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ロレックスは新作が出るとなぜか旧作に注目が集まるのが面白い所で、中でも現行に一番近い最終品番に人気が集まります。
今回は店頭で問い合わせの多い人気モデルの最終品番についてまとめてみましたので、是非ご一読くださいませ。

高級腕時計 製造終了モデル

 

秘密主義が生み出す、新たな価値

ロレックスは公式情報を公開しないメーカーとしても有名です。

時計が製造された年代も正式には発表されていませんし、すごくマニアックな目で見た場合に、文字盤のバリエーション違いや組み合わせが「?」の謎めいたモデルが存在したりします。

しかし、そういったモデルも確かに存在していて、市場でも認知されていたりします。(全て認知されてるわけではありませんが)

こういった情報が公式に発表されないからこそ、ファンの間で「あーではないか。こーではないか」という推測や議論が飛び交い、そこに都市伝説めいた噂や評価が加わり、時計に付加価値を生み出すことがあります。

その代表例が「最終品番」という言葉。

 

モデルチェンジが発表され実際に製造販売が開始されると、今まで販売されてきた旧モデルは生産終了となり、旧型の型落ちとなります。

通常であればそういった時計はたいてい価値が下がるものですが、ロレックスの場合は人気がありすぎるため却ってそういった普通とは違うもの(簡単に手に入らないもの)が、逆に値段が上がったりします。

しかしできれば安心して使いたいという心理が働き、旧モデルの中でも最も新しい年代の最終品番に注目が集まるのだと思います。

先に申し上げた通り、公式には「このモデルはいつまでの製造です」とは一切発表されておりません。

そこにまたロレックスの不思議さと面白さが垣間見えてきます。

 

ロレックス最終品番の情報

モデル名 リファレンス 最終品番
デイトナ 16520 2000年(P番) 
デイトナ 116520 2016年(ランダム番)
エクスプローラー 14270 2000年(P番)
エクスプローラー 114270 2011年(ランダム番)
エクスプローラーII 16570 2011年(ランダム番)
サブマリーナ ノンデイト  14060 2000年(P番)
サブマリーナ ノンデイト 14060M 2011年(ランダム番)
サブマリーナ デイト 16610 2011年(ランダム番)
グリーンサブ  16610LV 2011年(ランダム番)
シードゥエラー 16600 2009年(V番)
GMTマスター 16710 2007年(M番)

 

ロレックスの最終品番① デイトナ Ref.16520

ロレックス コスモグラフ デイトナ A番 16520

ロレックス コスモグラフ デイトナ 16520

■製造開始 1988年(R番)

■製造終了 2000年(P番)

 

そもそも私がこの記事を書こうと思った最大の理由はこのモデルです。

デザイン面から見ても現在のデイトナの根幹とも言える【16520】

自動巻きクロノグラフとして確かな実績を持った名機「ゼニス社:エルプリメロ」をベースとしたCal.4030を搭載したモデルです。

 

16520は自動巻きという利便性に加えて、積算計の位置が整っており端正な顔つきであることから、当時から抜群の人気を誇っていました。

2018年現在においてもその人気は健在であり、最終品番のP番は400万円を超える驚異的な価格で取引されています。

ロレックス コスモグラフデイトナ 16520

【16520】が生産終了になったのが1999年。次世代機の【116520】が2000年から生産開始され、バトンタッチされたと言われています。

いえ。

「当初は言われていました。」という方が正確でしょうか。

 

当時はA番(1999年)が最終品番と言われたりもしていましたが、P番(2000年)も多数目撃されたりしてデータが集まり、今では「P番が最終品番」というのがこの業界の一般的な見方です。

マニアックな話ですが、【16520】はP番の中でもどうやら初期ロットしか製造されていないようなのです。

P0番台~P3番台までしか確認できていないようです。

弊社でも過去に数本P1番台を扱っていますが、それ以外は今のところ扱いがありません。

 

このデータを見ると2000年の中でも初期のみに製造が偏っていることが推測できます。

なぜこんなことが起こるのか考えてみましょう。

 

アンティークロレックスの裏蓋やブレスの刻印を紐解くと、ロレックスは一年を4半期に割って製造していることが分かります。

それをベースに考えると、例えば日本の学校のように4月はじまりを1期とすると

 

■1期:4~6月

■2期:7~9月

■3期:10-12月

■4期:1-3月

に分けれらます。

 

これに【16520】の最終品番である、1999年(A番)から2000年(P番)のカレンダーを当てはめてみると、

1~3期は1999年の4-12月。

4期のみ年をまたぎ、2000年の1-3月ということになります。

実際の年の切替わりよりも、自分たちの4半期に分けた製作カレンダーを優先した場合、このような事象が発生します。

するとP番のごく初期のP0番台~P3番台にのみ、旧作の【16520】が存在することにも合点がいきますし、話の辻褄もあいます。

そして春からはいよいよ次世代機の【116520】が製造開始されたのではないかと、私はにらんでおります。

 

