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速報！2019 SIHH(ジュネーブサロン) エルメス新作モデルを発表！

2019/01/18

2019年1月14日からSIHH2019(ジュネーブサロン)が開催されています！弊社スタッフが現地で撮影したエルメスの新作をいち早くお届けいたします！

エルメスアルソールゥールドゥラリュンヌ

素材：ホワイトゴールド
文字盤：メテオライト×グレーラッカー×マザーオブパールの月
ケースサイズ：直径43mm×厚さ4.2mm
ムーブメント：エルメス社製自動巻きCal.H1837、独自開発モジュール「ルゥールドゥラリュンヌ」搭載
パワーリザーブ：約50時間
防水性：3気圧
予価：3,200,000円(税別)、世界限定100本生産
発売予定：2019年6月頃

昨年よりSIHHに参加することとなったエルメス。
クリッパーやHウォッチなどが有名ですが、SIHH2019では、これまでのエルメスとはどこか異なる新作をラインナップしております。
この超高級にして超有名な皮革ブランドは、複雑機構を製造する時計メーカーとしても一流であったと再確認せずにはいられません！

それを象徴する新作がこちらのアルソールゥールドゥラリュンヌです。
会場で拝見した時は、にわかにはエルメスの時計だとは信じられませんでした。

まず目につくのは二つのインダイアルの他に二つの月が表示されていることではないでしょうか。
これは、北半球と南半球のムーンフェイズを同時表示することを実現したもの。
2012年に発表された同社初となる自社製自動巻きCal.H1837に、やはり自社独自開発によって生み出した機構「ルゥールドゥラリュンヌ」をモジュール追加することによって、二つのインダイアルが稼働し、ケース内を59日で1周させる、という仕様です。
12時位置が南、6時位置が北となり、マザーオブパールの月が美しく軌道を描きます。

メテオライトのベースがまた月面感を出してくれていますね！

100本生産の限定商品となりなかなかお目にかかる機会はないかもしれませんが、今後はエルメスがコンプリケーション分野で頭角を現していくことは想像に難くないでしょう。

エルメスアルソー Awooooo

素材：ホワイトゴールド
文字盤：ホワイトゴールド製ベース×ミニアチュールによるエナメル仕上げ
ケースサイズ：直径41mm
ムーブメント：エルメス社製自動巻きCal.H1837
パワーリザーブ：約50時間
防水性：3気圧
予価：9,170,000円(税別)、世界限定8本生産

夜空をイメージした美しいベースに、野趣溢れるウルフモチーフが描かれた工芸品のようなアルソーも展示されておりました！
こちらは2016年に発表された熊モチーフのGrrrrr！を、受け継いだ新作となります。

この緻密で有機的なウルフと美しさを実現した秘訣は、ミニアチュール(細密画)というエナメル技法に依るものです。
古代エジプト時代から用いられてきた伝統技法で、熟練したエナメル職人たちが手作業で細やかな細工を施し、磨き、仕上げたもの。

立体感と奥行きが出ており、非常に写実的に仕上がりました。

アルソーのシンプルなフォルムが、文字盤の美しさを引き立てていますね！

エルメスケープコッドホワイト/ブラック

素材：ステンレススティール
文字盤：ホワイトまたはブラック
ケースサイズ：縦29mm×横29mm
ムーブメント：クォーツ
防水性：3気圧
予価：シンプルストラップ9,450スイスフラン／ダブルストラップ9,700スイスフラン

ケープコッドは2016年に誕生25周年を迎え、様々なバリエーションを追加しつつ進化しています。

この度の新作は、ケープコッドの「長方形の中に正方形を落とし込む」といったコンセプトは忠実に守りつつも文字盤にアンカーチェーンを貴石であしらったという、エレガント極まる逸品です。
ケープコッドはどちらかと言うとカジュアルな印象でしたが、貴石の存在でグッとドレッシーに近づきました。

また、アンカーチェーンはエルメスでしばしば用いられるモチーフです。
船を停泊するのに使われる道具ですが、1938年、エルメス4代目社長ロベール・デュマ・エルメス氏が港の散策中にインスピレーションを得たと言います。
ケープコッド自体がアメリカのビーチリゾートをイメージして製造されているので、コンセプトが非常にマッチしていますね。

ストラップ交換も容易に可能なため、いろいろな顔を楽しめそうです。

まだ発売時期は明らかにされていませんが、2019年、レディースウォッチの新たなる定番となってくれるでしょう。