loading
Now Loading...

ロレックスを超える美しさ。世界の“最高級腕時計ブランド”7選

美しい 時計
「ロレックスの次は、もっと美しい時計を手にしたい」
「ステータス性だけでなく、身に着けて心から満足できる美しい腕時計を知りたい」

年齢を重ね、役職につき、重要なビジネスの場が増えてくる40~50代。

すでにロレックスを所有しているけれど、そろそろ次の一本を考えたい。
どうせなら、より高いステータスとともに、眺めているだけで魅了されるような美しい時計を選びたい――。

そんな更なるステージを目指す男性にこそ知ってほしいのが、ロレックスを超える最高級腕時計ブランドです。

芸術品のように美しく、かつビジネスシーンでも映える時計は、大人の男性の装いを格上げしてくれます。

この記事では40~50代のビジネスマンにおすすめの「美しい高級腕時計ブランド7選」を、GINZA RASINスタッフ監修のもとご紹介。

世界5大時計ブランドについても解説しますので、美しい時計を探している方はぜひ参考にしてください。

文字盤が美しい時計5選

パテックフィリップ カラトラバ

時計の美しさを語る上で、文字盤ほど重要な位置を占める要素は他にありません。

最高級時計ブランドの中でも特に文字盤が美しいモデルといえば、以下の5本があげられます。

  • パテックフィリップ アクアノート ラージ 5165A-001
  • オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.09
  • ヴァシュロンコンスタンタン フィフティーシックス オートマティック 4600E/000A-B487
  • ランゲ&ゾーネ ランゲ1 ムーンフェイズ 192.029(LS1923AG)
  • ブレゲ マリーン ラージデイト 5817ST/12/5V8

どれもそれぞれのブランドが培ってきた歴史や哲学を反映しており、仕上げの妙や独創的なデザインが文字盤の隅々にまで宿っています。

色彩や質感、レイアウトといった表現はまさに時計の個性を決定づけ、所有する喜びを一層深めてくれるでしょう。

パテックフィリップ アクアノート ラージ 5165A-001

アクアノート ラージ 5165A-001の文字盤に広がる格子状のエンボス模様は、同コレクションならではの個性を雄弁に物語っています。

幾何学的に刻まれた模様は光を受けるたびに濃淡を変え、平面的なダークトーンに奥行きと立体感をもたらしています。

その意匠はしばしば地球儀の経緯線を想起させ、旅や冒険といったアクアノートの世界観とも見事に調和しているようです。

パテックフィリップ 
アクアノート 5165A-001

ホワイトゴールド製の針や植字インデックスには夜光が塗布され、実用性と高級感を両立。

また、ケースや針、インデックスにはポリッシュとサテン仕上げが巧みに使い分けられており、全体の視覚的なコントラストを際立たせています。

スポーティかつ端正に仕上げられた文字盤は、まさにパテックフィリップらしいエレガンスを体現した傑作といえるでしょう。

オーデマピゲ ロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.09

カーキグリーン文字盤のロイヤルオーク オートマティック 15510ST.OO.1320ST.09は、スポーツウォッチらしい力強さと洗練された雰囲気を兼ね備えています。

深みのある色合いは光の加減で微妙に表情を変え、都会的な落ち着きを漂わせながらも、確かな個性を主張します。

ダイヤル全体にはロイヤルオークの象徴であるグランドタペストリー模様が広がり、微細な凹凸が光を複雑に反射。

幾何学的な規則性とカーキグリーンならではの温かみが響き合い、視覚的な奥行きを一層際立たせています。

オーデマピゲ 
ロイヤルオーク オートマティック 
15510ST.OO.1320ST.09

ホワイトゴールド製の針とインデックスは端正に輝き、蓄光処理を施すことで高い実用性も確保。

ステンレススチール製のケースやブレスレットとも美しく調和し、全体に統一感と現代的な迫力を与えています。

自然を思わせるグリーンと精緻なタペストリー装飾が融合したこのモデルは、他人と被らないモデルを求める層にもうってつけの選択肢です。

ヴァシュロンコンスタンタン フィフティーシックス オートマティック 4600E/000A-B487

フィフティーシックス オートマティック 4600E/000A-B487の文字盤は、中央のオパーリン仕上げと外周のサンバースト仕上げが織りなすペトロールブルーのダブルフィニッシュが印象的です。

