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パネライのエントリーモデルおすすめ紹介!初めて選ぶ安くて使いやすいモデルを紹介!

パネライ エントリーモデル

「初めて高級腕時計を買うにあたって、パネライが気になっているんだけれど、評判や使い勝手はどうなんだろう」
「予算的にエントリーモデルを買いたいけれど、高価なルミノールとどこが違うのかな?ちゃんと満足できる品物なの?」

ファーストウォッチにパネライを選ぼうとしている方は、以上のような疑問を抱えているのではないでしょうか。

結論から言えば、パネライは使うほどに魅力を感じると評判で、頑丈さ・使い勝手・視認性の高さなど、ファーストウォッチに相応しいおすすめのブランドです。

パネライはイタリアの高級腕時計ブランドで、巨大なリューズガードを持つクッションケースの「ルミノール」が特に人気です。

また、ルミノールのようなリューズガードがない「ラジオミール」や、ルミノールのエントリーモデル「ロゴシリーズ」など、手頃な価格帯の腕時計がファーストウォッチとして注目されています。

しかし、個性が立っているがゆえに「初めての1本として、本当に相応しいの?」と不安に感じる方もいるでしょう。

そこで、この記事では世界中に「パネリスティ」と呼ばれる熱狂的ファンがおり、コミュニティを形成するほどの人気を誇るパネライと、手頃な価格のエントリーモデルについて詳しく解説します。

初めてのパネライで後悔しないモデル選びのポイントや、長く愛用するための豆知識についても紹介するため、購入を考えている方、独特のデザインが気になるという方はぜひ最後までお読みください。

目次

パネライの腕時計の強みや魅力

パネライ 魅力

パネライは非常に特徴的で独特の世界観を持った腕時計を展開しており、ファンを魅了してやまない一方、強い個性がクセと感じられることもあるブランドです。

そんなパネライの腕時計が持つ強みや魅力について、歴史や背景、腕時計の特徴などから紐解きます。

パネライにはいくつか他のブランドにはない特徴があり、その点が大きな魅力となっています。

パネライがもつ魅惑的な特徴について、詳しく解説します。

特徴 説明
ドラマティックなストーリー性 1993年の民間向けリリースまで、ほとんど市場に出回らない謎の軍用ブランドでした。
リューズガード パネライの特許取得機構で、半円形の大きな部品が特徴です。
サンドイッチ文字盤 インデックス部分をくりぬいた文字盤を、夜光塗料を塗布したディスクの上に乗せたサンドイッチ構造の文字盤です。
インデックスに発光塗料を塗るよりも、くりぬいた部分から発光が一方向に放たれるサンドイッチ文字盤の方が光の拡散が抑えられます。
そのため、より発光時の視認性が高まります。
カウッチューストラップ 種類豊富な天然ゴム素材のラバーストラップが揃っています。
独特のサイズ展開 女性にもぴったりなルミノール ドゥエ38mmから、伝統的な47mmまでケースサイズが豪快なラインナップです。
特に、サンドイッチ文字盤と47mmケースはデカ厚ブームを巻き起こした大きな特徴のひとつです。

パネライには、一目で「パネライの腕時計だ」とわかる特徴が数多くあり、その全てが熱狂的な「パネリスティ」を魅了しています。

パネライが根強いファンに愛されている理由

パネライ

パネライは、世界中で愛される高級腕時計ブランドで、腕時計業界に「デカ厚ブーム」を巻き起こし、ミリタリーな雰囲気や頑強な作りなど、独特かつ唯一無二の世界観で新たなファンを取り込み続けています。

パネライことオフィチーネ・パネライはイタリアの腕時計ブランドです。1860年にイタリア・フィレンツェにオープンし、時計工房、フィレンツェ初の時計学校でもありました。

また、長らくイタリアの軍用時計や精密計器を専門に製造しており、イタリア海軍特殊潜水部隊にダイバーズウォッチを提供してきたため、民間には腕時計を販売することがなく、謎のベールに包まれたブランドでした。

しかし、1993年に民間向けの腕時計「ルミノール」などをリリースすると、頑丈さや正確さ、独特のデザイン、サンドイッチ文字盤の視認性などが評価され、瞬く間に人気ブランドへと駆け上がります。

イタリア・フィレンツェ生まれの抜群のセンス、本格ミリタリー出身の重厚感、堂々たる存在感が、他のブランドと一線を画しており、「パネライでなければこの満足感を味わえない」というファンを生み出し続けているのです。

パネライのエントリーモデルはどう選ぶ?選ぶポイント!

