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WATCHES AND WONDERS 2024

グランドセイコー 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/slgh002/

グランドセイコーおよびセイコーから、2020年新作モデルが発表されました!

2020年はグランドセイコー設立60周年の節目に当たります。これまで「精度」「堅牢性」「実用性」そして「美しさ」を追求し続けてきたグランドセイコーですが、満を持して新型ムーブメントを打ち出してきました。それも、二つも―。

さらにセイコーは国産ダイバー55周年記念です。

豪華すぎるセイコーグループの2020年新作モデル、刮目に値します!

ぜひご確認ください!!

 

 

グランドセイコー 60周年記念 メカニカルハイビート36000 80アワーズ SLGH002

グランドセイコー 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/slgh002/

1960年、まだ国産腕時計がスイス勢を始めとした他国に「追いつけ追い越せ」であった時代。「最高の普通」「実用時計の最高峰」を目指して打ち出されたグランドセイコーですが、2020年にはめでたく60周年を迎えることとなりました。

その節目の年を華々しく飾るのが、新型ムーブメメントを搭載したヘリテージコレクション SLGH002です!

「節目を飾る」どころか、全く新しい表情のグランドセイコーを見せたと言っていいかもしれません。既に時計業界では大きな話題を呼んでおり、その完成度の高さは多くの専門家がうなるところとなっております。

さらに先にお値段を言ってしまうと450万円!実用的なプライスレンジが多いセイコーグループの中では、いくら最近高価格帯に舵を切っているとは言え、破格中の破格です。

そんな新型ムーブメント×驚きのお値段を携えたSLGH002とは?

 

製品概要

グランドセイコーのヘリテージコレクションに追加された当モデル。
外装の見事さは後述するとして、とにもかくにもお伝えしたいのが新型ムーブメント9SA5です!

ご存知、9Sファミリーはグランドセイコーのメカニカル(機械式)ムーブメントラインで、国内外で「高精度のシンボル」的存在です。その構造上、精度面が劣っていることも少なくない機械式時計の常識を、根底から覆すことになったのは何を隠そうこの9Sファミリーと言っていいでしょう。

高精度の秘訣は36,000振動/時のハイビート。このビートはテンプと呼ばれる部位の振動数で、高ければ高いほど精度は向上する一方でパーツの寿命を早めてしまうという、諸刃の剣な側面を持ちます。

1998年、グランドセイコー陣は「ハイビート」「長寿命」を実現した9S系ムーブメントの開発に成功し、以降9Fクォーツや9Rスプリングドライブと並んで同社の名を広める主力商品となりました。

グランドセイコー 2020年新作 9Sメカニカル

出典:https://www.instagram.com/grandseikojapan/

そんな9Sファミリーに新たに追加された9SA5。繰り返しになりますが、全く新しいメカニカルムーブメントです。

ハイビートというファミリーの遺伝子は継承しつつ、約80時間のロングパワーリザーブ×薄型設計を実現しました!

グランドセイコーは国内外で高い評価を得るブランドですが、実用面にフォーカスしており、外装面にわかりやすい華美さがないと評されることはありました(「わかりやすい」と表現しましたが、実際は仕上げやディテールの構造など見事でクラス感はすごい。特に最近ラグジュアリー化が顕著で、それに見合った高級機を続々輩出)。

その感じ方を象徴する一つが、ケース厚ではなかったでしょうか。

2000年以降、デカ厚が一世を風靡したとは言え、高級腕時計は「機械式なのに薄い」ことが重宝される傾向にあります。

しかしながら薄い設計のムーブメントは上質な外装の一方で、堅牢性や精度を犠牲にしていることも少なくありませんでした。

グランドセイコーはコンセプトが「最高の普通」「実用時計の最高峰」でしたので、実用面を優先していたことは前述の通り。そのため堅牢な厚型設計(と言ってもデカ厚というほどではありませんが)の機械がメインストリームな感がありました。

グランドセイコー 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/slgh002/

そしてこの度実現したのが直径31.6mm×厚さ5.18mm(ケース径にすると40mm×11.7mm。ロレックスのエクスプローラーIと同じような薄さ)!既存の9S系より、15パーセントもシュリンクしています!!

