「ロレックスのデイトナを選ぶ際のポイントは?」
「アンティークから現行品まで、どんな種類があるか知りたい……」
デイトナは、ロレックスの中でも圧倒的な人気を誇るフラッグシップモデルです。
ただ、その種類は多岐に渡るだけに、何がどう違うのかよくわからない人も多いのではないでしょうか。
デイトナを選ぶ際は、素材や文字盤、ブレスレットやムーブメントの違いに目を向けることが大切です。
それらは見た目や使用感を左右するのはもちろん、希少性や資産価値にも関わる要素だからです。
この記事では、そんなデイトナの種類をテーマ別に整理し、それぞれの特徴や魅力をわかりやすく解説します。
主な現行モデルの価格相場もまとめているので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN
1963年に誕生したデイトナはロレックスを象徴するコレクションの1つで、モータースポーツと深いつながりがあることでも知られています。
搭載するタキメーターベゼルとクロノグラフ機能は、本来カーレースでの計時を目的としたもの。
レース時計としての機能性と操作性を持ちながら、カジュアルにもフォーマルにも対応できる優れたデザインが魅力です。
1990年代に巻き起こったロレックスブーム以降、デイトナの人気は加速する一方。
ステンレスモデルを中心に正規店での購入は困難を極め、手に入れるために何年も店舗へ通い続けるファンが続出しているほどです。
そんなデイトナの希少性と需要の高さは、定価と市場価格の差を比較すれば一目瞭然です。
現行モデルも異常なほどの人気ぶりですが、アンティークやヴィンテージの個体はさらに希少価値が高く、近年特に注目を集めています。
中でも「ポール・ニューマンモデル」と称されるRef.6239が、2017年にフィリップスのオークションにて約20.3億円で落札されたことは世界に衝撃を与えました。
デイトナはその機能、デザイン、希少性の全てにおいて時計業界を代表するアイコンにふさわしく、今後もその価値は上がり続けると予想されます。
デイトナを選ぶ上で、まずポイントとなるのが文字盤のカラーです。
定番のホワイトやブラックだけでなく、アイスブルーやメテオライトといったレアな文字盤も人気を集めています。
極少量しか製造されないカラーもあり、色によって市場価値が異なるのも特徴です。
この項目では代表的なカラーをピックアップし、それぞれの個性や魅力に迫っていきます。
アイスブルーは、ロレックスにおいて特別な意味を持つ文字盤です。
この色が採用されているのはデイトナ、デイデイト、チェリーニ、1908のプラチナ製モデルに限られており、ステンレスやゴールドのモデルでは一切見ることができません。
デイトナでは2013年に登場したRef.116506が初のアイスブルー文字盤で、その氷のように澄んだ色合いとまばゆい輝きを放つプラチナ素材の組み合わせが、当時大きな話題を呼びました。
また、あのキムタクが愛用することで一般層にも知られ、瞬く間にプレミアモデルとしての地位を確立しました。
アイスブルーのデイトナは、Ref.116506の他に現行モデルのRef.126506、中東限定で展開されたRef.116576TBRなどがあります。
いずれも極めて希少性が高く、ロレックスにおける最高級モデルの1つとして世界中の時計ファンを魅了しています。
型番:116506
素材: プラチナ / PT
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN
ホワイト文字盤は、初期の手巻きモデルから現行の自動巻きモデルまで、デイトナのさまざまなリファレンスで採用されている定番カラー。
中でも代表的なのが、2000年から2016年まで製造されたRef.116520です。
Ref.116520はロレックス初の完全自社製クロノグラフムーブメント(Cal.4130)を搭載し、シンプルなステンレス素材の名品としてロングセラーを記録。
その後継機として2016年に登場したRef.116500LNも、セラクロムベゼルの高級感とホワイト文字盤にブラックのインダイヤルをあしらったいわゆる「パンダダイヤル」が注目を集め、爆発的な人気を獲得しました。
そして2023年には現行モデルのRef.126500LNがリリースされ、基本デザインを踏襲しながらムーブメントは最新のCal.4131を搭載するなど、スペック面が刷新されています。
スポーティ且つドレッシーなホワイト文字盤は、幅広い服装やシーンに調和しやすく、初めてデイトナを手にする人にもぴったりな選択肢です。
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm×厚さ12.5mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.4130
文字盤:ホワイト
パワーリザーブ:約72時間
防水性:100m
型番:126500LN
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN
