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今、欲しいブランド腕時計って何ですか?

抜群の知名度を誇るロレックスやオメガ、最高級ブランドであるパテックフィリップオーデマピゲ、ムーブメントに定評のあるジャガールクルトやゼニス、ジュエラーであるハリーウィンストンカルティエ、ファッショナブルなフランクミュラーやウブロ・・・・。

ブランド腕時計が欲しいと思ってWEBサイトを見ても、沢山の腕時計があると、どれを買ったら良いかわからないですよね。

そこで今回は腕時計業界勤務9年目の私が個人的に選んだ、「これは欲しい!」と心から思った腕時計を3本ご紹介いたします。

当店で取り扱うブランド数は約100。モデル数は数えきれないほどございます。私が選んだこの3本があなたの時計選びの一助となれば幸いです。

私が選んだ、本当に欲しい腕時計BEST3とは??

 

私が心から欲しい腕時計 第3位 ブレゲ マリーンII ラージデイト

ブレゲ マリーンⅡ

まず最初にご紹介するのはブレゲ マリーンII ラージデイト

私が最初にこの時計を見たのは入社して3か月くらい経ったころ。当時は時計の知識がほとんどなく、高級腕時計の何が良いのか分からない状態でしたが、初心者目線ながら、一目見たときに「かっこいい!」と強く思ったのを今でもはっきり覚えています。正確に言うと「かっこいい」というより「上品」という印象の方が強かったでしょうか。

それまでロレックスやオメガ、カルティエなどメジャーブランドの腕時計を見たことはあったのですが、ブレゲはロレックスのカッコ良さとは違い、カルティエのラグジュアリーさとも違う、独特の「高貴さ」を持っており、それにとても心を惹かれました。

毎朝時計を店頭に陳列する際、率先してブレゲのショーケースを担当し、この美しいフォルムに見入っていました。この時は入荷後数日で完売してしまい、その姿を見れなくなったことがとても残念に感じたことを覚えています。

ブレゲは生産本数が少なく入荷が難しいブランドですので、腕時計専門店でもそれほど多くの在庫は持ち合わせていません。現に私はブレゲの時計を20本も30本も店頭に並べているお店を見たことがありません。

欲しいと思っている方は見つけた時が”買い”だと思います。悩んでいるうちにほかの方に購入されてしまうと、また見つけるのに長い時間がかかってしまいます。特に状態の良い個体は即完売しますので素早い判断が求められます。

ブレゲ マリーン
www.breguet.com

マリーンIIは「ギョーシェ彫りダイアル」「コインエッジ」などブレゲの伝統的なデザインを継承しつつも、現代にマッチしたテイストを取り入れた美しい仕上がりとなっていることが魅力の時計です。まさに伝統と革新を兼ね備えた1本といえるでしょう。

例えば、ギョーシェ彫り。マリーンIIに施されているのは波模様の「ヴァーク」と呼ばれるギョーシェ彫りです。

このヴァークは海の波の動きを「光と影」によって表現した装飾で、通常のギョーシェに比べ都会的で艶やかな印象を与えます。特にブラックダイヤルとヴァークの組み合わせは美しいの一言です。

 

ブレゲ マリーンII 側面 ブレゲ マリーンⅡ

側面には伝統的なコインエッジ装飾。ラグはやや角ばったスポーティーなデザインです。

また、ケースは直径 39mm程度と日本人に程よく馴染むサイズであり、それに合わせた厚みもジャストサイズ。このフィット感もマリーンIIの魅力だと思います。

このマリーンIIはラバーベルトを採用していますが、スポーティーな印象を与えるラバーベルトを採用しつつも、ここまで高級感を演出できる時計はこのマリーンIIだけ。加えていうと、ピンクゴールド×ブラックダイヤルのモデルはそれが際立っています。

 