ちなみに精度は日差が+5秒~-3秒。薄いのに性能はむしろスペックアップしていることがおわかりいただけるでしょう。

しかも、既存の9Sファミリーでは約55時間で落ち着いていたパワーリザーブを、約80時間まで引き延ばしています!!ロングパワーリザーブも実現するには厚みが出がち。

にもかかわらずこの設計が可能となったのは、ある革命によるものだ、とのこと。

その革命が、デュアルインパルスエスケープメント(脱進機)です。

脱進機は時計の性能を左右するパーツの一つ(アンクルとガンギ車で構成)ですが、これを二つ設けている、というのがこの革命の肝です。

一方は伝統的な脱進機を担い、もう一方は動力が直接てんびんに伝達することで、高い効率性を獲得しました。ちなみにオメガのコーアクシャルムーブメントと原理は似ていますが、構造は異なります。

グランドセイコー

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-12

しかしながら二つの脱進機を備えているにもかかわらず、セイコーお得意の「MEMS(メムス。簡単に言うと超精密加工ができる技術)」によって小型軽量化にも成功しています。

そして、脱進機のみならず香箱を二つ備え、平面上に並べて配置(水平輪列構造)することでロングパワーリザーブ×パーツ同士の摩耗を抑えることに成功しました。

ちなみにこの水平輪列構造によって、リューズが裏蓋側に寄せられ、低重心化されたとのこと。そのため装着感が安定することはもちろん、見た目にもバランスの整った逸品となりましたね。

なお、グランドセイコー独自の革命ではないものの、調速機についても言及しなくてはなりません。

と言うのも、ついにグランドセイコーでも、「フリースプラング(マイクロステラナット式)」が採用されることとなったのです!

フリースプラングというのは精度調整のためのパーツの一つ。グランドセイコーでは緩急針と呼ばれる、ヒゲゼンマイの長さを調整することで精度を直す仕組みを用いていましたが、パテックフィリップやロレックスなど高級ブランドではフリースプラングを採用する傾向にありました。なぜなら緩急針は微調整には向かず、かつ衝撃に弱いというデメリットを持つためです。

そのため、グランドセイコーでも「高級機」として打ち出すからには(前述の通り、処女機にあたる当新作は450万円の定価)、フリースプラングを用いてくれたのでしょう。

なお、同じく調速機構にあたるヒゲゼンマイも、「巻き上げひげ」を採用することで精度の安定性を獲得したとのこと。

グランドセイコー 2020年新作 9Sメカニカル

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-12

さらに言うと、デイトのクイックチェンジ(瞬間日送り機構)を用いているのも新しい試みです。クイックチェンジは「見た目に良い」一方で精度に影響を及ぼすことがあり、メカニカルではこれまであまり採用されてきませんでした。

さらにさらに、スペック面もさることながら、ムーブメントの仕上げの美しいこと!
実機をまだ見てないので画像だけでの感想に留まってしまいますが、これはもうパテックフィリップとかオーデマピゲとかランゲ&ゾーネとか、そんなラグジュアリーメゾンと遜色のない仕上げが施されました。

グランドセイコー 2020年新作 9Sメカニカル

出典:https://monochrome-watches.com/grand-seiko-60th-anniversary-slgh002-new-hi-beat-calibre-9sa5-dual-impulse-escapement/

これまたお馴染みの岩手県雫石町に連なる岩手山や雫石川がイメージされたとのこと(グランドセイコーの工房がある)。

ローターが肉抜きされており、機構がより鮮明に眺められることはもちろん、見た目にもスッキリと洗練された印象をはらむこととなりました。

色々言いましたが、本当にすさまじい2020年新作だと思います。

文中でもご紹介したオメガのコーアクシャル、あるいはゼニスのデファイ オシレーターなど、最近では様々な新機構が打ち出されていますが、グランドセイコーの見事さは「最高の普通」を崩していないところにあります。「機構の凄さ」ではなく、あくまで「実用面の向上」がプロモーションでも強調されています。

もっとも、お値段は450万円、100本限定生産というなかなか市場に出回らなそうな設定は普通とはいいがたいかもしれません。

しかしながらこれは処女機となるので、今後9SA5が搭載された各モデルが続々登場することに期待しましょう!!

 

スペック

モデル名:ヘリテージコレクション グランドセイコー60周年記念限定モデル メカニカルハイビート36000 80 Hours
型番:SLGH002
ケースサイズ:直径40mm×厚さ11.7mm
素材:18金イエローゴールド
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:9SA5(36,000振動/時)
パワーリザーブ:約80時間
防水性:10気圧(日常生活用強化防水)
耐磁性:あり
予価:450万円(税抜)
販売数量:100本
発売予定日:2020年8月1日~

 

 

グランドセイコー 60周年記念 エレガンスコレクション 初代グランドセイコーデザイン復刻モデル

グランドセイコー エレガンスコレクション 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-4

母体のセイコーから独立し、文字盤からSEIKOの文字を取り払った2017年は、いわばグランドセイコー独立元年でした。

同年に初代グランドセイコーのリバイバルとして、数量限定で生産された3本の初代復刻モデルは、今では立派なプレミアモデル!2011年に発売された復刻モデルと併せて、コレクターズアイテムとしてなかなか市場に出回らない時計の一つです。

欲しかったけど、手に入らなかった。
そんな方々に朗報です!

