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WEBマガジン, シードゥエラー, ロレックス

ロレックス ディープシーを持っているなら知っておかなければいけない事

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ロレックス ディープシー

ディープシーはロレックスが誇る究極のダイバーズウォッチです。

圧倒的なスペックに規格外のケースフォルム。他のロレックスでは味わえない無骨さは世界中の男性を魅了し続けてきました。

2018年には新型ディープシー Ref.126660もリリースされ、注目度はますます上がるばかり。

でも、意外とどんな歴史を持っていて、どんなところが人気かがわからない、という方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。

 

そこでこの記事では、ディープシーを持っている人はもちろん、ディープシーが気になっている方・ご購入を検討されている方に、是非知ってもらいたい基礎知識をまとめました。

なぜディープシーがこれほどまでに人気を博しているのか。その理由を覗いてみましょう!

 

ロレックス ディープシーの歴史

ディープシーはシードゥエラーのハイエンドラインです。そのため、シードゥエラーの歴史を知ることがディープシーを理解することに繋がります。

シードゥエラー ディープシー

ではそのシードゥエラーはどのようなモデルかと言うと、サブマリーナの上位機種として1971年に誕生したものです。

真のプロフェッショナルの為に開発されたシードゥエラーは海洋調査会社コメックスとの共同開発により、当時最高の防水性能となった「610m防水」を実現。世界一のダイバーズウォッチとして大きな話題になりました。

ちょうど1980年代~90年代は、ダイビング熱真っ盛り!そんな時代にRef.16600にて1220m防水を実現していたことは、当時からロレックスのマーケティング力がきわめて高かったことを表していますね。

そのマーケティング力を裏打ちするエピソードがいくつかあります。

と言うのも、いかに機能性が優れていようともそれを証明できなければシードゥエラーの魅力は伝わりません。そこでロレックスはシードゥエラーの実用性を証明するためにメディアを使ったイメージ戦略を実行します。

それは「公開実験」です。

ロレックスは「オイスターケース」や「エクスプローラーI」を始めとした自社モデルを、数々の偉業に挑戦する人に携行してもらい、過酷な環境でも壊れる事なく最後まで役目を果たすことができる!ということを実地で証明してきました。

シードゥエラーにおいては「ドーバー海峡の横断泳」に同行させ、最強のダイバーズウォッチであることを証明します。

この成功によりシードゥエラーは究極のダイバーズウォッチとして高い評価を獲得することとなりました。

 

ただ、2000年頃から時計業界にデカ厚ブームがくると、きわめて高い防水性を持ったダイバーズウォッチを各メーカーがこぞって発売するようになりました。ケース厚が大きければ大きいほど防水性を付加するのは容易であったこと。加えて「オーバースペック」もまた、デカ厚とともに一つのブームとなっていたためです。

そんな背景があってかロレックスは、2008年、シードゥエラーにさらに改良を加えたディープシーを開発するに至ります。そのディープシー、防水性能はなんと3900m防水!!各社からダイバーズウォッチがリリースされていた当時でも、既にプロダイバー御用達の人気モデルとなりました。

なお、ディープシーに関しても公開実験が行われており、「深海実験への同行」によってそのスペックの高さは証明しています。

 

ロレックス ディープシーの系譜

前述の通り、ディープシーは2008年に発売された超ハイスペックなプロユースモデルです。

まだ発売から12年ほどと言うこともあり、何度かのマイナーチェンジはあったものの、リファレンスとしては二つとなります。

ディープシーの系譜と、それぞれのモデルをご紹介いたします。

 

シードゥエラー ディープシー 116660 黒文字盤

ディープシー 116660 黒文字盤

ケースサイズ:直径44mm×厚さ18mm
素材:オイスタースチール
ムーブメント:Cal.3135
ムーブメント:約48時間
防水性:3,900m
定価:1,242,000円

 

シードゥエラー ディープシー 116660 D-BLUE文字盤

ロレックス ディープシー 116660 D-BLUE

ケースサイズ:直径44mm×厚さ18mm
素材:オイスタースチール
ムーブメント:Cal.3135
ムーブメント:約48時間
防水性:3,900m
定価:1,274,200円

