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WEBマガジン, グランドセイコー, パテックフィリップ, ロレックス, 時計の雑学, 田中拓郎

速報!Watches & Wonders Geneva 2022 参加ブランドや開催時期が決定!~ロレックス,パテックフィリップ,グランドセイコー等~

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新型コロナウイルスが世界中を震撼させた2020年・2021年、時計業界もまたパラダイムシフトを余儀なくされてきました。

その最たるものの一つが新作発表のオンライン化でしょう。

時計・宝飾品といった商材は長らく「実機を目で見て触る」というプロセスこそが購入に至る、といった考え方が大きいものでした。とは言え近年eコマースをスタートさせるラグジュアリーブランドは少なくありません。高度な撮影技術や動画メディアの一般化によって実機と乖離しない宣材が公表できる,あるいはeコマースの拡大に伴い、オンライン購入に積極的なユーザーが以前よりも格段に増えた背景,そして新型コロナウイルスによる人流抑制傾向・・・数々の要素が相まって、ラグジュアリーブランドのオンライン販売にとっても追い風となっているのでしょう。

そんな流れの中で、現在では時計業界最大の新作見本市となったWatches & Wonders Geneveもまた、二年間はデジタルプラットフォームでの開催となりました。

しかしながら2022年、再びリアル開催が同見本市から発表されました!開催時期や参加ブランドもまた既に判明しています。

この記事では、時計業界の一大イベントWatches & Wonders Geneve 2022の、最新情報をレポートいたします!

※2021年10月現在の情報となります。

 

時計業界のビッグイベント!Watches & Wonders Geneve 2022年の詳細が決定!

Watches & Wonders Geneveは時計ブランドの新作発表見本市です。通称ジュネーブサロンとも呼ばれたSIHH(Salon International Haute Horlogerie)を前身としており、カルティエやIWC,パネライ等が傘下に加わるリシュモングループが中心となって催行されています。

そんなWatches & Wonders Geneveは2020年にSIHHから生まれ変わりましたが、コロナ禍の影響で第二回まではオンライン上での開催となったのは冒頭でもご紹介した通りです。しかしながらワクチンの普及促進もあってか、2022年はリアル・デジタルプラットフォーム両方での開催が予定されているようです。

詳細が同見本市から発表されましたので、ご紹介いたします。

 

日程:2022年3月30日(水)~2022年4月5日(火)
場所:Palexpo(パレクスポ)

 

Palexpoは伝統的にジュネーブサロンが開催されてきた展示場です。ジュネーブ・コアントラン国際空港に隣接するコンベンションセンターとなり、各国からのアクセスも良好ですね。

ちなみに、2021年の開催は4月7日(水)~13日(火)でしたので、一週間ほど早まったこととなります。

 

同時に、参加ブランドも合計39社が決定しているとのことです。

その中にはリシュモングループはもちろん、2021年から参画しているロレックスやパテックフィリップ,チューダー(チュードル)にシャネル,そしてショパールを含みます。

さらに近年ではグループ内で独自見本市を行ってきたLVMHのウブロやゼニス,タグホイヤーが。そしてわが国が誇るグランドセイコーも、初参加が公式に発表されました。

かつて母体であったセイコーから独立しているため、グランドセイコーは今のところは単独参加と見受けられます。

グランドセイコー ヘリテージコレクションSLGH005

※2021年に発表されたグランドセイコー SLGH005 「白樺」

 

なお、SIHH時代は長らく招待制が採られていましたが、2017年から最終日のみ一般参加が可能となりました。

Watches & Wonders Geneveについてはまだ判明しておりません。コロナ禍も鑑みればある程度は制限されることが予想されますが、デジタルプラットフォーム上ではライブ開催やリモート参加も予定されているとのこと。

より臨場感溢れる新作発表が期待できそうですね!

 

参加予定ブランド一覧(一部抜粋,順不同)

パテックフィリップ
ロレックス
チューダー
シャネル
ショパール
グランドセイコー
エルメス
H.モーザー
モンブラン
オリス
ヴァンクリーフ&アーペル
カルティエ
ヴァシュロンコンスタンタン
ランゲ&ゾーネ
IWC
パネライ
ジャガールクルト
ロジェデュブイ
ボーム&メルシエ
ユリスナルダン
ウブロ
タグホイヤー
ゼニス
ブルガリ

 

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バーゼルワールドが復活?また、その他ブランドの新作発表動向とは?

バーゼルワールド SIHH 日程

長らく時計業界最大の新作見本市と言われてきたのは、バーゼルワールドでした。

約100年の歴史を持つ新作見本市でもあり、SIHHはもともとバーゼルワールドに参加していたリシュモングループが離脱して設立された経緯があります。

ロレックス,パテックフィリップ,グランドセイコーやカシオにシチズンはもちろん、オメガやブレゲが参画するスウォッチグループも同時に新作発表を行える、非常に大規模な見本市でした。

しかしながら出展料がきわめて高額であったこと。また近年ではデジタルプラットフォームを始めとした、ブランドのプロモーションの場が増えつつあったことから、2018年にスウォッチグループがバーゼルワールドを離脱。続く2019年にはブライトリングやセイコー・グランドセイコー,カシオ等が翌年からの出展見送りを表面するなど、櫛の歯が欠けるようにブランド離脱が相次ぎました。

バーゼルワールド SIHH

そして2020年、新型コロナウイルスの影響もありバーゼルワールドは延期が決定しますが、その際にブランド側との合意が得られなかったことから、ロレックスやパテックフィリップ,ショパールにLVMHグループも離脱を表明。

ついにバーゼルワールドは、長い歴史の中で休眠を余儀なくされることとなります。

バーゼルワールド主催団体MCH(MCM SWISS EXHIBITION)は「アワーユニバース」と称して新イベントを予定していたようでしたが、その後バーゼルワールドの名前を復活。2021年6月、公式に同名での展示会の開催を表明することとなりました。

開催日程は2022年3月31日~4月4日。なんと、Watches & Wonders Geneveと同時期にぶつけられています。

とは言えまだ出展ブランド等は定かではなく、主要グループやブランドがWatches & Wondersへの参加表明をしている現在、どのような形式になるかはわかりません。

また、いち早くバーゼルワールドを離脱したスウォッチグループは2019年には「Time to Move」と銘打ち独自開催を果たしていますが、2021年は各社でオンライン発表を中心に大々的に行っています。

オーデマピゲやリシャールミルといった独立系ブランドも、近年では自社の顧客を対象に独自発表を行ってきました。

2022年の動向がわかり次第、おって詳報をお届けしたいと思います!

 

 

まとめ

Watches & Wonders Geneveから発表されている、2022年新作発表見本市の詳細についてご紹介いたしました!

社会情勢にも依るところは大きいでしょうが、やはりリアル開催されるというのは楽しみなところですね。

新型コロナウイルスにも負けずに近年では各社の新作が百花繚乱となっていますが、2022年はどのような一本が発表されるのでしょうか。

当店GINZA RASINでは、2022年も速報記事で各社の新作発表をお届けしたいと思いますので、乞うご期待!

 

 

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この記事を監修してくれた時計博士

田中拓郎(たなか たくろう)

高級時計専門店GINZA RASIN 取締役 兼 経営企画管理本部長
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター

当サイトの管理者。GINZA RASINのWEB、システム系全般を担当。スイスジュネーブで行われる腕時計見本市の取材なども担当している。好きなブランドはブレゲ、ランゲ&ゾーネ。時計業界歴12年

監修記事一覧

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