この度、初代グランドセイコー復刻モデルが、2020年にレギュラーとしてラインナップに加わることとなったのです!

初代グランドセイコー

※初代グランドセイコー

初代グランドセイコーは、1960年12月18日に発売されました。
グランドセイコーの本格的な海外進出は2010年頃からですが、既に初代リリース時から国際基準の最高峰であったクロノメータームーブメントを搭載していたことで(しかも厚みを抑えた)、国内外で大きな話題を呼んだものです。

当時は14金の金貼り仕様だったとのことですが、現代では18Kイエローゴールド製、950プラチナ製、そしてブリリアントハードチタン製の3ラインでのリバイバルとなります。

基本的には2017年発売時の限定モデルと大きな違いはありません。

初代では35mmであったケースサイズを38mmにアップサイジング。

一方で非常にクラシカルなスタイルは継承されており、鋭くも美しいドルフィン針、きわめて薄く絞られたベゼル、上品なバーインデックス、そして丁寧な仕上げなど、後のグランドセイコースタイルを築き上げたデザインコードは健在です。

また、ムーブメントは現代風にリファインされた手巻き9S64が搭載されることとなりました。

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-4

2017年版ではソリッドバックが採用されていましたが、シースルー仕様の裏蓋によってグランドセイコーが誇るムーブメントを鑑賞できる仕様に!シースルーバックは「厳密な復刻ではない」と賛否両論が出るかもしれませんが、個人的にはグランドセイコーの魂はムーブメントにあると思ってるので、スケルトナイズはおおいに喜びたいところです。

ちなみに前述の通り、追加ラインは「イエローゴールド」「プラチナ」「ブリリアントハードチタン」となります。

2017年版ではステンレススティール製モデルがあったため残念に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、このブリリアントハードチタンもなかなかの曲者!

ブリリアントハードチタンは2017年にグランドセイコーのために開発された新素材で、純チタンと同様に軽さと強さを有しながら、硬度を増してステンレススティールの約2倍もの傷つきづらさが実現された夢のような素材です。通常の純チタンはステンレススティールに比べて硬度は弱く、傷つきやすいデメリットがあったためです。

なお、ブリリアントハードチタン製モデルにはお得意のザラツ研磨で仕上げられているため、高級感はお墨付きです。

 

スペック

モデル名:エレガンスコレクション 初代グランドセイコーデザイン復刻モデル
型番:SBGW257 / SBGW258 / SBGW259
ケースサイズ:直径38mm×厚さ10.7mm
素材:950プラチナ / 18金イエローゴールド / ブリリアントハードチタン
駆動方式:手巻き
ムーブメント:9S64(28,800振動/時)
パワーリザーブ:約72時間
防水性:3気圧(日常生活用防水)
耐磁性:あり
予価:400万円 / 280万円 / 85万円 (全て税抜)
発売予定日:2020年6月6日~

 

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グランドセイコー 60周年記念 スポーツコレクション スプリングドライブ5DAYS SLGA001 / SLGA003

グランドセイコー プロフェッショナルダイバー 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-10

60周年にふさわしい新作は、メカニカルシリーズだけに留まりません。

なんと、2004年に誕生した新機構スプリングドライブの9Rファミリーにも、「全く新しい」ムーブメントが仲間入りているのです!

さすが古くからマニュファクチュールに一家言持ち、進化・開発の手を止めなかったグランドセイコー。前述の通り現在では様々な新技術が他社からも開発されていますが、同年に新作として立て続けに新ムーブメントをリリースしたブランドはなかなかありません(しかも異なる機構で)。

この新世代9R35ムーブメントもまた、「全く新しい」ポイントが一つや二つではありません。
事実、グランドセイコー自身も「全てのパフォーマンスを改善した」と宣います。すなわち、サイズ、効率、装飾機、機能性の全ての改良を意味しています。

詳細をご説明致します。

 

概要

まず特筆すべきは、5日間ものロングパワーリザーブを獲得したことではないでしょうか。

そもそもスプリングドライブとは、簡単に言うとクォーツと機械式時計の「良いとこどり」をしたセイコー独自機構です。
クォーツの高精度を持ちながらも機械式時計のように駆動をゼンマイに頼っており、そのため寿命を電池に依存しないながらも、ゼンマイがほどけてしまえば巻き上げを行う必要が出てきます。

グランドセイコー スプリングドライブ 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/springdrive5days/

先程9Sメカニカルの項でもご説明したように、ロングパワーリザーブは利便性が高い一方でどうしてもムーブメントに厚みが出てしまうこととなります。9Sメカニカルしかり、新型スプリングドライブ9RA5しかり。とりわけツインバレルを採用することによって延長を実現していますので、なおさらでしょう。

