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50代の男性におすすめのセンスが良い高級腕時計8選

WEBマガジン, 田中拓郎

50代 男性 センスの良い腕時計

50代は、男性としての魅力も社会的地位も成熟し、見栄や流行ではなく“本当に良いもの”を求め始める年代です。

センスも磨き上げられ、その人ならではのこだわりを持って、人生をより豊かに彩っていく「実りの50代」でもあります。

この記事では、東京・銀座の高級腕時計専門店 GINZA RASIN のスタッフが、「50代男性にとって満足度も高い、つい腕元を眺めたくなる高級腕時計」を厳選してご紹介します。

実りある50代をともに歩む一本が欲しい方はぜひ参考にしてみてください。

50代の男性におすすめしたい腕時計① ロレックス デイデイト

ロレックス デイデイト 50代 メンズ

時計の王様ロレックス。

その圧倒的なまでの知名度とステータス性は、年代問わず常に男の憧れであり、人気ブランドの定番であり続けてきました。

デイデイトはロレックスのハイエンドラインとして1956年に発表。日付・曜日表示機能が搭載された実用的なモデルながら、全ての素材にゴールドやプラチナが採用されるというゴージャスなコレクションのロレックス最高級モデルであり、「富と成功のシンボル」とも言われています。

ゴールドやプラチナは一過性の人気に左右されない安定した資産価値があることもポイントです。

腕時計としての性能・機能もトップレベル。クロノメーター認定の自社製自動巻きムーブメントCal.3155(2015年以降はCal.3255に順次載せ替え)を搭載しており、精度・性能ともに非常に優れております。

現行モデルのケースサイズは36mmか40mm。

文字盤のデザインバリエーションが豊富ですので、とびきりゴージャスなものを選ぶもよし、シックなモデルを選ぶのもよしです。

デイデイトおすすめモデル3選

50代の男性におすすめしたい腕時計② グランドセイコー

グランドセイコー 50代 メンズ

かつて「おじさんの時計」と言われたグランドセイコーですが、今では根強いファンを持ち、「これでなければ」と語る愛好家も多いブランドです。2017年にセイコーから独立後、国内外で事業を拡大。海外からの評価は日本人の皆さんが思っている以上にかなり高いので外国の方にも売れています。今となってはその真偽を問われる「メイドインジャパン」を真に体現した安心感ある作りの良さも支持される理由です。

外観は「最高の普通」を掲げ、華美さを排したシンプルなデザインです。そのケースには歪みのないフォルムを生む「ザラツ研磨」が施され、美しい質感と鏡面仕上げが高級感を漂わせます。

ムーブメントは高精度なメカニカル、革新的なスプリングドライブ、究極のクォーツの3種を展開し、いずれも実用性と精度の極致といえる完成度として時計業界では知られています。

50代の男性なら、薄型でドレッシーな革ベルトだけでなく、クロノグラフなどスポーティーなモデルもおすすめ。派手さはないが、自分の道を静かに歩む大人の品格を体現する一本です。比較的手に取りやすいクォーツモデルもあり、日常使いにも最適です。

グランドセイコーおすすめモデル5選

50代の男性におすすめしたい腕時計③ ブレゲ

ブレゲ メンズ マリーン 50代

時計の歴史を200年早めたといわれる天才時計師、アブラアム=ルイ・ブレゲ。その名を冠するブランド「ブレゲ」は、数々の発明と逸話、歴史的人物に愛されてきた輝かしい背景を持ちます。

トゥールビヨンやブレゲ針、ギョーシェ彫りなど、他ブランドには真似できない技術と品格はまさに唯一無二。

ブレゲの魅力は、威厳ある美しさと実用性の高さの両立です。

正統派の美を追求した「クラシック」は、薄型ケースや繊細な仕上げでエレガンスを極めます。一方で、フランス海軍のマリンクロノメーターに着想を得た「マリーン」は、堅牢なケースと現代的なデザインを融合。海を思わせる波型ギョーシェやコインエッジがブレゲらしい伝統を物語ります。