質感のコントラストが光を受けるたびに色調の濃淡を生み、穏やかな艶と奥行きを引き立てます。

ヴァシュロンコンスタンタン フィフティーシックス オートマティック Ref : 4600E/000A-B487

インデックスとバトン型針はともに18Kゴールド製で、クラシカルな雰囲気を漂わせつつも視認性に優れています。

さらに、バーインデックスと時分針にはブルーのスーパールミノヴァが施されており、上質さと実用性を見事に両立。

3時位置の日付表示は機能的でありながら、レイルウェイのセンターサークルと調和することでデザイン性にも配慮されています。

伝統的な意匠を採用しながら、モダンな感性で仕上げられたこのタイムピースは、世界三大時計の一角をなすヴァシュロンコンスタンタンの製品でありながら、比較的買いやすい価格設定も見逃せないところです。

ランゲ&ゾーネ ランゲ1 ムーンフェイズ 192.029(LS1923AG)

ランゲ1 ムーンフェイズ 192.029は、ホワイトゴールドケースにブラックの無垢シルバーダイヤルを合わせたモデル。

銀をベースに黒を重ねたこのダイヤルは、素材由来のしっとりとした艶が発色に奥行きを与え、静かな気品を生み出しています。

オフセンターの時分表示、1時位置のアウトサイズデイト、5時位置のムーンフェイズなど、独自の配置が機能と美の均衡を鮮やかに際立たせています。

ムーンフェイズは、スモールセコンド内でデイ/ナイト表示と一体化。

背景の天空ディスクが24時間で移ろい、その前景を月が横切る構成により機能と詩情が同じ面で響き合います。

アウトサイズデイトは、同社でも最大級のサイズで視認性は抜群。

3時位置の表示が示す約72時間のパワーリザーブと呼応し、実用性を確かな説得力で支えます。

精密な機構と端正なデザインが溶け合うこの文字盤こそ、ランゲ1の本質といえるでしょう。

ブレゲ マリーン ラージデイト 5817ST/12/5V8

マリーン ラージデイト 5817ST/12/5V8のダイヤル中央を飾る波紋ギョーシェは、エンジンターンによるブレゲならではの意匠。

海のうねりを抽象化したパターンが、このモデルの個性を端的に表しています。

微細な凹凸は光を受けるたびに陰影を変え、シルバーの地に豊かな奥行きを与えているよう。

外周の段付きチャプターリングとローマ数字が規律あるリズムを生み、中央の波紋と心地よい対比を形成しています。

ブレゲ マリーン ラージデイト 5817ST/12/5V8

6時位置のラージデイトは視線を引き付け、判読性を高める実用の要。

ブレゲ針と外周のドットには夜光塗料が施されており、暗所でも確かな視認性を確保します。

コインエッジのケースバンドと美しいポリッシュ仕上げが、ダイヤルの表情をより一層引き立てています。

ギョーシェ美とスポーティな性能を掛け合わせることで静かな品格と実用性を共存させた、まさに最高級時計ブランドに君臨するブレゲの魅力が詰まった1本です。

ムーブメントが美しい時計

ヴァシュロンコンスタンタン43038

時計の価値は、外観や性能の善し悪しだけでは語りきれません。

ケースに潜むムーブメントの仕上げにこそ、ブランドの卓越した技術と美意識が宿るものです。

最高級時計ブランドの中でも特にムーブメントが美しいモデルといえば、以下の3本があげられます。

  • パテックフィリップ ノーチラス プチコンプリケーション 5712/1A-001
  • ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ オートマティック 4600V/200A-B980
  • ランゲ&ゾーネ サクソニア 216.026/LS2163AJ

