアルされ、ケースサイズが39mmと少し小ぶりになったモデルです。針が若干太くなり、新しいH型ブレスレットが備わったことにより、視認性と装着感が更に向上しました。また、文字盤のロゴと「CARRERA」の書体が新しくなり、ケースサイドがサテン仕上げに変更されたことでよりスタイリッシュなデザインに仕上がっています。バックスケルトンからはテンプの動きとローターをご覧いただけます。100m防水。
モータースポーツ由来の「カレラ」ですが、このキャリバー5デイトはビジネス仕様にドレスアップされた1本です。
ブラックダイアルの立体的な装飾は見ていて飽きないものに仕上がっています。
39mmのケースサイズは6時位置のデイト表示を収めることを考えると納得感のあるサイズです。
先ほどのグランドセイコーに比べるとやや大きく感じるかもしれませんが、30mm台後半であればスーツに合わせた時の違和感はないでしょう。
太めの針により視認性も良く、スライド投影をしている照明を落とした会議室でも見やすいのはビジネスマンにとってメリットになります。
100m防水やシースルーバックを備えた本モデルは「しっかりした機械式時計が1本欲しい」という30代に最初の1本としてもオススメです。
ロレックス デイトジャスト36 126200 シルバー バー 3列 オイスターブレス ランダム番
モデル情報
1945年に誕生し、今やロレックスの顔とも言える””デイトジャスト””。ロレックスの三大機構(オイスターケース、パーペチュアル機構、デイトジャスト機構)を全て備えたモデルです。ダイアル色・ケース素材などの組み合わせは多岐に渡り、非常に多彩なバリエーションが存在するのが最大の魅力です。
デイトジャスト36は、ロレックスを代表する「王道のビジネスウォッチ」です。
オイスタースチールケースとスムースベゼル、オイスターブレスという組み合わせはエグゼクティブ層にも選ばれる定番仕様です。
過度な装飾がなく、36mmというケースサイズも控えめでビジネスシーンにマッチします。
自動巻きのムーブメントは約70時間パワーリザーブで、金曜の夜に外してもそのまま月曜日の朝に動いている実用性は見逃せません。
1本で、スーツ、ジャケパン(人によってはジーパンスタイルにも)をカバーできるデザインです。
30代のうちに「そろそろロレックスが欲しい」と考える人には、もっとも失敗が少ない選択肢です。

腕時計を選ぶ時に、「一生モノなら最低でも50万円以上必要なのでは?」と不安になる方も多いのではないでしょうか?
もちろん予算に余裕があれば選択肢は広がります。
しかし、50万円以下でもビジネスにも使えて、ちゃんとした1本は確実に存在します。
ポイントは見栄を張ることなく、「信頼できるブランドか」です。
その点を踏まえた時計であれば、50万円以下でも仕事相手に不信感を持たれるようなことはありません。
その条件をみたす、チューダー、IWC、ブライトリングから選りすぐりの1本をご紹介します。
チューダー チューダー 1926 91550
モデル情報
ロレックスのディフュージョンブランドとして知られるチューダーの””1926″”。ホワイトの文字盤にブルーのアラビア数字とくさび形のインデックスが交互に配置されたクラシカルなデザインです。また、シンプルなデザインのため使用範囲が広く、様々なシーンで活躍してくれます。お求めやすい価格も魅力です。
チューダー1926は、ロレックスのディフュージョンブランドらしいしっかりした作りと、現実的な価格帯が魅力です。
39mmのステンレスケースはやや大きめですが、ホワイトダイアルとブルーのアラビア数字とインデックスが並ぶクラシカルなデザインは上品さを醸し出します。
自動巻きムーブメントに100m防水、サファイアガラスを備えた「しっかりした」スペックながら、ブランドが主張しすぎない腕時計です。
「ロレックス譲りの実直な1本」は控えめに良いものを持ちたい30代に、コストパフォーマンスの優れた選択肢です。
IWC ポートフィノ クロノグラフ IW391002
モデル情報
地中海に臨むイタリアのリゾート地の名を冠した””ポートフィノ””。1984年の誕生以来、地中海のゆったりとしたライフスタイルに、無駄を削ぎ落としたシンプルなエレガンスを融合させた、IWCを代表するロングセラーコレクションです。2011年発表のこちらは、1960年代の意匠を受け継ぎつつ現代的に仕上げたエレガントな”ポートフィノ
クロノグラフ”。42mmのステンレススティールケースには自動巻きキャリバー79320を搭載し、約44時間のパワーリザーブを確保しています。リーフハンドとバーインデックスを組み合わせたクラシカルなブラックダイアルは、3時位置にデイデイトを備え、視認性と実用性を両立。エレガンスと機能性が調和した、日常からビジネスシーンまで幅広く活躍するクロノグラフです。
地中海のリゾート地を冠したポートフィノは、「肩の力が抜けたエレガンス」が魅力のコレクションです。
42mmのステンレスケースは大きめに感じるかもしれませんが、クロノグラフ搭載を考えると内部機構も増えるため、妥当な範囲です。
クロノグラフは計測機能を搭載し、ダイアルにサブダイアルが並ぶため主張が強い傾向にあります。
しかし、ポートフィノではシンプルにまとめられ、ドレスウォッチといっても過言ではないほどです。
ブラックダイアルとリーフ針、バーインデックスの端正な表情は、ビジネスシーンで上品に存在感を放ちます。
3時位置の日付表示はとっさに日付を確認できるため、スマホを出すよりもエレガントで実用的な仕様です。
20代とは異なる、「大人の余裕」を感じさせてくれる腕時計です。
ブライトリング アベンジャー オートマチック 43 A17318101B1A1(A17318)