しかしながら実際の9RA5ムーブメントは、既存のスプリンドライブから厚みを5.0mmに減らす(もともとは5.8mmがスタンダードだった)ことに成功しています。

これはサイズの異なる大小二つの香箱を並べることで、ゼンマイが限られたスペースで効率的なパフォーマンスを発揮しているため。

ちなみに既存のスプリングドライブで既に72時間のロングパワーリザーブがレギュラースペックとなっていますが、今回の新作では5日間ですからね。約60%アップとなります。

さらに言うと巻き上げ機構にも革命が加えられています。

マジックレバー」と呼ばれる巻き上げ機構を採用しており、これは両方向巻き上げが可能なローターによって生み出されるエネルギーを使用しています。9RA5ではさらにこのマジックレバーを中心位置よりもオフセットすることで、高効率を維持したまま薄型化にも成功しました。

9Sメカニカルでもお話したように、これによってリューズの位置が低重心化されるため、快適な装着感やスタイリッシュな外観をも実現しています。

ちなみに、薄型設計なのに耐久性や耐衝撃性は損なわれていないのも、さすがグランドセイコー。と言うのも後述しますがこの新型スプリングドライブはダイバーズウォッチに搭載されることとなったのですが、ISO規格に則った堅牢性を有しています。

その秘訣は輪列をムーブメントの中心地に展開し、その上から一枚岩で多くの軸を支えていること!これによって安定性はもちろん、ちょっとやそっとの衝撃・振動には影響を受けないさらなる堅牢性を獲得しております(ワンピースセンターブリッジと呼ぶ)。

 

さらにさらに、精度に関して驚くべき機構が実現されています。

グランドセイコー プロフェッショナルダイバー 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/springdrive5days/

スプリングドライブはゼンマイ駆動であるにもかかわらずクォーツ並の精度を誇るのは、それもそのはずクォーツと同様の水晶振動子によって制御を行っているためです。
そのためこれまで月差±15秒を誇ってきましたが、なんとこの新世代に至っては月差±10秒までチューンアップされることとなりました。

クォーツは水晶に電圧を印加すると高速振動する仕組みを利用しており、その振動を信号に変換・歯車へと伝達するIC(集積回路)が搭載されていることが普通なのですが、なんと当新作では、このICに温度センサが内蔵されているというのです。

水晶は温度特性の高い素子であるため、少しの温度変化で精度や性能に影響を及ぼす可能性があります。そこで温度センサを組み込むことで微々たる温度変化にも敏感に感応し、温度補正を行う仕組みにしました。
さらに、発振器と温度センサは一緒にパッケージングされているため、その性能を向上させております。

ちなみに使用する水晶も、一定の電圧を人為的にかけ、経年変化を3ヶ月間与えた「エージング」をあえて行うことで、より高精度の素子を選出しているとか。

ここまでやるか、グランドセイコー!
もう、高度な電子デバイスと変わりませんね。

なお、スプリングドライブにもこれよりデイトのクイックチェンジ機構が搭載されることとなりました。

グランドセイコー スプリングドライブ プロフェッショナルダイバー

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/springdrive5days/

ここまで完成されたスプリングドライブ、いったいどんなハイエンドコレクションに搭載されるかと思いきや、みんな大好きプロフェッショナル ダイバーに晴れて白羽の矢が立ったようです!
プロフェッショナル ダイバーは2017年にリリースされた、グランドセイコー初の飽和潜水用モデルです。ちなみに飽和潜水とは100m以上の潜水が安全かつ長時間できるようなスペックを主に指します。

デザインコードや外装スペックは2017年版に打ち出されたメカニカルハイビートモデルと大きくは変わりません。
そのためよくご存知の方なんかは、「完成されたスプリングドライブにふさわしいグランドセイコーモデル」と思うかもしれませんね。

600mという堅牢なケースはザラツ研磨で整えられていることはもちろん、ブライトチタンを用いることできわめて軽量な仕上がりとなりました。

ロレックスのシードゥエラーなどの高級ダイバーズウォッチと遜色のない出来栄えだと思います。

グランドセイコー 2020年新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-10

文字盤カラーは二色がリリースされることとなりました。グランドセイコーブルーとネイチャーグリーンです。
これはグランドセイコーの主力工房「信州 時の匠工房」が位置する長野県塩尻市を取り巻く自然がモチーフになっているとのこと。
確かにダイナミックな針やベゼルの中にも丁寧な仕上げ・ディテールが感じられ、数あるダイバーズウォッチの中でも繊細な美しさを感じます。

惜しむらくは、こちらも限定生産である、ということ!
グランドセイコーブルーモデルが世界限定700本、ネイチャーグリーンモデルが60本となります。
おそらく新ムーブメントの量産がまだ難しい状況なのでしょう。

グランドセイコーの技術力と生産力に期待です!!

