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WATCHES AND WONDERS 2024

SIHH2018(ジュネーブサロン)、WPHH、そしてバーゼルワールド2018。 今年も各ブランドから続々と新作が発表されてきました。 2018年、高級腕時計はどんな傾向となるでしょうか。 とりわけレディースはトレンドに注目が集まります。 レディース定番のカルティエにヴァンクリーフ&アーペル、本格派のオーデマピゲ・・・ 2018年新作レディース時計を一挙にご紹介いたします!   バーゼルワールド2018 速報ページはこちら>>   2018年新作時計  

新作レディース時計特集 From SIHH2018(ジュネーブサロン)

 

カルティエ

SIHH(ジュネーブサロン)の中心を担うカルティエ。 近年ではメンズラインも豊富にラインナップしており、2010年以来の本格派メンズコレクション・カリブル ドゥ カルティエや今年はサントスのリニューアルなどで話題を集めています。 しかし、ジュエラーとしての本領はやはりレディースにあり。 SIHH2018では、昨年復活したパンテールの新たな意欲作が発表されました! カルティエ パンテール SIHH2018新作出典:https://www.cartier.com/en-us/pages/events/salon-international-de-la-haute-horlogerie.html   パンテールは、優美なラインを描くスクエアケースや細かなリンクブレスレットを有し、アクセサリー感覚で身に着けられる腕時計です。 また、カルティエのアイコンであるパンサー―豹―をモチーフにしたシリーズの一つで、一度生産終了してもなおカルティエの傑作として中古市場で根強い人気を誇っていました。 そんなパンテール、2017年に復活を果たし、瞬く間にカルティエの代表モデルに返り咲きます。 2018年には、アクセサリーとしての一面を色濃くした新作が発表されました。 カルティエ パンテール SIHH2018新作出典:https://www.instagram.com/cartier/ 2連または3連ブレスレットを備えたモデルが登場したのです。 素材は3種で、イエローゴールド、ピンクゴールド、ロジウムフィニッシュホワイトゴールド。 サイズ展開はミニモデル(20mm × 25mm)、SM(22mm × 30mm)の2種となります。     カルティエ パンテール SIHH2018新作出典:https://www.instagram.com/cartier/ また、ダイヤベゼルも復活しました。 2017年SIHHにて、タンクフランセーズのステンレス×ダイヤモデルが発表され、カルティエのラグジュアリーモデルがより手の届きやすい価格となりましたが、パンテールにもステンレス×ダイヤが追加されたのです。 サイズは小ぶりなSMサイズ(22mm × 30mm)と存在感あるMMサイズ(27mm × 37mm)の2展開。 素材はステンレススティール、ステンレス×ピンクゴールドのコンビ、イエローゴールド、ピンクゴールド×ケースブレスダイヤとなっています。   カルティエ SIHH2018新作 レディース出典:https://www.instagram.com/cartier/ パンテールの他にも独特なフォルムをしたモデルや、タンクシリーズで新作が発表されています。 カルティエの新作販売予定は2018年の夏以降とのことなので、詳細が入ってくるのが楽しみですね。   関連記事 カルティエ SIHH2018(ジュネーブサロン)新作レポート!  

