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オメガ スピードマスター オートマティック 種類と特徴を徹底解説!

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オメガ スピードマスター オートマティック

スピードマスターといえばムーンウォッチ プロフェッショナル。

時計好きであれ、最近オメガに興味を持った方であれ、このようなイメージをもたれている方は非常に多いです。

しかしながら、スピードマスターにはムーンウォッチ以外にも豊富なラインナップが存在しています。

レーシングデザインに特化した「スピードマスター レーシング」、ムーンフェイズの造形がこだわり抜かれた「スピードマスター ダーク サイド オブ ザ ムーン」。

今回紹介する「スピードマスター オートマティック」も数あるスピードマスターのラインナップの一つであり、定番モデルとは少々異なる味わいを持ちます。

そこでこの記事ではスピードマスター オートマティックがどのような時計なのか?どのような種類があるかについて解説致します。

人と被らないオメガが欲しい方、そして安価でスピードマスターを手にしたい方。

この機会にぜひご一読くださいませ。

 

オメガ スピードマスター オートマティックとはどのような時計か?

スピードマスター オートマティックはオメガ スピードマスターの数あるラインナップの一つです。

どうしてもスピードマスター =ムーンウォッチというイメージがありますが、オートマティックも幅広い層から支持を集めてきた人気モデルです。

オメガ スピードマスター オートマチック

スピードマスター オートマティックはレトロテイストの強いムーンウォッチと比較するとスポーティーな見た目をしています。

お馴染みのタキメーターベゼルの仕様は殆ど同一ですが、インダイヤルや文字盤のデザインはより現代的なテイストに。

全体的にスタイリッシュな雰囲気を感じ取ることができます。

2000年台前半に流行し、オートマティックデイトの最終型「Ref.323」シリーズが製造終了となるまで、定番外しのスピードマスターとして人気を集めました。

オメガ スピードマスター デイト 3511.50

スピードマスター オートマティックシリーズの特徴として、ムーンウォッチよりもコスパに優れることが挙げられます。

同シリーズの当時の相場は大半のモデルが30万円以下。

時計の価格が軒並み値上がりしている現代においてもコストパフォーマンスの高さは健在で、今でも中古で10万円台から購入することができます。

現行モデルと比較すると20万円以上も安く買えるため、手が届きやすいオメガとして支持を集めています。

 

また、精度に関しても多くのモデルでクロノメーター検定をパスするなど、高精度な設計です。実用性重視の方からも高い評価を得ています。

製造終了した今尚取引が活発なのは、それだけスピードマスター オートマティックが魅力的なモデルであったということでしょう。

 

オメガ スピードマスター オートマティックの種類

スピードマスターならではの雰囲気を生かしつつも、スポーティかつ上品にまとめられたオートマティックシリーズ。

現行モデルにはない魅力を秘めており、どのモデルも人気があります。

ここではオートマティックシリーズを代表とする名機をご紹介致しますので、ご購入の参考にしてみてください。

 

オメガ スピードマスター オートマティック 3510-50

オメガ スピードマスター オートマチック 3510-50

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:38.0mm
ムーブメント:自動巻き Cal.3220
パワーリザーブ:約40時間
防水性:30m

3510-50はスピードマスター オートマティックの顔として、長らく時計ファンに愛されて続けてきました人気モデルです。

ムーンウォッチのデザインを意識したレトロデザインが採用されており、THEスピードマスターといった雰囲気を放ちます。

スピードマスター プロフェッショナルシリーズとよく似ているモデルですが、こちらはその入門機といったところでしょうか。

オメガ スピードマスター オートマチック プロフェッショナルとの違い

左:オートマティック 3510-50  右:プロフェッショナル ムーンウォッチ 311.30.42.30.01.005

3510-50とプロフェッショナル ムーンウォッチ 311.30.42.30.01.005を並べてみました。

デザイン性は似ていますが、秒針の形状、インダイアルの位置やデザインが異なることがわかります。

3510-50は文字盤中心がスッキリしたデザインとなっており、スポーティーな印象です。

オメガ スピードマスター オートマチック プロフェッショナルとの違い

左:オートマティック 3510-50  右:プロフェッショナル ムーンウォッチ 311.30.42.30.01.005

ケース素材やブレスレットの質感に関しては、プロフェッショナルシリーズの方が定価が高い分、優れているといえます。

また、3510-50のムーブメントにはCal.3220が搭載されていますが、プロフェッショナル ムーンウォッチの定番 311.30.42.30.01.005には手巻き Cal.1861が搭載されています。

自動巻きと手巻きという違いがあるのが大きなポイントです。

価格に関しては製造終了モデルである3510-50は15万円〜20万円程度、311.30.42.30.01.006は並行新品で50万円台、中古で40万円前後となっています。

中古で比較しても約20万円の差があるので、少しでも安くスピードマスターを手に入れたい方にとって3510-50は有力な選択肢となるでしょう。

 