パネライのエントリーモデルを購入したいと思ったとき、何を判断材料に選べば良いのか、どんなタイプがあなたに合っているのか選ぶ際のポイントについて紹介します。

数多い高級腕時計ブランドのなかでも、パネライは個性的で根強いファンが多い一方、万人に合うわけではないという側面も持っています。

だからこそ「唯一無二」の存在感を得られるパネライの、失敗しないエントリーモデル選びについて解説します。

サイズ(ケース径)で選ぶ

パネライ エントリーモデル

パネライの腕時計は、サイズが大きいことで知られています。

昔ながらの最も大きいシリーズは、なんと47mmもあり、手首が細い方だと持て余してしまいますね。

そこで、失敗しない選び方のポイントは、サイズです。

パネライのサイズを分かりやすく表にまとめました。

シリーズ モデル サイズ
ルミノール クアランタ 40mm
ベースロゴ 44mm
1950 47mm
ラジオミール クアランタ 40mm
トレ・ジョルニ 45mm
1940 47mm
ルミノール ドゥエ ルミノール ドゥエ38 38mm
ルミノール ドゥエ42 42mm
サブマーシブル サブマーシブル42 42mm
クアランタクアトロ 44mm
カーボテック 47mm

軍用計器をルーツに持つパネライでは、昔のデザインに近いものほど大きく、基本は47mmです。

ベースロゴは44mmと、それでも少々大きめですが、新しいコンセプトで製造されているドゥエ(イタリア語で2の意)シリーズは、女性にも嬉しい38mmケースが存在します。

ちなみに、ルミノールでもラジオミールでも「クアランタ」というモデルが存在しますが、クアランタという言葉はイタリア語で「40」を意味します。そのため、クアランタは40mmケースです。

骨太で手や身体が大きな方は47mm、華奢な方は40mmなど、体形に合わせて選ぶと失敗が少ないでしょう。

デザイン(シンプルかスポーティか)で選ぶ

パネライ デザイン

パネライは、ほぼすべての腕時計がクッション型ケースを採用しているという、腕時計業界でも珍しいブランドです。

しかし、貴金属やステンレススチール、チタンなど様々な素材をケースに使用したり、文字盤の雰囲気をシンプルでクラシカルなものにするか、軍用時代を彷彿とさせるものにするかで、印象が大きく変わります。

特に、人気のラグジュアリースポーツ系か、シンプルでシックなドレス系か、使うことの多いシーンや普段のファッションに合わせて選ぶと良いでしょう。

以下に、印象の違いでモデルを分類してみました。参考にしてみてくださいね。

印象 該当モデル
スポーティな印象 ルミノール・ロゴシリーズ・サブマーシブル
シンプルな印象 ラジオミール
クラシカルでシックな印象 ルミノール ドゥエ

ムーブメント(手巻き or 自動巻き)で選ぶ

パネライの腕時計は、ムーブメントの違いによって手巻き式と自動巻きがあります。
手巻き式はリューズを巻いてムーブメント内の主ゼンマイを巻くタイプで、自動巻きはムーブメントに組み込まれたローターによって、主ゼンマイが自動的にまかれるタイプです。

パネライはムーブメントから自社で製造するマニュファクチュールで、ムーブメントの素晴らしさもファンから高く評価されています。

手巻きムーブメント
  • 軽くて薄い
  • 構造があまり複雑ではないため故障に強い
  • リューズを巻いて動かす必要がある
自動巻きムーブメント
  • 手を動かすだけで勝手に主ゼンマイが巻き上がる
  • メカニカルな美しさがある
  • 厚み・重みが出やすい