ヴァンクリーフ&アーペル

グランサンクに名を連ねるジュエラーとしても有名なヴァンクリーフ&アーペル。 カルティエやIWCを傘下に加えるリシュモングループに所属し、独自の宝石のセッティングや時計製造において特許を取得してきました。 ヴァンクリーフ&アーペルの他ブランドにない強みはまるで工芸品のような美しさ。 SIHH2018でも、高い技術力によって生み出された傑作が誕生しました。 ヴァンクリーフ&アーペル SIHH2018 レディース新作出典:https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/watch/sihh-2018.html   ポエトリーオブタイム。 ダイアル上に宇宙がポエティックに描かれたメンズシリーズ。 2014年に登場した天文時計で、今年はケースサイズ38mmの「レディ アーペル プラネタリウムウォッチ」としてラインナップされています。 まるでプラネタリウムをそのままダイアルにしたかのようで、2018年レディース新作で随一の美しさと言っても過言ではないでしょう。 深みのあるブルーダイアルが同心円状に7つ配置され、ピンクゴールド製太陽を中心にそれぞれ貴石であしらわれた水星・金星・地球・月が24時間ごと公転する機構となっています。 現在時刻は外周の流れ星に、そしてケースバックにデイトと惑星の位置関係を表すインジケーターが備わります。   この複雑ながら華麗な複雑機構はオランダの時計メーカー「クリスティアン・ファン・デル・クラウー」の技術を応用しており、パワーリザーブ約40時間を誇る自動巻き式。 18kホワイトゴールドケース・ベゼル・尾錠には美しいパヴェダイヤが惜しげもなくあしらわれ、この小宇宙をよりポエティックにまとめ上げてきました。 予定販売価格は税抜き27,300,000円! 普段使いには向きませんが、極上の一本であることに間違いありません。 5気圧防水。 販売予定は2018年4月以降。   ヴァンクリーフ&アーペル出典:https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/watch/sihh-2018.html ヴァンクリーフ&アーペルは2018年にポエティックシリーズのメンズコンプリケーションモデル、そしてレディースでハイジュエリーラインの「ル ジャルダン ヴァンクリーフ&アーペル(ヴァン クリーフ&アーペルの庭園)」をラインナップ。 高名なジュエラーらしい華やかな新作の数々となりました。  

ピアジェ

極薄機械式時計に定評のあるピアジェ。 ヨーロッパを中心に世界中から高い名声を得ており、とりわけムーブメント製造では他の一流メーカーから注文を受けていたこともある屈指のマニュファクチュールです。 ピアジェ SIHH2018 レディース新作出典:https://www.piaget.jp/piaget-society/2018-sihh   SIHH2018では、ピアジェのブランドコンセプトでもある「Sunny Side of Life」を表現するため、会場の自社ブースに実際に水辺を備えました。 その凝った意気込みからもわかるように、世界最薄、なんと2mmの自動巻きアルティプラーノを発表し、2018年早々に時計産業を震撼させます。 このように、クォーツショックの時代からメンズ薄型機械式時計の勢いを衰えさせないブランドですが、レディースラインも魅了的なシリーズを展開。 色彩豊かで斬新なポセッションです。 ピアジェ SIHH2018 レディース新作出典:https://www.piaget.jp/piaget-society/2018-sihh   ポセションシリーズは指にはめるとくるくる回るリングでブームを獲得したピアジェのジュエリー代表作で、2005年より時計でもコレクションに仲間入りしました。 ベゼルが回転する仕組みとなっており、ダイアルデザインも独特。 その遊び心ある斬新さとは裏腹に、ケースは金無垢、ベゼルまたはケース、リューズにダイヤモンドがセッティングされたハイエンドラインです。 2018年新作でも、カラフルでおしゃれな、それでいてラグジュアリーテイストも醸す大人のドレスウォッチを発表してきました。 特筆すべきはダイアルの素材。 パールの他、ターコイズ、レッドカーネリアン、グリーンマラカイト、ディープブルーのラピスラズリを採用し、天然石特有の質感や唯一無二の色味を備えます。 ピアジェ SIHH2018 レディース新作出典:https://www.piaget.jp/piaget-society/2018-sihh   ポセションのユーザーには嬉しい機能として、インターチェンジャブル・ストラップ(自分で簡単に付け替え可能なストラップ)が挙げられますが、この度の新作でも搭載されており、サテンにもアリゲーターストラップにも自由に変更できます。 ポセションはラグジュアリーライン。しかし高価格帯のピアジェウォッチの中では、金無垢・ダイヤモンド付ということを鑑みると非常に手に入れやすいモデルです。 2018年新作ではステンレスケースも出ましたので、よりピアジェの高品質時計が身近になるかもしれませんね。 販売予定は2018年4月となっています。  