オメガ スピードマスター オートマティック 3510-52

オメガ スピードマスター オートマチック 日本限定モデル 3510-52

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:38.0mm
ムーブメント:自動巻き Cal.3220
パワーリザーブ:約40時間
防水性:30m

3510-52は、1970年代に図られたスピードマスターの普及戦略を継承したモデルとなります。初期のスピードマスターが持っていたレーシングウォッチとしてのDNAを受け継いだデザインとなっており、ムーンウォッチとは一味違うスポーティーな印象を楽しめるのが特徴です。

オメガ スピードマスター オートマチック 日本限定モデル 3510-52

3510シリーズにはいくつかの種類が存在しますが、3510-52は日本限定として発売されたレアモデルです。

マットブラックのシンプルな文字盤に、経年劣化が楽しめるインデックス。

風防にはドーム形状のプラスチックを使用しており、レトロな雰囲気を楽しめます。

現在の価格は20万円前後となっていますが、希少価値が上がっているため、今後中古相場が上昇する可能性が高いです。

 

オメガ スピードマスター オートマティック デイト 3539-50

オメガ スピードマスター オートマチック 3539-50

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:38.0mm
ムーブメント:自動巻き Cal.3220
パワーリザーブ:約40時間
防水性:100m

旧モデル3510-50の後継機モデルとして登場した3539-50。2007年に誕生したオートマティック デイトの完成形ともいえるモデルです。

見た目こそ前作と瓜二つですが、プラスチック風防からサファイアクリスタルガラスに変更され、防水性能も100mにアップしています。

バックルもダブルプッシュ式に進化し、装着感もより軽やかに。自動巻きスピードマスターとしては屈指の人気があり、今尚売れ続ける同シリーズの定番です。

オメガ スピードマスター オートマチック 3539.50

3539-50は流通量が十分にあるため、手に入りやすいのもポイント。

ただ、スペックが向上した分、価格も中古で30万台と若干高めです。デザインだけでみると3510-50と大差がないので、スペックをとるかコスパをとるか悩ましいところです。

 

オメガ スピードマスター オートマティック デイト 3513-50

オメガ スピードマスター オートマチック 3513-50

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:38.0mm
ムーブメント:自動巻き Cal.1152
パワーリザーブ:約44時間
防水性:30m

3513-50は縦目デザインのインダイヤルが特徴的なスピードマスター オートマティックの定番モデルです。

フジテレビ系ドラマ「エンジン」にて、主演の木村拓哉さんが身につけていた時計として話題になりました。

ケースサイズ38mmと程よい大きさで、腕の細い日本人に良く似合います。

スーツにもカジュアルな服装にもマッチし、様々なシーンでお使い頂ける一本として人気があります。

オメガ スピードマスター オートマチック 3513-50

ベゼルがステンレススティール製となっていることが3513-50の特徴であり、レーシーなオートマティックシリーズらしさが前面に出ています。3時位置にデイトを持つため、実用性も高いです。

また、オートマティックデイトの顔といえる3513-50ですが、比較的リーズナブルなプライスであることも魅力の一つです。

中古相場では10万円台後半で取引されており、コスパ抜群のスピードマスターとして高い評価を得ています。

 

オメガ スピードマスター オートマティック デイト 3212.80

オメガ スピードマスター デイト 3212.80

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40.0mm
ムーブメント:自動巻き Cal.1164
パワーリザーブ:約44時間
防水性:30m

オートマティック デイトの特徴としてカラーバリエーションが豊富に存在することが挙げられます。

3212.80は当時のオメガとしては珍しい青文字盤×青ベゼルの組み合わせの一本で、爽やかな色味から人気を博しました。

他のオートマティック デイトと比較すると文字盤のデザインがよりレーシーなデザインとなっており、個性派スピードマスターとして今も需要がつきません。

中古相場は20万円台前半となっています。

 

オメガ スピードマスター オートマティック デイト 3811.70.26

オメガ スピードマスター オートマチック デイト 3811.70.26

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:37.0mm
ムーブメント:ETA7750ベース
パワーリザーブ:約40時間
防水性:30m

緑色の文字盤が渋さを放つ オートマティック デイト 3811.70.26。落ち着いた印象を与える隠れた名機であり、コアなファンから熱い支持を集めています。

ケースサイズはやや小ぶりの37.0mm。スーツの袖にぴったり収まります。

現在は市場に出回るのをあまり見かけなくなりましたが、ベルトタイプであることから相場は10万円〜15万円ほどと非常にリーズナブルです。

スピードマスターらしさは控えめですが、オメガのステータス性をこの価格で手に入れることができるのは魅力的だといえます。

 