ブレゲは個体数が少なく、時計専門店でもお気に入りの一本に出会える機会は限られます。そのため、気に入ったモデルを見つけた時がまさに買い時です。

ブレゲは、長年高級時計を愛してきた上級者が最後に辿り着くブランドとも言われます。その深い歴史と卓越した美学は、50代からの一本としてふさわしい存在です。

ブレゲおすすめモデル3選

50代の男性におすすめしたい腕時計④ ヴァシュロンコンスタンタン

ヴァシュロンコンスタンタン オーヴァーシーズ 4500V 110A B128

50代以上の男性に似合う時計ブランドとして、ヴァシュロンコンスタンタンもおすすめです。

パテックフィリップと並んで世界三大時計に名を連ねるヴァシュロンコンスタンタン。

1755年創業と、実は260年以上途切れることのない世界最古のブランドで、そのエピソードは会社を経営されている方々などから非常に好まれており、50代以上の男性にとっては最も思いを入れやすいブランドともいえます。

最高級ドレスウォッチラインとして名を馳せるパトリモニーや、メインストリームである
オーヴァーシーズなど50代の貫禄に見合うシリーズが揃っています。

また、ドレスウォッチとして注目されるパトリモニーは250年以上もの歴史を誇るヴァシュロンの伝統を強く受け継いだ正統派コレクションです。

2針、または3針のシンプルなクラシカルデザインに加え、無駄のない調和のとれたプロポーション。デザインコンセプトは1957年に手がけていた伝統的なドレスウォッチのリバイバルです。

デザインはクラシカルながら、内臓されるムーブメントや細部は最先端技術が駆使されているという、温故知新の極致のような存在です。

よくカラトラバと購入を迷われる方もいらっしゃいますが、パトリモニーはケースサイズ40mm前後とカラトラバよりボリューミー(もっとも、最近のカラトラバはモダンサイズの展開にも積極的ですが)。そんなところにも現代テイストが見て取れます。

もちろん雲上ブランドのため高価格帯にはなりますが、カラトラバより比較的手に入れやすく、中古の値段が抑えられることは事実です。

ヴァシュロンコンスタンタンのおすすめモデル5選

ヴァシュロンコンスタンタンのご購入はこちら

50代の男性におすすめしたい腕時計⑤ ジャガールクルト

ジャガールクルト マスター メンズ 50代

ムーブメントの評価は時計業界でも屈指とされるジャガー・ルクルト。1833年の創業以来、自社一貫製造を貫き、これまでに千を超えるキャリバーを生み出してきた実力派です。海外では質の高い高級時計の代表格として知られ、時計愛好家やコレクターから厚い信頼を得ています。

その最大の特徴は、時計本来の価値を左右するムーブメントへの徹底したこだわりです。独自の「マスター1000アワーズコントロール」規格を設け、耐久性・耐水性・耐磁性などを1000時間かけて検査し、基準を満たしたモデルだけを世に送り出しています。この厳格な品質管理が、ジャガー・ルクルトの精度と信頼性を支えています。

デザインは、正統派でありながら洗練され、上品な存在感を放ちます。華美な装飾に頼らず、緻密な設計と高度な仕上げで高級感を醸し出すスタイルは、大人の男性にふさわしい落ち着きを備えています。

価格帯は同格ブランドと比べれば手が届きやすいものの、その価値は十分以上。ジャガー・ルクルトは、技術力・信頼性・美しさを兼ね備えた、まさに時計通が最後に行き着くブランドです。

50代の男性におすすめしたい腕時計⑥ カルティエ

サントス ドゥ カルティエ LM WSSA0048

カルティエは、創業以来170年以上にわたり王侯貴族や著名人に愛されてきたフランスを代表するジュエラーであり、時計ブランドです。ジュエリー製作で培われた美意識と精緻な職人技は腕時計にも息づき、気品と存在感を兼ね備えたデザインを生み出し続けています。

カルティエの腕時計は「流行に左右されず長く愛用できる普遍性」と「日常からフォーマルまで対応する万能性」を備えており、50代男性の落ち着きと知性を一層引き立てます。この先さらに歳をとったとしても持ち主の人生に寄り添う存在として、一生モノの価値を持つ時計となることでしょう。

その中でもカルティエ腕時計の原点となる「タンク ルイ カルティエ」は普遍性において特におすすめです。シンプルかつ合理的なアールデコ様式のフォルムで無駄を削ぎ落とした洗練されたライン、クラシカルなローマ数字や「レイルウェイ」分目盛り、サファイアカボションのリューズなど、ジュエラーならではの美的感覚が細部まで息づいており、飽きなく着用し続けられます。