では、具体的にこれらのどこがどのように美しいのか、引き続き詳しく解説していきます。

パテックフィリップ ノーチラス プチコンプリケーション 5712/1A-001

パテックフィリップ 
ノーチラス プチコンプリケーション Ref:5712/1A-001

ノーチラスでムーブメントの美を堪能するなら、Cal.240 PS IRM C LUを搭載する5712/1A-001は見逃せないでしょう。

22Kゴールド製マイクロローターが、ブリッジと同一面に収まることで輪列や香箱までの見通しが良いのがポイント。

横方向に整えられたコート・ド・ジュネーブや地板のきめ細かなペルラージュといった装飾と、均整の取れたアングラージュ(面取り)の質感が際立っています。

パテックフィリップ ノーチラス プチコンプリケーション Ref:5712/1A-001

ローターに施されたカラトラバ十字の彫金はサテンと鏡面のコントラストが明瞭で、薄型ケースの軽やかさとも響き合う仕立て。

文字盤側はパワーリザーブ、ポインターデイト+ムーンフェイズ、スモールセコンドをアシンメトリーに配することで独特の表情を形成し、裏側では抜けのよい開放感の中で仕上げの美しさを存分に堪能できます。

複数機能を盛り込みながらも文字盤のデザインはエレガントで、さらに語れるムーブメント美まで備えた本機は、ノーチラスの中でも特に人気のあるモデルです。

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ オートマティック 4600V/200A-B980

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ オートマティック 4600V/200A-B980

オーヴァーシーズ オートマティック 4600V/200A-B980は34.5mm径の小ぶりなモデルで、シースルーバックからはCal.1088/1の精緻な動きを堪能できます。

Cal.1088/1は4Hzの振動数と約40時間のパワーリザーブを備える自動巻き式ムーブメントながら、その厚さはわずか3.83mm。

22Kゴールド製ローターにはコンパスローズのモチーフが刻まれ、サテンとポリッシュを切り替えた仕上げが光を受けて豊かな表情を見せてくれます。

さらに、ブリッジにはコート・ド・ジュネーブ、地板には繊細なペルラージュ、エッジにはアングラージュによる丹念な磨き上げが施されるなど、伝統的な装飾技法の妙を随所に味わうこともできます。

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ オートマティック 4600V/200A-B980

これらは単なる美観にとどまらず、ジュネーブ・シールの認定によってその品質が保証されている点も特筆すべきところ。

スポーツウォッチでありながら、裏蓋からはオートオルロジュリーの精緻な仕上げを味わえる点が、このモデルの大きな魅力です。

ランゲ&ゾーネ サクソニア 216.026/LS2163AJ

ランゲ&ゾーネ サクソニア 216.026/LS2163AJ

サクソニア 216.026は37mm径のホワイトゴールド製ケースに、手巻き式のCal.L941.1 を搭載した端正なドレスウォッチ。

シースルーバックからは、グラスヒュッテ伝統の仕上げが凝縮された造形美を思う存分鑑賞できます。

3/4プレートにはグラスヒュッテ・ストライプが施され、地板には細やかなペルラージュが広がります。

受け石はゴールドシャトンに収められ、固定用のネジは色鮮やかなブルースチール仕上げ。

さらに、テンプ受けには手彫りのエングレービングが施され、1つとして同じ模様が存在しません。

ランゲ&ゾーネ サクソニア 216.026/LS2163AJ

手巻き式ならではの薄型設計により輪列の見通しも良く、香箱からテンプに至るまでの動きが生き生きと映し出されます。

「サクソニア」の名はブランド発祥の地ザクセンに由来し、その伝統と精神を体現しています。

本機はまさにサクソニアの名を冠するにふさわしい、ドイツ時計ならではの堅牢さと工芸的な美しさが調和した正統なタイムピースといえるでしょう。

知っておきたい。世界5大時計ブランドとは?

パテックフィリップ
世界5大時計ブランドをご存知でしょうか?

日本ではロレックスやオメガ、タグホイヤーの知名度が高く、高級腕時計と言えばこの3ブランドを思い浮かべる方が多いかもしれません。

しかし世界的に見るとロレックスやオメガ以上に評価されているトップ5が存在します。

歴史・品質・ステータスどれをとってもまぎれもない時計界の頂点。

それは、パテックフィリップ・オーデマピゲ・ヴァシュロンコンスタンタン、加えてブレゲ・ランゲ&ゾーネです。

特にパテックフィリップ・オーデマピゲ・ヴァシュロンコンスタンタンの3ブランドは世界3大時計ブランドとも称され、時計ファンの憧れとして君臨しています。
世界5大ブランド

