loading
Now Loading...
  • Twitter
  • LINE
  • Facebook
  • Instagram
  • weibo
  • WeChat

アンティーク時計, その他, ロレックス

ロレックス シードゥエラー赤シード文字盤(マーク1,2,3,4)の違い

  • にほんブログ村

2017年の新作「Ref.126600」赤シードは評判も上々のようですね。

新作が出ると逆に気になるのがオリジナルモデルの存在。

今日は赤シードの文字盤の種類についてまとめてみることにします。

 

ロレックス シードゥエラー Ref.1665

1967-1978年頃

サブマリーナの上位モデルとして登場した、飽和潜水用腕時計。

飽和潜水の作業時、時計に混入するヘリウムガスを逃がすための機能を備えており、サブマリーナの3倍の防水性能を有しています。

一見、同じような時計に見えるサブマリーナデイトと比較すると

・サイクロップレンズがない

・エスケープバブルを搭載している

・ケース・風防が厚い

という特徴があります。

 

その中で

SEA-DWELLER

SUBMARINER 2000の文字が赤く表記されているものは「赤シード」と呼ばれ、

ロレックスのレアスポーツモデルの中でもかなり有名な存在です。

1665 アンティーク 赤シード

ロレックス シードゥエラー 赤シード Ref.1665

赤シードの中でも文字盤の特徴によって、4つのモデルに分類されます。

それぞれ以下のような特徴があるので、見分けられるようになっています。

 

①ロレックス シードゥエラー Mark I (マーク1)ダイヤル

シードゥエラー マーク1

1967年のごく初期のみの製造。

2000ft=610mの6に隙間が空いてる「オープン6」と呼ばれるタイプ。

 

6時側 上2段の赤い文字

SEA-DWELLER

SUBMARINER 2000

の表記が同じ大きさなのが特徴で、マーク1はここで見分けます。

 

もともとこの赤表記が薄いのですが、それが褪色してピンクになった個体も有り、さらにレアな存在となります。

 

また、この時点ではエスケープバブルはまだ特許「申請中」であるため、裏蓋にはPATENT PENDINGの刻印がされています。

 

②ロレックス シードゥエラー Mark II (マーク2)ダイヤル

シードゥエラー マーク2

1967-1699年

このマーク2以降、SUBMARINER 2000よりもSEA-DWELLERの表記の方が大きくなります。

6の書体は「オープン6」と呼ばれるものです。

 

完全なセンタースプリットではありませんが、中央の単語と単語の隙間が

SUPERLATIVE CHRONOMETER

OFFICIALLY CERTIFIED

______↑ この辺り

他のモデルに比べてデコボコしておらず、直線的です。

この2つがポイントです。

 

マーク2は黒が褪色して茶色になりやすいダイヤルです。

そうなったものは、トロピカルやブラウンチェンジと呼ばれ、とんでもないプレミアが付きます。

 

またマーク2までは、ケース厚がシードにしては薄く、海外ではTHIN CASEと呼ばれることもあります。

 

裏ブタの表記は稀に「PATENT PENDING」が混ざるようですが、

多くは「ROLEX PATENT」となっています。この頃に特許が認められたのでしょうか。

 

③ロレックス シードゥエラー Mark III (マーク3)ダイヤル

シードゥエラー マーク3

1969-1972年

SEA-DWELLERの表記が大きくて、オープン6で、センタースプリットじゃないもの。

がマーク3です。

 

マーク2に比べて下段の

SUPERLATIVE CHRONOMETER

___OFFICIALLY CERTIFIED

__________↑ この辺り

の単語と単語の隙間がデコボコしています。

文字盤だけだとマークIIとかなり類似していて違いが分かりにくいです。

裏蓋はROLEX PATENTのみとなります。

 

④ロレックス シードゥエラー Mark IV (マーク4)ダイヤル

シードゥエラー マーク4

1973-70年代後半

2000ft=610mの6の隙間がしっかり閉じてる「クローズ6」と呼ばれるタイプです。

「クローズ6」はマーク4だけなので、見分けやすいモデルです。

 

最後に

以上が文字盤についての特徴です。

マーク4か、それともマーク3以前か、で大きく値段が変わりますが、いずれにせよレアで高額な時計であることには変わりません。

実物を見られる機会があればそれだけで貴重な時計です。

赤シードを探してる方で、もし良い個体が見つかったら、がんばって極力入手したいものですね。


アンティーク時計のブログ一覧


WATCHES AND WONDERS2024

買取専門WEBマガジン
販売サイトへ
買取サイトへ

中央通り店
メンテナンスガイド
腕時計入門ガイド

 

人気記事ランキング

ページトップへ