ホワイトと並ぶデイトナの定番カラーとして、いつの時代も支持されているのがブラック文字盤です。
Ref.116520、Ref.116500LN、Ref.126500LNをはじめ、歴代のステンレスモデルには必ずブラック文字盤が存在します。
ゴールドやロレゾール(ゴールドとステンレスのコンビ)など、プレシャスメタルのモデルにも多く採用されており、選択肢が豊富なのも魅力。
どんな服装にも合わせやすく、身に着けるだけでコーディネート全体を引き締めてくれるのも、ブラック文字盤を選ぶメリットの1つです。
ホワイトの軽快さとは対照的に、ブラックはクロノグラフとしての機能美を強調し、デイトナ本来のツールウォッチ的な側面をより明確に打ち出しています。
この上なく普遍的で汎用性の高いブラック文字盤は、年齢を重ねても肌身離さず身に着けられる良き相棒になるでしょう。
素材:ステンレススティール
ケースサイズ:直径40mm×厚さ12.5mm
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:Cal.4130
文字盤:ブラック
パワーリザーブ:約72時間
防水性:100m
型番:126500LN
素材: ステンレススティール / SS
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
コーポレートカラーのグリーン文字盤こそ「至高」と捉えるロレックスファンは少なくありません。
デイトナのグリーン文字盤には2016年に登場したRef.116508があり、このモデルはサンレイ仕上げのグリーンと18Kイエローゴールドの組み合わせが、所有する喜びを最大限に満たしてくれる1本です。
著名なミュージシャンのジョン・メイヤーが愛用することで「John Mayer Watch」と呼ばれ、そのカラーリングから「クリスマスダイヤル」と称されることも。
しかし、このモデルは2023年に生産終了となり、市場ではプレミア価格が定着。
惜しむ声が高まる中、2025年に後継機のRef.126508で待望のグリーン文字盤が復活し、現在は市場への投入が待たれるところです。
Ref.126508は最新ムーブメントのCal.4131を搭載し、インダイヤルにもゴールドが採用されるなど、中身も見た目もよりグレードアップした感があります。
視覚的なインパクトと高い資産価値を併せ持つ、ラグジュアリースポーツウォッチの中でもひときわ華やかな1本です。
型番:116508
素材: イエローゴールド / YG
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
型番:116509
素材: ホワイトゴールド / WG
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
ロレックスのブルー文字盤は、発色や仕上げに精緻な調整が加えられており、モデルごとに異なるニュアンスを持っているのが特徴です。
中でも、光の角度によって微妙に表情を変えるデイトナのブルー文字盤は、他のカラーにはない上品さを携えています。
代表的なモデルとして知られるのが、2004年に登場したRef.116509です。
サンレイ仕上げのダイヤルにレッドのアクセントを配した精悍なデザインは、スポーティ且つ都会的な雰囲気を漂わせ、ホワイトゴールドのケースとも相性抜群。
現行のRef.126509でもブルー文字盤は継続されており、ホワイトゴールドの澄んだ輝きと手にした際の重量感によって、異次元の高級感を味わうことができます。
デイトナのブルー文字盤は、アンティークやヴィンテージを含めても意外と種類が少ないため、他人と被らない1本を探しているこだわり派にもおすすめのカラーといえるでしょう。
型番:116519LN
素材: ホワイトゴールド / WG
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
スチール文字盤は、その名の通り金属の地肌を活かした無垢の質感が特徴で、ホワイトゴールド製のデイトナにクールで洗練された印象をもたらします。
光の反射でグレーにもシルバーにも見える、奥行きのある色調も魅力の1つ。
穏やかなトーンが自然と腕に馴染み、年齢や服装を問わず使いやすいのもポイントです。
現行のラインナップにはRef.126509(フル金無垢)やRef.126519LN(オイスターフレックス仕様)、Ref.126539TBR(ダイヤモンド×オイスターフレックス仕様)があり、仕様や装飾の違いで選ぶことができます。
派手さを抑えつつも高級感を漂わせるこの色は、選択肢の多さも含めて、実用的且つ汎用性の高いダイヤルといえるでしょう。
ロレックス コスモグラフ デイトナ 126503 ゴールデン
ゴールデン文字盤は、イエローゴールド製のケースやベゼルと相まって、デイトナの中でもひときわ存在感を放つバリエーションです。
単なる金色ではなく、光の加減でシャンパンゴールドからブロンズ調まで変化する豊かな色味を特徴としています。
