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WEBマガジン, ミドルクラスのモデル特集, ロレックス

ロレックス定価は値上がりするのか?2021年の流れを読む

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2019年10月1日より、消費増税に伴い国内定価の改訂―値上げ―を行ったロレックス。続く2020年1月1日、さらなる値上げが敢行されました。前回の価格改定では平均して0.75%~1%程度の上昇であったものの、今回は3.3%~3.5%・・・また、これは日本国内だけの施策ではないようです。

ロレックスの定価は20年前までは考えられなかったような値上がりを果たしています。 もちろん国内物価自体が上昇しているから、ということもありますが、現行モデルが展開され始めた2010年以降は型番が6桁に変化したのを機に見過ごせないほど値上げ。現在のラグジュアリーブランドとしての地位が築かれました。

 

そんな流れの中で行われた価格改定から一年。いったいロレックス相場にどのような影響を及ぼしてきたのでしょうか。また、一部の時計ファンの間では、「2021年、また価格改定が…?」などと言った噂も飛び交っているようです。

さらには、次期新作発表-来るべき2021年4月―で生産終了するモデルが浮き彫りになったと言う話も・・・?

そんな噂も含め、ロレックスの相場・人気、そしてロレックスの今後の動向(さらなる値上げはあるか!?)などなど・・・2021年の流れを読み解いてみました!

 

※あくまで予測であり今後のロレックス動向をお知らせするものではありません。

※定価及び新品並行相場は2021年1月現在のものを税込表示で掲載しております。

 

ロレックス 定価 改訂 値上げ

 

ロレックス人気モデルの定価と過去10年の定価推移

まず始めに、ロレックス人気モデルの2020年1月1日~の新定価を掲載いたします。

現行モデルが出始めた2010年以降をめどに、定価推移も併せてご紹介しております。

なお、前回の定価改訂は2015年、そして2019年10月からとなります。それ以降に生産終了したモデルは初出年と最終定価を掲載いたしております。

 

①コスモグラフ デイトナ

ロレックス デイトナ 116500LN

白文字盤黒文字盤

■116500LN

初出:2016年~

新定価:1,387,100円(+78,100円)

定価推移:1,274,400円1,309,000円(2019年10月改訂)1,387,100円

 

②GMTマスターII

ロレックス GMTマスター2

 

116710LN(黒ベゼル)

初出:2007年~2018年

定価推移:714,000円⇒799,200円(2013年改訂)⇒最終定価:864,000円

 

116710BLNR(青黒ベゼル)

初出:2013年~2018年

定価推移:864,000円⇒最終定価:918,000円

 

126710BLRO(赤青ベゼル)および126710BLNR(青黒ベゼル)

初出:2018年~

新定価:1,020,800円(+44,000円)

定価推移:950,400円976,800円(2019年10月改訂)1,020,800円

 

③エクスプローラーI

ロレックス エクスプローラーI 定価

 

214270

初出:2010年~(2016年にマイナーチェンジ)

定価推移:598,500円⇒621,000円(2013年改訂)⇒669,600円(2015年改訂)687,500円(2019年10月改訂)⇒2020年もお値段据え置き

 

④エクスプローラーII

ロレックス エクスプローラーII 216570

黒文字盤白文字盤

 

■216570

初出:2011年~

新定価:875,600円(+22,000円)

定価推移:693,000円⇒772,200円(2013年改訂)⇒831,600円(2015年改訂)853,600円(2019年10月改訂)⇒875,600円

 

⑤サブマリーナ

ロレックス サブマリーナ 定価

 

116610LN(デイト 黒ベゼル)

初出:2010年~2020年

新定価:943,800円(+45,100円)

定価推移:735,000円⇒810,000円(2013年改訂)⇒874,800円(2015年改訂)898,700円(2019年10月改訂)⇒943,800円

 

116610LV(デイト 緑ベゼル)

初出:2010年~2020年

新定価:987,800円(+33,000円)

定価推移:777,000円⇒874,800円(2013年改訂)⇒928,800円(2015年改訂)954,800円(2019年10月改訂)⇒987,800円

 

114060(ノンデイト)

初出:2012年~2020年

新定価:832,700円(+45,100円)

定価推移:702,000円766,800円(2015年改訂)787,600円(2019年10月改訂)⇒832,700円

 

⑥シードゥエラー

ロレックス シードゥエラー 定価

126600

初出:2017年~

新定価:1,230,900円(+33,000円)