参考価格¥378,000(税込)
モデル情報
海軍航空部隊のスピリットを表現した””アベンジャー””が入荷です。こちらのアベンジャーオートマチック43はステンレススチール製の43mmケースに逆回転防止機能付きベゼルを装備したモデルとなっております。ムーブメントにはブライトリングキャリバー17が搭載され、インデックスと針にはスーパールミノバが塗布されておりますので、暗所においても高い視認性が確保されています。300m防水。
アベンジャー オートマチック 43 はここまで紹介してきた中で最大の外径43mmです。
海軍航空部隊のスピリットを受け継ぐタフなモデルなので、そのサイズ感も納得性の高いものです。
しかし、ブライトリングの中では控えめなデザインになっており、ビジネスシーンにマッチする仕上がりになっています。
ステンレスケースに回転ベゼルを備えたデザインは一見、スポーティです。
しかし、黒いダイアルやケースの仕上げに筋目を多くすることで輝きを抑えられています。
この仕様であれば、ジャケパンスタイルならビジネスシーンにも十分対応できます。
海軍航空部隊のスピリットは300m防水や高い視認性を確保した針やインデックスに受け継がれています。
それは出張先や悪天候などにも安心してつけられる、頼れる腕時計といって良いでしょう。
カジュアルウエアの職場で週末も使いたい方にオススメの一品です。

30代の一生モノに大事なのは、今の収入で無理なく手が届く価格帯であることと、将来的にも恥ずかしくないブランドであることです。
恥ずかしくないという観点からは、パテックフィリップなどの雲上ブランドが思い浮かぶ方もいると思います。
しかし、エントリーモデルでも300万円オーバーのパテックフィリップを買うのは現実的ではない場合が多いでしょう。
では、どんなブランドがふさわしいのでしょうか?
20代を経て、30代になった今はコスパを意識しながら将来手放すときにも価値が残りやすいブランドや、30代の思い出として語れるブランドがふさわしいと思います。
20代から使ってきた腕時計が古びて見えたり、少し恥ずかしいと感じたり、テンションが上がらないと感じるなら、それは買い替えタイミングかもしれません。
そんな方に30代に向けて一生モノブランド候補として「ロレックス」「オメガ」「グランドセイコー」の3ブランドをご紹介します。
ロレックスは一生モノを語る上で外せないブランドです。
1926年、防水ケース「オイスター」を世界で初めて実用化し、海峡横断のスイマーの首に下げて耐久性を証明したのがロレックスです。
以降、壊れない時計のイメージが強く、世代を超えるブランドとしても認知されています。
デザイン的にもモデルチェンジのサイクルが長く、10年後に見ても古臭く見えず「定番」に見えます。
仕事でも役員クラスと合う場面でも、ロレックスという名前自体が一定の信頼感を演出してくれます。
また、中古市場でも人気が高く、リセールバリューが期待できる点も30代には安心材料となります。
ロレックスで外見的な信頼感を得ることは自分への投資にもなりますし、万が一生活の状況が変わっても売ることができます。
安心なロレックスは頭一つ抜けた「一生モノ」と言えます。
言わずと知れた有名ブランド「オメガ」です。
オメガはNASA公式採用を経て、1969年の月面着陸でスピードマスターが宇宙飛行士の腕に装着されていたことで「ムーンウォッチ」と呼ばれる存在になりました。
人類の挑戦を支えたオメガはその挑戦の歴史から、技術職や理系出身の方にも好まれます。
ロレックスほど主張は強くないですが、シーマスターやスピードマスターに代表されるように宇宙開発やスポーツ時計のストーリー性に富んだモデルが様々な人の琴線に触れてきました。
ロレックスより一段控えめなお値段も「一生モノだけど、家計にもうまく折り合いをつけたい」という現実派の30代にオススメです。
グランドセイコーは世界的にみても当然、高級ブランドとしての認知はあります。
1960年「キング・オブ・ウォッチを作る」というセイコーの理念のもと誕生したのがグランドセイコーです。
静かな外観とは裏腹に熱い背景を持ったブランドです。
特に日本人にとって自国の高級腕時計を所有することは一生モノとしてふさわしいのではないでしょうか?
30代ともなれば、海外のお客様と会う機会も増えることでしょう。
そんな場で、日本の時計を装着していることは、自国への造詣の深さを示すことです。
国際社会で信頼を得やすい要素と言えるでしょう。
また、控えめなデザインは硬めの職業の方が好む傾向にあります。
どこにつけて行っても問題がないビジネスウォッチとしても最適なブランドです。

