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速報!オーデマピゲ 2023年 新作モデルが登場!

オーデマピゲ 2023年新作 CODE11.59

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

伝統的な時計製造技術を強みにしつつ、革新の歩を止めないオーデマピゲ。

世界三大時計ブランドに名を連ねる由緒正しい名門といったイメージがあるかもしれませんが、その実、常に時代の一歩先を行くコレクションで業界を湧かせています。

 

そんなオーデマピゲですから、例年新作を楽しみにしている方は少なくないでしょう。

この記事では、2023年2月に発表されたオーデマピゲの最新作をご紹介いたします!

 

目次

オーデマピゲ2023年新作①CODE 11.59 ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル(RD#4)

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

スペック

外装

型番: 26398BC.OO.D002CR.01他
ケースサイズ: 直径42mm×厚さ15.6mm
素材: ゴールド
文字盤: ブラック/スケルトン/ベージュ

ムーブメント

ムーブメント: Cal.1000
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約64時間

機能

防水: 20m
予価: 要問合せ

近年ではラグジュアリー・スポーツウォッチとしてロイヤルオーク人気が顕著ですが、複雑機構こそがオーデマピゲの真髄と言って良いでしょう。

2023年、オーデマピゲはCODE11.59において、同社がこれまでに製造した製品の中で最も複雑な新作モデルを堂々発表しました。

当新作、23のコンプリケーションと40の機能を備えることもさることながら、ケース直径42mm×厚さ15.6mmのコンパクトなサイズ感に収まっていることに、驚かされます。

その新作の名は、CODE 11.59 ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル(RD#4)。

これは1899年にオーデマピゲが製造した、最も複雑な時計の一つと名高い懐中時計「ユニヴェルセル」へのオマージュであるとともに、RDシリーズ―Research and Development―第四弾となります。

RDシリーズは2015年にスタートした、オーデマピゲの伝統と前衛を体現するスペシャルエディションです。現代ケースではあり得なかった美しい音色を奏でるミニッツリピーター搭載「ロイヤルオーク コンセプト」や、フライングトゥールビヨンを搭載しながらも小径薄型化に成功した「ロイヤル オーク フライング トゥールビヨン エクストラシン 37mm」を発表してきました。

 

そして第四弾では、オーデマピゲの作品の中で最も複雑でありながら、常識的な腕時計のサイズに収め、かつCODE11.59らしいデザイン性も維持された新作が発表された、と。もっとも後述しますが、第四弾にもRD#1~RD#3までの技術力が活かされております。

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

この見事なまでの複雑さを体現するのが、新開発ムーブメントCal.1000です。

そしてCal.1000が搭載する「23の複雑機構」の中でも特筆すべきは、下記の通りです。

すなわち
・ミニッツリピーター
・グランドソヌリ
・プチソヌリ
・サイレントモード
・クォーターサイレント
・スプリットセコンド・クロノグラフ(フライバック機能搭載)
・パーペチュアルカレンダー
・正確なアストロノミカル・ムーン
・フライングトゥールビヨン

これを実現するため、Cal.1000は1140ものパーツによって構成されているとのことです。

詳細をご紹介いたします。

 

Cal.1000が実現した複雑機構

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

加工技術が発達した昨今、複雑機構を手掛けるブランドは格段に増えてきました。

しかしながら、伝統的に複雑性をお家芸としてきたオーデマピゲ。「ウルトラコンプリケーション」の呼び名にふさわしい超複雑な機構を現代的に解釈し、コンパクトなサイズ感に収め、そしてユーザーが使いやすいように設計することで、大家としての威厳をまた発揮することとなりました。

 

ではどの点が、「威厳」と呼ぶにふさわしいのでしょうか。

まずは、ミニッツリピーターおよびソヌリにあるでしょう。こういった「鳴り物」は複雑機構が一般化する今なお、製造が難しい技術とされています。否、今だから難しい、とも言えるでしょうか。防水や防塵に配慮された気密性高いケースにおいて、美しい音を鳴り響かせるのは、並大抵の技術や設計ではなしえないためです。

そこへきてオーデマピゲは、新作CODE 11.59 ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル(RD#4)で、ミニッツリピーターおよびスーパーソヌリを併載し、いずれも美しい音響に配慮されているのです。

 

ミニッツリピーターとは、制御スイッチやレバーによって任意の時刻の音を奏でる機構です。ソヌリはフランス語で、自動的に時刻を告げる音を鳴らす機構です。

※グランソヌリは自動で毎正時とクォーター(15分・30分・45分)に鳴らし、プティソヌリは毎正時と30分にチャイミングします。

 

ミニッツリピーター・ソヌリ、いずれもケース内部にハンマーとゴングを取り付け、回数や高低音、あるいはチャイミングの間隔によって時刻を告げることとなります。

このハンマーとゴングが、音響のミソ。この二つのパーツを搭載させるスペースを設けつつ、気密性の高いケース内部でできるだけ音を響かせられるような設計にしなくてはならないためです。

パテックフィリップやジャガールクルト等、こういった鳴り物の大家は様々な工夫をこらしていますが、オーデマピゲも大家の一つ。オーデマピゲでは前述したRD#1にて、スーパーソヌリを発表しました。

このスーパーソヌリは「楽器」とも称されるほどで、通常ムーブメントの地板に固定されるゴングを音響板となる0.6mmのサファイアガラス膜に設置し、ハンマーが打った振動音を音響板によって共鳴させる仕組みとしました。さらに音響板と裏蓋との間に空洞を設けることで、音が増幅されるという仕組みを採ります。ヴァイオリンやギターの構造と似ていることから、楽器と称されているのでしょう。

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

なお、新作CODE 11.59 ウルトラ コンプリケーション ユニヴェルセル(RD#4)の裏蓋はシークレットカバーとなっており、このカバーを開くと美しく装飾されたムーブメントと音響設備を鑑賞できるのみならず、側面部分のオープニングから空気が通ることによって、手首に着用している際にいっそう音響が高まり、増幅されると言います。

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

 

さらなる注目点は、パーペチュアルカレンダーです。見事なまでの実用面への配慮がなされています。

パーペチュアルカレンダーとは、時計が動き続けている限り、デイトや曜日、月などといった暦の手動調整を不要とする機構です。通常、デイト表示などは大の月・小の月の判別はせず、そのため月末には必要に応じて手動で調整している時計ユーザーが多いでしょう。

一方のパーペチュアルカレンダーは大の月・小の月はもちろん、うるう年などといった特殊な暦を含めて機械でメモリし、表示させます。

聞いているだに多数のパーツでの構成が必要そうですが、新作CODE11.59では、2018年発表のRD#2で発表されたCal.5133をベースに、省スペース化・薄型化を実現しました。ちなみにCal.5133は、当時、世界最薄の自動巻きパーペチュアルカレンダーとして大きな話題となりました(2021年にブルガリが世界最薄記録を更新していましたが、凄まじい技術力を要することは言わずもがなですね)。

CODE11.59 2023年新作

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ではCal.5133がどのようなムーブメントなのかと言うと、三層構造であったパーペチュアルカレンダー機構を一階層にまとめあげていることが大きな特徴です。各種カムが一体化されることで、これを実現しています。