ロレックスやオメガ、タグホイヤーといった定番ブランドのクオリティーは年々上がっており、機能性は随一です。しかし、世界5大ブランドの時計には機械式時計の歴史とストーリー、そしてロマンが詰まっています。

時計をより芸術的に見せる技術にも長けており、他のブランドでは味わえない贅沢な魅力を堪能することができます。

ちなみにブレゲとランゲ&ゾーネが世界3大ブランドに入らなかった理由ですが、ブレゲは企業の買収が多かったこと、ランゲ&ゾーネは第二次世界大戦の影響による休眠期間が長かったことと言われています。両ブランドとも素晴らしいブランドであるのは間違いありませんが、休眠期間のないパテックフィリップ・オーデマピゲ・ヴァシュロンコンスタンタンに対して「歴史」の重さで少し差がついてしまったのかもしれません
 
なお、この項目では五大時計ブランドの他にも2つの高名な時計メーカーをご紹介しております。

時計製造の歴史を体現した、ロマン溢れる美しい時計たちをぜひお楽しみ下さい。

世界の最高級腕時計ブランド7選① パテックフィリップ

パテックフィリップ

パテックフィリップは1839年にスイス・ジュネーブで創業し、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンと並んで「世界三大時計ブランド」に数えられる名門中の名門です。

常に「世界最高の時計を製造する」という理念を掲げ、複雑機構や独創的なデザインを世に送り出してきました。

代表作として、シンプルで普遍的な美を体現するカラトラバ、スポーティかつ洗練されたデザインで高い人気を誇るノーチラス、そして数々の特許技術を凝縮したグランド コンプリケーションのコレクションがあげられます。

それぞれが異なる魅力を備えつつ、歴史に残る傑作として高く評価されています。

パテックフィリップの真価は、歴史やステータス性だけにとどまりません。

すべての時計を永久的に修理・メンテナンスする体制を整えており、一生モノという言葉が最もふさわしいブランドの1つです。

ほぼすべての製造工程を自社で手がけているため、年間生産数は6万本程度に限られていていますが、その希少性ゆえに価値が下がりにくく、資産性も非常に高いことで知られています。

新品はもちろん、中古市場でも数百万円から1,000万円を超える価格帯が当たり前であり、リセールバリューの高さでも他のブランドを圧倒しています。

その比類なき存在感は、世界最高の時計ブランドと称されるにふさわしいものです。

世界の最高級腕時計ブランド7選② オーデマピゲ

オーデマピゲ

オーデマピゲは1875年、スイス・ジュウ渓谷のル・ブラッシュにてジュール=ルイ・オーデマとエドワール=オーギュスト・ピゲによって創業されました。

以来、一度も家族経営を絶やすことなく受け継がれてきた、希少な独立系マニュファクチュールです。

ブランドを象徴するのは、1972年に誕生したロイヤルオーク。

八角形ベゼルとビス留めを備えた大胆なデザインは、それまでの高級時計の常識を覆し、ステンレススチール製スポーツウォッチをラグジュアリーの領域へと押し上げました。

その後も ロイヤルオーク オフショアやコード11.59 バイ オーデマ ピゲといったコレクションを通じ、革新を重ねています。

さらに、ミニッツリピーターやパーペチュアルカレンダー、トゥールビヨンなど複雑機構の分野でも長い伝統を築き、卓越した技術力と独自のデザイン性を示してきました。

大量生産を行わず少数精鋭の製造を貫くことで希少性が高く、資産価値も揺るぎません。

伝統と革新を体現するオーデマピゲは、まさに世界最高級時計ブランドと称されるにふさわしい輝きを放っています。

世界の最高級腕時計ブランド7選③ ヴァシュロンコンスタンタン

ヴァシュロンコンスタンタン

ヴァシュロンコンスタンタンは1755年、スイス・ジュネーブでジャン=マルク・ヴァシュロンによって創業された、現存する世界最古のマニュファクチュールです。

創業以来一度も途切れることなく時計製造を続けており、その歴史と伝統は他の追随を許しません。

とりわけ複雑機構の分野では卓越した技術を誇り、永久カレンダーやミニッツリピーター、トゥールビヨンなど、名だたる名機を世に送り出してきました。

2015年には57もの複雑機構を搭載した、懐中時計のリファレンス57260を発表。

同作は「史上最も複雑な時計」と称されるなど、時計史にその名を深く刻んでいます。

また、仕上げや装飾においても一切の妥協がなく、多くのモデルがジュネーブ・シールを取得。

ブリッジのコート・ド・ジュネーブや地板のペルラージュ、手彫りの彫金に至るまで、最高水準の職人技が息づいています。

代表作にはスポーティなオーヴァーシーズ、伝統的なパトリモニー、シンプルから複雑なモデルまで幅広いラインナップが揃うトラディショナルなどがあり、それら名品の数々は世界中の時計ファンを魅了し続けて止みません。