手巻きムーブメントと自動巻きムーブメントにはそれぞれ魅力があり、時代によっても機能が異なるため、ムーブメントに着眼して選んでみてはいかがでしょうか。

資産性やリセールバリューを考慮する

パネライの腕時計は高級腕時計に分類されるため、資産性やリセールバリューを考慮してモデルを選ぶ方法もあります。

ひとつのモデルを持ち続けるのではなく、気に入ったものが見つかればその都度買い換えたい方は、リセールバリューを考慮してセレクトすると、売却しやすく次の愛機を購入する資金源になります。

パネライの腕時計は中古品が定価を上回るような価格の高騰はありませんが、元々高級なため良い状態を維持していればそれなりの価格で売却可能です。

次項では、パネライの価格帯や中古市場について解説します。

価格帯と中古市場の実情

パネライ

パネライの腕時計の価格帯を簡単に紹介します。

モデル 価格(税込)
ルミノール 1,001,000円~
ルミノール ベース ロゴ 847,000円~
ルミノール ロゴ 924,000円~
ルミノール ドゥエ 1,045,000円~
サブマーシブル 1,441,000円~
ラジオミール 748,000円~

※2025年10月調査(参考:https://www.antiegrande-watch.jp/topics/pam_teika190912/)

エントリーモデルとされているロゴシリーズや、シンボリックなリューズガードがないラジオミールは比較的手ごろな価格ですね。

パネライは中古市場でも活発に取引されており、近年の傾向として注目すべきポイントがあります。

パネライの中古相場は、モデルや状態によって大きく異なりますが、一般的に定価の60〜80%程度で取引されることが多いです。特に人気の高いルミノールマリーナやサブマーシブルの限定モデルは、比較的高い相場を維持しています。

しかし、2020年代に入ってからは、一部のモデルで中古価格が軟調に推移する傾向も見られます。これは市場への供給量の増加や、ブランド戦略の変化などが影響していると考えられます。

中古市場で手に入るお得なモデル

発売当時人気があり、流通量が多かったモデルは、中古品も多く出回っているため中古市場ではリーズナブルな価格で取引される傾向にあります。

以下のモデルは専門店でもよく出回り、お手頃な価格で売買されるモデルです。

50万円台前半~60万円台前半で購入できるため、かなりお得感がありますね。

ルミノールマリーナはパネライのフラッグシップモデルであり、シンプルで使いやすいデザインのため、おすすめです。

中古でパネライを購入する際は、以下の点を確認しよう

チェック項目 概要
正規保証書の有無 保証書があるモデルは資産価値が高く、リセールバリューも維持しやすい
オーバーホール履歴 メンテナンス状況が明確なものを選ぶ
並行輸入品との違い 正規品と並行輸入品では、アフターサービスに差がある
限定モデルの希少性 生産本数が少ないモデルは価値が下がりにくい

パネライは製造本数が比較的多いモデルもあるため、購入前に市場での流通量や相場をしっかり確認することをおすすめします。

並行輸入と正規店の違い

パネライには並行輸入品と正規品が存在しますが、いずれも正当な本物です。

なぜ呼び方が違うかというと、日本に入ってくるルートが異なるためです。

正規品 直営店や正規代理店が輸入・販売する品
並行輸入品 海外の店舗で販売されている本物を、業者が買い付けて日本で販売する品

一般に、正規品は直営店や正規代理店によるマージンがかかりますが、並行輸入品はバイヤーが買い付けて販売するためマージンカットが可能なため、並行輸入品の方が安く購入できます。

様々なブランドの腕時計を扱っている専門店で、新品が定価よりリーズナブルに販売されている理由は、並行輸入を利用しているからです。

パネライのエントリーモデル・ロゴシリーズとは?

