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シャネル, 現地から速報!バーゼルワールド2020レポート

速報!2020年シャネル新作モデルを発表!

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WATCHES AND WONDERS 2024

シャネル J12 2020年新作

出典:https://monochrome-watches.com/chanel-j12-paradoxe-and-j12-x-ray-watches-introducing-price/

もし今「勢いのある企業」を選出するとしたら、シャネルの名前がそこかしこで挙がることでしょう。
とりわけ時計事業において、その歩を全くゆるめません。

2018年にはF.P.ジュルヌ(フランソワ・ポール・ジュルヌ)の、そして2019年にはブライトリングとチューダー関係者が共同で管理してきたムーブメントメーカー・ケニッシの株式を取得。
ファッショナブルさが全面に押し出されてきた同社に、至高のマニュファクチュールと言うエッセンスが加わることとなり、ブランド初となる自社製ムーブメント搭載J12をローンチしました。

そんなシャネルの2020年新作を楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
今年は新型コロナウイルス(COVID-19)の影響で大規模見本市が続々打ち止めとなっておりますが、各社から魅力的な新作が出ることは間違いありません。

この記事では、シャネルの2020年新作腕時計をご紹介いたします!

 

2020年シャネル新作 J12 パラドックス Ref.H6515

シャネル J12 2020年新作

出典:https://monochrome-watches.com/chanel-j12-paradoxe-and-j12-x-ray-watches-introducing-price/

今年はJ12の20周年!

2000年、彗星のごとく現れたJ12ですが、発売当初から何かと話題になったものでした。

まず、ファッションブランドがローンチしたシリーズであるにもかかわらず、時計としてきわめて完成されていたこと。

ケースとブレスレット全面にセラミックを採用するという、ありそうでなかった斬新な試みを行ったこと。

そしてそれが、今なお続く一つのデザインコードとして確立されたことが主な理由です。

 

ちなみにJ12の名前は、ヨットレースで高名なアメリカズカップの一カテゴリー「クラスJ」に由来します。

そんな背景もあり、誕生から今に至るまでオシャレ男女はもちろん、時計好事家たちから愛され続けてきたことはご存知の通りです。

そんなシャネルが20周年のアニバーサリーに打ち出すにふさわしい新作が出ています!

まず最初にご紹介するのは、こちらのバイカラーモデル!!

創業者ココ・シャネル氏は、黒と白をブランドカラーとして非常に大切にしてきました。

中性的なファッションを愛した彼女らしいアイデンティティだと思います。

このブランドカラーを同時に使うという快挙に出た形です!まさに「パラドックス」の名前を冠した通りですね。

 

バイカラーとは言っても、3分の2をホワイトセラミック、残りをブラックセラミックで彩った形です。

言うは易し行うは難し、とは言ったもの。そもそもシャネルがJ12を打ち出す以前に時計素材としてセラミックが主流でなかった理由は、その切削・加工の難しさにあります。それは今の技術で以てしても変わらないこと。

にもかかわらず、異色のセラミック同士を組み合わせてしまうところに、シャネルの技術力の高さを実感して止みません。

ちなみにこの偉業を実現しているのは、1993年以来、シャネルと付き合いのあるスイスのケース専門メーカーG&Fシャトラン社となります。

パッド印刷(パッドプリント)という手法を用い、二次転写に及ぶ作業を行ってキッチリとした境目が作られております。

 

シャネル J12 2020年新作

出典:https://monochrome-watches.com/chanel-j12-paradoxe-and-j12-x-ray-watches-introducing-price/

さらに、ムーブメントにも言及しなくてはなりません。

冒頭でもご紹介したように、シャネルは2019年、ケニッシというムーブメントメーカーの株式を20%取得しました。

ケニッシは創業者はわかりませんがチューダーとブライトリングの関係者らから管理されていた企業で、スイスのル・ロックル―ロレックスの本拠地―に製造工場を建設していた、という背景を持ちます。

そのためムーブメントの出来栄えについてはお墨付き。

実際、ケニッシ社と2019年に共同開発したシャネル渾身のマニュファクチュール自動巻きCal.12.1搭載のJ12は、同年のジュネーブウォッチグランプリ(時計界のアカデミー賞)で栄えある受賞と相成りました(もっとも、J12自体が完成されていたことも大きいようですが)。

そんなCal.12.1、当新作にも搭載されています!今回もシースルーバックです!