まず重要なのは、腕時計の価格相場を知ることです。自身の身の丈にあった腕時計選びをすることと、年齢や社会的地位に相応しい腕時計相場を知るようにしましょう。
30代が選ぶ腕時計の価格相場としては最低限20万円以上がふさわしい価格帯といえます。
理由としては、ビジネスシーンで使うことが多くなるため、腕時計にもある程度の高級感が求められます。20万円以上の腕時計であればそれらの基準を満たすクォリティが備わっているはずです。
著しく違う、というわけではありませんが、ステンレスの素材感、造形(エッジやケースラインなど)、仕上げなどをよく見ると、数万円程度のものは甘くなります。なお、付き合う人々が一流になればなるほど、そういった高級感の違いは如実に現れるもの。なんせ高級品に見慣れた方々が多くなります。
ここである程度の価格の時計を今買っておけば、今後40代を迎えてまたコミュニティがワンランク上に変わっても、ずっと着け続けていけることでしょう。
ちなみに高価格帯の時計は耐久性があり、結果として使った後も売れるという「リセールバリュー」を持つことも特徴です。

とは言え30代で、パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタンなど、あまりに高額な時計を着けることはシーンによってはむしろマイナスなイメージを与えてしまう可能性があります。
年功序列のカラーが強い会社などで、上司よりも良い時計を付けるとかえって顰蹙(ひんしゅく)を買うことにもなりかねません。
際限なく高い腕時計は、着用シーンなどもしっかりと考えたほうが良さそうです。
なお、ある程度の価格帯の時計を身に着けると言うことは、ステータスを身に着けることに繋がります。
「時計と靴は良いものを」等といった風潮は少なくなってきているとは言え、意外と持ち物は見られているもの。そんな時に絶妙なチョイスの腕時計を着用していれば、「おっ!」と一目置かれることもあるでしょう。
むしろ頑張って買った,あるいは気に入って買った腕時計が誰かの目についてくれるのは嬉しいものですよね。

30代におすすめできる腕時計のデザインは、どこにフォーカスすれば良いのでしょう?
デザインは外観という意味の他に、「設計」という意味もあります。外観プラス、実用性も考慮に入れることが必要です。
30代は外観だけでは無く、実用性にも着目する腕時計選びを心がけましょう。
30代の腕時計選びのポイントとしては、「落ち着きと上品さ」が不可欠です。
「落ち着いていて上品」な腕時計となると、黒を選びがちですが、黒だけにこだわる必要はありません。
可能であれば、「シルバー」や「ブラウン」系の色も選択肢に加えると「落ち着きと上品さ」の選択肢を増やせます。
原色よりもやや淡い色やアースカラーに近い色も、おすすめです。
ケースサイズも「落ち着きと上品さ」を演出する上で重要な要素になります。近年はケースのミニマル化が進んで、40㎜以下のケースサイズが主流です。36㎜から34㎜位のケースサイズでも全く問題はありません。
自身の手首の大きさに合わせて、鏡に写し最適なサイズのケースサイズの腕時計を選んでみましょう。
ただ、ビジネスで使用する際の腕時計の形状はラウンド(円形)の方が安心です。
近年は多角形のケース形状も多くなっており、中には「落ち着きと上品さ」を兼ね備えたモデルも多数存在しますが、一般の人が見慣れているのはやはりラウンド形状の腕時計です。
といえども、ラウンドじゃなきゃ絶対にダメというルールはありませんので、ビジネスで使えそうだと感じるモデルをいくつか選んで実際に試着し、印象を調整して選ぶのがおすすめです。
30代の腕時計において、文字盤とカラーは個性よりも“使いやすさ”重視をするのがおすすめです。文字盤と針のコントラストがハッキリしていると、視認性は高まります。
注意点としては、視認性が良い文字盤でも原色系のカラーは避けるべきです。
30代男性らしい落ち着いた色調の文字盤を選ぶように心がけると、腕時計選びに失敗しにくいです。

