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WEBマガジン, アンティーク時計, その他, レディースウォッチ, ロレックス, 時計の雑学

これであなたもロレックス通!ニックネームをまとめてみました!

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1905年に創業され、100年以上の歴史を持つロレックス。

現在までに多くの名作が生み出されてきましたが、その中にはファンからユニークなニックネームが付けられたモデルが数多く存在します。今回はその中でも特に有名な14本をピックアップしてみました。

ロレックス ニックネーム

 

①GTMマスター 16700、16710 赤/青ベゼル   ニックネーム→ ペプシ

ロレックス GMTマスター 赤青ベゼル 16700

ロレックス GMTマスター 赤青ベゼル 16700 

現在も高い人気を誇るGMTマスターの5桁リファレンス。赤/青ベゼルのカラーリングがペプシコーラのカラーリングに似ているため、時計ファンの間ではペプシと呼ばれています。GMTマスターの5桁リファレンス自体に人気があるため、この呼び名を知っている人は意外と多いです。

 

②GMTマスターII 16710 赤/黒ベゼル   ニックネーム→ コーク

ロレックス GMTマスターII 赤黒ベゼ 16710

ロレックス GMTマスターII 赤黒ベゼル 16710

5桁リファレンスGMTマスター16710の赤/黒ベゼルはコカ・コーラの色合いと似ていることからコークと呼ばれます。赤/青ベゼルのペプシを買うか、赤/黒ベゼルのコークを買うか、時計を炭酸飲料に例え、当時はよく議論が交わされていました。

 

③GMTマスターII 16713 茶ベゼル   ニックネーム→ ルートビア

ロレックス GMTマスターII 16713

ロレックス GMTマスターII 16713

GMTマスターⅡの茶×金ベゼルモデルの事を海外ではルートビアと呼びます。ルートビアはアメリカで19世紀中頃に生まれたビールのことで、缶の色合いが似ていることから、この名前が付けられました。

16713を例に挙げましたが、このカラーリング自体の事をルートビアと呼ぶため、16713固有の呼び名ではありません。

 

④GMTマスターII 16760   ニックネーム→ ファットレディ

ロレックス GMTマスターII ファットレディ

ロレックス GMTマスターII ファットレディ 16760

Ref.16760は1983年頃~1988年に僅か5年と非常に短い生産期間で作られた“GMTマスターII”のファーストモデル。通称「ファットレディ」と呼ばれ、通常よりケースに厚み(12.5mm)があることを特徴とします。

「ファットレディ」を日本語に直訳すると太い女性という意味となり、その名の通り他のGMTマスターよりもケース厚が太いことを意味します。

ファットレディは製造数が少なかったため、現在では市場に出回ることは殆どありません。そのため、コレクターズアイテムとして高い評価を得ています。

 

⑤GMTマスター 116710BLNR 青/黒ベゼル   ニックネーム→ バットマン

ロレックス GMTマスターII 116710BLNR

ロレックス GMTマスターII 116710BLNR

116710BLNRの青/黒ベゼルは海外では「バットマン」と呼ばれています。
このネーミングは青/黒ベゼルのカラーリングがバットマンの服の色合いと似ていたことから名付けられました。

尚、ハリウッド映画版のカラーリングではなく、アニメーション版のバットマンがモチーフです。

 

⑥サブマリーナ 116610LV(緑ベゼル)   ニックネーム→ ハルク

ロレックス サブマリーナ デイト 116610LV

ロレックス サブマリーナ デイト 116610LV

116710BLNR=アメリカンコミックの人気キャラクター「超人ハルク」と似ていることから116610LVは海外でハルクと呼ばれています。

ちなみに、旧グリーンサブ16610LVは「カーミット」と呼ばれています。カーミットは可愛らしいカエルのキャラクターで、こちらもアメリカのキャラクターです。日本ではハルクという呼び名は一般的ではなく、「グリーンサブ」と呼ばれることのほうが多いです。

 

⑦デイトナ 116523(116503)白/黒目   ニックネーム→ パンダ

ロレックス コスモグラフ デイトナ 116523

ロレックス コスモグラフ デイトナ 116523

2000年から2016年にかけて生産されたデイトナのコンビモデル116523。様々なバリエーションが展開されましたが、アイボリー調のホワイト文字盤に3つのブラックインダイアルを配したモデルは「パンダ文字盤」と呼ばれています。

アラビアアップライトインデックスによる視認性の高さも実用的です。

現行の116503もほぼ同様のデザインとなっているため、こちらもパンダ文字盤と呼ばれています。

 

 