当機はCOSC認定機&28,000振動という高精度×高信頼性で、間違いなく今後のシャネルの基幹ムーブメントとなっていくことでしょう。

 

当新作のスペックは以下となります。

バイカラーJ12、早く実機が見たいですね!!

 

スペック

型番:H6515
ケースサイズ:直径38mm×幅10.7mm
素材:セラミック
防水性:50m
ムーブメント:自動巻き12.1
パワーリザーブ:約70時間
予価:865,000円(税抜き)

 

 

2020年シャネル新作 J12 パラドックス ダイヤモンド Ref.H6500

シャネル J12 2020年新作

出典:https://monochrome-watches.com/chanel-j12-paradoxe-and-j12-x-ray-watches-introducing-price/

パラドックスのJ12から、極上のダイヤモンドモデルも一緒に発表されています!

こちらは3分の2をブラックセラミック、そして3分の1はバゲットカットされたダイヤモンド―その総数は4.5カラット!!!―で形成されており、もうとにかくゴージャスなJ12であることにかわりはありません。

これまでインデックスやベゼルにダイヤモンドはあしらわれてきたし、そうした試みでクラス感を演出してきたブランドは少なくありません。

でも、この度のシャネルがやってのけたのは、ケースとブレスレットにダイヤモンドを使ってのけるという、ジュエリー業界ですら目を見張るようなチャレンジでした。

 

ちなみにセラミックの切削・加工の難易度の高さは前述の通りですが、ダイヤモンドのバゲットカットも相当の技術力を要することはお伝えしておきます。

さすがJ12の20周年記念モデルですね!!

なお、こちらにもシャネル×ケニッシの夢のコラボレーションCal.12.1が搭載されており、シースルーバック仕様が採られているようです。

惜しむらくは、当然と言えば当然かもしれませんが、限定20本生産である、ということ、

そのためなかなか市場には出回らないかもしれません。コレクターズアイテムとしての価値を持つであろうことから、あるいはオークションクラス級になるやもしれません。

 

スペック

型番:H6500
ケースサイズ:直径38mm×幅10.7mm
素材:セラミック×バゲットカットのダイヤモンド(4.5カラット)
防水性:50m
ムーブメント:自動巻き12.1
パワーリザーブ:約70時間
予価:2090万円(税抜き)

 

 

2020年シャネル新作 J12 X-レイ Ref.H6249

シャネル J12 2020年新作

出典:https://monochrome-watches.com/chanel-j12-paradoxe-and-j12-x-ray-watches-introducing-price/

さらにもう一本、J12から特別モデルがリリースされています!

2018年、ボーイフレンドでもリリースされた、珠玉の世界初・サファイアクリスタルによって完全スケルトンになった一本です!

ちなみにブレスレットもスケルトナイズされたことになりますからね。

ネジが見えており、今まで「どんな風になっているのか?」と思っていた随所までをお楽しみ頂けるのではないでしょうか。

なお、こちらも12本限定生産、2020年秋以降の発売となります。

 

スペック

型番:H6249
ケースサイズ:直径38mm×幅10.7mm
素材:サファイアクリスタル
防水性:30m
ムーブメント:手巻き3.1
パワーリザーブ:約50時間
予価:6810万円(税抜き)

 

 

 

その他ブランド2020年新作 速報ページはこちらから!

※当店ではバーゼルワールド2020の、現地レポートを予定しておりました。

展示会自体は中止とはなりましたが、各ブランドの新作を順次発表させて頂きます!

バーゼルワールド

 

 

昨年のBASEL WORLDの様子はこちら >>

 

 

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