30代のビジネスで使う時計となると、どうしても汎用性の高い無難なモデルを選びがちです。
しかし、やはりそれだけでは30代の社会人としては少し物足りません。汎用性も考えながら、個性的なモデル、“自分らしさ”を腕時計で表現しましょう。
例えば、パッと見のデザイン的にはシンプルだけど、細部を見ると作り手のこだわりが感じられる腕時計など。
「普通の時計に見えて実はこうこうこうなんだよね~」と語れるポイントがあると、さりげないセンスと個性をアピールできます。
重要な事は、“自分らしさ”と汎用性のバランスです。あまりにも汎用性ばかりを考えるのもつまらないですし、個性を優先させすぎても理解されないなどがあります。
そのバランスを自分なりに考えて選ぶことが大切です。最終的には自分がどのようなイメージを持たれたいのかで選ぶ腕時計は変わります。
腕時計選びにおいて、個性を出すためにはベルト選びが重要です。近年は各ブランドですぐにベルトやブレスレットが工具無しで交換できる、「インターチェンジャブル・ストラップ」機能がついたモデルが多く販売されています。
シーンに合わせてブレスレットやベルトを交換すると、腕時計の雰囲気も変わります。もし「インターチェンジャブル・ストラップ」機能がついた時計を購入できる機会があれば、同じ時計で、2つの雰囲気をだすことが可能です。

フォーマルに映える姿を演出したい時、ベルトは「メタル」か「レザー」が最適です。
日本のような高温多湿な気候だと、「メタル」の方が濡れに強く理にかなっています。またメタルの良さはビジネスでもカジュアルでもシーンを問わず、ユーティリティに使えるところが魅力です。
耐久性も強く、さらにゴールドなどの貴金属素材を使えば、ラグジュアリーにも仕上がります。
一方レザーのベルトは時計をエレガントに魅せます。フォーマルに相応しいドレッシーな時計に演出することが可能です。寒い季節であれば、水に濡れる心配もありません。またメタルよりも時計全体の重量を軽くすることができます。
メタルベルトの重量が気になる人はレザーの方がおすすめです。

「ラバー」や「ナイロン」素材のベルトは、時計をスポーティーに魅せることが特徴です。プライベートでの休日やアウトドア・スポーツにはこれらのベルトに着替えると、30代に相応しいスポーツ時計に変えます。
前述したように近年は異なる素材のベルトに簡単に交換できる「インターチェンジャブル・ストラップ」機能がついたモデルが、各ブランドで多くリリースされているのが特徴です。仕事で使った腕時計をプールで即ラバーベルトに変える事もできます。
ビジネスで使った時計を「ラバー」、「ナイロン」ベルトに変えて週末のゴルフに行く事もできるので、「インターチェンジャブル・ストラップ」機能がついたモデルも積極的に活用してください。
かつて、腕時計は1本の時計をオンでもオフでも使うことが主流だった時代もあります。
しかし、近年はシーンに合わせて腕時計も「着替える」ことが人気です。ファッションセンスが求められる30代は、シーンに合わせて変えるように心がけましょう。
例えばスーツでビシっときめた営業マンがゴリゴリのダイバーズウォッチを着用していたら不自然ですし、水仕事の多い方が著しく防水性の低いドレスウォッチを身に着けていると、思わぬ故障を招いてしまいます。
まず「どのようなファッションで」「どういったシーンで」使う時計なのかを考慮したうえでそれぞれの時計のデザインやスペックを検討すれば、おのずとご自分にピッタリの一本が見えてくるでしょう。

ビジネスシーンでは、上品で控えめなモデルを選択するのがおすすめです。1年の内、3分の2近くを占めるビジネスシーンでは、様々な人たちと会う機会が多くなります。
多種多様な人たちに合わせるためにも、少し抑えた気持ちで腕時計を選ぶ方が安心です。ただ上品なモデルを選ぶことは忘れないように心がけてください。