パネライ ロゴシリーズ

パネライのエントリーモデル「ロゴシリーズ」は、価格が手頃で機能性が高く、丈夫で長く使えるためファーストウォッチにも一生ものにもおすすめです。

また人気の高い定番モデルと同じデザインで、パネライを求める方のニーズにしっかり応えてくれる腕時計のため、「本格的なパネライが欲しいけれどちょっと高価だな」と感じている方にも嬉しいラインナップです。

パネライのエントリーモデル「ロゴシリーズ」について、どのような腕時計で、どう評価されているのかをまとめました。

初めての高級時計でパネライのエントリーモデルが選ばれる理由

パネライではロゴシリーズと呼ばれる、オフィチーネ・パネライの頭文字「OP」と矢印をモチーフにしたロゴを文字盤に記したエントリーシリーズを展開しており、初めて高級腕時計を購入する方に多く選ばれています。

初めての高級腕時計にパネライが選ばれる理由について、リサーチをもとにまとめました。

パネライが選ばれる理由
  • 手頃な価格
  • 流行りすたりがない唯一無二の存在感
  • 他人と被りにくい
  • 頑丈で見やすい
  • 丈夫で使い勝手が良い
  • エントリーモデルもフラッグシップモデルと変わらない品質

パネライは手頃な価格で購入できる機械式腕時計で流行にも左右されず、他人とかぶらず、長く使えてしかも使いやすい、パートナーにぴったりの腕時計なのです。

パネライの人気エントリーモデル

パネライは高級時計ブランドとして確固たる地位を築いていますが、その魅力を存分に味わえるエントリーモデルも充実しています。

ブランドの代名詞ともいえる独特のケースデザインや視認性の高い文字盤は、エントリーラインでも健在です。

特に「ルミノール」と「ラジオミール」という2つの主要コレクションには、それぞれ個性的なバリエーションが用意されており、初めてパネライを手にする方でも自分の好みに合った一本を見つけることができます。

ルミノールシリーズでは、日付表示を備えた「マリーナ」、シンプルな「ロゴ」、さらにミニマルな「ベースロゴ」など、機能性とデザインのバランスが異なるモデルが展開されています。

一方、よりクラシカルな「ラジオミール」シリーズは、ブランドの歴史を感じさせる優美なフォルムが特徴です。ここでは、パネライの世界への入口となる人気エントリーモデルを詳しくご紹介します。