 

スペック

モデル名:スポーツコレクション スプリングドライブ5Days
型番:SLGA001 / SLGA003
ケースサイズ:直径46.9mm×厚さ16.0mm
素材:ブライトチタン
駆動方式:スプリングドライブ
ムーブメント:9RA5
パワーリザーブ:約120時間
防水性:600m(飽和潜水用防水)
耐磁性:あり
予価:115万円(税抜)
発売予定日:2020年8月1日~

 

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グランドセイコー 60周年記念 エレガンスコレクション 岩手県雫石町ダイアル リミテッド・エディション

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/shizukuishi-engraving/

60周年を記念して、岩手県雫石町をインスパイアした、特別な文字盤がリリースされています!
もともと同地をモチーフにしたデザインコードは何かとグランドセイコーでリリースされるものですが、当リミテッド・エディションは、文字盤装飾がハンドメイドで丁寧に作り込まれることとなりました。

計二本がリリースされており、一本目が「雫石」という地名の由来がモチーフにされたという、こちらのプラチナモデル。

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/shizukuishi-engraving/

「雫石」ならぬ「滴石」がモチーフで、1000年前に名付けられた現在の地名の語源とのことです。
洞窟内の天井から漏れる滴が岩石にあたる「音」からちなむように、静謐な印象のあるデザインとなっております。

これはホワイトゴールド製のダイアルに直接彫金が施されることで実現しているのですが、よくよく見ると非常に細かな芸当であることがわかりますね。
インデックスは水の滴を表現しており、美しさとともにグランドセイコーらしい現代的な風情をも醸します。

これは、クレドールで名を馳せる照井清名工の仕事です。

なお、ソリッドバックが採用されており、グランドセイコーのシンボルでもある獅子の紋章がゴールドでエングレービングされております。

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/special/60th/shizukuishi-engraving/

もう一本は、ピンクゴールドにグリーンダイアルが非常に華やかな一本です。

こちらは雫石町を、古くから覆う白樺の森をイメージしているとのこと。
かなり独特なギョーシェが彫られていることが見てとれますが、こちらは特殊な工作機械を用いて丁寧に装飾されました。

夏の日差しのもと、木々の緑と幹の白が美しく反射する様がイメージされています。

こちらはシースルーバックが採用されており、グランドセイコーが誇る名機を鑑賞することが可能です。

いずれも手巻きムーブメント9S64を搭載。
プラチナモデルは数量限定20本、ピンクゴールドモデルは120本生産となります。

 

スペック

モデル名:エレガンスコレクション 60周年記念モデル
型番:SBGW263 / SBGW264
ケースサイズ:直径39mm×厚さ11.8mm(SBGW264は厚さ11.6mm)
素材:プラチナ / ピンクゴールド
駆動方式:手巻き
ムーブメント:9S64
パワーリザーブ:約72時間
防水性:日常生活用防水
耐磁性:あり
予価:1千万円 / 250万円(全て税抜)
発売予定日:2020年7月10日~

 

 

グランドセイコー 60周年記念 ジュエリーウォッチ スプリングドライブ8Days

グランドセイコー 新作

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-8

グランドセイコー初の、しかもスプリングドライブからメンズジュエリーモデルがリリースされています!
本当に繰り返しになりますけど、60周年記念モデル、豪華すぎませんか?

グランドセイコーにとって長野県は特別な土地です。
とりわけ諏訪は、グランドセイコー処女作が生み出されたいわばメッカ。
そんな諏訪地方の冬の朝に見られる「ダイヤモンドダスト(細氷―さいひょう)」を、文字通り2.25カラットものダイヤモンドと1.09カラットのブルーサファイアでゴージャスに表現されました。

出典:https://www.grand-seiko.com/jp-ja/news/pressrelease/20200305-8

ダイヤモンドもサファイアも光を取り込み、内部で複雑に屈折することで宝石特有の輝きを放ちますが、より効果的に光を取り込めるよう、細長くテーパーバケットカットを施し、敷き詰めるようにして文字盤上に並べられているところが非常に印象的ですね。
ちなみにバケットカットされた貴石を並べると、どうしても不均一さが顕著にわかってしまうものですが、そこはグランドセイコー。上質にカッティングされた個体のみを採用しており、まるでジュエラーのようなこだわりを見せていることが憎い演出です。

ちなみにホワイトゴールド製のベースダイアルも匠みな仕上げが施されており、キラキラと輝いているのがおわかり頂けるでしょうか。

これは特別な仕上げをしているのですが、さらにブランドのシンボルである「獅子座」を構成する星が再現されています。

ムーブメントにはスプリングドライブ9R01が搭載されていますが、なんと最大約8日間もの超ロングパワーリザーブを獲得することとなりました。

これは三つの香箱を直列に配置し、厚みを極力出さないよう工夫が施されております。

特別モデルにあたるため、世界限定10本ときわめて少ない生産数となり、なかなか実機をお目にかける機会はないかもしれません。
しかしながら、実用面だけではない。新たなるグランドセイコーの幕開けを感じさせる一本と言えるのではないでしょうか。