初代ディープシー 116660です。

ただ、発売時は黒文字盤のみのリリースでした。2014年にD-BLUE文字盤がラインナップに追加された形です。

このD-BLUE文字盤、当初はスペシャルエディション的な立ち位置でした。

2012年に『タイタニック』や『アバター』で知られるジェームズ・キャメロン監督が、マリアナ海溝の世界初・単独有人潜水を成功させたことに敬意を表し(キャメロン監督は探検家でもある!)、オマージュとしてD-BLUE文字盤をリリースしたのです。

ロレックス ディープシー 116660

当初はそんな「特別モデル」としての役割が大きかったのですが、D-BLUE文字盤の、浅瀬から深海へと深度が変わっていく様を表したかのような、幻想的で美しいグラデーションカラーが大ヒット!

D-BLUE文字盤の出現により、ディープシー人気は飛躍的に高まることになりました。

なお、黒文字盤・D-BLUE文字盤ともに、製造年によって仕様の違いがあります。詳細は後述する「ロレックス ディープシーの文字盤バリエーション」をご確認ください!

 

その後、2018年にディープシーの新作モデルが誕生します。詳細はこちらです。

 

シードゥエラー ディープシー 126660 黒文字盤

ロレックス ディープシー 126660

ケースサイズ:直径44mm×厚さ18mm
素材:オイスタースチール
ムーブメント:Cal.3235
ムーブメント:約70時間
防水性:3,900m
定価:1,331,000円

 

シードゥエラー ディープシー 126660 D-BLUE文字盤

ロレックス ディープシー 126660

ケースサイズ:直径44mm×厚さ18mm
素材:オイスタースチール
ムーブメント:Cal.3235
ムーブメント:約70時間
防水性:3,900m
定価:1,365,100円

ラインナップは旧作と変わらず「黒」「Dブルー」の2つのバリエーションです。

デザイン性や操作性に大きな変化はありませんが、ムーブメントに最新世代「cal.3235」を搭載したことが、新型ディープシーの大きな変更点となります。

注目したいのは旧モデルでは48時間だったパワーリザーブが、「cal.3235」を搭載したことで70時間に伸びていること!。

週末にゼンマイを巻かなくても月曜日まで時計は動き続けるため、より使い勝手が増しました。

また、旧型と比べてブレスレットの幅が太くなり、ラグの形状が変わっています。

ロレックス ディープシー 126660

ただ、細かな違いに留まるため、パッと見は違いがわからない、と言った声も聞こえます。

ディテールについては、以下の記事をご参照ください!

 

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ロレックス ディープシーの魅力

ロレックス ディープシー

ディープシーの魅力。それは圧倒的な防水性能です。

ディープシーにはロレックス独自の革新的なケース構造のリングロックシステムが備えられており、驚くべき防水性と防圧性が確保されてます。また、サブマリーナよりも深く潜ることが想定されているため、ケース9時位置にヘリウム・エスケープバルブが備えられていることが特徴です。

この2つの画期的な機能を有していることこそがディープシーの魅力といえます。

ただ、ディープシーは機能面だけが優れているわけではなく、デザイン性に関しても絶大な評価を得ているモデルです。

シンプルなブラック文字盤・グラデーションが美しいDブルー文字盤、どちらも時計ファンの憧れであり続けています。

 

ディープシーの魅力① リングロックシステム

ディープシー リングロックシステム

出典:https://www.rolex.com/

リングロックシステムとは、水深3,900mでの防水を可能にしたケース構造のことです。

リングロックシステムを採用した独自のケースは、クリスタルにかかる約3トン相当の水圧にも耐えることが可能。複雑な構造を持つこのケースは、航空宇宙産業で使われている「窒素合金ステンレススチール」製のセンターリング、厚さ5mmの「ドーム型サファイアクリスタル」、グレード5の「チタン合金」の裏蓋が使われており、凄まじく頑丈な設計となっています。人が物理的に生存できる深さの100倍以上の深さまで潜れることを可能にしたロマン溢れる機構です。

 