定価推移:1,166,400円1,197,900円(2019年10月改訂)⇒1,230,900円

 

⑦シードゥエラー ディープシー

ロレックス シードゥエラー ディープシー

 

126660(黒文字盤)

初出:2018年~

新定価:1,331,000円(+33,000円)

定価推移:1,263,600円1,298,000円(2019年10月改訂)⇒1,331,000円

 

126660(D-BLUE文字盤)

初出:2018年~

新定価:1,365,100円(+33,000円)

定価推移:1,296,000円1,332,100円(2019年10月改訂)⇒1,365,100円

 

なお、人気の主要モデルのみをピックアップしてご紹介しておりますが、一部ドレス系モデルを除いてほとんど全ての製品が2020年価格改定対象となりました。

 

 

ロレックス価格改定にまつわる噂

ロレックス エクスプローラーI 214270

今回のロレックスの価格改定とともに、いくつかの噂が浮き彫りになりました。

その一つが、なんとあの人気モデルが生産終了するのでは、という噂です!

 

エクスプローラーI 214270が生産終了?

2020年、スポーツロレックスが軒並み価格改定している中で、エクスプローラーIだけがお値段据え置きとなりました。

これは、結構予測する方もいらっしゃるでしょうが、次期バーゼルワールド(結局2020年より廃止になりましたが)で新作が出て、現行のRef.214270は生産終了するのではないか、という噂が飛び交っています。

確かに214270は、2016年にランニングチェンジしてはいるものの、初出は2010年であるため、昨年10周年を迎えました。

結局9月にずれ込んだロレックスの新作発表では、先にサブマリーナの三機種がモデルチェンジとなり、既存の116610系と114060は生産終了。しかしながらここで初めてスポーツ系のノンデイト3針に最新世代Cal.3230が搭載されたことで、がぜんエクスプローラーIのモデルチェンジ説が濃厚になったものです(2015年以降のロレックスは3100番台から3200番台キャリバーへの移行を以てモデルチェンジを行っているため)。

つまり、2020年の価格改定でエクスプローラーI 214270だけお値段据え置きだったのは、来るべき新作発表に向けての在庫処分的な意味合いがあるのでは…?と言うことを示唆しています。

 

エクスプローラーII 216570が生産終了?

エクスプローラーII 216570

さらにエクスプローラーIの上位機種、エクスプローラーII 216570の生産終了説も同時に流れています。もっともこちらは「価格改定でにわかに噴出した」といった類ではありませんが、後述する2021年ロレックス動向および相場に大きく関わってくるので併せてご紹介いたします。

 

214270の項でも簡単に言及したように、現在ロレックスはムーブメントの入れ替えを行うことでモデルチェンジしています。そしてエクスプローラーIIは、2018年・2019年にモデルチェンジされたGMTマスターIIと、長らくベースムーブメントを同期させていました。

どういうことかと言うと、エクスプローラーIIに搭載されているCal.3187は旧型GMTマスターIIで採用されてきたCal.3186と同系統なのです。エクスプローラーIIの先代16570まではCal.3186が搭載されてきましたが、216570よりCal.3186に耐震性を持たせたCal.3187にアップデートが図られました。より探検家向けになったというわけですね。

つまり、GMTマスターIIに新ムーブメントCal.3285が搭載された今、順番的にすぐエクスプローラーIIにも同様に新ムーブメントが搭載されてモデルチェンジになるのでは、と言うことです。2021年はエクスプローラーII生誕50周年と言うこともあり、その可能性は高いと言っていいでしょう。

 

もちろん、エクスプローラー214270にしろ216570にしろ、どうなるかはロレックスのみぞ知るところ。

2021年4月、全てが明らかになるでしょう!

 

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ロレックス定価は今後世界的に値上がり?