■ムーブメントにも美しい彫刻

マリーンIIに搭載されているムーブメントはフレデリック・ピゲ製のもの。ブレゲはムーブメントの”仕上げ”に力を入れており、それはローターへの装飾に表れています。

マリーンⅡ ムーブメント

18K製のゴールドローターにも文字盤のヴァークと同じように、波模様のギョーシェ彫りが施されています。このローターが回る様子はまさに「渦」。高級モデルでありつつも嫌味っぽくみえないデザインが素敵です。

 

 

またブレゲの歴史を知ると、このブランドに対しさらに興味がわくと思います。

ブレゲの創業は1775年と歴史が深く、イギリスのビクトリア女王やイタリアの作曲家ロッシーニ、マリー・アントワネット、ナポレオン・ボナパルト、ナポリ王妃、ロシア皇帝アレクサンドル、イギリス国王ジョージ4世などに愛用された王の時計でした。腕時計を調べていくうえで「ブレゲを避けて通る道はない」と言われるほど、とにかく逸話にあふれたブランドです。興味がある方はぜひ調べてみると面白いと思います。

 

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ブレゲ 比較

左:ブレゲ クラシック 右:ブレゲ マリーン

ブレゲにはマリーン以外に「クラシック」という人気ラインナップが存在します。マリーン同様に上品なフォルムを有しており、クラシックを高く評価する方もいらっしゃいます。是非併せてご検討してみてはいかがでしょうか。

 

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私が心から欲しい腕時計 第2位 ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリーク アメリカン 1921

ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリーク
www.gressive.jp/tokimegu/2009/sihh/vacheron-constantin/04_03.html

次にご紹介するのはヴァシュロンコンスタンタン ヒストリーク アメリカン 1921

発表されたのは2009年。私が始めてこの時計を見たのは2013年ごろでしょうか。文字盤が斜めにはめ込まれたユニークなデザインで、ラグの形状も個性的。リューズも珍しい位置につけられており、「個性の塊」のような時計です。

傾けられたダイアルは車の運転時に視認しやすくするためのもの。アラビアインデックスのデザインも見やすく、かつオシャレ。針にはグレーカラーのブレゲ針が着けられていて気品を感じさせます。

ヒストリークにはいくつかのラインナップが用意されていますが、私は上の写真のRef.82035/000R-9359にクラシカルな気品を感じています。ピンクゴールドという素材はレザーベルトと非常によく調和し、時計全体の美しさを引き上げてくれます。

ヒストリークも前述のブレゲ マリーンと同様生産が少なく非常に入荷が難しい時計です。当店に今まで入荷した数は僅か3本。こちらも見つけた時が”買い時”です。

ヴァシュロンコンスタンタン ヒストリーク 正面

www.vacheron-constantin.com

 

■ムーブメントの魅力

このモデルの魅力はデザインだけに留まらず、シースルーバックから覗けるムーブメントにも大きな魅力が隠されています。

ヴァシュロンコンスタンタンのムーブメントは全てが高精度を誇り、ヒストリークに搭載されている自社製ムーブメント「Cal.4400」も例外ではありません。

ヴァシュロン Cal.4400ヴァシュロン Cal.4400

Cal.4400は直径28mm、厚み2.8mm、振動数は毎時28,800回、65 時間のパワーリザーブを備え、「ジューネーブシール」を取得しています。ジュネーブシールはスイス政府及びジュネーヴ州によって規定された品質規定を突破したムーブメントに与えられる、最高級スイス時計の証。精度はもちろん、美しさまで拘りぬいたムーブメントのみに与えられる称号です。

ムーブメントの美しさと、確かな精度。そして、画期的なデザイン。雲上時計ブランドならではの贅沢な美しさは、このヒストリークにしか味わえない事でしょう。

 