ディープシーの魅力② ヘリウムガスエスケープバルブ

ロレックス シードゥエラー ディープシー

ケース9時位置には潜水時にケース内部に侵入したヘリウムガスを逃がすためのヘリウムガスエスケープバルブを搭載しています。

深い潜水に使われる空気はヘリウムを主成分としており、浮上の際ヘリウムガスがケース内に侵入して抜けないと気圧差で爆発するおそれがあります。これを回避する為に自動的に排出することができる仕組みがヘリウム・エスケープバルブです。

このヘリウム・エスケープバルブを搭載することで、ディープシーはサブマリーナよりも遥かに高い防水性を実現しました。

 

ディープシーの魅力③ 優れたデザイン性

ディープシーのデザイン性は世界中から高い評価を得ています。

スポーティーでありながらも上品、カジュアルシーンはもちろんのことビジネスシーンでも問題なく身に着けることが出来る。

どうしてもスペックの高さに目が行くディープシーですが、デザイン面も拘りぬかれた一本です。

ロレックス シードゥエラー ディープシー

左:サブマリーナ Ref:116610LN 右:シードゥエラー Ref:116600

パッと見は似ていると言われるサブマリーナとの違いも紹介します。

一見瓜二つの両モデルですが、見比べると「ベゼル部分」に違いがあることに気づきます。よく見てほしいのはベゼルの”メモリ部分”。サブマリーナのセラミックベゼルには、最初の15分までしか分刻みはないですが、シードゥエラーには、一周全てに分メモリが付いています。

また、サブマリーナはデイトにサイクロップレンズが使われていますが、ディープシーには使われていません。

ディープシーはサブマリーナよりも深く潜ることが可能ですが、その分強い水圧を受けることになります。その圧によってサイクロップレンズが破損する恐れがあるため、敢えてディープシーには採用されていません。

さらに言うと最も大きな違いは、そのケース厚です。サイクロップレンズと通ずる話ですが、ディープシーは寄りディープな水深での使用が前提となっているため、当然防水性が高くなり、その分ケース厚が出てきます。

左:116610/右:126660

ちなみにサブマリーナはケース厚が13mm、ディープシーは圧巻の18mmです。

手に取ってみるとコマにもかなり厚みがあることがおわかり頂けます。

ダイナミックなケース、そしてずっしり感。これぞディープシーのだいご味と言えるでしょう。

 

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ディープシーの魅力④ 規格外のサイズ感

ロレックス ディープシー

ディープシーはオーバースペックともいえる防水性があるため、同じダイバーズモデルのサブマリーナと比べるとかなりのボリュームがあります。

その大きさは44mm径に18mmのケース厚

普段使いにはあまり向かないのでは?と思われますが、このサイズ感が好き!という方が多く、例年高い人気を博しています。

 

ロレックス ディープシーの価格・相場動向

ロレックス ディープシー 116660

「生産終了したモデルの相場が上がる」

これは、ロレックス特有の現象です。

この度のディープシーの116660⇒126660のように、リファレンスチェンジによって廃盤となった旧モデルが、価値が上がる、というのです。

これは、あながち間違いではありません。

供給がストップすれば市場から個体数が減ることとなり、かつロレックスの人気モデルは生産終了後も根強い需要を維持し続けるため、結果として相場が上がります。
最近では、生産終了を見越して「買い」に走る、といった消費者マインドもあり、新作発表シーズンは、大きくロレックス相場が動くものです。

ただ、全てのモデルでこの図式が当てはまるかと言うと、そうではありません。

特に、ディープシーのように、外観が大きく変わらなかったモデルについては、生産終了モデルだけが顕著に値上がりする、といったケースは少なくなります。

ディープシー 126660

もっとも、ディープシーはどこに出しても恥ずかしくない人気モデル。そのため新旧問わず、比較的高い相場を維持しています。

一方でスペックアップした新型ディープシー 126660の方が、まだ発売から二年ということもあり高値を維持しております。

2020年5月現在、126660の新品並行相場は黒文字盤が140万円台~、D-BLUE文字盤の方が170万円台~。定価が前者は1,331,000円、後者は1,365,100円であることを鑑みると、D-BLUE文字盤の方が値上がりが顕著ですが、どちらも定価は超える相場感です。

一方の116660の方は、2020年5月現在、黒文字盤が110万円程度~、D-BLUE文字盤の方が150万円台~(いずれも当店の中古販売価格を参照)。

中古は状態にもよりますが、旧型ディープシーの方がお得感があると言えるでしょう。

 