あくまで一個人の推測の域は出ませんが、私なりに説得力のある説だとは思っています。

ロレックスが情報を公表しない以上、真偽については結局のところ分かり兼ねますが、過去の歴史や多くの事実から推測して答えを考える楽しみがロレックスの魅力の側面なのかもしれません。

参考記事:ロレックスのシリアルの見方

 

ロレックスの最終品番② デイトナ Ref.116520

ロレックス デイトナ 116520

ロレックス コスモグラフ デイトナ  116520

■製造開始 2000年(P番)

■製造終了 2016年(ランダム番)

 

16520の製造終了後、満を持して登場した次世代デイトナ 116520。ロレックス初の自社製自動巻クロノグラフムーブメント Cal.4130 を搭載し、約16年もの間デイトナの顔として君臨し続けました。

これぞレーシングウォッチといわんばかりのスタイリッシュなフォルムに加え、男らしいステンレスベゼルと黒文字盤のコントラスト。

現行モデルにはない魅力を秘めているため、今尚人気は衰え知らずです。

ロレックス コスモグラフ デイトナ ランダムシリアル 116520

116520の最終品番はランダム番です。

16520の最終品番であるP番は流通量が少なく、圧倒的なレアリティを誇りましたが、116520の最終品番であるランダム番は流通量が多かったため、現在どこでも買える個体となっています。

そのため最終品番だからといって価値が高いわけではありません。

しかしながら製造終了後2年しか経っていないからこそ流通量が多いともいえ、数十年後なかなか手に入りにくい個体になる可能性があります。

購入を検討されている方は今のうちに買っておくのも手です。

 

ロレックスの最終品番③ エクスプローラー Ref.14270

ロレックス エクスプローラー 14270

ロレックス エクスプローラーI 14270

■製造開始 1990年(E番)

■製造終了 2000年(P番)

 

デザイン面で現行のモデルの根幹となったモデル。

前作Ref.1016からの変更点は、インデックスがプリントからメタル製アップライドになったことと、プラスチック風防からサファイヤクリスタルへ仕様となったことが挙げられます。

最終品番はP番ですが、流通量が多かったため、特別レア個体としては扱われていません。

 

ロレックスの最終品番④ エクスプローラー Ref.114270

ロレックス エクスプローラーI 114270

ロレックス エクスプローラーI 114270

■製造開始 2000年(P番)

■製造終了 2011年(G番・ランダム番)

 

ムーブメントがより安定性とメンテナンス性が増したダブルブリッジ式のCal.3130へ変更。基本デザインはほとんど14270と同じですが、夜光塗料がルミノバへ変更され、ガラスの6時位置に王冠マークの透かしが入るようになりました。

 

参考記事:14270と114270の違いは?ロレックス エクスプローラーI 新旧比較

 

ロレックス エクスプローラーI  114270

最終品番はG番及びランダム番。製造数が少なかった為、現在は手に入りにくい個体として知られています。

レアリティーが高いため、付属品・保証書が完品であれば、他の品番の2倍ほどの価格で取引させることも珍しくありません。

スポーツロレックスの最終品番はやはりそれだけで価値があります。

 

ロレックスの最終品番⑤ エクスプローラーⅡ Ref.16570

ロレックス エクスプローラーII 16570

ロレックス エクスプローラーII 16570

■製造開始 1990年(E番)

■製造終了 2011年(ランダム番)

 

エクスプローラーIIの第三世代モデル。

現行機種Ref.216570はケース径が2mm増し、24時間針が1stモデルのようになるなど、デザイン面で大きな変更点があったため、結果的にRef.16570は独自性の高いデザインとなりました。

最終品番はランダム番。製造数が少ないため、エクスプローラー114270と同様に現在はなかなか手に入りにくい個体となっています。

エクスプローラーII Ref.16570

Ref.16570はZ番からムーブメントがCal.3185からCal.3186と変遷を遂げ、精度・安定性の向上がなされました。

そのため、ランダム番は性能が良く希少性も高い貴重なモデルとして扱われています。

だた、最終品番だからといって価値が高いかといわれると実はそうでもありません。

2018年現在においては特別価値の高いモデルとしては扱われてはおらず、他の品番と今のところ価値はほぼ一緒です。

 

ロレックスの最終品番⑥ サブマリーナ(ノンデイト)Ref.14060

ロレックス サブマリーナ ノンデイト 14060

ロレックス サブマリーナ ノンデイト 14060

■製造開始 1989年(L番)

■製造終了 2000年(P番)

 

サブマリーナでは14060からサファイヤクリスタルが採用され、防水性能が300mに高まりました。ベゼルに逆回転防止機能が付いたのもこのモデルから。

まさに14060は現行ノンデントの基盤となったモデルといえます。

最終品番はP番。

市場に出回ることが少ない個体ではありますが、殆ど見た目の変わらない14060Mが後続機として発売されたため、相場に目立った高騰は見受けられません。

最終品番に価値を見出すのであれば、次にご紹介する14060Mを購入する方がベストでしょう。

 