上品さに加えて男らしさを求める方には、「サントス ドゥ カルティエ」もおすすめです。1904年、カルティエが世界で初めて男性のためにデザインした腕時計として誕生したサントスは、ケースとラグが一体化した革新的なフォルムで知られ、実用性と快適な装着感を兼ね備えた名作です。

現行モデルには、ブレスレットやストラップをワンタッチで交換できる「クィックスイッチ」機構、さらに道具不要でブレスレットのコマ調整が可能な「スマートリンク」機構が搭載され、伝統のデザインに現代的な利便性が融合しました。時を超えて愛され続ける、カルティエのもうひとつの象徴的モデルです。

カルティエおすすめモデル

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50代の男性におすすめしたい腕時計⑦ パテックフィリップ カラトラバ

パテックフィリップ カラトラバ メンズ 50代

出典:https://www.patek.com/en/home

人気や知名度はロレックスがナンバーワンですが、伝統、風格、圧巻のステータスといえば、パテックフィリップに追随できるブランドはありません。

オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンと並んで世界三大腕時計ブランドに数え上げられますが、パテックフィリップの凄さはその中でさらに郡を抜いているのです。

50代ともなると経営者や会社役員に就く方もいらっしゃるかと思いますが、そんな方々の風格に呼応できるシリーズがカラトラバ

スポーツモデルのノーチラスもいいけれど、パテックフィリップの伝統とステータスを象徴する存在としてカラトラバはワンステップ上の位置づけにあります。

初出の1932年から80年以上の歴史の中で多くの名作を生みだしてきましたが、初代から基本デザインは変わりません。

パテックフィリップ カラトラバ メンズ 50代

カラトラバのファーストモデルのRef.96は「機能がフォルムを決定する」「シンプルこそ美しい」といったドイツのバウハウス哲学のもとに製造されており、わかりやすい華美さはありません。しかし視認性高い文字盤に配されたバーインデックスにドフィーヌ針、流麗なケースラインとラグなど、全てが完璧なバランスで造形されました。

その意匠を連綿と受け継ぎ、「世界の丸形時計の規範」「永遠のクラシック」と称されるに至ります。

このエピソード自体が、もう若者では着けこなせない、大人の男性だけに許された魅力だと思います。

実際、中古品でも100万円を超える価格帯のため、愛用者は40代以上がほとんどです。

パテックフィリップ カラトラバ メンズ 50代

5196R-001 / 5296R-010

パテックフィリップは年間製造本数が少なく、手に入りづらいモデルでもあります。しかしそれは同時に、資産価値が非常に高いことも意味します。
カラトラバに限らずパテックフィリップの腕時計というのは日用品ではなく「芸術品」「資産」としての側面が大きいもの。

昨今のパテックフィリップ人気と合わせて、確実にプレミア価格をつけてきているのです。

もし100万円以上のご予算がある方は、ぜひ一度カラトラバを手にとってみてください。
そのどこまでも端正な顔と威厳溢れる意匠に引き込まれることでしょう。

 

50代の男性におすすめしたい腕時計⑧ ランゲ&ゾーネ カバレット

ランゲ&ゾーネ カバレット メンズ 50代

パテックフィリップやブレゲ同様、ある程度の年齢を超えた男性にしか似合わない時計というのはやはりあります。

その一つとして挙げられるのはランゲ&ゾーネ
ドイツきっての名門ブランドで、堅実な技法と考え抜かれた独創的かつ端正なデザインから、唯一パテックフィリップに追随できるブランドという評価を受けています。

ランゲ1がもっとも有名なコレクションですが、今回お勧めしたいのはレクタンギュラーケースが特徴的な「カバレット」です。
ステータスシンボルとなる腕時計が欲しいけど、でも遊び心も大切にしたい。
人と似たような時計は欲しくない。

そんなおしゃれな大人の男性にうってつけのシリーズです。

ランゲ&ゾーネ カバレット メンズ 50代

存在感あるフォルムながら、やや湾曲したケースが腕になじみ、高級時計らしい風格ある佇まいを見せます。
それもそのはず、カバレットにはケース形状に合わせた専用ムーブメントが搭載されており、ムーブメントの大きさにケースを無理やり合わせることなく、自然な流れのドレスウォッチとして仕上げることを可能にしているのです。