代表的なモデルは、現行のRef.126508(フル金無垢)やRef.126503(ロレゾール)など。
特にRef.126508は、ケースからブレスレットまで全てがイエローゴールドで構成された「これぞ金無垢デイトナ」といわんばかりの豪華な1本です。
所有すること自体が一種のステータスであり、ラグジュアリーの極みともいえるでしょう。
クラシックな雰囲気も感じられるゴールデン文字盤は、年齢を重ねた大人にこそよく似合うカラー。
人生の歩みと共に味わいが深まっていくような、そんな時間さえも楽しみに感じられるでしょう。
型番:126503
素材: ステンレススティール / SS × イエローゴールド / YG
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
型番:116509
素材: ホワイトゴールド/WG
ケースサイズ:直径 40.0mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き/Self-Winding
ターコイズ文字盤は、その鮮やかな発色が目を惹く個性的なバリエーションとして、近年特に注目を集めています。
ロレックスの高い発色技術によって生まれる独特のブルーは、腕元に爽やかさと上質さをもたらします。
このカラーを採用した最新モデルが、2025年に登場したRef.126518LNです。
イエローゴールドのケースにブラックのセラクロムベゼル、オイスターフレックスブレスレットを組み合わせ、そこにターコイズブルーのラッカーダイヤルをあしらった1本。
ブラックインダイヤルとのコントラストも美しく、スポーツウォッチとしての力強さとラグジュアリー感を見事に両立させています。
また、2000年に登場したデイトナビーチにも文字盤に天然ターコイズを使用したモデルが存在し、現在はコレクターズアイテムとして1千万円を超える価格で流通しています。
ターコイズ文字盤のデイトナは、その希少性と美しさから今後さらに人気が高まりそうです。
型番:116515LN
素材: エバーローズゴールド / ERG
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
チョコレート文字盤は濃密なブラウンの色調が印象的で、エバーローズゴールド製ケースとの相性も抜群なカラーです。
サンレイ仕上げのダイヤルは光の加減で表情を変え、時に優しく、時に妖艶に輝くことで見る者の心を奪います。
現行モデルでは、フル金無垢のRef.126505と同素材×オイスターフレックスのRef.126515LNに採用されており、ブラックインダイヤルとの組み合わせが視認性と高級感の絶妙なバランスを実現。
また、先代にあたるRef.116505やRef.116515LNにもチョコレート文字盤が存在し、中古市場では現在も根強い人気を誇っています。
華やかさと渋みを併せ持つチョコレート文字盤は、年齢を問わず身に着けやすく、長く寄り添える1本として多くのロレックスファンに選ばれています。
ロレックス コスモグラフ デイトナ 116518LN METEO
メテオライトは、地球外から飛来した鉄隕石を素材とする、デイトナの中でもひときわ異彩を放つ文字盤です。
銀白色の地肌に浮かび上がるのは「ウィドマンシュテッテン構造」と呼ばれる結晶模様で、その柄はふたつとして同じものが存在せず、まさに唯一無二の美しさを宿しています。
現行モデルでは、ホワイトゴールド製のRef.126519LN、イエローゴールド製のRef.126518LN、エバーローズゴールド製のRef.126515LNに採用されており、いずれもセラクロムベゼルとオイスターフレックスブレスレットを備えたスポーティでモダンな佇まいが魅力。
また、Ref.116508やRef.116509など、旧モデルからレアなメテオライト文字盤を見つけることも可能です。
天然素材ならではの自然な風合いが、デイトナの屈強なオイスターケースに独自の気品を添えています。
無機質でありながら生命力を感じさせるこのダイヤルは、眺めるたびに新しい表情を見せ、所有する喜びを静かに深めてくれるでしょう。
型番:116518LN METEO
素材: イエローゴールド / YG
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
型番:126505
素材: エバーローズゴールド / ERG
ケースサイズ:直径 40mm (リューズ含まず)
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
ピンクゴールド文字盤は、華やかさと柔らかさを兼ね備えた色合いで、エバーローズゴールドとの調和が美しいカラーバリエーションです。
現行のデイトナでは、Ref.126505(フル金無垢)やRef.126515LN(オイスターフレックス仕様)などに採用されており、ケースと文字盤のトーンが絶妙に溶け合うことで優美且つ洗練された印象を生み出しています。
正式には「サンダスト」と呼ばれるこの文字盤は、派手すぎず肌馴染みがいいのもポイント。