冒頭でもご紹介したように、2020年の価格改定は日本国内だけではありません。イギリス国内定価も値上がり対象となったようなのです。

2015年の価格改定の際は、確かにヨーロッパ圏や香港でも同時に値上がりとなりました。そのため今回の価格改定も、今後全世界で波及していくことは不思議ではありません。

この背景としては、原材料や人件費といった原価高騰が存在します。とりわけ高級機と無関係ではいられない金やステンレス鋼板の高騰の影響は小さくなかったでしょう。そのためロレックスのみならず、多くの高級ブランドが定価改定に踏み切っており、2021年に入ってからはオーデマピゲやIWCがその例として挙げられます。

ロレックス サブマリーナ 126610LV

また、度々の価格改定は実勢相場が上がりすぎた結果だ、と言った声もあります。

ご存知、ロレックスの人気モデル(加えて一部のブランドの人気モデル)は今や、定価でなかなか買うことができなくなりました。圧倒的な高い需要とそれに喚起された品薄のため正規店で入手できず、結果的に市場価格が高騰を続けていますね。

こういった中で、実勢相場に合わせる形でロレックスが値上げを敢行したのでは…?なんて声も出てきています。

 

ロレックスは非上場企業であることに加えて徹底した秘密主義。そのためどういった要因での定価改定かはわかりませんが、一番気になってくるのが2021年のロレックス相場への影響ですね。

ロレックスは世界的な需要が非常に高く、ほとんど全ての国でプレミア価格を叩き出しています。世界的に値上がりすれば、その相場がさらに上昇するであろうことは想像に難くありません。

2020年は新型コロナウイルスの影響もあり一度ロレックス相場が下落しましたが、逆にこの社会情勢がロレックス相場を過去最高値にまで持っていく結果をも誘発しています。

2021年、ロレックスの定価改定や相場動向はいったいどうなるのか?次項で流れを読んでみましょう!

 

 

値上げや相場動向・・・ロレックスの2021年の流れを読む

上記で定価推移を掲載しましたが、結構上がってますよね? 

また、2016年以降に登場したデイトナ 116500LNやGMTマスターII 126710BLROは、多機能機ということもあるかもしれませんが、最初から強気の価格設定ということが見て取れるかと思います。 これは時計に限った話ではありません。近年、様々な産業で定価を上げる動きがあります。「値上げラッシュ」なんて言葉も聞きますね。

ロレックス 定価 値上げ

併せてロレックスは定価はもちろん、相場もまた気になるもの!なかか目が離せない状況が続きます。

そんなロレックスの定価改定の兆候や相場を中心に、2021年動向を読み解いてみました。

 

ロレックス2021年の動向①供給不足と世界的な品薄の加速

ロレックス GMTマスターII 126710BLNR

まずロレックス、そして全ての人気高級時計ブランドに言える2021年動向として挙げたいのが、供給不足世界的な品薄の加速です。

これは、目下、世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス(COVID-19)が原因として挙げられます。

新型コロナウイルスは、私たちの生活様式を一変させました。
とりわけ感染力の強さは人やモノの行き来を大きく制限させており、他国との貿易はもちろん、国内でも交流が避けられるようになりましたね。
各国では―そしてわが国でも―ロックダウンや緊急事態宣言が発令され、ショップや飲食店が休業や時短営業を余儀なくされています。

そんな中、メーカーの工場も供給ストップせざるを得ない状況となりました。

メーカー側も人員確保やパーツ製造がしづらくなり、結果としてますます原価高騰が進むことが見受けられます。そのため前項でもご紹介しているように、大幅な価格改定に踏み切ったブランドは2020年~2021年にかけて少なくありませんでした。

ロレックスでも、いつまた価格改定が行われても不思議ではない背景がある、と言った見方ができるのではないでしょうか。

 

なお、新型コロナウイルスはメーカー側の定価改定事情のみならず、実勢相場にも色濃い影響を落としています。

と言うのも、貿易や海外との業者間取引が制限されたことから国内市場への海外仕入れがしづらくなっているのです。

結果として、ロレックスのみならず多くのブランド時計の市場流通量が低減することとなりました。

銀座 時計買取店

しかしながら、新型コロナウイルスで需要も一緒に低減したかと言うとそうではありません。むしろ、旅行やイベントでお金を遣わなくなったこと等も関係してか、依然としてロレックス需要は高まり続けているのです。

需要は落ち着くどころかむしろ高まっているのに、品不足…市場原理である「需要と供給」の法則に従えば、相場が上がるのは明らかです。

繰り返しになりますが、これはロレックスのみならず多くの人気ブランド時計に言えること。しかしながらロレックスできわめて相場高騰が顕著であることはご存知の通りです。

2021年現在、悔しいことに新型コロナウイルスの影響はまだ続くと言った見方が優勢です。もちろんワクチン開発や感染症対策の周知は進んできていますが、すぐにこの状況が劇的に改善されるわけではありません。

そのため2021年もブランド時計の供給不足および品薄は加速し、結果としてロレックス定価改定のみならず、相場の上昇傾向も続くことが考えられます。

 

ロレックス2021年の動向②新型ムーブメント開発の促進は値上げの兆候?