今回の新作で発表されたCal.1000では様々な複雑機構が組み合わさっているものの、文字盤には12時位置にラージデイト、3時と9時の小窓で月・曜日、そして4時位置の小窓で年表示させるなど、整然としたレイアウトであることもさすがオーデマピゲですね。ちなみにうるう年は100年周期でイレギュラーが発生しますが、こちらも考慮に入れられており、西暦2400年までの手動調整を不要にしているとのことです。

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

8時位置にはムーンフェイズの小窓が搭載されましたが、なんでも6種類の月の位置をプリントした二枚のコンセントリックディスクを組み合わせており、アストロノミカル・ムーンシステムによって、いっそう忠実な満ち欠けを再現しているとのことです。ちなみにこのために、10枚の画像が作成されているとのことです。

 

さらにオーデマピゲと言えば、トゥールビヨンも忘れてはなりませんね。

6時位置のフライングトゥールビヨンは精巧に、かつ美しく仕立てられていますが、2022年に発表されたロイヤルオーク フライングトゥールビヨン エクストラシン RD#3でも用いられた技術力です。自動巻きであるにもかかわらず超薄型設計で、加えてエネルギー伝達の高効率化のために振幅の大きい回転錐が採用され、パワーリザーブを向上しています。

実際新作CODE11.59は約64時間パワーリザーブとなっており、現代スタンダードを守っていると言えますね(もちろん、リピーターやクロノグラフを作動させれば持続時間はもう少し短くなりますが)。

フライバック機能が搭載されたスプリットセコンド・クロノグラフ(ラトラパンテ)と相まって、複雑機構全部乗せのような素晴らしい逸品となっております。

 

美しい外装を実現するリューズ・プッシュボタンの設計

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

まだ新作の魅力は語り終わりません。

こういった複雑機構は、とかくプッシュボタンやレバーが増えてしまい、美しいフォルムを崩しがち。しかしながらオーデマピゲはその点も配慮し、CODE11.59の美しさを維持しています。

 

まず、「スーパーリューズ」。

3時位置のリューズでゼンマイを巻き上げたり、カレンダー操作を行いますが、さらに2時位置・4時位置がスーパーリューズとなっており、フライバック機能搭載のスプリットセコンド・クロノグラフを作動させるプッシュボタン(スタート・ストップ・リセット)と、2時位置ではソヌリのチャイムモードの制御リューズが、4時位置では月操作が同軸設計されています。これによって「バラついたプッシュボタン」が解消されていますね。

ちなみに、どちらに回しても自動でニュートラルな位置に戻ってくれるのだとか。リューズ操作でありがちな誤操作を防止する安全装置も取り付けられているとのことです。

なお、3時位置にもプッシュボタンが見て取れますが、これはスプリットセコンド・クロノグラフの中間タイム計測で用います。

 

さらに9時側ケースには、ミニッツリピーターを制御するためのプッシュボタンと月・日修正のプッシュボタンも取り付けられます。アイコンが可愛らしいですね!

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

このような工夫をこらした巧みな設計によって、CODE11.59らしい美しいフォルムやオクタゴンのミドルケース、そして光の加減によって波形を見せる独特のサファイアクリスタルガラスをも楽しめる新作なのです。

 

ラインナップはホワイトゴールドまたはピンクゴールド製で、合計4種となっております。

ピンクゴールドとホワイトゴールドでスケルトン文字盤を、ホワイトゴールドではさらにブラックまたはベージュ文字盤のタイプが同時発表されています。

国内ホームページではいずれも「価格要問合せ」となっており、これまでのRDシリーズ同様、めったに出回らないコンセプトモデルであることが予想できます。とは言え、これほどまでに凄まじい複雑機構を打ち出せるオーデマピゲ。2023年も、この快進撃は止まらないことを示唆する逸品です。

オーデマピゲ2023年新作②ロイヤルオーク コンセプト スプリットセコンド・クロノグラフ GMT ラージデイト

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

スペック

外装

型番: 26650TI.OO.D013CA.011他
ケースサイズ: 直径43mm×厚さ17.4mm
素材: チタン
文字盤: スケルトン

ムーブメント

ムーブメント: Cal.4407
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約70時間

機能

防水: 50m
予価: 要問合せ

続けてロイヤルオーク コンセプトから、2023年新作として「価格要問合せ」の目を見張る複雑機構搭載モデルがリリースされています。

その名もロイヤルオーク コンセプト スプリットセコンド・クロノグラフ GMT ラージデイトです。

 

ロイヤルオーク コンセプトは2002年に同社でスタートしたコレクションです。

「コンセプト」の名の通り、オーデマピゲの伝統と最先端技術、そして前衛的なデザインを巧みにロイヤルオークに落とし込んでいることが大きな特徴のコレクションであり、とりわけ三方向にファセットカットされたケースは近未来的ですね。

2023年のロイヤルオーク コンセプトでは、チタン製ケースにスプリットセコンド・クロノグラフ、GMT、ラージデイトの複雑機構を搭載させて、リリースに至りました。オーデマピゲではこの新作ロイヤルオーク コンセプトを、「未来派的スタイル、エルゴノミー(人間工学のこと)、ハイテクノロジーと性能」と表現しています。

ロイヤルオーク コンセプト 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

前項でご紹介した新作CODE11.59でも、スプリットセコンド・クロノグラフ(またの名をラトラパンテ、あるいは割剣)をご紹介いたしました。

スプリットセコンド・クロノグラフとは、一般的なクロノグラフ針の他にもう一本ラトラパンテ針を搭載させることで、ラップタイム計測を可能とした複雑機構です。また、スプリットセコンド・クロノグラフではクロノグラフのスタート・ストップおよびリセットボタンの他、もう一つのボタンを持ちます。スタートボタンを押すとクロノグラフ針とラトラパンテ針が同時に並走し、もう一つ備わったボタンを押すことで、一方の針のみ稼働。このようにして、ラップタイムを測る仕組みとなっております。ちなみにさらにラトラパンテ用のプッシュボタンを押すと止まっていた針が稼働する方の針に追い付いて、再び並走します。そしてリセットを押すと、二つの針が同時にゼロ位置に帰針します。

前項では尺の関係で軽く言及するに留めていますが、これまた製造するのに非常に難易度の高い機構であることに変わりありません。

そこへきてオーデマピゲは、やはり複雑機構の大家であることを確信させる逸品を作り上げます。新開発ムーブメントCal.4407はCODE11.59のクロノグラフモデル等で搭載されてきたCal.4400から派生しており、伝統的なコラムホイールと現代ではスタンダードな垂直クラッチを備えた、高性能クロノグラフであることに加えて、さらに複雑機構が載せられているのです。

そして新作ロイヤルオーク コンセプトでは、ここにGMT機能とラージデイトを搭載させることとなりました。

ロイヤルオーク コンセプト 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

GMT機能というとセンターにGMT針を備える手法が一般的ですが、新作ロイヤルオーク コンセプトは3時位置のインダイアルでデュアルタイム表示に。ちなみにデイ・ナイト表示も備わるため、昼夜判別が容易です。