その歴史と功績は、世界最高峰の時計ブランドとしての矜持を雄弁に映し出しています。

世界の最高級腕時計ブランド7選④ ランゲ&ゾーネ

ランゲ1

ランゲ&ゾーネは1845年、フェルディナント・アドルフ・ランゲによってドイツ・グラスヒュッテで創業されたブランドです。

第二次世界大戦後に一度その歴史を閉じましたが、1990年の再興を経て復活を遂げ、今や世界三大時計ブランドと並び称される存在となっています。

ドイツ時計ならではの特徴は、堅牢さと精緻さを兼ね備えたムーブメントに表れています。

3/4プレート構造やゴールドシャトンに収められたルビー、青焼きネジ、そして一つひとつ職人の手で彫られるテンプ受けのエングレービングは、同社の代名詞ともいえる要素。

裏蓋から覗くその光景は、芸術性と機械美が見事に調和しています。

代表作には、非対称レイアウトがアイコニックなランゲ1、クロノグラフの最高峰と称されるダトグラフ、そして端正な佇まいのサクソニアなどがあり、いずれもドイツ高級時計の頂点を象徴する名コレクションです。

受け継がれてきた伝統と磨き抜かれた技術は、世界最高級時計ブランドにふさわしい威光を今日に伝えています。

世界の最高級腕時計ブランド7選⑤ ブレゲ

ブレゲ トラディション 7057BR・G9・9W6

ブレゲは1775年、時計師のアブラアン=ルイ・ブレゲによってパリで創業されました。

同氏は「時計の歴史を200年早めた」と評されるほどの天才で、トゥールビヨンの発明をはじめ、永久カレンダーやミニッツリピーターの改良など数々の革新を成し遂げました。

さらに、ブレゲ針やブレゲ数字といった独自の意匠を確立し、時計美学の礎を築いた人物としても知られています。

その創造力は王侯貴族や偉人たちをも魅了し、マリー・アントワネットやナポレオン、チャーチルらがブレゲの時計を愛用したとの逸話は有名。

中でもマリー・アントワネットの懐中時計は、伝説的存在として今なお時計史に燦然と輝いています。

現在もスイス・ヴァレ・ド・ジュウに拠点を構え、伝統的なギョーシェ彫りやブルースチール針、コインエッジ装飾など創業者の美意識を継承。

マリーンをはじめ、クラシックやタイプ XXといった多彩なコレクションを通じて、歴史と革新を融合させた作品を世に送り出しています。

250年にも渡り積み重ねられた発明と美意識の結晶は、ブレゲを世界最高級時計ブランドの象徴として揺るぎない存在にしています。

世界の最高級腕時計ブランド7選⑥ ブランパン

フィフティ ファゾムス

1735年にジャン=ジャック・ブランパンによってスイス・ヴィルレで創業されたブランパンは、現存する最古の時計ブランドといわれています。

以来、機械式時計の伝統を一貫して守り続けてきました。

ブランドを象徴するのは、1953年に誕生したダイバーズウォッチの金字塔として名高いフィフティ ファゾムス。

フランス海軍特殊部隊の要請に応えて開発され、後のISO規格にも影響を与えたこのモデルは、今日に至るまでプロフェッショナル・ダイバーズの代名詞であり続けています。

一方、クラシカルなヴィルレ コレクションでは、ギョーシェ装飾やエナメル文字盤といった伝統技法を駆使し、優雅な美を体現。

複雑機構の分野でも傑出しており、世界最小のミニッツリピーターや超薄型トゥールビヨンなど、数々の記録的作品を世に送り出してきました。

さらに、ブランパンは「機械式時計しかつくらない」という哲学を掲げ、クォーツ式を一切手がけていません。

その姿勢は伝統と職人技を守り抜くブランド精神を象徴しており、約300年に渡り積み重ねてきた歴史と革新の結晶が、ブランパンを世界最高級時計ブランドの1つとして揺るぎない地位へと導いているのです。