オメガ スピードマスター オートマティック 175.0043

オメガ スピードマスター オートマチック 175.0043

素材:ピンクゴールド
ケースサイズ:39.0mm
ムーブメント:自動巻き Cal.1155
パワーリザーブ:約40時間
防水性:30m

スポーティー×エレガンス。175.0043 は数あるスピードマスター オートマティックの中でも、とりわけ高級感のある一本です。

ケースには18kピンクゴールドがあしらわれ、インダイヤルもゴールド仕様となっています。

90年台に作られたモデルであるため、どこかヴィンテージ感を持つことも175.0043の大きな特徴。

オールステンレスのモデルと比べて、スポーティーさを抑え、落ち着きのある大人のデザインが実現されています。

こちらは市場で見かけることが極めて少ないレアモデルになっており、これといった相場が定まっていません。

 

オメガ スピードマスター オートマティックデイト 3211-31

オメガ スピードマスター オートマチックデイト 3211-31

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40.0mm
ムーブメント:Cal.1164
パワーリザーブ:約44時間
防水性:100m

3211-31は一目で個性派スピードマスターだとわかるデザインのモデルです。

文字盤の色はホワイト。インダイヤルはブラックをあしらい、黒×白の通称パンダダイヤルが採用されています。

ところどころオレンジ色の差し色が使われているのがポイントで、この独特なカラーリングに心惹かれるオメガファンは少なくありません。

オメガ スピードマスター オートマチックデイト 3211-31

レーシングウォッチとしてスタイリッシュさを追求した3211-31。こちらもベゼルはステンレススティール製です。

サイズは現代のトレンドによく合う40mm。ムーブメントにはバルジュー7750ベースのCal.1164(クロノメーター認定)が搭載されています。

現在の中古相場は25万円前後とスピードマスター オートマティックシリーズとしては少し高めですが、それでも30万円以下で買える破格のコストパフォーマンスは健在です。

 

オメガ スピードマスター  オートマティック デイト 323.30.40.40.06.001

オメガ スピードマスター デイト 323.30.40.40.06.001

素材:ステンレススティール
ケースサイズ:40.0mm
ムーブメント:自動巻き Cal.3304
パワーリザーブ:約48時間
防水性:100m

「323.」シリーズは2009年に発表されたキャリバーCal.3304クロノメーターを搭載したモデルです。

これまでのスピードマスター オートマティックは縦目配置のインダイヤルが基本でしたが、今作では横目配置が採用されています。

複数のカラーバリエーションが展開されていますが、一番人気はやはりブラック!

スポーティーな印象は残しつつも落ち着いた印象を与えます。

指し色に使われたクロノグラフ秒針の先端のレッドがよいアクセントになっているのも見逃せません。

 

オメガ スピードマスター デイト 323.30.40.40.04.001

オメガ スピードマスター デイト 323.30.40.40.04.001

バリエーション違いの白文字盤も人気があります。コントラストがはっきりしていますが、ビジネスにも使いやすいデザインをしています。

スピードマスター オートマティックの最終モデルだけあり、傷の付きにくいサファイア風防、100m防水など、スペックに関しても申し分ありません。

中古相場は30万円台とスピードマスター オートマティックとしては高めですが、現行モデルにはない個性を求める方から根強い人気を誇ります。

 

オメガ スピードマスター オートマティックの中古相場とその評価

前述の通り、スピードマスター  オートマティックシリーズの中古相場は概ね20万円〜30万円台で推移しています。

当時の定価よりもお得に購入することができますが、大きく値崩れしていないことから、時計ファンから今になってもまだ高い評価を得ていることが伺えます。

なお日本限定発売の「3510-52」など、製造数が少なかったモデルの評価が上がっていることもオートマティックシリーズの特徴です。

中古相場に出回ったときの取引価格も徐々に上昇しているので、欲しいモデルがあればお早めに購入することをオススメ致します。

また、中古で時計を買う際に気を付けたいのは安さだけで選んではいけないということです。

状態にあまり差がない新品と比べ、中古の時計は店舗によって品質にバラツキがあります。オートマティックシリーズを購入する際には本当に信頼のできる店舗であるかどうかを確かめてから購入するのがオススメです。

時計専門店の中でも口コミに優れる店舗を利用することも後悔しない時計選びに繋がるでしょう。

 

まとめ

圧倒的な知名度と人気を誇るオメガ。

オートマティックシリーズは2000年前後に全盛期を迎えたスピードマスターの派生モデルであり、スポーティーなデザインとコスパに優れるオメガの入門機といえる時計です。

製造終了した今尚高い需要を誇り、サブ機としても人気があります。

人と被らないオメガをお求めの方。少しでも安くオメガを手にしたい方。

この機会にスピードマスター オートマティックをぜひご検討ください。

 

オメガのご購入はこちら

 

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この記事を監修してくれた時計博士

新美貴之(にいみ たかゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 店舗営業部 部長

1975年生まれ 愛知県出身。
大学卒業後、時計専門店に入社。ロレックス専門店にて販売、仕入れに携わる。 その後、並行輸入商品の幅広い商品の取り扱いや正規代理店での責任者経験。
時計業界歴24年

監修記事一覧

  • ロイヤルオークの選び方~定番モデルとオフショアクロノの違い~

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