ルミノール マリーナ

ルミノールマリーナは、もともと新たな蛍光塗料の「ルミノール」とリューズガードを備えたダイバーズウォッチとして、軍用に1950年にリリースされたモデルです。

ルミノールマリーナは、ルミノールの中でも大変人気があり、現在に至るまで「リューズガード」と「デイト機能」を備えたメインのモデルとして親しまれ続けています。

パネライ ルミノールマリーナ 1950 3DAYS PAM01312

ルミノールマリーナ 1950 3DAYS PAM01312はルミノールのハイエンドモデルとしてローンチされました。

ルミノールがリリースされた1950年をその名に冠し、ムーブメントに自動巻きメカニカルCal.P.9010を搭載した、3日間のパワーリザーブを誇る人気機種です。

ルミノールロゴ

ルミノールロゴは、ルミノールのエントリーモデルで、オフィチーネ・パネライの頭文字「OP」と矢印で描かれるロゴが文字盤に入っています。

ロゴ文字盤はかつて、パネライが1997年に現在のリシュモングループ、当時ヴァンドームグループに加入するまで4年間使用されていました。

その後文字盤からロゴが消えたものの、2004年にロゴを文字盤に入れたエントリーモデル「ロゴシリーズ」を新たに展開します。

1997年以前のロゴ入りモデルは大変貴重なため、中古・アンティークでも高額がつきますが、エントリーモデルの方は80万円台~と手頃な価格帯です。

ルミノールロゴは、基本的に9時位置にスモールセコンドを持つモデルです。

ルミノール ロゴ PAM01084

黒いサンドイッチ文字盤には6時位置にOPロゴ、9時位置にスモールセコンドを備えた、ルミノールのエントリーモデルです。

サイズは44mmで、かつてのプレヴァンドーム時代を彷彿とさせるレトロさが人気です。

ルミノールベースロゴ

ルミノールベースロゴは、ルミノールのエントリーモデルであるルミノールロゴのうち、スモールセコンドを持たないモデルです。

6時位置にはOPロゴがありますが、他には余計な装飾がないためすっきりとした文字盤で、視認性はより高くなっています。

サイズも大きく44mmあるため存在感は抜群で、見やすさと堅牢度でファーストウォッチにおすすめです。

ルミノール ベース ロゴ PAM01086

ルミノールロゴシリーズの、スモールセコンドがないデザインです。

ブラックの文字盤がよりシンプルで、クラシカルな風情に人気があり、カーフやステッチ入りレザーストラップとの相性が良いモデルです。

ラジオミール

ラジオミール

ラジオミールはリューズガードがないモデルで、その分価格もルミノールより手頃なラインナップです。

もとは1938年に軍事用として開発されたモデルで、過酷な環境下でも使用可能な頑強さと視認性の高さが特徴のミリタリーウォッチでした。

現在ではクッション型ケースにワイヤーラグ、レザーストラップがノーマルなスタイルで、ルミノールと比べるとクラシカルで上品な印象です。

近年はラバーストラップも多く、リューズガードのあるルミノールは目立ちすぎると感じている方におすすめです。

ラジオミール オフィチーネ PAM01383

オフィチーネ・パネライというブランド名の「オフィチーネ」を冠するモデルです。

オフィチーネとはイタリア語で「工房」を意味し、パワーリザーブ3日間に及ぶムーブメント、手巻きP.6000を搭載しています。

ラジオミール ロゴ

ラジオミールロゴは、ルミノールロゴ同様文字盤にOPロゴがあるエントリーモデルです。

より万人向けデザインのラジオミールで、価格帯も手頃なためビジネスシーンでも使いやすいファーストウォッチをお求めの方におすすめです。

ラジオミール ロゴ 3デイズ アッチャイオ PAM00753

アッチャイオとはイタリア語で「鋼鉄」を意味しており、ステンレススチールモデルを指します。

ラジオミールオフィチーネPAM01383同様、手巻きP.6000を搭載しており、3日間のパワーリザーブを誇る人気のモデルです。

クラシカルで頑強、長く使えてシンプルなデザインはファーストウォッチにぴったりで、腕時計選びで失敗したくない方は要チェックです。

他ブランドのエントリーモデルとパネライを比較

パネライのエントリーモデルは、他の人気ブランドと比較してどのようなメリット・デメリットがあるのか調査しました。

他の腕時計人気ブランドでも、数百万円をくだらないハイエンドモデルや一般的なモデルのほかに、購入しやすい価格帯のエントリーモデルをリリースしています。

パネライのエントリーモデルと他ブランドの腕時計を比べて、あなたに合った腕時計はどのような特徴を持ったモデルかを探ってみてくださいね。

「パネライ vs ロレックス(エアキング・オイスターパーペチュアルなど)」エントリーモデル比較

パネライ ロレックス 比較

まずは、世界で最も名高い高級腕時計ブランド、ロレックスとパネライのエントリーモデルを比較してみましょう。

パネライのエントリーモデル・ロゴシリーズなどの価格帯と、ロレックスの中でも比較的お手頃価格で購入できるエアキングやオイスターパーペチュアルの価格帯を表にしてみました。

ブランド モデル参考価格(目安)
パネライ ラジオミール:748,000円~
ルミノール ベース ロゴ:847,000円~
ルミノール ロゴ:924,000円~
ロレックス エアキング:1,135,200円~
オイスターパーペチュアル(36mm):932,800円~

パネライでは、リューズガードがないシンプルなラジオミールやロゴシリーズであれば、70万円~80万円台で購入できます。

ロレックスは最もシンプルでロングセラーのオイスターパーペチュアルで90万円以上の価格です。

昔はロレックスのディフュージョンブランドとしてチューダーが存在しましたが、現在チューダーは独立し、独自路線を開発しており、ロレックスの入門編としてよく選ばれているモデルがオイスターパーペチュアルです。

ロレックスにはデイトナやGMTマスターなど特徴的かつ知名度抜群のモデルが存在するため、エントリーモデルの存在感がやや薄れるというデメリットは否めないところです。

その点、パネライでは存在感ならラジオミール、独特のリューズガードならロゴシリーズをセレクトできるため、比較的抑えた価格からフラッグシップモデルを手に入れられますね。