クロノグラフは赤、GMTは黄色とカラーリングが分けられているのも、視覚的にわかりやすいばかりかレーシーな印象を強調しますね。

 

シースルーバックからはオーデマピゲらしくしっかりと丁寧な仕上げが施されたCal.4407をご鑑賞頂けます。パワーリザーブ約70時間と、実用性も十二分です。

ロイヤルオーク コンセプト 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

もちろんムーブメントのみならず、外装が作りこまれているのも雲上ブランドであるオーデマピゲならでは。

独創的なファセットカットが施されたチタン製ケースは、まるで貴金属のように美しい仕上げがなされていることが、宣材写真からも伺えます。サテン仕上げ・ポリッシュ仕上げ、そしてサンドブラスト仕上げが組み合わさって、新感覚の極上ケースが完成されており、さすがオーデマピゲと言わざるをえません。

ロイヤルオーク コンセプト 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

ケースは直径43mm×厚さ17.4mmとダイナミックですが、チタンゆえに軽量で、快適な着け心地を実現していることでしょう。ラトラパンテボタンはリューズと同軸上になっているため、ロイヤルオークらしいフォルムも崩していません。

 

なお、ロイヤルオーク コンセプトでも、新しいストラップシステムが搭載されることとなりました。

ロイヤルオーク コンセプト 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

これまでストラップ交換するとなると、専用工具が必要でした。しかしながら近年、カルティエやIWCといったリシュモングループを中心に、ユーザー自身が簡単にストラップを脱着できるシステムを開発・リリースしています。オーデマピゲでも2021年のロイヤルオーク オフショアの刷新に合わせて順次コレクションに採用しており、ロイヤルオーク コンセプトでも実現したようです。

現在はブラックとグレーのラバーストラップが付属しておりますが、近未来を感じるロイヤルオーク コンセプトには、冒険的なカラーのラバーストラップも似合いそうで、簡単に交換して楽しめるとなれば嬉しいですよね。

 

冒頭でも述べたように、価格は要問合せ。とは言え、画像だけ見ても只者ではないことがわかる2023年新作です。

 

 

オーデマピゲ2023年新作③CODE 11.59 オートマチック ステンレススティール

オーデマピゲ 2023年新作 CODE11.59

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

スペック

外装

型番: 15210ST.OO.A348KB.01他
ケースサイズ: 直径41mm×厚さ10.7mm
素材: ステンレススティールまたはSS×セラミック
文字盤: ブルー/グリーン/スモークベージュ

ムーブメント

ムーブメント: Cal.4302
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約70時間

機能

防水: 30m
予価: 3,135,000円(SS)/3,465,000円(SS×セラミック)

冒頭でオーデマピゲの「革新」について言及しましたが、CODE11.59はこれを象徴する一つでしょう。

2019年、オーデマピゲは新コレクションCODE11.59をリリースしました。

一見するとベーシックなドレスウォッチの様相を湛えつつ、随所に「オーデマピゲらしさ」を隠し持つCODE11.59。とりわけミドルケースに隠されたオクタゴン(八角形)やラグホールのビス留めが、ブランドレガシーと新しさを巧みに融合していると話題になったものです。

 

ちなみにCODE11.59の名称には意味があります。いわく、

CODEのCは職人魂の限界への挑戦(Challenge the limits of craftsmanship)
Oはブランド遺産の所有(Owing the Brand’s legacy、歴史があるということ)
Dは恐れずにブランド理念に従う(Daring to Follow Firm Convictions)
Eは進化(Evolving)

そして11.59は、12時に日付が変わる直前を表している、と。

 

CODE11.59のリリース当初は様々な声―ロイヤルオークが発表された時のように―があったようですが、次第に人気コレクションとして定着していったのは、ご存知の通りです。なんせこれまたオーデマピゲらしいと言うべきか。造りが大変良いため、ただ奇抜なだけでない、独創的な超高級時計がCODE11.59であったためです。

一方で、これまでのCODE11.59は全てのモデルがゴールド製(セラミックとゴールドをコンビとした個体はあり)となっており、オーデマピゲの中でもハイエンドコレクションの位置づけでした。

しかしながら2023年、待望のステンレススティールモデルで3針オートマティックで3種、クロノグラフで3種の、計6リファレンスがバリエーションとして追加されることとなったのです!

オーデマピゲ 2023年新作 CODE11.59

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

ステンレススティールは剛性に富み、現在多くの腕時計に採用されている素材です。扱いやすく、デイリーユースに最適とあって、まさに「待望」といった方も多いのではないでしょうか。

さらに、文字盤にもステンレススティール仕様ならでは(2023年2月現在)の変更が加えられました!

と言うのも、CODE11.59は非常に多彩なバリエーション展開が行われてきましたが、これまではラッカー仕上げか貴石・鉱物を用いた文字盤が主流でした。

しかしながら新作ステンレススティールモデルによって、CODE11.59は新たに波紋のような、美しくもユニークな装飾を備えることとなったのです。

オーデマピゲ 2023年新作 CODE11.59

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

また、12・3・6・9のインデックスはアラビア数字が主流でしたが、シンプルなバーインデックスに。どこかスポーティーさも感じられる仕上がりですね。

 

なお、ステンレススティール製モデルにはブルーまたはグリーンが、ステンレススティール×セラミックモデルにはグラデーションがかったスモークベージュがラインナップされました。ストラップは文字盤カラーに合わせた、ラバー加工ストラップが付属しています。

一方でCODE11.59らしいディテールが省略されずに保たれているのが、また素晴らしいです。

オーデマピゲ 2023年新作 CODE11.59

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

オクタゴンのミドルケースを包むような絞られたベゼルや、独特のラグ・・・CODE11.59の魅力が随所に見られます。ミドルケースにこだわりながらも、わずか10mmちょっとの薄さを保っているのも、特筆すべき点です。

またCODE11.59はガラスも特徴的です。宣材だとそれとはわかりづらいのですが、12時から6時位置にかけて垂直にガラスが湾曲しており、かつ内側(文字盤側の面)はドーム型となることで、光の加減によって波状に表情を変えていくのです。

この手の込んだ仕様も、ステンレススティールモデルで受け継がれました。

 

オーデマピゲ 2023年新作 CODE11.59

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

搭載するムーブメントは、これまでCODE11.59やロイヤルオークの3針モデルでも採用されてきたCal.4302。

従来オーデマピゲの3針モデルというとジャガールクルト社製Cal.920をベースとしたCal.3120でしたが、2019年に実用性を高めたCal.4302をCODE11.59とともにリリースし、今では基幹ムーブメントとなっております。

シースルーバックから美しいムーブメントを鑑賞できるのも、雲上ブランドの醍醐味の一つですね。

なお、パワーリザーブは約70時間です。

 

国内定価はステンレススティール製モデルが3,135,000円、セラミックとのコンビモデルが3,465,000円です。

ステンレススティール製ということを鑑みれば決して安くはありませんが、オーデマピゲの伝統と革新をいっそう身近に感じられるようになった2023年新作と言えるでしょう。

オーデマピゲ2023年新作④CODE 11.59 クロノグラフ ステンレススティール

オーデマピゲ 2023年新作 CODE11.59

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

スペック

外装

型番: 26393ST.OO.A348KB.01他
ケースサイズ: 直径41mm×厚さ12.6mm
素材: ステンレススティールまたはSS×セラミック
文字盤: ブルー/グリーン/スモークベージュ

ムーブメント

ムーブメント: Cal.4401
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約70時間

機能

防水: 30m
予価: 4,345,000円(SS)/4,620,000円(SS×セラミック)

CODE11.59 クロノグラフにも、三種のステンレススティール製モデルが追加されました!