オーデマピゲ

世界三大高級時計の一角を成すオーデマピゲ。 「経営者が身に着ける」時計とも言われ、ある程度の年齢・地位にある男性陣から絶大な人気を誇る雲上ブランドです。 近年では御三家らしくレディースラインでも風格を見せており、クォーツのみならずお家芸であるコンプリケーションと女性らしい優美さ・ファッション性を両立させたモデルを多々製造してきました。 2018年、3つの全く新しい顔を垣間見せる新作が発表されています。   ■ロイヤルオーク コンセプト オーデマピゲ ロイヤルオーク SIHH2018 レディース新作出典:https://www.audemarspiguet.com/jp/new/roc-women/   オーデマピゲを語るうえでは絶対に外せないロイヤルオーク。 その派生形として2002年に誕生、最先端の精密機械工学から編み出された美しいケースラインを有する「コンセプト」の、初のレディースラインとして登場しました! コンセプトは滑らかなラインと力強いスタイルが特徴で、ムーブメントも同様の最先端技術が駆使されており、まさに内外一心同体に感じられる至高のシリーズ。 こちらの新作はコンセプト初のレディースのみならずフライングトゥールビヨン搭載モデルとなり、自社製の新キャリバー2951の動きを表裏から、とりわけ6時位置の美しい渦の動きを鑑賞することができます。   オーデマピゲ ロイヤルオーク 2018年レディース新作出典:https://www.audemarspiguet.com/jp/new/roc-women/ 38.5mmのホワイトゴールド製ケースにはブリリアントカット、もしくはバゲットカットダイヤモンドがセッティングされているというオーデマピゲ渾身のハイジュエリーに、超コンプリケーション。 オーデマピゲのレディースモデル開発は目覚ましいものですが、まさにその集大成のような新作となりました。 パワーリザーブ約72時間、20m防水。   ■ロイヤルオーク ダブルバランスホイール オープンワーク オーデマピゲ ロイヤルオーク SIHH2018 レディース新作出典:https://www.audemarspiguet.com/jp/new/openworked-2018/   もう1点、ロイヤルオークからレディース新作が発表されています。 こちらもまたオーデマピゲの「初」が込められた、ただの新作に留まらない挑戦のようなモデルです。 2016年、メンズ新作としてケースサイズ41mmで市場に投下されたロイヤルオーク オープンワーク。 全く新しい自社製手巻きムーブメント”2936″の美しさはまさに爆発的な話題となり、今なお注目度の高い一本です。 そのメンズオープンワークを37mmケースにおさめたのが今回の新作。 もちろただミニマム化することも大変な技術力を要しますが、さらに特筆すべきことはケースの仕上げ。 ピンクゴールドケースの他、人気のフロステッド加工ホワイトゴールド製ケースが登場したのです。 オーデマピゲ ロイヤルオーク SIHH2018レディース新作出典:https://www.audemarspiguet.com/jp/new/openworked-2018/   フロステッド加工とは古くから伝わる技法で、ダイヤモンドダストのような煌めきが特徴。 よくアクセサリーや高級グラスなどにも使われますね。 本格派コンプリケーションモデルながらケース厚は10mmと非常にスタイリッシュに仕上がっているのではないでしょうか。 自社製新ムーブメントCal.3132の仕上げはすべて手作業で行われ、トゥールビヨンの動きのみならずムーブメントそのものの美しさにはうっとりさせられるほど。 パワーリザーブ約45時間、50m防水。 ロイヤルオーク オフショアが25周年を迎えるということでメンズにばかり目がいきがちなオーデマピゲですが、レディースにこそ革命のようなビッグウェーブがあったのではないでしょうか。   ■ミレネリー オーデマピゲ ミレネリー SIHH2018レディース新作出典:https://www.audemarspiguet.com/jp/new/millenary/   もう一つのレディースの波はミレネリーから。 ユニークなオーバルケースは最高建築のひとつであるローマ・コロシアムからインスピレーションを得ていると言われます。 レディースからはホワイトゴールド製ケースとピンクゴールド製が2つラインナップ。 パヴェダイヤがラグとベゼルに敷き詰められたもの、もしくはフロステッド加工のものと、いずれもラグジュアリーテイスト抜群となりました。 ミレネリー初となるオパールダイアルも素敵ですね。 ブレスレットにはリンクが連なるポーランドスタイルが採用され、ミレネリーの持つクラシカルな面を強調します。 デザインだけでなく、細かなリンクを交互に巻き上げていることにより、快適な装着感を実現。 このブレスレットは交換が可能で、バリエーション豊かなストラップが容易されており、ポップなカラーやシックなものなど様々。 どこかクラシカルなミレネリーが、カラー一つでとてもおしゃれになりますね。 オーデマピゲ ミレネリー SIHH2018レディース新作出典:https://www.audemarspiguet.com/jp/new/millenary/ 手巻き自社製キャリバー5251搭載、パワーリザーブ約49時間。 ケースサイズ39.5mm、厚さ9.8mm。20m防水。    