また、Ref.116505、Ref.116505A、Ref.116515LNなどの旧モデルにもピンクゴールド文字盤の系譜があり、現在も根強い人気を誇っています。
素材と色彩が織りなす統一感が魅力のこの文字盤は、本物の品格を求める大人にこそぴったりな選択肢といえるでしょう。
型番:116523NG
素材: ステンレススティール / SS × イエローゴールド / YG
読み込んでいます…
駆動方式: 自動巻き / Self-Winding
マザーオブパール(MOP)は、天然の貝を薄く加工した虹彩のあるダイヤルで、デイトナの中でもとりわけ装飾性の高いバリエーションです。
主に白蝶貝が使用されており、光の角度によって虹色のような輝きを見せる繊細な美しさが魅力です。
この文字盤は、ダイヤモンドインデックスや宝飾ベゼルとの組み合わせにより、腕元に華やぎと気品をもたらします。
現行ではRef.126589RBRとRef.126579RBR、旧モデルではRef.116503NG、Ref.116509NG、Ref.116523NGなどに採用されており、いずれもラグジュアリー層を中心に支持を集めています。
全て個体差がある天然素材ゆえに、他人と絶対に被らないのもマザーオブパールを選ぶ理由になるでしょう。
そのオンリーワンの輝きによって、デイトナにさらなる特別感をプラスしてくれる文字盤です。
型番:116506
素材: プラチナ/PT
ケースサイズ:直径 40.0mm (リューズ含まず)
読み込んでいます…
ダイヤモンドやサファイアなどをあしらった宝飾系の文字盤は、デイトナの中でもラグジュアリー性を極めた特別なバリエーションです。
インデックスやベゼル、モデルによってはダイヤル全面にまで装飾が施され、その華やかさと存在感は圧倒的。
時計も宝飾品も好きな人にとって、これ以上ない選択肢です。
現行品には、ダイヤインデックスのRef.126508とRef.126503、ダイヤインデックス×ダイヤベゼルのRef.126595TBRとRef.126538TBRがあります。
かつてはヒョウ柄のRef.116598SACOが、その大胆なデザインによって注目を浴びたこともありました。
これらは、いわば成功者だけが手にできるステータスシンボルとしての側面が強く、時計という枠を超えた所有価値を備えています。
ロレックスのシークレットモデルとは、公式に発表されることなく、特定の市場や顧客向けに極少量だけ製造・流通する超レアアイテムのこと。
カタログには掲載されないため、その存在を知るのは一部のコレクターや富裕層のみに限られています。
例えば、2023年に登場したRef.126599TRU(WG×ルビー×ダイヤ)やRef.126598TRU(YG×パヴェダイヤ×ルビー)は、その華やかさと宝飾技術の粋を集めた1本として注目されました。
また、中東市場限定のRef.116506やRef.116576TBRは、アイスブルー文字盤にアラビックインデックスを備えるなど、通常モデルとは一線を画すディティールがセレブたちを虜にしています。
どれも中古市場にすら滅多に出回ることのない、まさに語られずして輝く「シークレット」と呼ぶにふさわしい逸品ばかりです。
ケースやブレスレットに用いられる素材も、デイトナを語るうえで欠かせない要素です。
実用性に優れたステンレスから、華やかな印象を放つゴールド系、さらには最高峰のプラチナまで、そのバリエーションは多岐に渡ります。
素材によってデザインや価格だけでなく、流通量やリセールバリューも大きく異なります。
この項目では、デイトナに採用されている6素材の特徴と魅力を詳しく解説していきます。
ロレックス コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN
ステンレススチールは、デイトナのみならず高級時計全般において最もスタンダード且つ人気の高い素材です。
ロレックスで採用されているのは、耐食性と強度に優れた904Lスチール(ロレックスではオイスタースチールと呼称)で、過酷な環境下でもその美しさと信頼性を保つよう設計されています。
ステンレスモデルは日常使いに適しており、フォーマルからカジュアルまで幅広いスタイルに自然と馴染む点が、多くのユーザーに支持される理由の1つです。
セラクロムベゼルを搭載する現行のRef.126500LNがその代表格で、ホワイト・ブラックどちらの文字盤も、市場では定価の約2倍で取引されるなど圧倒的な人気を誇ります。
そんなデイトナのステンレススチールは、機能性と資産性を兼ね備えたまさに万能な素材といえるでしょう。
ロレゾールは、ロレックスが独自に名付けたコンビ仕様の呼称で、デイトナにはイエローゴールドとステンレススチールを組み合わせたコンビモデルが存在します。
コンビはかつて「おじさんの時計」というイメージを持たれがちでしたが、近年は「大人の品格を上げる時計」として積極的に選ぶ人が目立ちます。
