loading
Now Loading...
  • Twitter
  • Facebook
  • Instagram
  • Tumbler

IWC, ジャガールクルト

変化を続ける異色のモデル IWC インジュニア

  • にほんブログ村

インジュニア ファーストモデル、インジュニアSL

IWC インジュニアってどんな時計?

インジュニアはドイツ語で”エンジニア”を意味し、耐磁性を重視して開発されたモデルです。
主に医師や放射線技師など電磁波の影響が心配される特殊な職業に就いている方の為に設計され、軟鉄製のインナーケースでムーブメントを覆うという、当時としては非常に斬新なアイデアが採用されました。

そのアイデンティティを引き継ぎながら、現在も進化し続けているモデルでもあります。

今回はそんなインジュニアについてファーストモデル〜2017年の最新モデルまで辿っていきます。

 

インジュニア ファーストモデル の誕生

初代インジュニア Ref.666AD

初代インジュニア Ref.666AD

ケースサイズ:36mm
ムーブメント:Cal.852/8521
耐磁性能:80,000A/m

インジュニアが生まれたのは1955年。
パイロット向けに作られていたマーク11(パイロットウォッチ)を元に民生用として開発されたのが始まりです。

特徴的な耐磁性に特化したムーブメントは、マーク11に採用されていた手巻きムーブメントを自動巻きに仕様変更されたもので、この頃のデザインはまだ、我々のイメージするインジュニアと言うよりは当時のパイロットウォッチに近い、非常にオーソドックスでシンプルなデザインでした。

 

現在のインジュニアの原型とも言えるインジュニアSLの誕生

IWC インジュニアSL ジャンボ 1832 インジュニア

インジュニアSL 1832

1976年~1983年頃
ケースサイズ:40mm
ムーブメント:Cal.8541
耐磁性能:80,000A/m

 

現在のインジュニアの原型が生まれたのは1976年のこと。

業界で最も有名なデザイナー“ジェラルド・ジェンタ氏”によって生まれたこのデザインは、現在のインジュニア、ひいては後のIWCに大きな影響を与える程の優れたデザインでした。

しかしケースサイズ40㎜、厚さ12㎜という大きさは当時の腕時計としては非常に大きく、また高価であった為、生産数はわずか976本(うちSSモデルは僅か534本)に留まります。

その後もインジュニアは小型化やクォーツムーブメントの搭載など試行錯誤を繰り返しますが、2001年には製造休止となります。

 

インジュニアSL〜休止までの主なモデル

【1989年~1992年】

IWC インジュニア 500,000A/m IW3508

IWC インジュニア 500,000A/m  Ref.3508

ケースサイズ:34mm
ムーブメント:Cal.2892-A2
耐磁性能:500,000A/m以上

 

ヒゲゼンマイにニオブ‐ジルコニウム合金を使用することで、軟鉄製インナーケースなしで未だ破られることのない500,000A/mの耐磁性能を実現したモデル。実測では3,700,000A/m以上の耐磁性を備えていたとも言われていますが、当時の技術ではこれ以上の正確な測定が難しかったようで、控えめに500,000A/mと表記していたと言われています。

そんな革命的とも言える耐磁性能を持ったモデルでしたが、製造期間は1989年~1992年と非常に短く、わずか2700個しか製造されていません。

 

【1993年~2001年】

インジュニア Ref.352103/352101

ケースサイズ:34mm
ムーブメント:Cal.887
耐磁性能:80,000A/m

Ref.3508で500,000A/m以上の帯磁性を実現したインジュニアでしたが、温度変化への対応や非鉄素材の耐久性に難があることから、従来の軟鉄製インナーケースタイプに戻しました。プラチナローターが使用されたジャガールクルト製Cal.887/2を搭載したこのモデルはクロノメーターも取得しています。

 

2005年 復活を遂げたインジュニア

IWC インジュニア IW322701 インジュニア

インジュニア オートマティック

ムーブメント:Cal.80110
ケースサイズ:42.5mm
帯磁性能:80,000A/m

2005年にインジュニアは自社ムーブメントCal.80110を搭載したIW322701で復活します。

そして2007年にはアイデンティティであった耐磁性能を捨てシースルーバック仕様になったIW322801を皮切りに、クロノグラフ搭載モデルやメルセデス・ベンツとのコラボレーションモデル“インジュニアAMG ベンツ” といった新たなモデルが次々と発表されます。

 

【インジュニア IW322801】

IWC-インジュニア-IW322801

軟鉄製インナーが廃止されシースルーバック仕様になったモデル。ケースバックからはぺラトン自動巻き機構を覗くことが出来る。

 

IWC インジュニア クロノグラフ AMG IW372503

IWC インジュニア クロノグラフ AMG IW372503 インジュニア

メルセデス・ベンツのハイスペックブランド、AMG社とのコラボレーションモデル。この辺りからインジュニアはモータースポーツとの関わりを深めていくこととなる。

 

2017年最新モデルのキーワードは「原点復帰」

IWC インジュニア オートマティック IW357002
https://www.iwc.com

インジュニア オートマティック IW357002

IW357002
ケースサイズ:40mm
ムーブメント:Cal.35111

 

2017年のSIHH(ジュネーブ・サロン)で発表されたIW357002は、インジュニアSLから続くジェンタデザインを継承したスポーティーな雰囲気から一転、ファーストモデルを彷彿とさせるシンプルな3針デザインに回帰しました。

当時のミニマルなデザインに、美しく仕上げがされたポリッシュ仕上げのベゼルやブレスがIWCの現代的なエッセンスを加え、非常にラグジュアリーな雰囲気を感じるモデルに進化しています。

 

インジュニア クロノ

また、同時に発表されたインジュニアクロノグラフ スポーツ は3針モデルにはないインナーケースによる耐磁性能を引き継ぎ、これまでの流れを汲むスポーティーな外観に仕上がっています。

 

まとめ

今でこそIWCのラインナップの1つとして中核を担うインジュニアですが、モデル存続の裏には開発者たちの苦労や努力を感じます。

当時としては大きかったケースやオーバースペックとも言われた強力な耐磁性能は、今は多くのファンを生み出していることから時代を先走りしてきたモデルとも言えるかもしれません。

次はどのようなトレンドを生み出していくのか、今後のインジュニアにも注目です。

 

インジュニア 商品一覧

 

  • にほんブログ村
 
RASINオンラインサイトへ RASIN買取サイトへ
バーゼルワールド2018速報  

IWC新着商品




IWCのブログ一覧


バーゼルワールド2018
販売サイトへ
買取サイトへ

お勧めアイコン
人気記事ランキング



お勧めアイコン
おすすめ記事

ページトップへ