ロレックス 定価 値上げ

次にロレックスの2021年相場動向に大きな影響を与えるのが、「新型ムーブメント」の存在です。

前項でも簡単にご紹介していますが、ロレックスが「新世代」と自負する新型ムーブメントが続々新作に搭載されています。 例えば3針+日付機能のCal.3235。 デイトジャストやパールマスター、そして赤シードの異名でも知られる2017年発表のシードゥエラー126600などに採用されてきました。

従来のCal.3135も素晴らしい名機でしたが、後継機にあたるCal.3235は約70時間ものロングパワーリザーブが最たるウリです。 もともとが48時間だったことを考えると、約1日分もの延長を実現したということになります。

「週末に腕時計を外して過ごしたら、週明けにはぜんまいを巻かなくてはならない」といったこれまでの自動巻きの常識を覆しました。

加えて、ロレックスが特許を取得した、新しいクロナジーエスケープメントによる高いエネルギー効率と信頼性。さらにニッケル・リン合金を使用し、高耐磁性をも獲得していること。 カレンダーをどの時間帯でも日付変更可能にしたことも特筆すべき特徴です。

ロレックス 定価 値上がり

2018年にはGMT機能にメスが入れられ、同様にCal.3186がスペックアップしたCal.3285搭載GMTマスターII 126710BLROが登場。同じくロングパワーリザーブを誇ります。

こう書くと夢のようなムーブメントですよね? 実際スペックアップしたと話題です。

しかしながらそれに合わせて、既存のモデルがどんどん廃盤になっています。 続投が噂されていた116710LNおよび116710BLNRも、ついに生産終了となりました。

そこで、こうは考えられませんか? 既存モデル廃盤・新ムーブメント搭載モデルの発表と同時に、じわじわと値上げを敢行している、と。

126600の初出定価は1,166,400円。先代モデルにあたるシードゥエラー4000 Ref.116600が定価1,069,200円だったことを考えると、10万円以上値上がりしています。

ロレックス 定価 値上がり

スペックアップすると同時に、当然ながら相場も上昇。

例えばGMTマスターIIは126710BLNRの新品並行相場は180万円前後~。さらに人気の126710BLROに至っては220万円という相場を記録しています。

ロレックスにとっては美味しい展開ですよね。旧ムーブメントを同時並行して製造することはコストもかかりますし、今後エクスプローラーI・IIなどにもモデルチェンジが促進されていくと考えられます。

そうは言っても、2018年に登場したシードゥエラー ディープシー 126660の黒文字盤は相場160万円前後~。D-BLUE文字盤は180万円前後~と、旧型とそこまで大きく差をつけていないモデルもあります。

そのため一概に「新型ムーブメントがさらなる定価改定および相場上昇の兆候」と断定することは危険ですが、後述するその他の要因を考慮すると、少し怪しい気がしてしまいます。 次項でご紹介いたします。

 

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ロレックス2021年の動向③チューダー日本上陸は値上げの布石だった!?

ロレックス 定価 値上がり

2018年の大きな日本時計業界のニュースと言えば、チューダー(チュードル)の日本上陸でしょう。

チューダーはロレックスの弟分とも言えるブランドで、ロレックス創業者ハンス・ウィルスドルフ氏がロレックスの知名度向上のために立ち上げました。 かつては「ロレックスのパーツを使った時計をロレックスより安く購入できる」といった人気がでしたが、今では独自路線を進み「チューダーでなくてはならない」といったファンを獲得しています。 ロレックスにはないヘリテージラインや、自社製ムーブメントの開発などに意欲的で、しかもヒットを飛ばしていることからもその事実が裏付けられることでしょう。

しかしながらロレックスのファミリーブランドであることは変わりません。 実際、日本ロレックスはチューダー製品のメンテナンスを受け付けてきました。

ロレックス 定価 値上がり

チューダーの日本上陸は、ずいぶん前から時計業界で噂として流れては否定され、流れては否定され・・・そんな「信じようと信じまいと」的な情報として存在していました。 とりわけここ数年はチューダーの飛ぶ鳥落とす勢いが凄まじく、今度こそは!と期待していたものです。 そんな折、2018年の夏、唐突とも思えるタイミングで日本上陸が公式発表されました。

なぜ、今なのか? これは、ロレックスのブランド戦略の一環で、自社のブランド属性を変化させようとしているのではないでしょうか。 その心は、ポジションを上げ、プライスレンジも同様に上げる、と・・・!!