代表的なモデルは現行のRef.126503で、18Kイエローゴールドをベゼルとブレスレットの中央リンク、リューズとプッシュボタンにもバランス良く配した上品な仕上がりが魅力です。
所有する満足感は十分に得られ、それでいてフル金無垢より価格が大幅に抑えられる点もうれしいところです。
イエローゴールドの輝きを楽しみながら、普段使いのしやすさも求めるユーザーにとっては、ベストな選択肢といえるでしょう。
イエローゴールドは歴代のデイトジャストやデイデイトなどにも用いられる、ロレックスを代表する伝統的な素材です。
デイトナのイエローゴールドも、金無垢ならではの重厚感と華やかさを備えるバリエーションとして、常に安定した人気を誇っています。
ロレックスは18Kイエローゴールドを自社の鋳造工房で製造しており、純金にシルバー、銅、プラチナ、パラジウムを独自の比率で加えることで、美しい色合いと優れた耐久性を実現。
酸化や退色にも強く、長年にわたってその輝きを保ちます。
現行のRef.126508も、ケースやブレスレットをはじめ外装部品にこの18Kイエローゴールドを惜しみなく使用しています。
文字盤はブラック、ホワイト、ゴールデン、ブライトグリーンなどから選択でき、素材の美しさを引き立てる配色が魅力です。
堂々たる佇まいと資産価値を併せ持つイエローゴールドのデイトナは、まさに「金無垢の王道」と呼ぶにふさわしい存在です。
落ち着いた輝きと重量感を備えるホワイトゴールドは、デイトナにおける上品で控えめなバリエーションです。
一見ステンレスのようですが、手に取ると明らかに違う重厚感があり、その瞬間からじわじわと興奮が湧き上がるのを感じられるでしょう。
ロレックスは、この18Kホワイトゴールドも自社の鋳造工房で製造。
シルバー、銅、プラチナ、パラジウムの分量を変えることで、色味や硬度、耐久性を最適化しています。
その結果として生まれる柔らかな白さと美しい艶は、この素材でしか味わえない独特の輝きを放ちます。
代表的なモデルはブライトブルー、ブライトブラック、スチールの各文字盤が揃う現行のRef.126509で、どのカラーを選んでもクールで洗練された表情を楽しめるでしょう
過度な主張を避けつつ、さりげない品格を求める人にこそぴったりな素材です。
エバーローズゴールドは、ロレックスが2005年に発表した独自配合の18Kピンクゴールド。
温かみのある色合いと、高い耐久性を兼備する革新的な素材です。
一般的なピンクゴールドに比べて酸化や変色に強く、長期間に渡りその艶やかな輝きを保ちます。
赤みを抑えた深みのあるローズカラーは肌馴染みが良く、気品と華やかさを同時に演出します。
デイトナでは、金無垢仕様のRef.126505や、オイスターフレックス仕様のRef.126515LNなどに採用され、ブライトチョコレート、サンダスト、メテオライトといった個性的な文字盤との組み合わせも魅力の1つです。
ゴールド素材の中でもひときわ大人の雰囲気を漂わせ、角度によって変わるその光沢は、つい見惚れてしまうほどの美しさを備えています。
クラシックな美意識と現代的な感性が融合したエバーローズゴールドは、男性だけでなく女性からの人気も高い素材です。
プラチナは、ロレックスにおいて最上位に位置づけられる素材であり、デイトナの中でもとりわけ希少性と特別感の高いバリエーションです。
一般的な金属よりも比重が大きく、手に取った瞬間にズッシリとくる重みが格の違いを直感的に物語ります。
ロレックスが採用する950プラチナは、純度と硬度を高次元で両立させた自社精製の特殊合金で、精緻な加工や磨き上げには極めて高い技術を要するのが特徴。
ケースやブレスレットなど外観に惜しみなく使用されるプラチナは、落ち着きのある白い輝きを放ち、着用する者に最上の至福を味わわせてくれます。
代表的なモデルは、アイスブルー文字盤がクールな雰囲気を漂わせる現行のRef.126506。
アイスブルーはプラチナモデルのみに許された専用色であり、格式の高さを視覚的にも象徴しています。
控えめで奥行きのある輝きと圧倒的な重厚感を持つプラチナのデイトナは、世界中のロレックスファンが憧れる幻のようなタイムピースです。
ブレスレットの仕様も、見た目の印象や着け心地に大きく影響を与える大事なポイントです。
デイトナには重厚感あるメタルブレスレットの「オイスター」と、カジュアルなスタイルにも合わせやすいラバーストラップの「オイスターフレックス」が用意されており、それぞれ異なる魅力を持っています。
この項目では、各ブレスレットの構造や特徴を比較しながらわかりやすく解説します。
画像引用:ロレックス公式サイト
オイスターブレスレットは、ロレックスのプロフェッショナルモデルを中心に広く採用されている3連リンク構造のメタルブレスレットで、デイトナでもスタンダードな仕様とされています。
頑丈さと快適さを両立した設計で、何十年と使用してもへたらない堅牢性を備えています。
中央リンクには鏡面仕上げが施されており、両サイドのサテン仕上げとのコントラストがブレスレット全体に上質な立体感をもたらしています。
素材はステンレススチール、ゴールド、ロレゾール、プラチナなど多彩で、ケース素材との統一感も見事です。