ロレックスの最終品番⑦ サブマリーナ(ノンデイト)  Ref.14060M

ロレックス サブマリーナ ノンデイト 14060M

ロレックス サブマリーナ ノンデイト 14060M

■製造開始 2000年(P番)

■製造終了 2011年( ランダム番)

 

14060を進化された14060M。

スタイリングの変更はありませんがムーブメントがダブルブリッジ式のCal.3130ヘ変更され、6時位置に王冠透かしマークが入るようになりました。

またクロノメーター化が図られた2007年以降の品番にはインナーリングに刻印が入っており、2007年以前の品番よりも人気が高いです。

ロレックス サブマリーナ ノンデイト 14060M

そんな14060Mの最終品番はランダム番。こちらも製造本数が少ないため、なかなか手に入れることができません。

14060の最終品番「P番」とは異なり、14060M「ランダム番」は状態にもよりますが、5万円~10万円ほど高値で取引されているケースが目立ちます。

ただ、スポーツロレックスの最終品番としてはそれ程高騰していない印象です。

 

ロレックスの最終品番⑧ サブマリーナデイト Ref.16610

ロレックス サブマリーナ デイト 16610

ロレックス サブマリーナ デイト 16610

■製造開始 1988年(R番)

■製造終了 2011年(ランダム番)

 

ダブルブリッジ式のCal.3135へと変更され、性能が向上した旧サブマリーナデイト。長い製造期間の中で、夜光の種類・ブレスの仕様・ルーレット刻印・王冠透かしなど様々なマイナーチェンジが行われました。

サブマリーナデイト Ref.16610

最終品番はランダム番。希少ではありますが、手に入りにくいレア個体とはいえず、しばしば市場で見かけることがあります。

とはいっても他の品番よりも20万程度高値で取引されているので、価値の高い個体であることには間違いありません。

 

ロレックスの最終品番⑨ グリーンサブ Ref.16610LV

ロレックス サブマリーナ デイト 16610LV

ロレックス サブマリーナ デイト 16610LV

■製造開始 2003年(F番)

■製造終了 2011年(ランダム番)

 

サブマリーナ生誕50周年を記念して製造されたモデルです。

現行は文字盤もグリーンカラーとなっていますが、このモデルはベゼルのみがグリーン。他のモデルにはない唯一無二の個性を持っているため、今尚人気を博し続けています。

サブマリーナ グリーンサブ

レア個体が多いことでも話題の尽きない16610LVの最終品番はランダム番。この品番は市場への出回りが殆どなく、希少な個体として扱われています。

マニア眉唾のモデルとなっているので、販売されても即日完売することは間違いありません。

現在でも200万超えの販売価格となることが多いですが、今後も価値を高め続けていくと予想されます。

 

ロレックスの最終品番⑩ シードゥエラー Ref.16600

ロレックス シードゥエラー 16600

ロレックス シードゥエラー 16600

■製造開始 1990年(E番)

■製造終了 2009年(V番)

 

ダブルブリッジ式のCal.3135を搭載。

このモデル以降はRef.116600ディープシーへと変更され、ケースが大型化されました。

シードゥエラー 16600

最終のV番は希少性が高く、なかなか市場で見かけることがありません。

現在レア個体として相場が高騰しており、他の品番よりも数十万高い価格で取引されています。

尚、V番は生産終了する最後までルーレット刻印が入らなかったことでも知られています。

 

ロレックスの最終品番⑪ GMTマスターⅡ Ref.16710

ロレックス GMTマスターII 赤青ベゼル 16710

ロレックス GMTマスターII 赤青ベゼル 16710

■製造開始 1990年(E番)

■製造終了 2007年(M番)

 

GMTマスターの中でも非常に人気の高い16710。

短針単独操作が可能で、ベゼルとの組み合わせにより3か国の時刻を知ることができるようになりました。

赤青・赤黒ベゼルや、24時関係の赤針など、現行のRef.116710と比べて華やかなカラーリングが特徴です。

ロレックス GMTマスターII 16710

16710の最終品番はM番。

このM番はスポーツロレックスの最終品番としては圧倒的に出回りが少ない個体であり、殆ど見かけることのない貴重な個体です。

本来16710のムーブメントにはCal3185が搭載されていますが、M番にはCal3186が搭載されていることも特徴。

M番且つステックダイヤルを備えた個体であれば200万を超える価格で取引されています。

 

最後に

大半の最終品番は流通量が少なかったことから希少価値が高く、モデルによっては2倍以上の価値を誇ります。

また、製造終了してから時が経てば経つほどその価値は上がっていく傾向にあるため、早いうちから「最終品番」を手に入れることはとても重要です。

時計愛好家・コレクター・ロレックス投資家。

最終品番はコアな時計ファンであれば喉から手が出るほど欲しい個体であることは間違いありません。

 

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