カラーは3針オートマティックと同様に、ブルー・グリーン・グラデーションがかったスモークベージュです。こちらも、スモークベージュのみステンレススティール×セラミックモデルとなっております。

クロノグラフが搭載されるとグッとレーシーな印象が強まるものですが、CODE11.59(そしてオーデマピゲの多くのモデルで)はタキメータースケールをアウターベゼルではなく文字盤インナーに添えているため、クラシックテイストが基調となっており、THE 高級クロノグラフといった様相です。

CODE11.59 オーデマピゲ 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

ゴールド製クロノグラフと同様に、ケース直径41mm×厚さ12.6mmとオートマティックよりかは肉厚となるものの、スタイリッシュなケースに収まります。

切り立ったバーインデックスやインダイアルのメタリックな輝きが、良いアクセントとなっていますね。

 

搭載するムーブメントはCal.4401です。

CODE11.59 オーデマピゲ 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

CODE11.59が発表された2019年、同時に新開発ムーブメントとしてローンチされた自動巻きクロノグラフで、現在ではロイヤルオークコレクションにも搭載される基幹キャリバーですね。

28,800振動/時のハイビート設計でありながらパワーリザーブは約70時間を誇っており、精度と実用性が両立されていることがCal.4401のミソ。さらにフライバック機能を搭載させているというのも、特筆すべき点です。フライバック式クロノグラフ(リスターティング・フライバック)とは、クロノグラフ作動中、リセットボタンを押下することでクロノグラフ針がゼロ位置にフライバックし、再計測できる機構のことです。一般的なクロノグラフだと、再計測時にはストップボタンを押してリセットボタンによって帰針。さらにスタートボタンを押すといった手順が必要となってきますが、フライバック式クロノグラフはこれを簡易化することで、より精密な計測が可能となるのです。

ピンクゴールド製ローターの奥からは、緻密なクロノグラフ機構が覗いており、機械好きにも堪りませんね。

 

国内定価はステンレススティール製モデルが4,345,000円。ステンレススティール×セラミックモデルが4,620,000円です。

 

オーデマピゲ2023年新作⑤CODE11.59 ミニッツリピーター スーパーソヌリ

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

スペック

外装

型番: 26395NR.OO.D002KB.01
ケースサイズ: 直径41mm×厚さ13.6mm
素材: ピンクゴールド×セラミック
文字盤: スモークサファイアクリスタル

ムーブメント

ムーブメント: Cal.2953
駆動方式: 手巻き
パワーリザーブ: 約72時間

機能

防水: 30m
予価: 要問合せ

冒頭でご紹介したウルトラコンプリケーション搭載CODE11.59「ユニヴェルセル」の中でも、複雑さ・趣味性の高さ、そして機械式時計のロマンが傑出したミニッツリピーターとスーパーソヌリ。

「楽器」を思わせる仕組みによって美しく鳴り響く「時」を再現した至極の逸品であることは解説済ですが、こちらの新作モデルは、珍しいスモーキーなブラックサファイアガラスの文字盤によって、裏蓋側のみならず文字盤側からも精密・精緻な世界観を覗かせる一本となっております。

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

前述の通り、ムーブメントの地板ではなく音響板にゴングが取り付けられ、音を増幅させるスーパーソヌリ。ちなみに音響板を形成するのはチタンと銅の合金で、これも美しい音色のために研究されつくされた素材なのだとか。裏蓋との間の空洞も設けられることで、楽器のように美しく豊かな音色を響かせます。

なお、スーパーソヌリでは作動音や不要な衝撃音を低減される取り組みもなされているのだから、徹底していますね。オーデマピゲはスーパーソヌリの開発に当たって、連邦工科大学ローザンヌ校と共同で音響工学を8年間にも渡って研究し、リリースに至ったと言います。

 

このスーパーソヌリおよび、採用されている手巻きムーブメントCal.2953(2018年にロイヤルオークに搭載されたCal.2959をCODE11.59用に改良)を搭載したCODE11.59はこれまで存在していましたが、至高の複雑機構を構成する歯車やスネイル、カムをまるごと鑑賞できるのは、この新作ならではの醍醐味ですね。

もっともスケルトン文字盤なら近年では珍しくありませんが、スモーキーなガラス越しの鑑賞というのが、どこか上質なアクアリムを眺めているようです。

 

前作でCal.2953を搭載したCODE11.59はホワイトゴールド製でしたが、新作ではピンクゴールド×ミドルケースのブラックセラミックがモダンでアイコニックなスタイルに仕上がりました。

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

ケース直径41mmと他のCODE11.59同様に決して小さくはありませんが、鳴り物でありながら厚みが13.6mmに抑えられているのも素晴らしいですね。

 

ミニッツリピーターやソヌリにありがちな「チャイミング中の時刻操作による故障」を防ぐためのセキュリティシステムも搭載されているため初めての鳴り物にも安心・・・と言いたいところですが、きわめて少量生産であることは間違いありません。

でも、一度オーデマピゲの楽器が奏でる音色を聴くと、きっと欲しくなってしまうはずです。

オーデマピゲ2023年新作⑥CODE11.59 グランドソヌリ カリヨン スーパーソヌリ

CODE11.59 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

スペック

外装

型番: 26397NR.OO.D002KB.01他
ケースサイズ: 直径41mm×厚さ13.5mm
素材: ゴールド×セラミック
文字盤: スケルトン

ムーブメント

ムーブメント: Cal.2956
駆動方式: 手巻き
パワーリザーブ: 約48時間

機能

防水: 20m
予価: 要問合せ

もう一つ、特筆すべき「鳴り物」が2023年新作として発表されました。

CODE11.59 グランドソヌリ カリヨン スーパーソヌリです。今年は本当にCODE11.59のラインナップがぐっと広がり、ファンとしては嬉しいところですね(なかなか入手しづらいモデルも多いですが)。

 

こちらもミニッツリピーターおよびスーパーソヌリを備えた複雑なモデルですが、2020年に発表されたCal.2956を搭載することで、カリヨン仕様になっていることがミソです。

ソヌリ機構の「カリヨン」とは、通常は高音・低音で奏でるチャイミングを、三組のゴングとハンマーによって高音・中央・低音とする複雑機構です。確かに画像を確認すると、テンプの位置に三つのハンマーが備わっているのがわかります。

CODE11.59 2023年新作

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ただでさえスペースを取る「鳴り物」ですが、Cal.2956は小径薄型化に成功しており、新作CODE11.59も直径41mm×厚さ13.5mmというコンパクトなサイズ感に収まります。