さらに、クラスプはイージーリンク機構の搭載により、工具を使わず約5mmの長さ調整が可能で、気温差や手首のむくみによる変化にも柔軟に対応します。
フォーマルからカジュアルまで幅広く対応するオイスターブレスレットは、まさにデイトナの完成度を支える重要なディティールです。
画像引用:ロレックス公式サイト
オイスターフレックスは、ロレックスが独自に開発した高性能ラバーストラップで、スポーツ性能とラグジュアリー感を高次元で融合させた革新的なブレスレットです。
芯材にチタン・ニッケル合金製の金属フレームを用い、それを高耐久のエラストマーで覆ったハイブリッド構造が特徴で、しなやかな装着感と優れた耐久性を兼備しています。
さらに、ストラップの内側には「クッションシステム」と呼ばれる弾性パッドを備え、肌との接触面を減らすことで快適なフィット感と通気性を確保。
長時間の着用でもストレスを感じさせません。
このブレスレットはゴールド素材のデイトナに採用されており、Ref.126515LN(エバーローズゴールド)やRef.126518LN(イエローゴールド)などが代表的なモデルです。
ゴールドケースの重厚感に軽快で柔軟なオイスターフレックスが組み合わさることで、華やかさと実用性を同時に楽しむことが可能。
現代のスポーツエレガンスを体現する、唯一無二のブレスレットといえるでしょう。
時計マニアや機械好きほど、強いこだわりを持つのがムーブメントです。
デイトナは初期の手巻きクロノグラフから始まり、ゼニス製ベースの自動巻きを経て、ロレックス自社製キャリバーへと進化を遂げてきました。
それぞれのムーブメントには固有の特徴があり、性能面や設計思想に時代ごとの変遷が色濃く反映されています。
この項目ではデイトナに搭載される歴代ムーブメントを新しい順に紹介し、その特徴や違いを整理していきます。
画像引用:ロレックス公式サイト
Cal.4131は、ロレックスが2023年に発表した最新世代の自社製クロノグラフムーブメントで、デイトナ誕生60周年を機に登場しました。
前世代のCal.4130をベースに、精度、耐久性、意匠性の全てを高水準で再構築した進化型キャリバーです。
最大の進化は、クロナジー脱進機の採用によりエネルギー効率と耐磁性能が大きく向上した点にあります。
ローター機構も改良され、巻き上げ効率がさらに最適化。
美観にも徹底的にこだわり、再設計されたブリッジには繊細な面取り加工が施され、立体感と高級感が際立つ仕上がりとなっています。
約72時間のパワーリザーブを誇り、さらにCOSC認定に加え、ロレックス独自の高精度基準(日差プラスマイナス2秒以内)も満たしています。
搭載モデルはRef.126500LNやRef.126506など現行のデイトナに限られており、まさにロレックスの最新技術が凝縮されたフラッグシップムーブメントです。
Cal.4130は、2000年に誕生したロレックス初の完全自社開発クロノグラフムーブメントで、デイトナの技術史において重要な転換点となったキャリバーです。
それまで採用されていたゼニス製ベースのCal.4030に代わり、設計・製造の全工程をロレックスが手がけることで、精度、信頼性、整備性の大幅な向上が図られました。
構造面での革新も目覚ましく、クロノグラフ機構の最適化により部品点数を約60%も削減。
垂直クラッチとコラムホイールの組み合わせにより、滑らかな操作感と高い耐久性を両立しています。
さらに、テンプには耐磁性と耐衝撃性に優れるパラクロム・ヒゲゼンマイを採用。
COSC認定に加え、約72時間のパワーリザーブと安定した精度で高い信頼性を誇ります。
Ref.116520やRef.116500LNをはじめとする歴代モデルに搭載されており、デイトナの人気を決定づけた名キャリバーとして今なお高く評価されています。
Cal.4030は、1988年に登場したデイトナ初の自動巻きクロノグラフムーブメントです。
ゼニスの傑作「エル・プリメロ(El Primero)」をベースに、ロレックスが約200か所に及ぶ改良を加えたことで誕生し、近代デイトナの礎を築きました。
振動数は毎時36,000から28,800に変更され、パーツの半数以上もロレックスの自社製に置き換えられています。
脱進機やテンプ、ヒゲゼンマイなどの主要構成も再設計され、耐久性、整備性、精度のいずれも飛躍的に向上しています。
さらに約52時間のパワーリザーブを備えるなど、その性能は現代の機械式時計と比較しても全く遜色ありません。
搭載モデルはステンレスのRef.16520、イエローゴールドのRef.16528、ロレゾールのRef.16523など。
Cal.4030は、それまで一部のマニア層にとどまっていたデイトナを一躍人気モデルへと押し上げた、歴史的に意義のあるムーブメントです。
Cal.727は、1960年代中頃から1980年代後半にかけて製造された、ロレックス最後の手巻き式クロノグラフムーブメントです。
バルジュー製Cal.72をベースに、振動数を18,000振動から21,600振動へと引き上げるなど、ロレックス独自の改良を施すことで、精度と信頼性が飛躍的に向上しました。