 

スペック

モデル名:ヘリテージコレクション 60周年記念モデル スプリングドライブ8Days ジュエリーウォッチ
型番:SBGD205
ケースサイズ:直径43mm×厚さ13.5mm
素材:プラチナ
駆動方式:スプリングドライブ
ムーブメント:9R01
パワーリザーブ:約192時間
防水性:10気圧(日常生活用強化防水)
耐磁性:あり
予価:2千万円(税抜き)
発売予定日:2020年6月19日~

 

 

セイコー プロスペックス ダイバー55周年記念トリロジー

セイコー プロスペックス 2020年新作

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/news/20200305-68654250875

2020年は、何もグランドセイコーだけの年ではありません。
セイコーにとっては、最大の人気コレクションにあたるプロスペックス「マリーンマスター」の55周年記念

55というキリの良い数字を祝福するのは、三つ巴の復刻ダイバーズです!

 

そもそもプロスペックスの歴史は、1965年に国産初のダイバーズウォッチとして産み出された「マリーンマスター」から始まります。

当時既にロレックスのサブマリーナやオメガのシーマスターは産み出されており、年数的には後塵を拝したかもしれません。しかしながらこの時生み出されたマリーンマスターは、誕生以来着実かつ堅実なスペックアップを図っていき、国産最高峰のダイバーズウォッチであることはもちろん、世界的にも確実な存在感を示していくこととなりました。

なぜなら、マリーンマスターに搭載された機構・機能は、JISやISO規格のスタンダードに寄与するなど、時計産業にとっても非常に意義深いものであったためです。

そんなマリーンマスターが55周年とあっては黙っていられません。
この三本の復刻ダイバーズ「トリロジー」、それぞれがマリーンマスターの進化の要所が歴史の順番に踏襲されているのです。

 

1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBEX009

まず、初代にあたるRef.6217。これぞプロスペックスの初代であり、初めての国産ダイバーズウォッチです。
そのリバイバルとしてリリースされたのが、1965メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBEX009です!

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/

マリーンマスターの復刻モデルは本当に人気が高いのですが、とりわけ多くのヴィンテージ好き・時計愛好家が刮目するのが初代モデル
ヴィンテージらしい視認性高い文字盤デザインに、エッジが効いたかっこいいケースデザインが大きな特徴となります。
ちなみに南極観測隊に携行されたのがこの初代モデルです。

初代セイコーダイバー 6217

※初代Ref.6217

 

オリジナルモデルのデザインを踏襲したものの、スペックは現代風―いえ、最先端!それを最も顕著に象徴するのが、エバーブリリアントスティールなる新素材の存在です。

これは「世界最高レベル」とセイコーが自負する素材で、通常高級時計に使用されるステンレススティールは上質ですが、それをさらに上回るような性能を有している、とのこと。具体的には世界最高峰の耐蝕性、そしてシルバー輝く美しい光沢がそれを物語ります。ちなみにエバーブリリアントスティール自体は海洋設備などで用いられてきましたが、当然腕時計では初の試みとなります。
海水に強く、長時間のダイビングや経年においても外観を損ねないことが自慢です。

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/

さらに、初代に備わっていたラバーストラップ「TROPIC(トロピック)」を強化シリコン素材で再現し、デザインを忠実にリバイバルしつつより耐久性と装着感を高めることに成功しました。

ちなみにスクリューバックの裏蓋にもオリジナル同様にいるかのエングレービングが施されますが、これまたエバーブリリアントスティールが採用されているのが心憎い演出ですね。
なお、初代は150m防水でしたが、今作では200mにスペックアップ(もともと現行では200m~がスタンダードスペック)。

ムーブメントにはダイバーライン専用のメカニカルハイビートキャリバー8L55が搭載されており、きわめて高い精度と信頼性を両立します。

 

スペック

型番:SBEX009
ケースサイズ:直径39.9mm×厚さ14.7mm
素材:エバーブリリアントスティール
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:8L55(36,000振動/時)
パワーリザーブ:約55時間
防水性:200m(潜水用防水)
耐磁性:あり
予価:65万円(税抜)
販売数量:1,100本
発売予定日:2020年6月6日~

 

1968メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBEX011

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/

マリーンマスター(あるいはプロスペックス)第二の節目は、1968年のことです。
既に世界標準の一本先を行っていたセイコーのムーブメント開発力ですが、ついに10振動/秒(36000振動/時)のハイビートダイバーズウォッチを世に生み出すことに成功しました。
「世界最高水準の精度を誇るダイバーズウォッチ」であったことでしょう。