「パネライ vs オメガ(シーマスターなど)」エントリーモデル比較

パネライ オメガ

日本ではロレックスと並んで長らく「舶来の高級腕時計ブランド」として親しまれてきたオメガにも、手頃な価格帯のモデルが存在します。

いずれのモデルにも言えることですが、シンプルで素材に貴金属を使用していないもの、機械式よりもクォーツムーブメントを使用しているものがリーズナブルに購入できます。

ブランド モデル参考価格(目安)
パネライ ラジオミール:748,000円~
ルミノール ベース ロゴ:847,000円~
ルミノール ロゴ:924,000円~
オメガ シーマスター:814,000円~
デ ヴィル:814,000円~

オメガでは、ラグジュアリースポーツモデルの顔であるシーマスター、ドレスウォッチの代表格デ ヴィルの最もシンプルなモデルが、80万円台から購入できます。

シンプルであっても優れたデザイン性や着け心地の良さは変わりませんが、人気のモデルゆえに持っている方は少なくありません。

エントリーモデルでも堂々たる存在感を与えてくれる点が、パネライの大きな魅力です。

「パネライ vs タグホイヤー(カレラなど)」エントリーモデル比較

パネライ タグホイヤー 比較

高級腕時計ブランドのなかでも比較的価格が抑えめな展開で、日本ではアウトレットショップも展開しているタグホイヤーは、手に入れやすいブランドのひとつです。

スポーツカーファンに愛用者が多いことでも知られるタグホイヤーと、パネライのエントリーモデルをそれぞれ比較しました。

ブランド モデル参考価格(目安)
パネライ ラジオミール:748,000円~
ルミノール ベース ロゴ:847,000円~
ルミノール ロゴ:924,000円~
タグホイヤー カレラ:489,500円~
アクアレーサープロフェッショナル200 ソーラーグラフ:467,500円~

カレラはメキシコの厳しいモーターレース、カレラ・パナメリカーナから名づけられた人気モデルで、ムーンフェイズなども登場していますが、シンプルモデルは50万円を切ります。

アクアレーサーのソーラークォーツモデルも46万円台から購入できるスポーティなモデルで、若い方のファーストウォッチに最適です。

しかし、パネライほどの存在感と唯一無二のデザインを求める方には、カーレースと縁が深くワイルドなタグホイヤーといえども物足りなさはあるかもしれません。

パネライのエントリーモデルを長く愛用するために

パネライのエントリーモデルを長く愛用するためには、メンテナンスやオーバーホールなどお手入れが欠かせません。

大切に使えば半永久的に使い続けられると言われる機械式腕時計のなかでも、パネライの製品は特に頑丈です。

より長く、美しい状態で使い続けられるように、知っておきたいお手入れ方法について解説します。

メンテナンス・オーバーホールの頻度

パネライの腕時計は、2~3年ごとのメンテナンスと、4~5年ごとのオーバーホールが公式に推奨されています。

どんなに頑丈な腕時計でも、内部に使用されている部品は大変小さく繊細で、塗布されている機械油の劣化やホコリ・結露による凝固などで不具合が生じることがあり、清掃と新しいオイル塗布でまたスムーズに動くようになります。

壊れたり違和感が生じる前に、メンテナンス・オーバーホールを定期的に行っておくと、大きな故障につながりにくくなるため、ぜひ習慣化しましょう。

メンテナンスやオーバーホールは正規店だけでなく、パネライの腕時計を多く扱っている専門店で定価よりリーズナブルに請け負っているため、購入時に相談してみてくださいね。

また、潜水に使用している場合は1年ごとのメンテナンス、OA機器など強い電磁波に晒されることが多い場合はこまめな磁気抜きを行ってください。

革ベルト・ラバーベルト交換で楽しむ

パネライ ラバーベルト

パネライでは腕時計のベルトをシーンや使用方法によって多彩に展開しており、ベルトを交換するだけでもスポーティー&スタイリッシュなど違った表情を楽しめます。

特に、カウッチュー(caucciù:イタリア語)と呼ばれる天然ゴム製のラバーベルトは、汚れにも強くお手入れも簡単なため、人気の高い素材です。

他にも様々なベルトがあるため、純正ベルトについて詳しく解説します。

純正ベルトの魅力

パネライの純正ベルトには様々な種類があり、同じケースでもベルトによって印象が大きく変わります。

ラバー系
  • カウッチュー(天然ゴム製ラバー)
  • アコーディオンラバー
皮革系
  • アリゲーター
  • カーフ
  • ステッチあり
  • ステッチなし
ベルトでカスタマイズする方法