もちろんスーパーソヌリと併せて、オーデマピゲらしい美しい音色が鳴り響いてくれることでしょう。

ちなみに前述した通り、ミニッツリピーターは任意の時刻に制御ボタンやレバーを作動することで音を奏でる機構ですが、ソヌリは自動で決まった時刻に音を奏でる機構という違いがあります。とは言えオーデマピゲのスーパーソヌリでは「グランドソヌリ」「プチソヌリ」を併載します。そのためモード切替を2時位置のリューズで行えます。音が鳴らないサイレントモードに設定することも可能です。

CODE11.59 2023年新作

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そんなオーデマピゲの音色への情熱の集大成的存在であるCal.2956、2020年発表モデルでは特徴的な「グラン・フー」スパンコールエナメル文字盤が採用されておりましたが、2023年新作では圧巻のスケルトン(エナメル文字盤も圧巻の素晴らしさでしたが)。

さらにゴールドを基調にミドルケースがセラミックとなったコンビネーションの意匠は、独創性とエレガンスが両立していますね。

 

ラインナップはピンクゴールド・ホワイトゴールド・イエローゴールド。なお、CODE11.59でイエローゴールドが採用されるのは初とのことです。

文字盤のブリッジや針・インデックスはケースのカラーゴールドにマッチした仕上げになっており、オーデマピゲのデザイン性の高さをも楽しめる逸品ですね。

オーデマピゲの真髄は複雑機構であることを、改めて感じさせる逸品です。

 

 

オーデマピゲ2023年新作⑦CODE11.59 フライングトゥールビヨン

CODE11.59 2023年新作

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スペック

外装

型番: 26396NR.OO.D002KB.01
ケースサイズ: 直径41mm×厚さ11.8mm
素材: ピンクゴールド×セラミック
文字盤: グリーンエナメルアヴェンチュリン

ムーブメント

ムーブメント: Cal.2950
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約65時間

機能

防水: 30m
予価: 要問合せ

スモークグリーンエナメルのアヴェンチュリン文字盤を有した、何とも艶やかなCODE11.59も、2023年新作としてリリースされています。

アヴェンチュリンとは和名で砂金石などとも呼ばれる鉱石です。結晶が内部反射によってキラキラと美しい輝きを有することを特徴とします。この美しさから、文字盤にアヴェンチュリンをあしらった(または模した)逸品をラインナップする時計ブランドも多く、ハイエンドながら非常に人気の高いデザインコードと言えます。

CODE11.59でもブルーのアヴェンチュリン文字盤を採用してきましたが、2023年新作ではスモークグリーンのエナメルを施すことで、唯一無二の存在感を獲得しました。

グリーン文字盤は近年時計業界のトレンドの一つですが、エナメル×アヴェンチュリンという贅沢な意匠が、CODE11.59をいっそう格上げしますね。

CODE11.59 2023年新作

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6時位置の肉抜きされた文字盤からは、オーデマピゲが得意とするフライングトゥールビヨンが覗いており、時を刻む様をお楽しみ頂けます。

さらに、この文字盤にマッチするのが、ピンクゴールドとブラックセラミックのコンビネーションケースです。

トゥールビヨンといった、どうしてもパーツが多く高さが出がちな機構を有しつつも、ケース直径41mm×厚さ11.8mmの薄型設計に収まっているのは、Cal.2950の成せる業でしょう。

2019年にCODE11.59とともにリリースされ、現在ではロイヤルオークにも搭載されるCal.2950は、センターローターの自動巻きであるにもかかわらず非常に小径薄型。一方でパワーリザーブ約65時間と性能面でも優れており、「実用的な複雑時計」を作れるオーデマピゲの技術力にも改めて脱帽させられますね。

 

こちらの新作CODE11.59は、2023年6月に東南アジアで先行販売され、その後世界的に販売されるとのことです。

オーデマピゲのトゥールビヨンは本当に美しいので、これまた絶対に世界で人気の出る逸品ですね!

オーデマピゲ2023年新作⑧ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン Ref.16202 ホワイトゴールド

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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スペック

外装

型番: 16202BC.OO.1240BC.02
ケースサイズ: 直径39mm×厚さ8.1mm
素材: ホワイトゴールド
文字盤: ブルー

ムーブメント

ムーブメント: Cal.7121
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約55時間

機能

防水: 50m
予価: 9,735,000円

CODE11.59も素晴らしいコレクションですが、ロイヤルオークもオーデマピゲの話題に絶対に欠かせません。

ロイヤルオークは、現在時計業界を席捲する「ラグジュアリー・スポーツウォッチ」のパイオニア的存在です。そのためオーデマピゲはもちろん、時計業界を代表する不朽の名作と言えるでしょう。

 

ロイヤルオークについて簡単に解説すると、1972年に誕生したオーデマピゲのコレクションです。

オーデマピゲにとって初のスポーツコレクションとなるロイヤルオークは、雲上ブランドが手掛けながらも、ステンレススティール製かつケース・ブレスレットが一体成型されるという、非常に独創的な高級機でした。当時はまだゴールド製のドレスウォッチが主流であった中で、オーデマピゲほどの雲上ブランドが手掛けたステンレススティール製スポーツモデルというのが、いかに稀有な存在かがおわかり頂けるのではないでしょうか。

その後にパテックフィリップ ノーチラスやヴァシュロンコンスタンタン Ref.222等、ラグジュアリースポーツウォッチを高級ブランドが手掛けたことからも、ロイヤルオークが時計業界に与えたインパクトの大きさを感じますね。ちなみにロイヤルオークのデザイナーは、ノーチラスやIWCのインジュニアも手掛けたジェラルド・ジェンタ氏です。

オーデマピゲ 初代ロイヤルオーク 5402ST

こちらの画像が、1972年に1000本限定でファーストデリバリーされたうちの一つ・Ref.5402STです。デザインコードが現在と、ほとんど変わっていないことからも「不朽の名作」と言えるでしょう。ちなみに当時としては非常に大きな直径39mmケースでリリースされたことから、初代ロイヤルオークは「ジャンボ」の愛称でも親しまれています。

「デザインコードが現在と変わらない」と言及しましたが、レギュラーコレクションは時代に合わせたアップデートが行われてきました。

一方でオーデマピゲは1992年、ロイヤルオーク20周年の節目に当たる年にRef.14802―通称ジュビリー―およびRef.15002として初代モデルを復刻(2000年にRef.15202へと移行)。そして2012年には、ロイヤルオーク40周年として、いっそう初代に忠実なロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン Ref.15202を特別モデルとして復刻しました。

これらの特別モデルは熱狂的な人気で以て迎えられている一方で、非常に生産本数が少なく(もともとオーデマピゲのような雲上ブランドは製品に手が込んでいるため、大量生産とは無縁です)、品薄すぎるがゆえの相場急騰モデルとしても知られてきました。

ちなみに当店GINZA RASINには直近だと2022年2月に復刻40周年のロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン Ref.15202ST.OO.1240ST.01が入荷した折は、1500万円超で販売しております。定価は3,850,000円であったことを鑑みれば、驚くべきプレミア価格と言えますね。