ただ、旧型116660のD-BLUE文字盤の方は注意が必要です。

と言うのも、こちらは黒文字盤モデルと違って、2014年~2018年までしか製造されていません。この稀少性が今後さらに高まり、価格高騰となるのでは・・・と言われています。

しかしながら黒・D-BLUE文字盤、そして新旧問わず、ディープシーは安定した需要を誇っています。また、堅牢な造りゆえに経年変化に強く、中古市場で探しやすいことから、「デイトナ並みののプレミア相場!」とは言わないまでも、安定的な価値を維持していくと考えられます。

 

なお、後述する文字盤仕様によっては、既に相場が高騰している個体も存在します。

 

ロレックス ディープシーの文字盤バリエーション

ディープシーのラインナップは2008年に発売された「116660 ブラック」「116660 Dブルー」、そして2018年に発売された「126660 ブラック」「126660 Dブルー」の4種類ですが、実は「116660 ブラック」「116660 Dブルー」に関しては年代や個体によって文字盤に細かな違いがあります。

 

ディープシー 116660 Dブルー文字盤の種類

Dブルーの文字盤は2017年の5月~7月にかけてマイナーチェンジが行われた為、2種類のタイプが存在します。

マイナーチェンジ後の文字盤は青と黒の割合が5:5から6:4の割合となっており、青の鮮やかさが増しているのが特徴です。

116660 Dブルー グラデーション

左:マイナーチェンジ前 右:マイナーチェンジ後

現段階ではマイナーチェンジ後の文字盤の方が価値が高い個体として扱われています。

新型126660も6:4割合の文字盤となっていることから、今後はこの文字盤がメジャーな存在となっていくことでしょう。

ただ、6:4割合の文字盤が世に出回りつくした時、もしかしたら5:5の割合の文字盤のレアリティーが上がることも考えられます。

 

尚、下記の特徴のある文字盤はレア個体として高い価値を持ちます。

 

■パンチラ・・「DEEPSEA」の印刷が少しだけズレていて縁が白い

■ライムグリーン・・「DEEPSEA」が太く、SEA-DWELLERより下の文字が細い

■ゲッコーグリーン・・「DEEPSEA」が細く、SEA-DWELLERより下の文字が太い

 

いずれも細かな違いですので、見逃さないよう良くチェックしましょう!

 

ディープシー 116660 ブラック 文字盤の種類

ディープシー 116660のブラックダイヤルには、「マーク1・マーク2・マーク3」の3種類が存在し、それぞれに細かな違いがあります。現在はダイヤルの種類によって買取価格が大きく異なることはありませんが、希少なマーク1は今後もしかしたら価値が高まっていくかもしれません。

 

『マーク1 ダイヤル』

116660 mark1

発売開始した2008年から約1年間のみ流通したマーク1。王冠マークの突起部が特徴的で、現行の王冠マークよりも長さの差が大きくなっています。

 

『マーク2ダイヤル』

116660 mark2

2009年頃~2013年頃に製造されたマーク2ダイヤルは王冠マークが現在採用されている形になっており、「-」や「=」の記号が短くなっています。

ftの大文字「F」が小文字「f」に変更されていることも特徴的です。

 

『マーク3ダイヤル』

116660 mark3

2013年頃~現行モデルに使われているマーク3。基本的にマーク2と大差はありませんが、文字に跳ね装飾が加えられていることや「=」がだいぶft側に寄っていることが特徴的です。

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まとめ

44mm径に18mmケース厚という男らしいフォルムに圧倒的な3900m防水。ディープシーはオーバースペックを極めたロレックスの防水技術の集大成です。

発売から約10年が経過した現在においてはロレックスの人気ダイバーズウォッチとして、世界中の男性から熱い支持を受けています。

ラインナップは4種類ですが、年代によって細かな違いがあるので、購入を検討される際にはよく細部までチェックしてみるとよいでしょう。

ロレックスのご購入はこちら

 

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この記事を監修してくれた時計博士

池田 裕之(いけだ ひろゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 銀座ナイン店(ロレックス専門館) 店長

昭和57年生まれ 37歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴16年

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