2018年新作レディース時計特集 From WPHH2018

 

フランクミュラー

規模は小さいものの、フランクミュラー始めピエールクンツやマーティンブラウンなど、注目株の新作見本市として多くのバイヤーや関係者で賑わいます。 フランクミュラーのレディース新作では、非常に目を惹くヴァンガードが多くラインナップされました。 フランクミュラー ヴァンガード 2018年新作レディース出典:https://www.instagram.com/franckmuller_geneve/   ヴァンガードは、新たな曲線(カーベックス)を携える最新コレクション。 ケースにベルトを没入させたラグなし一体構造が最大の特徴です。 ヴァンガード レディ グラビティと銘打って登場したこちらのモデルは、ダイアルセンターから6時位置にかけて大胆にトゥールビヨンがのぞきます。 ケースサイズは35mmと38mm、ステンとピンクゴールド製の2展開で、ヴァンガードらしいダイナミックさと高いファッション性をレディースでも受け継ぎました。 インデックスの縁取りやテンプ、リューズにセッティングされた石はピンクで統一されていること、丁寧なギョーシェ彫りなど、フランクミュラーらしい高級感もまた健在。 フランクミュラー ヴァンガード 2018年レディース新作出典:https://www.instagram.com/franckmuller_geneve/ ヴァンガード レディ スケルトンハートは153個のパーツと23個の貴石で構成された手巻き式自社製ムーブメントがスケルトンダイアル・バック表裏から鑑賞することができる逸品。 ケースサイズ32mmまたは35mmとヴァンガードにしては小さめなため、腕の細い女性でも躊躇なく身に着けられそうですね。   フランクミュラー 2018年新作 レディース クレイジーアワーズ出典:https://www.franckmuller.com/news/franck-muller-celebrates-15-years-of-crazy-hours 卓越した技術力とセンスを駆使し、大人の遊び心溢れるコレクションを展開するフランクミュラーのお家芸の一つに、クレイジーアワーズがあります。 クレイジーアワーズとはランダムに並べられたインデックスを針がバラバラに動く、その名の通りクレイジーなコレクション。 2018年は、クレイジーアワーズ発表15周年記念。 そこで、同じくフランクミュラーのアイコン的存在であるトノーカーベックスに収められたクレイジーアワーズが新作として発表されました! 使いやすいステンの他、ローズゴールドケースにダイヤモンドベゼルを備えたラグジュアリーなモデルもラインナップされます。 ケースサイズは縦39.6mm x 横55.4mm、縦36mm x 横50.4mm、縦32.10mm x 横45.10mmの3展開のため、パートナーとお揃いで身に着けることも可能ですね。   出典:https://www.franckmuller.com/ フランクミュラーのアイコン・ロングアイランドからも魅力的な新作がラインナップされています。 ロングアイランド プティ パスティーユはどこかヴィンテージを感じさせる趣で、ピンクゴールドケースにシャンパンダイアル、そしてそのセンターにパヴェダイヤが敷き詰められます。 フランクミュラーは近年はスポーツウォッチで注目を浴びてきていましたが、「スペシャルなひと時」をともにできるようなドレスラインもまた高い評価を得ています。 ステンレス製ケースも同時に発表されましたので、普段使いのものをお探しの方にはうってつけではないでしょうか。 ケース径は縦25mm×横18mm。 いずれも2018年2月以降発売予定  

まとめ

SIHH2018やWPHHは超高価格帯に位置するブランドが多いため、まるで芸術品のようなラグジュアリーウォッチが目立ちました。 もちろんそういったハイエンドラインも素晴らしいですが、バーゼルワールド2018ではもう少し普段使いしやすいものまで発表されてきそうです。 今後も2018年新作情報を随時更新していきたいと思います。 ※発売予定・予価等は2018年1月現在の情報で、予告なく変更となる可能性がございます。  

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