 

そして2022年。ロイヤルオーク50周年。

新たなる復刻ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン Ref.16202が登場しました。

初代DNAを受け継ぎつつ、新ムーブメントCal.7121を搭載していたり、これまでになかったバリエーション展開を行ったことで話題になりましたが、2023年はホワイトゴールド製のブルー文字盤を湛えたRef.16202BC.OO.1240BC.02のリリースに至ったのです。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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上品で控えめな高級感を醸し出すホワイトゴールド製ケース・ブレスレットはこれまでの復刻モデル同様、オリジナルのロイヤルオークのDNAを受け継ぎます。

ケース直径は39mm。厚さ8.1mmと、ロイヤルオークの、ラグジュアリー・スポーツウォッチの一つの象徴である「薄型設計」を存分にお楽しみ頂けるでしょう。ポリッシュ仕上げとツヤ消し仕上げのコンビネーションを丁寧に施すことで、薄型設計でありながら高級機らしい立体感を醸していることも健在です。

一方で文字盤はお馴染みのプチタペストリーではなく、グレイン仕上げに。ちなみに1992年のロイヤルオーク20周年モデルの中に、わずか20本限定で発売された稀少なプラチナ製Ref.14802PTが存在しましたが、こちらもグレイン仕上げの特徴的な一本でした。この文字盤はタスカン(トスカーナ)文字盤などとも称されますね。

 

搭載するムーブメントは、2022年の50周年モデルとともにリリースされた、Cal.7121です。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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ちなみに、オーデマピゲは初代ロイヤルオークにジャガールクルト製Cal.970―この薄型2針の自動巻きキャリバーは、パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタンも採用―ベースのCal.2121を載せてきました。

Cal.2121によって初代ロイヤルオークは厚さわずか7mmほどに抑えられていたのだから、驚きですね。なお現在、サファイアクリスタル製シースルーバックとなっていることもあり、厚みは8mmです(きわめて薄い自動巻きという事実は変わりません)。

Cal.2121は初代以降も復刻モデルやエクストラシンに搭載されてきましたが、ついに2022年の50周年モデルで自社製のCal.7121へ。

もっとも、Cal.2121は紛れもない名機ですが、Cal.7121もまた見事な薄型設計や美しさを湛えており、さすがオーデマピゲです。さらにCal.7121では28,800振動/字へとテンプがハイビート化され、高精度を維持しつつもパワーリザーブが約55時間へと延長されているところにも、同社の技術力を感じざるを得ませんね。また、Cal.2121では日付変更の際、時針を夜9時~12時の間をいったりきたりさせることで行っていましたが、Cal.7121で特許取得のクイックチェンジ機能が備わりました。

さらに薄型ながら耐久性や耐摩耗性も考慮されており、現代ラグジュアリー・スポーツウォッチとしての進化の歩を、いっそう進めた特別モデルと言えるでしょう。

 

新しいホワイトゴールド製ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシンの国内定価は9,735,000円です。

限定生産ではありませんが、恐らくこれまでの復刻モデル同様、きわめて稀少性の高いモデルになるであろうことは想像に難くありません(実際、2022年の50周年記念モデルは、発表から一年が経過する今なおほとんど市場に出回っておりません)。

もし二次流通市場に出回った時、いったいどのくらいの値付けとなるのか・・・!時計自体も、話題性も、今後の実勢相場も要注目の2023年新作です。

 

 

オーデマピゲ2023年新作⑨ロイヤルオーク 37mm イエローゴールド&ターコイズダイアル

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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スペック

外装

型番: 15550BA.OO.1356BA.01
ケースサイズ: 直径37mm×厚さ9.1mm
素材: イエローゴールド
文字盤: ターコイズ

ムーブメント

ムーブメント: Cal.5900
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約60時間

機能

防水: 50m
予価: 7,645,000円

昨年の話題のロイヤルオークは、エクストラシンに留まりませんでした。ロイヤルオーク オートマティックから、Ref.15450に代わって37mmサイズのRef.15550がリリースされたのです。

ロイヤルオーク オートマティックの基幹モデルにあたるRef.15500系。直径41mmサイズのケースが特徴的ですが、オーセンティックな37mmケースのファンは少なくないものです。

そこで2022年に新型37mmケースがリリースされ、さらに外装が再設計されたのですが、2023年はこのRef.15550系に、華やかなイエローゴールドモデルが追加されました!しかも、話題のターコイズ文字盤を伴って!

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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ターコイズはここ2年ほど、時計業界でトレンドカラーの一つとなっております。

もちろん、もともと人気の高いカラーリングでした。しかしながら2020年にロレックスがオイスターパーペチュアルで。そして翌年パテックフィリップがティファニーとの蜜月170周年記念モデルとして打ち出したノーチラスでターコイズカラー(もっとも、ノーチラスの方はティファニーブルーですが)を打ち出し、大きな話題に。とりわけオイスターパーペチュアルの方はレギュラーモデルであったことも相まって、ロレックスのエントリーモデルとしては破格の実勢相場を記録することとなりました。

その後、他社のターコイズ文字盤モデルも人気急上昇に至り、新たに同から―をリリースするブランドも出てきていますが、オーデマピゲからも美しき一本が発表されることとなりました。

 

なお、2023年新作ロイヤルオークのターコイズは「カラー」ではなく、鉱物としてのターコイズです。そのため文字盤は鉱物らしい風合いを見せていますね。

Ref.15550は新型機より文字盤6時位置のロゴ「AUTOMATIC」がなくなったため、よりターコイズの雰囲気を味わえるデザインと言えますね。タペストリー装飾がないため、特別なロイヤルオークといったイメージも湛えます。

一方で黒く印字されたミニッツトラックやイエローゴールドで縁取られた針・インデックスが、ターコイズカラーととてもよく調和していますね。

 

搭載するムーブメントは、やはり2022年の37mmロイヤルオークの刷新の際に同時発表された自社製Cal.5900。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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薄型設計の自動巻きながら28,800振動/時へとハイビート化されつつ、従来同様の60時間パワーリザーブを堅持しています。

 

国内定価は7,645,000円。

オーデマピゲ自体が大量生産はしていないブランドであることに加えて、上質なターコイズの稀少性を鑑みれば、これまた貴重な2023年新作であることは間違いありません。しかしながら宣材写真で見ても美しいこの文字盤・・・一度は手にしてみたい名品です。

 

 

オーデマピゲ2023年新作⑩ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー ウルトラシン

ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー ウルトラシン 2023年新作

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スペック

外装

型番: 26586TI.OO.1240TI.01
ケースサイズ: 直径41mm×厚さ6.2mm
素材: チタン
文字盤: ブルー

ムーブメント

ムーブメント: Cal.5133
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約40時間

機能

防水: 20m
予価: 要問合せ

2018年、RD#2として、当時世界最薄となる自動巻きパーペチュアルカレンダー搭載ロイヤルオークがオーデマピゲから発表されました。

現在では世界最薄ではありませんが、ケース直径41mm×厚さ6mmというサイズ感を自動巻きパーペチュアルカレンダーで成し遂げた偉業の凄まじさは、今なお変わりません。ロイヤルオークはもともと薄型のラグジュアリースポーツウォッチでしたが、そのアイデンティティをいっそう訴求した名作と言えるでしょう。

2023年、そんな超薄型ロイヤルオークが、フルチタンでラインナップに加わりました!