奇抜なデザインや派手なマーケティング戦略に頼らず、人気ブランドであることに固執せず、ただひたすらものづくりに打ち込んできたランゲ&ゾーネらしいシリーズです。

ヴァシュロンコンスタンタンやカルティエ、ゼニスなどにも見られるビッグデイトの先駆けとなった同社らしく、絶妙な位置づけにデイト窓があるのもいいですね。

 

ランゲ&ゾーネ カバレット メンズ 50代

107.021 / 107.031

 

ランゲ&ゾーネは時計製造の少なくない部分を手作業で担っているため年間生産本数が非常に少なく、国内在庫は常に品薄です。

中古品でも価格は100万円をゆうに超えます。

ランゲ1やサクソニアもまた素晴らしい時計だとわかっている、でもカバレットだけが持つ魅力に惹かれた・・・生産終了からかなり日が経っているにもかかわらずそんな声が聞こえるのは、それだけカバレットが銘品だから。

ドイツブランドらしく品質の良さもまた一級品のため、自分から子どもへ、そしてその孫へ・・・
家宝のようにいつまでも継承していける腕時計でもあります。

 

ランゲアンドゾーネのご購入はこちら

50代でも恥ずかしくない腕時計の特徴

成熟しきった50代男性が着用するのにふさわしいのはどんな腕時計か、結論から言うとどのようなブランドの腕時計でも自身に合ったものであれば恥ずかしいことはありません。

ただし、人から見られ評価されるという観点ではある程度の「経済力」「年相応のセンス」があるのかどうかを判断されます。

高級時計専門店の観点から50代男性の腕時計で恥ずかしいと思われない腕時計ブランドをいくつかピックアップしましたので、腕時計選びの道しるべにしてみてください。

50代男性が着けても恥ずかしくない腕時計ブランド(一部ピックアップ)
  • ロレックス
  • グランドセイコー・セイコーの高級ライン
  • パテックフィリップ
  • ヴァシュロンコンスタンタン
  • カルティエ

上記の腕時計ブランドは、資産性(一般人から見て)や品格など兼ね備えたブランドです。

相場的には新品で100万円付近かそれ以上の価格帯の時計をセレクトすると「経済力」的な面で悪く見られることはありません。借金三昧で無理に購入した等は除きますが。

ロレックスはいわずもがなですが、グランドセイコーやカルティエなどは知名度的にも高く、ブランドイメージとしても安価に見られないのでおすすめです。

パテックフィリップやヴァシュロンコンスタンタンなどは、一般人からの知名度としてはかなり低めなブランドですが「何の時計を付けているの?」と問われた際に自信をもって教えてあげられるブランドです。また、時計好きの人からしたらブランドの価値を知っているので羨望のまなざしを受けることでしょう。

先述したブランド以外にもお勧めしたいブランドはたくさんあります。

実際のところ、どのブランドであっても「恥ずかしい時計」というものは存在しません。むしろ、客観的に見て自身の雰囲気や装いとミスマッチな時計が、結果的にそう見えてしまうだけであり、それは選び方の問題といえるでしょう。

大切なのは、自分が着けたい時計をより魅力的に見せるために、どのような振る舞いや服装、そしてどのような人柄であるべきかを意識することです。

時計は単なる装飾品ではなく、その人自身を映し出す鏡でもあります。

まとめ

若者には出せない大人の魅力を備えるのは50代。

そんな方々にぴったりな、内外ともに成熟した時計をセレクト致しました。

いずれも生涯のパートナーとして一生使い続けられるものばかりです。

ご自身に合ったベストの一本に出会えますように。GINZA RASINでは店舗での購入も歓迎しております。

実機を確認しながら時計に詳しいプロスタッフがサポートいたしますので、ぜひご来店ください。

当記事の監修者

田中拓郎(たなか たくろう)

高級時計専門店GINZA RASIN 取締役 兼 経営企画管理本部長
(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター

当サイトの管理者。GINZA RASINのWEB、システム系全般を担当。スイスジュネーブで行われる腕時計見本市の取材なども担当している。好きなブランドはブレゲ、ランゲ&ゾーネ。時計業界歴12年


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