ゼニス(ZENITH)の新品・中古腕時計一覧
ゼニスは1865年に創業、ゼニスというブランド名は「天頂」を意味し、天頂に輝く星にもたとえられる高級時計を理想に描き、時計のマニファクチュールをつくることを夢見ていました。 高性能の時計を誰もが求めやすい価格で提供するためにいち早く工作機械による生産システムを導入し大幅なコスト削減を実現し、高品質で価格を抑えたムーブメント次々と開発しました。 1969年には歴史的な傑作ムーブメントを発表しました。エル・プリメロは36,000振動のハイビートに0.1秒まで計測可能な高性能クロノグラフ機能を備えた自動巻きクロノグラフムーブメントという革新的なスペックで多くのブランドにも供給しています。 「最初」と「最高」という意味を持つ「エル・プリメロ」はゼニスの歴史の中でも革新的なものととなりました。 クオーツショックで一時時計製造を停止しましたが1990年代に復活し「エル・プリメロ」とベーシックな薄型自動巻き「エリート」を武器に展開。 21世紀に入りラグジュアリーウォッチへと姿を変え「クロノマスター」「クラス」「ポートロワイヤル」「スター」などを展開していきました。
ゼニスの歴史
・1865年 ジョルジュ・ファーブル=ジャコが時計会社を設立・1875年 従業員1,000名の大企業に成長
・1969年 36,000/hで時を刻むムーヴメント”エル・プリメロ”を開発
・1994年 薄型自動巻きムーヴメント”エリート”を開発 ・1999年 LVMHグループの傘下に入る
・2004年 エル・プリメロ搭載のトゥールビヨン機構を開発、世界最速のトゥールビヨンに。
世界最高のムーブメント「エルプリメロ」
ゼニスが1969年に開発した「エル・プリメロ」は機械式のなかで現在でも世界最高を誇る毎時36,000振動(毎秒10振動)のクロノグラフ専用の自動巻きムーブメント。 ムーブメントの心臓部、調速機構のテンプが振動する回数を振動数といい、大きければ大きいほど精度が高くなる。 ただ、振動数が高くなるほど各パーツの消耗が激しくなる為、組み立て作業の際特殊な潤滑油を用い、耐久性を高めている。
ゼニスのムーブメント
ゼニスは全ての時計のムーブメントを自社開発している。 クロノグラフのエルプリメロで14種、3針仕様「エリート」えは8種を製造。
エル・プリメロ Cal.4023
グランドクロノマスター レトログラードに搭載。
自動巻き、クロノグラフ
サイズ:直径30.0mm×厚さ7.75mm
振動数:36000/h
パワーリザーブ:約7日間
エル・プリメロ Cal.4010
グランドクロノマスター グランドデイトなどに搭載。
自動巻き、クロノグラフ
サイズ:直径30.0mm×厚さ7.65mm
振動数:36000/h
エル・プリメロ Cal.4002
グランド クラス エル・プリメロなどに搭載。
自動巻きクロノメーター、クロノグラフ
サイズ:直径30.0mm×厚さ6.5mm
振動数:36000/h
エリート Cal.680
クラス オートマチックなどに搭載。
自動巻き、日付、パワーリザーブ。
サイズ:直径25.6mm×厚さ3.28mm
振動数:28000/h
参照記事:ゼニスの歴史と名機「エルプリメロ」の魅力