さらに、スモークブルーダイアルを基調にインダイアルがブラックとなったパンダ仕様で、スポーティーさも強調された逸品に仕上がっております。

ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー ウルトラシン 2023年新作

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チタン外装はしっかりと磨かれており、ロイヤルオークらしい切り立ったエッジとサテン仕上げ&ポリッシュ仕上げのコンビネーションが、いかにも高級機です。オーデマピゲのチタンモデルを見ると、驚かされると思います。本当に、貴金属とも見紛うような美しい輝きを放っているのですから。フルチタンなので、見た目の重厚感とはうらはらに軽量で付け心地の良いスポーツウォッチとしても完成していることでしょう。

搭載するムーブメントはCal.5133。冒頭でCODE11.59 ウルトラコンプリケーション「ユニヴェルセル」をご紹介しましたが、そのパーペチュアルカレンダー機構のベースとなった名作ですね。

ロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー ウルトラシン 2023年新作

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256個ものパーツで構成されているとは思えないほどコンパクトなサイズ感であることに加えて、肉抜きされたセンターローターにはブランドの「AP」のロゴがかたどられているのも、特筆すべき点です。

 

現在、ただでさえロイヤルオークは世界的な品薄で入手困難な腕時計の一つであることはご存知の通りですが、さらに2023年新作のロイヤルオーク パーペチュアルカレンダー ウルトラシンは限定200本生産となっております。一般市場にはなかなか出回らないと予想できますが、一度手にして、その世界観をじっくりと味わってみたいことですね。

 

 

オーデマピゲ2023年新作⑪ロイヤルオーク クロノグラフ 41mm ベゼルサファイヤ

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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スペック

外装

型番: 26240BC.SS.1320BC.01
ケースサイズ: 直径41mm×厚さ12.4mm
素材: ホワイトゴールド
文字盤: ブルー

ムーブメント

ムーブメント: Cal.4401
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約70時間

機能

防水: 50m
予価: 価格要問合せ

ロイヤルオーク 41mmサイズのクロノグラフから、ベゼルにバゲットカット・サファイアをセッティングした、美しく贅沢な2023年新作が登場しております!

ブルー×アイスブルーのパンダ顔とゴージャスなサファイヤが、非常によくマッチングしてますね!オーデマピゲはジェムに関しても一家言持っており、こういったハイジュエリーウォッチからも、見事な職人魂が感じられます。

ちなみにロイヤルオーク クロノグラフは、2021年にリニューアルしました。

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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CODE11.59でもおなじみとなったフライバック式クロノグラフ搭載Cal.4401を採用しており、ラグジュアリーと実用性を両立します。

「価格要問合せ」とのことですが、日本では2023年5月から先行販売されるようです(7月より全世界で販売)。オーデマピゲが厳選した美しきジェムの輝きは、世界中のセレブリティを虜にしていくことでしょう。

 

ちなみに、ロイヤルオーク クロノグラフには38mmモデルも存在しますが、こちらはベゼルダイヤ巻きのモデルが2023年新作としてラインナップされました!

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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ホワイトゴールドまたはピンクゴールドで形成されたロイヤルオーク クロノグラフと大振りのバゲットカットダイヤモンドの、なんと相性の良いことか!

ちなみにブラック文字盤モデル(ホワイトゴールド・ピンクゴールドともに)は世界限定25本生産です。いずれも価格は要問合せとアナウンスされております。

 

さらにロイヤルオークオートマティックやトゥールビヨンモデルでもダイヤ巻きが同時リリース!!!

オーデマピゲ ロイヤルオーク 2023年新作

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なかなか手に入らないことは理解しつつも、見ているだけで楽しい2023年新作群となっております。

 

 

オーデマピゲ2023年新作⑫ロイヤルオーク オフショア 43mm ブラックセラミック×イエローゴールド

オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア 2023年新作

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スペック

外装

型番: 26420CE.OO.A127CR.01
ケースサイズ: 直径43mm×厚さ14.4mm
素材: セラミック×イエローゴールド
文字盤: ブラック

ムーブメント

ムーブメント: Cal.4401
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約70時間

機能

防水: 100m
予価: 7,480,000円

2023年は、ロイヤルオーク オフショア誕生30周年の節目ということも忘れてはなりません!

このアニバーサリーを寿ぐ(ことほぐ)かのように、ブラックセラミック×イエローゴールドがなんとも力強い逸品を、オーデマピゲは新作モデルとして発表しております。

 

ロイヤルオーク オフショアについて簡単に解説を加えると、1993年に追加されたコレクションです。

ロイヤルオークをより力強く、よりスポーティーに仕上げたデザインが特徴で、まだデカ厚が主流ではなかった時計業界において、ケース直径42mmのビッグサイズが大きな話題となりました。この力強さから、海外では「ビースト(野獣)」の愛称でも親しまれています。

ちなみにデザイナーはジェラルド・ジェンタ氏ではなく、エマニュエル・ギュエ氏によるものです。エマニュエル・ギュエ氏はロレックスのチェリーニを手掛けたことでも知られています。

オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

発表当時のインパクトの強さから、賛否両論あったとも聞きますが、現在ではオーデマピゲの定番コレクションの一つとして、多彩なバリエーション展開が行われています。

力強くとにかくスポーティーなデザインに加えて、100m防水という実用性(ロイヤルオーク オフショア ダイバーは300m防水)を湛えつつも、オーデマピゲらしい高級感溢れる仕上げや造形を保っているというのは、非常に稀有なこと。オーデマピゲがクラシックウォッチもモダンなスポーティーウォッチも、全て高級機として昇華してきた歴史を体現している一大コレクションと言えるでしょう。

 

なお、このロイヤルオーク オフショアもまた、2021年にリニューアルを果たしました。

新型ロイヤルオーク オフショアは「クロノグラフ」「ダイバー」ともに新ムーブメントおよびストラップが工具なしで交換可能となるインターチェンジャブルストラップの搭載がアップデートのメインでしたが、「クロノグラフ」は従来の44mm・42mmサイズではなく、新たに43mmモデルが登場しました(44mmはクロノグラフモデルでは生産終了)。

2023年新作のブラックセラミック×イエローゴールドモデルでも、43mmサイズが新作としてまず打ち出されています。

オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

43mmのダイナミックケースもさることながら、文字盤も力強さ溢れるデザインに仕上がります。

ロイヤルオークよりも目の粗いメガタペストリーを備えた従来のロイヤルオーク オフショアを踏襲しており、一方で文字盤外周やインデックス・ロゴ・針をイエローゴールドで縁取ることで、メリハリの効いた印象を与えますね。