クロノグラフ機構には伝統的なコラムホイールを採用し、確かな操作性と滑らかな作動感を両立。
脱進機やテンプといった中核パーツも独自設計に置き換えられ、約50時間のパワーリザーブを備えるなど、整備性と実用性の両面で優れた完成度を誇ります。
搭載モデルにはRef.6263やRef.6265などがあり、いずれもヴィンテージのデイトナを象徴する名機として揺るぎない地位を確立しています。
Cal.727は、ロレックスが進化の末に辿り着いた手巻きクロノグラフの完成形であり、その存在は今なお多くの愛好家を惹きつけてやみません。
Cal.722-1は、1960年代前半から中頃にかけて製造された手巻きクロノグラフムーブメント。
バルジュー製Cal.72をベースに、ロレックス独自の改良が施されています。
前世代のCal.72Bを受け継ぎつつ、後のCal.727へとつながる重要な中間機としてデイトナの発展に大きく貢献しました。
構造はコラムホイール式クロノグラフで、優れた操作性と信頼性を両立。
振動数は毎時18,000振動、パワーリザーブは約50時間で、ムーブメントの仕上げや調整はロレックス独自の高い基準で行われています。
搭載モデルは、初期のデイトナにあたるRef.6239やRef.6241など。
Cal.722-1は、ロレックスのクロノグラフにおける技術的進化を力強く支え、後の名機たちへと確かな道筋をつけた比類なきムーブメントです。
Cal.72Bは、1960年代前半から中頃にかけてロレックスがクロノグラフモデルに搭載していた、後のデイトナ誕生へとつながる基礎を築いたムーブメントです。
バルジュー製Cal.72をベースに、ロレックス独自の調整と仕上げを加えることで、高い精度と信頼性を確保。
毎時18,000振動のコラムホイール式クロノグラフを採用し、約50時間のパワーリザーブに加え、滑らかな作動性と堅牢な構造を特徴としています。
ロレックスの基準に沿ってチューニングされたCal.72Bは機械としての完成度だけでなく、丁寧な面取りが生み出す造形美でも高く評価されています。
「プレ・デイトナ」と呼ばれるクロノグラフ(Ref.6238)の他に、初期のデイトナ(Ref.6239とRef.6241)にも搭載されていました。
Cal.72Bは輝かしい歴史を誇るデイトナの原点として、未だに多くの愛好家の記憶に深く刻まれている名機です。
デイトナの奥深さを知るなら、アンティークやヴィンテージのモデルをチェックしてみましょう。
現行モデルとは異なる手巻きムーブメントやプラスチック風防、クラシカルなケースサイズなど、味わい深いディティールが時計マニアを惹きつけています。
中でも1960年~70年代に製造された名機の数々は、コレクター市場でも別格の扱いを受けており、希少価値も年々高まる一方です。
この項目では、デイトナの「原点」または「最高傑作」と呼ばれる初期のモデルについて、その魅力を明らかにしていきます。
1960年代後半から70年代前半にかけて登場したRef.6263とRef.6265は、手巻き式デイトナの完成形と評される名機です。
搭載ムーブメントはバルジュー社製Cal.72をロレックスが独自改良したCal.727で、毎時21,600振動、パワーリザーブ約50時間という当時としては高水準の性能を備えていました。
Ref.6263はブラックのプラスチック製ベゼルを、Ref.6265は金属製のタキメーターベゼルを搭載し、デザイン上の個性も際立ちます。
スクリューロック式プッシャーの導入により防水性能はそれまでの30mから50mに向上し、実用性も飛躍的に高まりました。
ダイヤルのバリエーションも多く、ポール・ニューマン仕様や逆パンダなど特に希少な個体はオークション市場で高額取引が続いています。
現行デイトナの礎を築いたこの2本は、まさに「手巻きの最高傑作」と呼ぶにふさわしい逸品です。
デイトナの歴史は、1963年に誕生したRef.6239から始まります。
初めて「コスモグラフ デイトナ」の名を冠したこのモデルは、ロレックスがクロノグラフの新境地を切り拓いた歴史的名品として今も語り継がれています。
搭載ムーブメントは、バルジュー社のCal.72をベースに改良を加えた手巻きのCal.72B。
毎時18,000振動、約50時間のパワーリザーブを備えています。
金属製のベゼルにはタキメーターが刻まれ、インダイヤルとの反転配色は「逆パンダ」の原型ともいえるデザインです。
後継機にあたるRef.6241は、プラスチック製のブラックベゼルを備え、よりスポーティで引き締まった表情をしています。
どちらのモデルにも「ポール・ニューマン」や「エキゾチックダイヤル」と呼ばれる個体が存在し、それらは今や数千万円で取引されることも。
ロレックスファンであれば誰もが憧れを抱く、デイトナの原点にしてアンティークロレックスの頂点ともいえる2本です。
デイトナをはじめロレックスの腕時計は、近年たびたび定価が改定されており、それに伴い二次流通市場における実勢価格も上昇を続けています。