ロレックスの価格相場は近年高騰を遂げていますが、定価だけ見れば高級時計マーケットの中では「ミドルクラス」といったポジションです。IWCやパネライあたりと同クラスとなります。 雲上ブランドだと、世界三大時計にあたるパテックフィリップ、ヴァシュロンコンスタンタンにオーデマピゲ・・・さらにランゲ&ゾーネやブレゲなんかが挙げられます。

ロレックスは、こういった雲上ブランドへのポジショニングアップを図っているのではないでしょうか。

実際、ロレックスの新品並行相場やヴィンテージ相場を見れば、そのクラスを狙ってもおかしくないほどの高騰を遂げています。 デイトナ116500LNは白文字盤に至っては中古であっても300万円超を記録しており、雲上ブランドと遜色ないと言って過言ではないでしょう。

ロレックス デイトナ 定価

ロレックスの青写真を予想してみました。 ロレックスの価格高騰⇒市場にチューダーを投入し、ロレックスにはないシリーズや価格帯をカバー⇒高級時計市場でのシェア拡大・征服⇒さらなる高みへ・・・

チューダー進出は市場征服への第一歩! さらにブランド力を強固なものにし、あるいは2021年、さらに定価を上げるなどといったこともあるやもしれません。

 

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ロレックス2021年の動向④高くても買うという消費者マインドが加速

ロレックス GMTマスターII 116710BLNR

ここまでで何度か触れてきた「ロレックスの価格高騰」。 例えばエントリーモデル的立ち位置だったエクスプローラーI 214270の定価が669,600円、実売価格は100万円間近(もっとも、生産終了の噂と無関係ではありませんが)。GMTマスターII 126710BLROは新定価1,020,800円のところ実売価格が220万円近く・・・コロナ禍において、今なお前例のないほどの値上がりを続けています。

日本は長くデフレが続いたため、モノの価格が上がり続けることは信じられないかもしれませんが、今後まだまだこの高騰は継続するでしょう。

この波はロレックスだけでなく、パテックフィリップやオーデマピゲ、オメガ、IWC、そしてチューダーなど多くの人気ブランドにおいて顕著です。 理由は供給を大きく上回る需要があるため。

欧州や米国、中国などもともと高級時計マーケットが大きい国々だけに留まらず、東南アジアなどからも高い需要が集中しています。

ロレックス 定価

定価の倍以上値段が上がっているにもかかわらず購入する人がいる。その事実は覆せません。 上下はあるにせよ、今後もこの高騰はしばらく続くと思われます。

ブランドが値段を上げるのは、イチかバチかの勝負といった趣があります。必ずどこかで「この値段を出してまで買う価値とは・・・」と思われる時がくるためです。 いくらロレックスと言えどそれは変わらず、とりわけ古くからのファンにとっては「上がりすぎじゃない!?」と敬遠する向きもあるでしょう。

しかしながら、今の状況を見ると前述のように高くても買う人は少なからずおり、さらに価格を釣り上げています。

もしブランドが定価を値上げするとしたら、今のように絶好調を迎えている時でしょう。 ロレックスの価格高騰は、ロレックスが流通量を制限しているからという理由もあるため、あるいは値上げ戦略としての布石と考えられるのではないでしょうか。

 

 

まとめ

ロレックスの定価改訂、およびそれに伴う2021年の動向をご紹介いたしました。

もちろんあくまで予想の域は出ません。 しかしながら4月に迎えられる新作発表において、またさらに相場を上げてくる可能性は十二分です。

もしかしたら、今が最後の買い時かも!!??

 

文:鶴岡

 

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この記事を監修してくれた時計博士

池田 裕之(いけだ ひろゆき)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 銀座ナイン店(ロレックス専門館) 店長

昭和57年生まれ 37歳 熊本県出身
19歳で上京し、22歳で某ブランド販売店に勤務。 同社の時計フロア勤務期に、高級ブランド腕時計の魅力とその奥深さに感銘を受ける。しばらくは腕時計販売で実績を積み、29歳で腕時計専門店へ転職を決意。銀座ラシンに入社後は時計専門店のスタッフとして販売・買取・仕入れを経験。そして2018年8月、ロレックス専門店オープン時に店長へ就任。時計業界歴17年

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