さらにセラミックながらケースやベゼルはしっかりと研磨しているところも、オーデマピゲの仕事と言えます。

セラミックは傷に強い一方で、その硬度から加工が難しく、そのため複雑かつ丁寧な研磨・装飾はどのメーカーもできるといった代物ではありません。しかしながらオーデマピゲのこれまでのセラミックモデル同様、新作ロイヤルオーク オフショア 43mmにも高級機らしいポリッシュ仕上げ・ツヤ消し仕上げのコンビネーションがしっかりと施されることとなりました。

ゴールドやプラチナのラグジュアリーなモデルも素晴らしいですが、セラミック素材からもオーデマピゲの時計製造技術の真髄が垣間見えます。

ちなみにベゼルのビスはホワイトゴールド製です。

 

搭載するムーブメントは、CODE11.59でも搭載されている新型フライバック式クロノグラフCal.4401(ちなみに42mmモデルにはCal.4404)です。

オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

当新作ではローターがゴールドではなくブラック基調になっているところもまた、特別感を覚えますね。

さらにインターチェンジャブルストラップが搭載されているので、付属するゴールドステッチのレザーストラップまたはラバーストラップとを気分に合わせて交換できるのが嬉しいところです。

 

国内定価は7,480,000円です。

ちなみに「クロノグラフ」の他、ロイヤルオーク オフショアは「ダイバー」もきわめて魅惑的な一大バリエーションとなっております。

そのため30周年にあたる今年、何らかの新作がまた追加されるのではないか・・・!そんな期待を込めつつ、オーデマピゲからの発表を待ちましょう!

 

 

オーデマピゲ2023年新作⑬ロイヤルオーク オフショア 42mm ブラックセラミック

オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア 2023年新作

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スペック

外装

型番: 26238CE.OO.1300CE.01
ケースサイズ: 直径42mm×厚さ15.3mm
素材: セラミック
文字盤: ブラック

ムーブメント

ムーブメント: Cal.4404
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約70時間

機能

防水: 100m
予価: 要問合せ

もう一つ、ロイヤルオーク オフショア30周年にふさわしい、2023年新作モデルが追加されています!

オールブラックに身をまとった、ケース・ブレスレットのフルセラミックモデルです!ちなみにロイヤルオーク オフショアで、セラミック製ブレスレットを採用するのは初の試みとなります。多彩なバリエーション展開を行ってきたロイヤルオーク オフショアの中でも、ひときわ目を惹く逸品ではないでしょうか。

 

前項でも言及しているように、セラミックはモース硬度9と非常に堅牢であるがゆえ、加工の難しい素材のうちの一つです。

近年では加工技術の発達によってセラミック素材を活用するブランドも多くなってきましたが、それでもオーデマピゲほど美しく丁寧な仕上げをセラミックに施すブランドは稀少です。

オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

セラミックで形成されたオールブラックの外観はアヴァンギャルドな一方で、2021年発表の42mmサイズオフショア Ref.26238ST系がそうであったように、当新作も初代ロイヤルオーク オフショアを再現もしています(ちなみに2018年にも復刻されていますから、いかに当時から完成されたデザインだったかがわかります)。

プチタペストリーがあしらわれた文字盤装飾に、縦目のインダイアル、3時位置のサイクロップレンズ・・・控えめなインデックスや文字盤外周にあしらわれたタキメーターベゼルも、初代意匠を彷彿とさせますね。

オーデマピゲ ロイヤルオーク オフショア クロノグラフ 25721ST.OO.1000ST.09.A

※初期ロイヤルオーク オフショア Ref.25721ST.OO.1000ST.09.A

 

「ビースト」の称号通り、直径42mm×厚さ15.3mmの肉厚なケースは、しかしながらオールブラックゆえにひきしまった印象をも備えます。

セラミックはただカッコイイだけでなく、快適な軽量さをも備えているでしょう(もっとも、ずっしりとした重厚感もロイヤルオーク オフショアの魅力を際立たせるエッセンスですが)。

 

搭載するムーブメントは、他の42mmロイヤルオーク オフショアにも搭載されている、Cal.4404です。

オーデマピゲ ロイヤルオークオフショア 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

こちらもフライバック式クロノグラフとなっており、パワーリザーブ約70時間と併せて、高い実用性と精度を誇ります。

 

定価は日本公式ホームページでは「要問合せ」となっており、限られた顧客に向けて販売されることを伺わせます。

とは言え、オーデマピゲの伝統と技術を一新に受けた2023年新作。これまた一度は実機を絶対に見ておきたい逸品です。

 

 

オーデマピゲ2023年新作⑭ロイヤルオーク オフショア フライングトゥールビヨン クロノグラフ

ロイヤルオーク オフショア 2023年新作

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スペック

外装

型番: 26622CE.OO.D062CA.01
ケースサイズ: 直径43mm×厚さ15.5mm
素材: セラミック
文字盤: スケルトン

ムーブメント

ムーブメント: Cal.2967
駆動方式: 自動巻き
パワーリザーブ: 約65時間

機能

防水: 100m
予価: 要問合せ

2023年、ロイヤルオーク オフショア30周年を飾るもう一本の特別モデルがあります。

それは、フライングトゥールビヨン×フライバッククロノグラフを搭載し、かつブラックセラミック×グリーンのスタイリッシュなカラーリングでデザインされた、特別モデルです。2021年にチタンケースで発売されたコスメティックチェンジとなりますが、2023年新作はまた違った雰囲気ですね。

ロイヤルオーク オフショアはオーデマピゲのコレクションの中でも、ひときわ様々なカラーリングを楽しめるモデルです。

そのため多種多様なバリエーションを抱えていますが、ブラックセラミック×グリーンの色合いと、随所にあしらわれたピンクゴールドが、なんとも贅沢な「ユニークさ」を醸し出しますね。

直径43mm×厚さ15.5mmの力強いケースは、きっと腕元で抜群の存在感を放ってくれることでしょう。他のロイヤルオーク オフショア同様、100m防水と見た目通りの堅牢な外装であることも特筆すべき点です。

ロイヤルオーク オフショア 2023年新作

出典:https://www.audemarspiguet.com/com/ja/home.html

もちろん、さりげなくフライングトゥールビヨンとフライバッククロノグラフを併載させるというオーデマピゲの手法にも舌を巻きます。

搭載するCal.2967は2019年のCODE11.59リリース時にも用いられた名機Cal.2952をベースに改良されましたが、透かし彫りされて陰影をきわだたせる設計や丁寧な仕上げは変わりありません。

2021年発表モデル同様に100本限定生産となっていることもまた、所有欲をくすぐります。

 

 

まとめ

2023年、オーデマピゲから発表された新作モデルをご紹介いたしました!

主要モデルに加えて数々の超絶複雑機構搭載モデル・・・まだ2023年は始まったばかりだと言うのに、時計業界の耳目がオーデマピゲにいっしんに集まりましたね。

なお、オーデマピゲは近年、シーズン問わずに新作や特別モデルを発表する傾向にあります。そのため、まだまだ隠し玉を持っているかもしれません。引き続き、オーデマピゲの動向を追っていきたいと思います!

当記事の監修者

新美貴之(にいみ たかゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長

1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年



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