パネライの腕時計は純正ベルトだけでも様々なカスタマイズ方法があり、ファッションやシーンに合わせて色々な組み合わせを楽しめます。

ラバー系のストラップには天然ゴム製のカウッチューとアコーディオンラバーがあり、カラーが豊富で鮮やかな発色が特徴です。

カウッチューはしっかりとしたラバーベルトで、アコーディオンラバーはラグに近い部分にアコーディオン状の折り目がついています。

アコーディオン部分が伸び縮みして腕にフィットするため、海中でのダイビングスーツの上からでもつけやすく、日常使いでも着け心地が抜群です。

クラシカル・シックなイメージを求める場合は、皮革系のレザーストラップがおすすめです。

レザーにも模様が入るアリゲーターやソフトな肌触りが優しいカーフなど選択肢があり、目立つ色合いのステッチが入っていると雰囲気がガラリと変わります。

ラバー系・レザー系をそれぞれ1セット持っていれば、シーンや靴などに合わせてカスタマイズできますし、カラーやステッチを組み合わせれば無限に楽しみが広がりますよ。

時計好きから見たパネライを着けている人の印象

パネライ 着用

腕時計ファンや腕時計業界のプロから見て、パネライの腕時計を愛用している方の印象は「独自の世界観を大切にする人」です。

軍事用の精密計器メーカーが長年かけて開発したパネライの腕時計は、愛好家やプロなら一目でそうとわかる特徴がたくさんあります。

  • どっしりとした重厚感とメカニカルなイメージ
  • 堅牢で安心できる存在感
  • こだわりのデザイン
  • ミリタリーからカジュアルに昇華させるセンス

パネライの腕時計を愛用する方は、高級腕時計に精通していてスイスの伝統とイタリアのセンスを愛し、さらに実用性を重視するおしゃれな大人という印象が強いですね。

事実、反町隆史さんや成田凌さんなど、ダンディでワイルド、個性が光る有名人もパネライのアンバサダーや愛用者として知られています。

パネライはファーストウォッチにおすすめ!エントリーモデルも魅力的

軍事用から民間市場に解き放たれながら、強烈な個性や高い視認性などを受け継ぎ、さらに現代的センスを取り入れて洗練され続けているパネライは、熱狂的なファン「パネリスティ」たちに愛される人気のブランドです。

非常に強靭で視認性が高いため、初めての高級腕時計を探している方にもおすすめできますし、一度魅力を知ってしまうとどんどん惹きこまれる魅惑の世界観を持っています。

また、クラシカルな雰囲気や視認性、使いやすさなどはそのままに、手頃な価格に抑えたエントリーモデルも展開しているため、高級腕時計選びで失敗したくない方に向いています。

何より、他のブランドにはないミステリアスなストーリー性がファンをときめかせ続ける、絶対的な存在感を持つ無二のブランドです。

当記事の監修者

遠藤 有隆(えんどう ゆうこう)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC 上級ウォッチコーディネーター取得
営業企画部 マーケティング課
好きなブランド IWC・ジャガールクルト・ランゲ&ゾーネなど

1984年生まれ、神奈川県出身。時計業界は2017年より。
デザイン系の短期大学を卒業後、23歳で大手セレクトショップに入社。約10年間、レディースの服飾雑貨の責任者として店頭接客、MDやVMD業務に従事してきました。
10年目を迎え、更なる成長を求めて高級時計店への転職を決意し、2017年にGINZA RASINに入社。店頭接客を7年経験した後、現在の営業企画部 マーケティング課へ異動。
人と話すことが好きで、スーパーポジティブな私は現在、愛用のIWCメカニカルフリーガークロノとスモールギーゼを共にしながら、店舗での経験を活かしつつ、多角的な視点で記事の監修を行っています。


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