私が心から欲しい腕時計 第1位 ランゲ&ゾーネ ランゲ1

ランゲ&ゾーネ ランゲ1

私が今まで最も心を惹かれた時計がこちら。ランゲ&ゾーネ ランゲ1です。

日本ではあまり知られていないブランドかもしれませんが、時計にお詳しい方ならその名前を聞いたことがあると思います。

派手過ぎず、シンプルすぎず、クラシカルで、厳格で、エレガントなデザイン。

ロレックスのスポーティさとは違う、カルティエの華やかさやブレゲの高貴さとも違う、ランゲ&ゾーネ独特の「理知的な」フォルムに惹かれました。

 

ランゲ&ゾーネ ランゲ1 ランゲ&ゾーネ ランゲ1 ムーブメント
ランゲ&ゾーネ ランゲ1  109.032

 

ランゲ&ゾーネには、ロレックスのような抜群のブランディング力もなければ、ウブロやフランクミュラーのような高いマーケティング力もありません。オメガのような大量生産による販路の拡充も不可能です。

ランゲ&ゾーネは派手なマーケティング戦略に頼らず、ひたすら時計の品質を高め、時計の魅力を語ることで確固たる評価を得てきたブランドです。

全てが手作業で作られており、手作りだからこその繊細さと美しさがあります。

そして時計技術者のプライドとこだわりを感じることができます。

ランゲ1に見られる時計界の歴史や伝統への敬意、手作業を尊ぶ時計づくりに対する姿勢は、「時計作りのお手本」だと私は思っています。

この美しさは写真ではわからないです。ぜひ一度、生で見ていただきたいです。

購入する必要はありません。見るだけでいいです。

何故高級腕時計がこんなに高いのか、それが理解できるようになります。

 

ランゲ&ゾーネ ソワレ
www.eye-eye-isuzu.co.jp/archives/3508

 

ランゲ&ゾーネにはランゲ1だけでなく、グランドランゲ、リヒャルトランゲ、ダトグラフ、カバレット、サクソニア、1815など多くのモデルが存在しますが、どれも言葉を失うほど美しい時計です。

個人的にはランゲ&ゾーネの時計は20代、30代の方には似合わないと思っています。上品で控えめ、そして理知的な40代以上の男性につけて頂きたい時計です。

 

■伝統的な美を感じさせるムーブメント

ランゲ&ゾーネのムーブメントは全て手作業で作られる芸術性の高さが魅力です。完全マニュファクチュールを掲げる同社はムーブメントの中でも特に製造が難しいとされている”ヒゲゼンマイ”まで自社で手掛け、たとえ開発期間とコストが大きくかかっても決して妥協をしないムーブメント作りを心がけています。

ランゲ1 プレート

出典:https://www.alange-soehne.com

そして、ランゲ1に使用されているムーブメントには”Cal.L901.0″が搭載されていますが、このムーブメントには4分の3プレートというドイツ・グラスヒュッテの伝統的技法が組み込まれています。

4分の3プレート技法は裏蓋側全体の4分の3以上を受け板で覆うムーブメントの製造方法で、ドイツ・グラスヒュッテで作られる時計に見受けられる特徴です。機械の安定性と堅牢性を向上させ、更には彫刻する面積を増やすことにより、エングレービングを施しやすくしています。

また、Cal.L901.0はムーブメントの地板素材に「洋銀」を採用していることも魅力です。洋銀は一般的なムーブメントに使われている真鍮よりも硬く、強度に優れることを特徴とし、銀白色の美しい輝きを放ちます。この美しさはランゲ1の魅力を語るうえで欠かせないポイントです。

ランゲ&ゾーネ キャリバーL021.1 ランゲ&ゾーネ ダトグラフ

Cal.L021.1 / Cal.L951.1

ランゲ&ゾーネ ランゲ1 装着

 

まとめ

以上が私が本気で欲しいと思った3つの時計です。今まで何本もの高級腕時計を所有してきた方が辿り着く、上級者向けの時計だと思います。一人でも多くの方に共感していただけたら幸いです。

 

 
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