⑧デイトジャスト  回転ベゼル付きモデル   ニックネーム→ サンダーバード

ロレックス デイトジャスト サンダーバード

ロレックス デイトジャスト サンダーバード 16264 グレー/ローマ

旧型デイトジャストの中で回転ベゼルを備えたモデルは「サンダーバード」と呼ばれています。

このニックネームは1956年にアメリカ空軍アクロバットチーム「サンダーバーズ」の大佐であるドン・フェリス氏の引退記念に特別発注したデイトジャストが由来となっています。

デイトジャストならではの美しさと回転ベゼルのスポーティーさが融合した独特なデザインが話題となりました。

 

尚、サンダーバードは5世代に分かれています。

 

第一世代:6309 1956年頃発表

第二世代:6609 1958年頃発表

第三世代:1625 1962年頃発表

第四世代:16250/16253 1977年発表

第五世代:16264/16263 1988年発表

 

最も有名なモデルは第5世代の16264/16263。現在でも状態の良い個体は高値で取引されています。

 

⑨サブマリーナ 168000   ニックネーム→ トリプルゼロ

ロレックス サブマリーナ デイト 168000 トリプルゼロ

ロレックス サブマリーナ デイト 168000 トリプルゼロ

Ref168000は長きにわたるサブマリーナデイトの歴史の中で、ほんの僅かな期間(1986年~1989年)しか製造されなかったレアモデルです。

サブマリーナの6桁リファレンスは2010年に発売された116610LNが最初であり、それ以前は5桁リファレンスが割り当てられていました。しかし、Ref168000は5桁リファレンスの時代なのに何故か6桁リファレンスという不思議。

型番の後ろ3ケタが「000」であることから、時計ファンの間ではトリプルゼロと呼ばれるようになりました。

 

⑩シードゥエラー 16660   ニックネーム→ トリプルシックス

ロレックス シードゥエラー 16660

ロレックス シードゥエラー 16660 フチなし

シードゥエラーの2世代目に当たる16660。リファレンスナンバーが特徴的であったことから、トリプルシックスと呼ばれるようになりました。

1978年~1990年頃に発売されたモデルであることから、ヴィンテージロレックスとして人気です。

インデックス回りにシルバーのフチがある個体とフチがない個体がありますが、フチがない個体の方がレアリティが高く、時計ファン垂涎の一本となっています。

 

⑪デイトジャスト、デイデイト(1960~1970年代頃)  ニックネーム→ ワイドボーイ

ロレックス デイトジャスト ブルー/ワイドボーイ 1601

ロレックス デイトジャスト ブルー/ワイドボーイ 1601
1960~1970年代頃に発売されたデイトジャスト・デイデイトの一部モデルにはインデックスと針が太いモデルが存在しました。時計ファンの間ではそれらのモデルをワイドボーイと呼びます。
かなり古いモデルのため針交換されてしまっているものが多く、なかなか見かけることはありませんが、稀に中古市場に出てくると高値で取引されます。

 

⑫デイデイト(1970年代頃)  ニックネーム→ ステラ

ロレックス  ステラ文字盤

ステラは1970年代ごろに発売されたデイデイトで見受けられる「赤、緑、青等の鮮やかで艶のある文字盤」をもつモデルを指します。
色に奥行きがあるため、他の文字盤よりも美しさが際立ちます。

主に中東向けに作られていた為、製造本数が少なく非常に希少な文字盤です。
アンティークロレックスの中でもかなりレアな個体として知られています。

 

⑬デイトナ 6239  ニックネーム→ポールニューマン

ポールニューマン

出典:https://www.phillips.com/detail/ROLEX/NY080117/8

デイトナ ポールニューマンとは3度のアカデミー賞を受賞した大俳優「ポール・レナード・ニューマン」が所有していた「 コスモグラフ デイトナ Ref.6239」のことを指します。

Ref.6239は1963年に登場し、ほんのわずかな期間のみ生産された希少性の高いモデルです。約2000本ほどしか出回っておらず、現在ではこのモデルを見かけることは殆どありません。

また、ポールニューマン本人が身に着けていた6239は2017年10月26日にニューヨークで競売にかけられ、腕時計史上最高額となる約20.3億円(1,775万2,500ドル)で落札されました。

 

⑭GMTマスター 1675 黒ベゼル(退色)   ニックネーム→ブルーベリー

1960~70年代にかけて発売されたGMTマスター1675の黒ベゼルは、退色すると青っぽい色に変化します。この色合いがブルーベリーのように見えることからブルーベリーというニックネームが付けられました。

1675自体がレアな存在になっているのに加え、綺麗に退色していなければブルーベリーとならないため、現在このモデルを手に入れることは非常に困難です。

 

 

まとめ

ロレックスの人気モデルに名付けられたニックネームはどこかアメリカンテイストを感じるニックネームが並びます。日本では余り呼ばれることのないニックネームもありますが、ロレックスマニアとしては是非知っておきたいポイントです。

 

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