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WEBマガジン, その他, 時計の雑学

高級時計に使われるワニ革(クロコダイルベルト)についての基礎知識

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高級時計の革ベルトには多種多様な素材が使われていますが、もっとも一般的なのは「クロコダイルレザー」です。

耐久性はもちろんですが、牛革に比べて繊維構造が緻密で、革が内包している油分が何倍もあるためそれがコシとなって表面に現れます。そのため高級感、重厚感、発色の美しさ等、他の革では表現できない味が出るのです。

しかし、クロコダイルと一言で言っても、 使われる革の部位で値段や風合いが違うことをご存知でしょうか?

そこで今回はクロコダイルレザーについての知識をご紹介いたします。

クロコダイルレザー

 

ワニの種類について

ワニには大きく分けて「クロコダイル」「アリゲーター」「カイマン」の3種類が存在します。革として使用されるのはクロコダイルが多いですが、基礎知識としてどのワニにどんな特徴があるかを知っておきましょう。

 

クロコダイル

クロコダイル

革の宝石と言われるクロコダイル。一般的にイメージするワニと言ったら、このクロコダイルかもしれません。
アジア、アフリカの淡水に住むワニであり、獰猛な性格で人食いワニとも呼ばれます。

鱗の形は正方形に近く、お腹の革は、竹斑(たけふ)と呼ばれ、竹のような模様をしていることが特徴的です。

 

アリゲーター

アリゲーター

アリゲーターは、クロコダイル比べて性格がおとなしめのワニであり、顎がクロコダイルよりも長めです。体長は、ややクロコダイルに比べて小さめとなっています。養殖が難しいため、最近では希少価値の高さから価格が高騰しています。

 

カイマン

カイマン ワニ

アリゲーターの仲間であるカイマンは「石ワニ」とも呼ばれ、革が固いことで知られるワニです。クロコダイルやアリゲーターよりも使える部位が少ないため、安価なワニ革として扱われています。

体の殆どの部分が素材に向かない為、柔らかい脇腹の部分しか使われません。

 

クロコダイル革の細かな種類

前項ではワニの種類を紹介しましたが、さらに掘り下げると、1つのワニの中にも複数の種類が存在します。

ここではクロコダイルレザーを更に4種類に分類してみようと思います。

 

スモールクロコダイル(イリエワニ)

クロコダイルの中で最も高い評価を受けているキングオブクロコダイル。学術名でもある『ポロサス』という呼び名もメジャーです。

鱗の配列がほかの種類のものより細かく、横一列の鱗の数は大よそ31~35列となっています。

 

ナイルクロコダイル(ナイルワニ)

アフリカ原産でヨーロッパを中心に高い需要を誇るワニであり、美しい長方形の鱗模様が特徴です。ハイブランドのバッグ等にもしばしばナイルワニの革が使用されています。

最近は学名のニロティカスの名もよく使用されるようになってきており、日本でも注目度が高まっています。

 

ラージクロコダイル(ニューギニアワニ)

スモールクロコダイルと比べて鱗のバランスが大きいワニの事をラージクロコダイルと呼びます。横の配列が24~32列とされており、エレガントさとワイルド感を両立させた煌びやかな印象です。

 

シャムクロコダイル(シャムワニ)

シャムクロコダイルは主にタイで養殖されている種類です。日本への輸入量の多く、市販されているクロコダイル革製品に幅広く使用されています。
鱗模様はスモールクロコダイルと比べるとやや大きいバランス。鱗模様のサイズのコントラストがはっきりしていることが特徴です。

 

クロコダイル革の部位について

クロコダイルレザーはその名の通り、「ワニ革」です。

クロコダイル レザー

爬虫類皮革において最も代表的な革であり、その美しさ、強度、希少性から「革のダイヤモンド」と呼ばれます。

その格調高い存在感は高級時計との相性が抜群であり、パテックフィリップやオーデマピゲを筆頭に、名だたる名門ブランドの革ベルトに採用されてきました。

 

尚、クロコダイルレザーは部位によって柄が大きく異なります。

それぞれに強い特色がありますので、この機会に理解を深めておきましょう。

 

クロコダイルレザーの部位① 背鱗板

クロコダイルレザー 顎

背鱗板(はいりんばん)はワニの背中に当たる部位で、ワニ革の中で最もゴツゴツした部位になります。

最大の特徴はコブがついていることです。ゴツゴツしているため、時計用のベルトには不向きにも思えますが、実は小さなコブの内側の骨は適度に柔らかく加工しやすいため、ストラップに仕上げた際にもゴツさが目立つことはありません。

高級時計ではオーデマピゲ ロイヤルオークによく使われています。

クロコダイルレザー 顎

 

クロコダイルレザーの部位② 肚(はら)

クロコダイルレザー

肚の部分は通称 “竹斑(タケフ)と呼ばれる部位で、ワニ革の中でも最高級といわれる部分です。

高級品には殆どこの部位が使われ、高級時計用の革ベルトも肚の部分が使われることが多いです。

なお、肚の中央付近であればあるほど価値は上がり、それに伴い高価となります。

 

クロコダイルレザーの部位③ 脇肚(わきばら)

クロコダイルレザー

ワニの脇肚は丸斑 (マルフ)とも呼ばれる重要な部位です。高級度としては肚(竹斑)には劣りますが、貴重な部位であることには変わりありません。

時計のストラップとしては最高級とまではいきませんが、各メーカーから多種多様の商品が展開されています。

尚、脇肚は品質にバラツキが目立つ部位であり、職人の腕によってクオリティーが大きく異なることも特徴です。

 

クロコダイルレザーの部位④ 関節部

クロコダイルレザー

関節部は仕立てによってその姿を大きく変える玄人好みの部位です。模様がまだらであることが特徴で、野性味を帯びています。

バッグに使われることはありますが、時計のベルトには使われることは稀です。

ただ、他の部位とは一味違う仕上がりとなりますので、人とは違う個性をお求めの方にはうってつけの部位になります。

 

クロコダイルレザーの部位⑤ 尻尾

クロコダイルレザー テール部分

尻尾の部分はクロコダイルレザーとしては脇役的存在です。

王道部位はやはり肚の部分ですので、テール部分の評価はそこまで高くありません。しかし、大きめの四角いパターンが続く尻尾には独特な雰囲気があり、一部のコアなファンからは人気があります。

一般的に時計の革ベルトに使用されることは殆どありません。

 

クロコダイルレザーの部位⑥ 頸鱗板

クロコダイルレザー

頸鱗板(けいりんばん)はワニの後頭部の下側に並ぶコブのことです。

一般的にクラウンと呼ばれる部位で、大きなコブが約4~6個くらいついてます。(ワニの種類や大きさによって異なる)

コブがとにかく大きいので、時計の革ベルトに使用されることは殆どありません。

 

クロコダイルレザーの部位⑦ 顎

クロコダイルレザー

顎の部分は四角いパターンが特徴な貴重な部位です。一匹から取れる部分は僅かであることから、高級品として扱われます。あまり時計用のベルトには使用されませんが、価格に関しては他の部位よりも高価なことが一般的です。

 

まとめ

このように、一言でクロコダイルレザーといっても、部位によって大きく特徴が異なります。

高級品ですので、買った後に後悔しないためにも最低限の知識は身に着けておきましょう。

 

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