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新生・ブライトリング待望の2018年新作が、バーゼルワールドに先駆けて発表されました!

ロレックスやパテックフィリップと並んで長く独立起業であったブライトリングが、2017年に買収された衝撃はまだ記憶に新しいですね。

ブライトリングのこれからが詰まった渾身の2018年新作をご紹介いたします!

ブライトリング 2018年新作 ナビタイマー8
出典:https://ja-jp.facebook.com/Breitling/

 

目次

ブライトリング2018年新作ナビタイマー

「時計ではない、計器である」
この経営哲学をもとに、どんな過酷な環境下でもその機能を存分に発揮させる、高品質・高機能がウリのブライトリング。

とりわけコックピットのフライトコンピューターをそのまま時計におさめたナビタイマーシリーズは、ブライトリングには欠かせないフラグシップコレクションです。

新生ブライトリングが真っ先に出した2018年新作がナビタイマー5種モデルであったことは、当然と言えるかもしれません。

 

ブライトリング2018年新作

ナビタイマー8 B01

 

ブライトリング 2018年新作 ナビタイマー8

出典:https://ja-jp.facebook.com/Breitling/

 

商品名:ナビタイマー8 B01
ムーブメント:自社製自動巻きクロノグラフ01、パワーリザーブ約70時間
素材:ステンレススチールまたは18kレッドゴールド
文字盤:ステンレスモデルはブラックまたはブルー、ゴールドモデルはブロンズ
ケース:直径43mm、100m防水
発売予定:2018年5月~6月頃

 

え!
ナビタイマーのデザインアイデンティティでもあった航空用回転計算尺がなくなってる!!

この賛否両論ありそうな新作は、ナビタイマー8と銘打った新コレクションです。
ちなみにこの8―フランス語でHUIT―は1938年に設立されたHUIT Aviation部門にちなみます。

軍民両用のパイロットウォッチを製造するための部署で、それらのほとんどが8日間ものロングパワーリザーブを有していました。
まさに「時計ではなく計器」だったのです。

そんなブライトリングの理念やクラシカルなデザイン性、そして当時のオンボードクロノグラフなどに通ずる高い技術力に敬意を表した新コレクションがナビタイマー8。

デザインは一新されたものの、実は非常にブライトリングらしい一本だったのですね。

 

ブライトリング 2018年新作 ナビタイマー8

出典:https://ja-jp.facebook.com/Breitling/

ちなみに買収後に新CEOとなったジョージ・カーン氏はカルティエやパネライなどを率いるリシュモングループの同じく傘下にあるIWCにて、14年にわたりトップを務めました。現在の国際市場で戦えるIWCの礎を築いた立役者。
就任時若干36歳だったといいます。

そんなカーン氏が率いる新生ブライトリングのナビタイマー8、男くささが一掃され、エレガントでスタイリッシュなデザインとなりました。

 

 

43mmとやや大きめのケースにおさまるマットなダイアルに、これまでナビタイマーの象徴でもあった航空用回転計算尺はありません。
また、翼ロゴ、針のお尻のBもなく、すっきりとした印象に。

インダイアルはホワイトで、いわゆる逆パンダフェイス。
チュードルのクロノタイムやオーデマピゲのロイヤルオークオフショアでも見られる、最近の流行りを取り入れています。

7連ブレスも3連ブレスとなり、あくまでシンプルさを追求しているのでしょうか。

 

ブライトリング ナビタイマー8 2018年新作

出典:https://ja-jp.facebook.com/Breitling/

ムーブメントは自社製キャリバー01。
ナビタイマーやクロノマットなどブライトリングの王道モデルの他、2017年にはチュードルのブラックベイクロノグラフ(Ref.79350)に搭載されたCal.MT5813のベースにもなった傑作機です。

このムーブメントは垂直クラッチを使った自動巻きクロノグラフで、パワーリザーブ約70時間。
そして全てのブライトリングウォッチに通じますが、COSC認定と高精度・高性能が特徴となっています。

 

 

ブライトリング2018年新作
ナビタイマー8 クロノグラフ

ナビタイマー8 ブライトリング 2018年新作

出典:https://ja-jp.facebook.com/Breitling/

 

商品名:ナビタイマー8 クロノグラフ
ムーブメント:自動巻きクロノグラフキャリバー13、パワーリザーブ約42時間
素材:ステンレススチールまたはブラックスティール(DLCコーティング)
文字盤:ブラックまたはブルー
ケース:直径43mm、100m防水
発売予定:2018年5月~6月頃

 

2018年新作ナビタイマー8から、もう一つクロノグラフモデルが発表されています。
こちらはムーブメントにETA7750をベースにしたキャリバー13が搭載されており、今回の新シリーズの廉価版という立ち位置でしょうか。

まだ予価は出ていませんが、素材とムーブメントを見ると大体50万円前後になるのではないかと思います。

 

ブライトリング 2018年新作 ナビタイマー8

出典:https://www.instagram.com/breitling/?hl=ja

デザインもB01とは全く様相を異にしており、縦目クロノでパンダにはなりませんでした。

しかしすっきりとしたためより視認性が上がったこと、またブルーダイアルだとサンレイ仕上げが施してあり、より高級感が醸し出されたことなどから、こちらも賛否が分かれそうです。