価格はモデルや販売時期によって大きく変動するため、購入を検討する際は最新の相場を欠かさずチェックしましょう。
以下は、主な現行モデルの2025年時点における定価、新品実勢価格、中古相場を一覧にしたものです。
型番 | 素材 | 文字盤 | 定価(税込) | 新品実勢価格 | 中古相場 |
---|---|---|---|---|---|
126500LN | ステンレススチール | ブラック | 2,349,600円 | 約430万円 | 430万円前後 |
126500LN | ステンレススチール | ホワイト | 2,349,600円 | 約500万円 | 500万円前後 |
126515LN | エバーローズゴールド | ブライトブラック | 5,770,600円 | 約670万円 | 660万円前後 |
126518LN | イエローゴールド | シャンパン | 5,491,200円 | 約840万円 | 630万円前後 |
126519LN | ホワイトゴールド | スチール | 5,770,600円 | 約770万円 | 720万円前後 |
126505 | エバーローズゴールド | ブライトブラック | 7,623,000円 | 約840万円 | 820万円前後 |
126509 | ホワイトゴールド | スチール | 7,623,000円 | 約820万円 | 790万円前後 |
126508 | イエローゴールド | ホワイト | 7,108,200円 | 約800万円 | 800万円前後 |
126503 | ステンレススティール×イエローゴールド | ブラック | 3,267,000円 | 約400万円 | 380万円前後 |
126506 | プラチナ | アイスブルー | 11,651,200円 | 約1,800万円 | 1,800万円前後 |
126506A | プラチナ | アイスブルー | 12,584,000円 | 約1,960万円 | 1,960万円前後 |
126529LN | ホワイトゴールド | ブライトブラック&ホワイト | 7,407,400円 | 約3,460万円 | 3,080万円前後 |
126503 | ステンレススティール×イエローゴールド | シャンパン | 3,267,000円 | 約400万円 | 380万円前後 |
126503 | ステンレススティール×イエローゴールド | ホワイト | 3,267,000円 | 約400万円 | 380万円前後 |
126518LN | イエローゴールド、オイスターフレックス | ブラック | 5,491,200円 | 約690万円 | 690万円前後 |
126508 | イエローゴールド | ブラック/シャンパンカラー | 7,108,200円 | 約800万円 | 800万円前後 |
126519LN | ホワイトゴールド、オイスターフレックス | スチール&ブライトブラック | 5,770,600円 | 約770万円 | 720万円前後 |
126509 | ホワイトゴールド | ブライトブラック&スチール | 7,623,000円 | 約790万円 | 730万円前後 |
126515LN | エバーローズゴールド、オイスターフレックス | サンダスト&ブライトブラック | 5,770,600円 | 約710万円 | 710万円前後 |
126505 | エバーローズゴールド | ブライトブラック&サンダスト | 7,623,000円 | 約840万円 | 820万円前後 |
金無垢素材は全て500万円を超えるなど、デイトナの定価はどれも非常に高額です。
にもかかわらず、どのモデルにもプレミア価格がついているのは、デイトナの人気と希少性をシンプルに表しています。
ステンレスモデルは特に人気で、正規店ではずっと以前から入手困難が続いてることからも一段とプレ値率が高めです。
一方、プレシャスメタルのモデルは生産数が限られているため、その希少性が相場を支える要因になっています。
加えて、デイトナは中古の価格がほとんど下がらないのも注目すべきところです。
数あるロレックスのコレクションの中でも、資産価値の高さは群を抜いています。
ロレックスのデイトナは、その圧倒的な人気と希少性により、時計好きであれば誰もが憧れる存在です。
ただ、一口にデイトナといっても、素材や文字盤、ブレスレットやムーブメントの種類までそのバリエーションは多岐に渡ります。
そのため、デイトナを選ぶ際は、自分の好みや長期的な資産価値を十分に考慮することが大切です。
中には定価よりも100万円以上高いプレミア価格のモデルもありますが、今後さらに相場が高騰する可能性は十分に考えられます。
ぜひこの記事を手がかりに、お気に入りの1本を選んでみてはいかがでしょうか。
当記事の監修者
池田裕之(いけだ ひろゆき)
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン 課長
39歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年