ちなみにその記念すべき初代ハイビートマリーンマスターは、1970年には植村直己氏と松浦輝夫氏の両名によってエベレスト登頂に携行されることとなりました。

※1968年にリリースされたモデル(出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/1968recreation/)

 

2018年にも一度同モデルがリバイバルされていますが、さらに進化した形になっていることが2020年新作の特徴です。

そんな1968年当時のモデルをやはりデザインコードごと踏襲しているのですが、素材には前述したエバーブリリアントスティールが用いられます。

ちなみに今回のトリロジー全てに独特の青がテーマカラーとして用いられていることにお気づきでしょうか。
これはセイコーが「ブルーグレー」と特別に呼ぶ色味で、浅瀬から徐々に太陽光が届かなくなっていく深海への変遷を表現したもの、とのこと。

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/
なお、1968年当時のモデルと同様に、裏蓋は存在しません。
表側と一体となったワンピースケース構造を用いており、きわめて高い防水性と耐磁性能を獲得することを実現しました。

前述した2018年リバイバルモデルは流通量の少なさも相まってプレミア化しており、今作も製造数が増えたとはいえ需要が集中してあるいは定価を大きく超える相場を築いてしまうかもしれません!

 

スペック

型番:SBEX011
ケースサイズ:直径44.8mm×厚さ15.7mm
素材:エバーブリリアントスティール
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:8L55(36,000振動/時)
パワーリザーブ:約55時間
防水性:300m(飽和潜水用防水)
耐磁性:あり
予価:70万円(税抜)
販売数量:1,100本
発売予定日:2020年7月10日~

 

1975メカニカルダイバーズ 復刻デザイン SBDX035

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/

トリロジーの三つ目を飾るのは、非常に斬新なデザインコードを備え、プロスペックスに「ツナ缶」の通称を与えることとなった名作のリバイバルです!
しかも、1975年という早い段階から既に600m防水を有していたことも話題となりました。

この600m防水モデルが生まれるに至ったには、セイコーらしい質実剛健なエピソードが存在します。

時は遡って1968年。
「現在国内外問わず市販されているダイバーズウォッチは、実際のダイビングに耐えられる造りではない(飽和潜水に耐えられない、ということ)」という指摘をプロダイバーから受け、開発チームを社内で設立。そうして満を持して誕生したのがRef.6159-022でした。

※1975年にリリースされたRef.6159-022

ちなみにそれ以前にロレックスからシードゥエラー(当時は610m防水)がローンチされていましたが、決してどのブランドでも実現できていたスペックではありません。
いかに当時からセイコーが「機能」「性能」に対して拘りぬいていたかがわかりますね。

そんな1975年モデルをリバイバルしたこちらは、やはり意匠はオリジナルから踏襲するものの、ベゼル素材にエバーブリリアントスティールが使われていることがやはり最先端。
また、「ツナ缶」の愛称を持つに至った寸胴のプロテクタは二重のチタンで構成されており、軽量快活さと世界最高峰の気密性や耐蝕性、耐擦傷性を獲得しました。

これによって1000mにスペックアップされており、今なお世界最高峰のダイバーズウォッチであることがおわかり頂けるでしょう。

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/

なお、こちらもやはり高い防水性を確保するために、ワンピースケース構造が用いられております。

こちらも数量限定ではございますが、早くも欲しい2020年新作に名を連ねた次第です。

 

スペック

型番:SBDX035
ケースサイズ:直径52.4mm×厚さ17.2mm
素材:チタン(一部エバーブリリアントスティール)
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:8L53(28,800振動/時)
パワーリザーブ:約50時間
防水性:1000m(飽和潜水用防水)
耐磁性:あり
予価:45万円(税抜)
販売数量:1,100本
発売予定日:2020年8月8日~

 

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セイコー ダイバースキューバ ヒストリカルコレクション SBDC107

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/

プロスペックスは「海」「陸」「空」「走」4つのプラットフォームで、それぞれのフィールドに特化したプロユースウォッチをラインナップする一大シリーズです。
「海」の分野ではマリーンマスタープロフェッショナルが有名ですが、実はダイバー スキューバも人気ライン。
マリーンマスターよりも「デイリーユース」にフォーカスされたラインで、マリーンマスターほどのハイスペックさは持たないものの、一律で200m防水×ビジネスユースにマッチするスタンダードな外装ということから、根強い人気を誇る一本となります。

そんなダイバー スキューバからもまた、1965年の初代セイコーダイバーズにインスパイアされた逸品が登場しました!