 

 

 

ブライトリング2018年新作
ナビタイマー8 ユニタイム

ブライトリング 2018年新作 ナビタイマー

出典:https://www.instagram.com/georgeskern/?hl=ja

商品名:ナビタイマー8 ユニタイム
ムーブメント:自社製自動巻きキャリバーB35、パワーリザーブ約70時間
素材:ステンレススチール
文字盤:ブラックまたはシルバー
ケース:直径43mm、100m防水
発売予定:2018年9月~10月頃

 

往年の名作・ユニタイムがここにきて蘇ってきました!
1950~1960年代に一世を風靡したヴィンテージのうちの一つで、考え抜かれたデザイン性と高い精度、操作性を有するワールドタイム機構が特徴です。

2013年、同ラインのユニタイムがトランスオーシャンから復活していますが、この度ナビタイマーでも復活しました。
ナビタイマーの持つ計器のような堅牢性、高い機能にワールドタイムが付与され、かっこいいだけでなく「視認性が低い」と言われがちだったトランスオーシャン ユニタイムのウィークポイントを見事克服しています。

ムーブメントは自社製キャリバーB35、ブライトリングが特許を取得したワールドタイム機構を搭載します。
この機構というのは世界中を旅行する人々のために開発されたもので、よくあるタイプだと固定された都市名入りリングを針を使って読み取る方法。

ブライトリングが開発したワールドタイムでは、12時位置の都市名を基準にセンターの時分針も動いてくれ、基準にしたホームタイムの時刻表示に切り替わってくれるという非常に画期的なもの。

しかもこの操作は、リューズ一つで簡単にできてしまうのです。

もともとこの機構はクロノグラフ搭載キャリバーB05から採用されていましたが、B35は3針のためよりスリムに、ボリュームを抑えなくてはなりません。

そのため、ツインバレル式をとり、70時間ものパワーリザーブを備えながらコンパクト化に成功しているという、ブライトリングの最先端技術が駆使されたものでもあります。

今回の2018年新作では、これまでのユニタイムにあったダイアル上の世界地図をなくし、インデックスもアラビア数字に変えました。
かわりに6時位置に日付窓が加わります。

また、現行のユニタイムキャリバーB35搭載機より1mmボリュームが少なくなります。

今回の新作はこれまでのブライトリングの印象を大きく変えるものではありますが、実用性や視認性がより向上しており、ジョージ・カーン流の「ブライトリングらしさ」がよく出ているのではないでしょうか。

 

 

ブライトリング2018年新作
ナビタイマー8 オートマティック

ブライトリング 2018年新作 ナビタイマー8

出典:https://www.instagram.com/breitling/?hl=ja

 

商品名:ナビタイマー8 オートマティック
ムーブメント:自動巻きキャリバー17、パワーリザーブ約40時間
素材:ステンレススチールまたはブラックスティール(DLCコーティング)
文字盤:ブラックまたはブルー
ケース:直径41mm、100m防水
発売予定:2018年5月~6月頃

 

ナビタイマーでは初となる、3針+デイトのみのシンプルモデルが登場しました!
ブライトリングはスポーティーすぎるモデルが多いため、ビジネスシーンにも問題なく着けられるデザイン・サイズ感は魅力です。

また、今回の2018年新作ナビタイマー8全てのモデルに共通するベゼルフォルムが、ただのシンプルでは終わらない高いデザイン性を獲得しています。
ブルーダイアルだとサンレイ仕上げを十分に楽しめるのも嬉しいですね。

搭載するムーブメントはETA2824がベースになったキャリバー17、スーパーオーシャンシリーズやアベンジャーなどで採用されるCOSC認定機です。

 

 

 

 

ブライトリング2018年新作
ナビタイマー8 デイ&デイト

 

商品名:ナビタイマー8 デイ&デイト
ムーブメント:自動巻きキャリバー45、パワーリザーブ約40時間
素材:ステンレススチールまたはブラックスティール(DLCコーティング)
文字盤:ブラックまたはブルー
ケース:直径41mm、100m防水
発売予定:2018年9月~10月頃

 

もう一つ、これまでにないシンプルナビタイマーが発表されました。
3針に曜日と日付が付されたモデルです。

ナビタイマー特有の武骨さはもはや面影もなく、外周をはしるミニッツサークル、アラビア数字、デイデイト窓が調和し端正な面持ちを見せます。

搭載するムーブメントはETA2834をベースにしたキャリバー45。
もちろんCOSC認定です。

 

 

まとめ

まさに「新生」という言葉がぴったりな2018年新作ナビタイマーでしたね。

ナビタイマーの従来の雰囲気から一新し、汎用性高い見た目となったこと。
一発目の新作発表は中国は上海で行われたことなど、ジョージ・カーン氏のマーケティング力もまた感じられる一幕でした。

とは言うものの、まだバーゼルワールド2018を控えています。
スーパーオーシャンはどうなるのか、クロノマットは?

今後も2018年新作情報を随時更新していきたいと思います!

※発売予定、予価等は2018年2月現在の情報で、予告なく変更となる可能性がございます。

 

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