一方プライベートでは、ビジネスシーンで使う腕時計よりも遊び心を持ったデザインの腕時計を選択するのもアリです。遊び心だと、少し大胆な原色カラーの腕時計を選ぶのも良いでしょう。
ビジネスではどうしても原色系の腕時計を使用するのは難しい業界も多く存在します。普段着用できない外観の時計を付けてプライベートを充実させてください。
可能であれば、オンオフで2本の雰囲気の異なる腕時計を持つこともおすすめです。2本持つことで、腕時計の磨耗も防げます。また選択肢の幅が広がり腕時計に対する見識も深まります。
プライベート用の時計は少し大胆に選んでみるのも良いでしょう。
30代になると、ステータスの高い腕時計ブランドも似合う年代になってきます。30代になった機会にステータスと信頼性の高い腕時計ブランドを持つのも、良いでしょう。
30代男性に人気の高いブランドとしては、ロレックス、オメガ、IWCが有名です。
「ロレックス」は世界一の売上高を誇り、知名度も高いブランドになります。特徴としては、耐久性が高く、長い年月に渡り使える実用的なブランドです。ブランドとしての信頼度も高く、リユースバリューの高さも見逃せません。
次に「オメガ」はロレックス同様に知名度が高く、スウォッチグループを牽引するブランドです。傘下に世界最大のムーブメント会社ETA社を持っているため、サプライチェーンが充実していて技術力の高さは折り紙つきです。
最後に「IWC」は、ドイツ国境付近に工房を構えている、どこかドイツ製品らしい雰囲気がするスイス時計ブランドになります。ムーブメントの精度の高さと常にモデルをアップデートして実用性を高めていることが魅力です。
これら人気の海外ブランドを持つことも30代だと、おすすめできます。
スイスブランドばかりではなく、国産ブランドに目を向けると高コスパな国産ブランドも見逃せません。
北米を中心に人気が高い「グランドセイコー」は今や時計王国のヨーロッパでも知名度を上げており、コストパフォーマンスが高く日本らしい美しさをダイアルに宿した、国産時計ブランドです。
同様にシチズンも忘れてはいけません。高級機種の「ザ・シチズン」を筆頭に低価格でありながらコストパフォーマンスが高いモデルが充実しています。ここ数年ではスイスブランドとは逆行する低価格帯の機械式時計「TSUYOSA」が海外で高い評価を得ています。
スイスブランドだけでは無く、国産ブランドも見逃すことなく注目してください。
30代になると、ビジネスで様々な人たちと話す機会が増えてくるはずです。その中で、ブランド時計が、“会話のきっかけ”にもなる事もあります。特にビジネスの相手が時計愛好家なら尚更です。
そのためにも自分が手にしている腕時計ブランドの知識やヒストリー、モデル誕生のストーリーも覚えておくとビジネスで役に立ちます。
30代に相応しい腕時計相場の目安として、20万円以上が望ましいと前述しました。
しかし、あくまで目安であり「価格は無理せず、妥協せず」をモットーに選んで欲しいです。
腕時計は趣味性が高く、絶対的な基準はありません。
まずは購入者が納得する腕時計選びをすることが大事です。
無理しない購入方法として段階的に買い替えてアップグレードしていく手法もアリです。
そのためにはリセールバリューも考慮した上で購入して、その後の予算計画をしっかり立てて適切なタイミングで売却すると、希望モデルの予算額に達することができます。
希望モデルが高額で今すぐに購入は無理でも、計画を立てて買い替えていけば希望モデルにアップグレードすることも可能です。
ぜひ30代ならばそのようなスマートな購入方法も身につけてください。

ビジネスでは、袖口にスッキリと収まるステンレス(またはチタン)のモデルが基本です。
一方で予算は50万円以上である必要はありません。
信頼できるブランドであれば、それ以下でも十分30代の腕にふさわしいモデルはあります。
そして、将来を見据えた一生モノ候補として「ロレックス」「オメガ」「グランドセイコー」も検討したいところです。
今の自分の立場とこれから歩みたいキャリアをイメージしながら、長く付き合える1本を選んでください。
当記事の監修者

遠藤 有隆(えんどう ゆうこう)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC 上級ウォッチコーディネーター取得
営業企画部 マーケティング課
好きなブランド IWC・ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネなど
1984年生まれ、神奈川県出身。時計業界は2017年より。
デザイン系の短期大学を卒業後、23歳で大手セレクトショップに入社。約10年間、レディースの服飾雑貨の責任者として店頭接客、MDやVMD業務に従事してきました。
10年目を迎え、更なる成長を求めて高級時計店への転職を決意し、2017年にGINZA RASINに入社。店頭接客を7年経験した後、現在の営業企画部 マーケティング課へ異動。
人と話すことが好きで、スーパーポジティブな私は現在、愛用のIWCメカニカルフリーガークロノとスモールギーゼを共にしながら、店舗での経験を活かしつつ、多角的な視点で記事の監修を行っています。