世界の最高級腕時計ブランド7選⑦ ロジェデュブイ

ロジェデュブイ エクスカリバー45

ロジェデュブイは1995年、時計師ロジェ・デュブイと実業家のカルロス・ディアスによって、スイス・ジュネーブで創業された新鋭ブランドです。

わずか数十年の歩みにもかかわらず、革新的なデザインと高度な技術力を武器に、瞬く間にハイエンド市場の注目を集めました。

最大の特徴は、大胆な造形美と複雑機構を融合させた独創性にあります。

スケルトンダイヤルを駆使するエクスカリバー コレクションでは、立体的な星型ブリッジや多層構造を取り入れ、現代的な機械美を鮮烈に表現。

ダブルフライングトゥールビヨンやミニッツリピーターなどの高度な機構を搭載しながら、そのすべてにおいてジュネーブ・シールを取得してきた点は特筆すべき成果です。

また、モータースポーツの精神を取り入れたエクスカリバー スパイダーでは、ランボルギーニやピレリとのパートナーシップに基づくデザイン、カーボンやF1タイヤを活用した素材などを採用。

従来の高級時計が持つクラシックな美学を超え、スーパースポーツの世界観を腕時計に落とし込んでいます。

圧倒的な個性と卓越した技術を併せ持つロジェデュブイは、まさに世界最高級時計ブランドの新たな旗手といえるでしょう。

まとめ

時計は文字盤の表情に魅せられることもあれば、裏蓋から覗くムーブメントの精緻な仕上げに心を奪われることもあります。

そして、長い歴史と伝統を受け継ぐ最高級ブランドは、その両面を高次元で実現し、所有する喜びをより深いものにしてくれます。

今回ご紹介したモデルやブランドは、いずれも普遍的な魅力と確かな価値を備えた選択肢ばかりです。

移ろう流行に惑わされず、自らのライフスタイルに響く1本を選ぶことこそ、時計選びの真髄といえるでしょう。

ぜひ本記事を手がかりに、自信を持って身に着けられる理想の相棒を探してみてください。

当記事の監修者

新美貴之(にいみ たかゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長

1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年


WEBマガジンのブログ一覧


Watches and Wonders Geneva 2026

GINZA RASIN公式Youtubeチャンネル

買取専門WEBマガジン
販売サイトへ
買取サイトへ

中央通り店
メンテナンスガイド
腕時計入門ガイド

STORE INFORMATION店舗情報

  • 銀座中央通り店(ロレックス専門店)

    銀座中央通り店(ロレックス専門店)

    [住所]

    〒104-0061
    東京都中央区銀座8-9-17 KDX銀座8丁目ビル1~2F

    [電話番号]

    03-6252-3500

    [営業時間]

    11:00~19:30(年中無休・臨時休業あり)

  • 銀座本店

    銀座本店

    [住所]

    〒104-0061
    東京都中央区銀座8-7-11ソワレド 銀座第2弥生ビル1F

    [電話番号]

    03-6252-1515

    [営業時間]

    11:00~19:30(年中無休・臨時休業あり)

  • 新宿店

    新宿店

    [住所]

    〒160-0022
    東京都新宿区新宿3-28-13 中島ビル1F

    [電話番号]

    03-6626-5025

    [営業時間]

    11:00~19:30(年中無休・臨時休業あり)

  • 大阪心斎橋店

    大阪心斎橋店

    [住所]

    〒542-0086
    大阪府大阪市中央区西心斎橋2-4-2 難波日興ビル1F

    [電話番号]

    06-6211-1355

    [営業時間]

    11:00~19:30(年中無休・臨時休業あり)

  • 買取専用サロン

    買取専用サロン

    [住所]

    〒104-0061
    東京都中央区銀座8-9-17 KDX銀座8丁目ビル3F

    [電話番号]

    03-6252-3181

    [営業時間]

    11:00~19:30(年中無休・臨時休業あり)

ページトップへ