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/prospex/special/55th-anniversary-limited/

既存モデルよりもスリムになったケースに、ブルーグレーの美しい文字盤を湛えていることが特徴です。

ヴィンテージ感溢れるシンプルな文字盤デザインも当モデルの大きな特徴となりますが、定価14万円とプロスペックスの中では比較的リーズナブルなため、実用面がフォーカスされているのが嬉しいですね。

ただ、こちらも数量限定生産となるため、あるいは欲しい時になかなか手に入らないのが心配です。

 

スペック

型番:SBDC107
ケースサイズ:直径40.5mm×厚さ13.2mm
素材:ステンレススティール
駆動方式:自動巻き
ムーブメント:6R35
パワーリザーブ:約70時間
防水性:200m(潜水用防水)
耐磁性:あり
予価:14万円(税抜)
販売数量:5,500本
発売予定日:2020年6月19日~

 

セイコー アストロン グローバルライン スポーツ 5X チタン

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/astron/special/5X_sport_ti/

セイコーファンにはお馴染み「アストロン」。
1969年、世界で初めてクォーツ搭載腕時計の市販化に成功した同社が、そのモデルに名付けた名前であり、現代では2012年にローンチされた世界初のGPSソーラーウォッチをも指します。
そう、アストロンとは、セイコーにとって「革新」「革命」を意味する、重要な用語なのです。

そんなアストロンは、20代~30代の男性陣から大人気!
エントリーモデルですら15万円超えと、セイコーユーザーにとってはかなり高価格帯に位置しながらも、国内外で飛ぶように売れてきたセイコーブランドとなります。
ちなみに大谷翔平さんやノバク・ジョコビッチさんなど一流スポーツ選手とタイアップしていることからも、憧れられやすい一面があるのでしょう。

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/astron/special/5X_sport_ti/

2020年新作として打ち出されたのは、チタン製の軽量なアストロンです!

これまでもチタン製モデルはリリースされていましたが、よりケース構造が洗練され、アクティブとエレガンスが両立することとなりました。

さらに、20気圧防水×大型プッシャー&リューズで操作性をも向上させており、これまでハイエンドなイメージが強かったアストロンにスポーティーさが加味されることとなりました。

プロスペックスと異なりレギュラーモデルとしてラインナップされるので、気になる方は要チェック!!

出典:https://www.seikowatches.com/jp-ja/products/astron/special/5X_sport_ti/

なお、アストロンからも特別なリミテッド・エディションがリリースされています。

6月10日は「時の記念日」であることをご存知でしょうか。
これは、西暦600年代、天智天皇の治世に初めて日本で時計装置が使われたことに由来しており、かつ記念日制定から2020年に100周年を迎えます。

そのため、アースカラーに当たるグリーン文字盤&セラミックス製ベゼルがエレガントなスペシャル・アストロンがセイコーからリリースされることとなりました。

こちらは世界限定2,000本生産となり、基本的にはブティック限定販売です。

 

スペック

型番:SBXC063/SBXC067/SBXC069/SBXC071
ケースサイズ:直径42.8mm×厚さ14.7mm
素材:チタン
駆動方式:GPSソーラームーブメント
ムーブメント:5X53
防水性:20気圧(日常生活用防水)
耐磁性:あり
予価:全て税抜きで26万円(SBXC063/SBXC067)/28万円(SBXC069/SBXC071)
販売数量:SBXC071のみ2,000本限定
発売予定日:2020年7月10日~(SBXC071のみ6月6日~)

 

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まとめ

グランドセイコーおよびセイコーの、豪華すぎる2020年新作をご紹介いたしました!

文中でもご紹介しているように、実際に国内市場に出回るのは早くても6月頃からのようです。

早く実機を手にしてみたいものばかりですね!

■BASEL WORLD2020 速報ブランド

  • ロレックス
  • グランドセイコー
  • タグホイヤー
  • パテックフィリップ
  • ウブロ
  • チューダー
  • ショパール
  • シャネル
  • ゼニス
  • ノモス
  • オリス
  • ジン
  • クロノスイス
  • ポルシェデザイン
  • フレデリックコンスタント
  • シチズン
  • ブライトリング

 

なお、その他ブランドの2020年新作モデルを順次速報しております!

バーゼルワールド

 

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この記事を監修してくれた時計博士

南 幸太朗(みなみ こうたろう)

(一社)日本時計輸入協会認定 CWC ウォッチコーディネーター
高級時計専門店GINZA RASIN 買取部門 営業企画部 MD課/買取サロン プロスタッフ

学生時代に腕時計の魅力に惹かれ、大学を卒業後にGINZA RASINへ入社。店舗での販売、仕入れの経験を経て2016年3月より銀座本店 店長へ就任。その後、銀座ナイン店 店長を兼務。現在は営業企画部 MD課 プロスタッフとして、バイヤー、プライシングを務める。得意なブランドはパテックフィリップやオーデマピゲ。時計業界歴13年。

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